悪魔交渉(女神転生シリーズ)

登録日:2011/11/16(水) 00:23:52
更新日:2023/10/14 Sat 13:37:59
所要時間:約 4 分で読めます




冥殿「お前らは救われねえんだ…分かるだろ?」


そうかもしれない   そんなことはない
分からない        黙れアナル!


冥殿「今すぐあの世へ送ってやるぜー!」







冥殿はいきなり襲い掛かってきた!
冥殿のラグナロク!!






















悪魔会話とは女神転生シリーズにおけるシステムの一つ。

女神転生シリーズでは主にこのシステムを使い悪魔を仲魔にしていく。
また、お金やマグネタイト(悪魔を召喚して維持し続けるのに必要なもの)、アイテム等も貰うことができる。
が、場合によっては手痛い攻撃を喰らうこともある。このシステムは昔からあり毎回進化し続けている。
時には訳の分からないことしか言わない「狂人」「マッド」という口調の悪魔が出たりするが、その独特のテイスト故に一部では人気を博している。

共通

まず自分よりレベルの高い悪魔は基本的に仲魔に出来ない。ボスとして出てきた場合もそれどころじゃない。
仲魔になる悪魔もいれば、DARK系や特定場所の悪魔*1のように仲魔にならない悪魔もいるので、説明書を参考にするか戦闘時に種族を確認する必要もある。
そういう悪魔達は条件を満たしたりして、悪魔合体で作ろう!
仲魔にした悪魔をパーティに入れて同じ悪魔と遭遇した場合「仲間をよろしくお願いします」系の挨拶とたまにアイテムをもらえたりする。
もちろんパーティ枠に空きが無い場合も仲魔にはできない。シリーズによっては「次に会うまでに空けておけ」と保留できることも。

デジタルデビル物語 女神転生

初出。「魔獣」「地霊」「妖精」「獣人」の四種族が仲魔にできる。
シリーズ史上初だけあって今とは違う仕様が多く、「相手の数が一体でないと交渉が成功しない」「こちらのレベルに関係なく仲魔にできる」のが特徴。

デジタルデビル物語 女神転生Ⅱ

「魔獣」「地霊」「妖精」に加え「妖魔」「妖鬼」が仲魔にできる。
「あんしんさせる」「せっとくする」といったステップをはさんでから、「ものをあげる」で仲魔にするのがセオリー。冷たくない反応が連続して返ってきたら脈あり。
口調は男性型、女性型、獣型の3種があるが、獣型(魔獣全部)は冷たい反応だとすぐ逃げてしまうのでちょっと難易度が高い。
仲魔にできない「EVIL」な悪魔に会話すると先制攻撃をされたり、騙し討ちを狙う選択肢が来たり、いきなり仲間を呼んできたりすることがある。
逆にレベルの高いこの手の悪魔に仲間を呼ばせて経験値稼ぎに使うというせこい真似もできる。

真・女神転生

ここから仲魔にできる悪魔の種類が大幅に増えた。ついでに戦闘前に悪魔の種族が確認できるようにもなった。
真シリーズ最初だけあって悪魔の会話パターンはあまり多くない。なので慣れればポンポンと仲魔が増えていく(まあ慣れるまでが苦労するんだが)。
基本的に友好的・威圧的のどちらかの話し方を選択し、相手の心をGetしよう。マグネタイトに困ったらとりあえず会話だ!*2
ちなみに、前作に続いて外道や幽鬼や屍鬼やマシンなど、会話が通じない種族がいる他、
自分とは違う属性の悪魔との交渉は不利に働きやすいといった要素も追加されている模様。

ex)
魔石ちょーだい!
↓YES
ぜんっぜん足りない!もう一個ちょーだい!
↓YES
ぜんっぜん(ry
↓NO
じゃあアンタの命が欲しいな!いけえっ!


※もちろん魔石は返ってきません


真・女神転生Ⅱ

会話パターンがすごく増えてます。そのおかげというか、会話も結構現実的なものになっている。
因みにこれ以降、会話で貰えるお金やマグネタイトが微々たるものに…
変わりにダイヤモンド等の貴重な宝石類が入手しやすくなった。
パターンを把握すれば宝石集めも楽。

ex)
天使たる私を無視するとは!何たる侮辱!
↓怒る
天罰てきめん!!

※素直に謝りましょう。ただし、必ずしも許してくれるわけではないがな。


魔石ちょーだい!
↓YES
ブラウニーは逃げ出した!
↓追いかける
見したるオイラの百万馬力ー!

※もちろん魔石は(ry


真・女神転生if...

真Ⅱより少し会話パターンが増えた。時にはパートナーに芸をさせたり歌わせたりすることも…
あと女性口調の悪魔とHな事をして仲魔にするという展開がある事が有名。

○○はゆっくりと衣を脱ぎ始めた!
しばらくお待ちください(はぁと)
「もうどうにでもして…」

但し、このイベントの発生には「パートナーの戦闘不能」が必須である。
本作はガーディアンシステムによって、戦闘不能になった人間は戦闘後即時に復活するのでその辺りで一手間必要になる。
因みに主人公の性別は問わない。(重要) 「あぁーん、女王様ぁ……(はぁと)」
まあ一応全年齢向けソフトなのでこの様な半分隠しの様な厳しめの条件なのだろう。ちなみに『偽典 女神転生』では魅力系の条件を満たしていれば仲間の状態に関係無く『性交渉』できる。

真・女神転生デビルサマナー~悪魔召喚士~

if…の次に世に出た本作は、ハードが次世代に移行した事によって、悪魔会話が大幅にボリュームアップ。
口調毎のテキストも差別化が進み、加えてグラフィック面の強化により「同グラ色違いの悪魔」というものが無くなった為、会話における「悪魔の個性」がより際立つようになった。
更に今作に限り悪魔の「口調」は「単純なテキストの差」以上の意味を持っている。
主人公にはマスクデータとして「スタンス」というパラメーターがあり、各口調はこれの数値を参照して会話の態度を変化させるというシステムとなっている。
例えばスタンスが高くなれば「高貴」や「古風」な口調の悪魔からは好感を持たれるが、「子供」や「若者」からは邪険に扱われる、といった具合。
見方によっては、メガテンの根幹のシステムである「悪魔の種族」「(主人公の)Law-Chaos属性」を「口調」と「スタンス」という形で、悪魔会話の領域に落とし込んだ、と言う事も出来るだろう。
特定のスタンスの時にしか見られない会話の分岐もあるので、本作で悪魔会話を究めるようとするのはかなり大変。*3
かなり画期的な仕様であるが、そもそもこの存在自体がゲーム内で伏せられていた事や、内容の複雑さなどから、残念ながらこのシステムが以降の作品に根付く事はなかった。
一応「スタンス」自体はゆるい形で次回作にも継がれている。

デビルサマナー ソウルハッカーズ

かなり交渉が成功し易くなり、初対面の悪魔でも一発で交渉が成功することも珍しくない。
「スタンス」のシステムは撤廃されてしまったが、それ以外はほぼ前作を踏襲している。
特定のソフトをGUMPにインストールしていないと向こうの言っていることがわかりにくい*4「バロウズ」口調
前作の「シニカル」に代わる今回の変人枠「ガインくん」口調
同じく「関西人」に代わるがめつい枠「おばちゃん」口調
同じく「狂人」に代わるあぶな…もといオーバーリアクション枠「マッド」口調
これらの存在辺りが目立った違いか。うぉれは生まれているかぁぁぁ!
特に「ガインくん」は「ダメダメ君だね、チミ。」「行きたいね、イスタンブール。」等といったインパクトのある台詞を多用するので、
悪魔会話にあまり頓着が無かったプレイヤーにとっても印象的だったのでは?
更にレアなケースではあるが、条件次第では会話中にミニゲームも発生するなどこのガインくん、妙に優遇されている。
それもそのはず、この口調は当時スタッフの一人であった「礒貝正吾」氏が元ネタとなっており(「ガイン」は氏のニックネーム)、
氏は本作以外のアトラス作品にも度々色んな形で登場している、いわば「開発陣のお気に入り」ともいえる人物なのである。
余談になるが、例えば前作の「マリーに百万円ぼったくられたダメダメ君な刑事、磯野省吾」は彼が元ネタ。*5

前作でスタンスによって同じ選択肢でも会話の流れが変化するように、本作でも仲魔にしたい悪魔との関係によって反応が数種類に分岐する。
悪魔には「友好度」「服従度」「スタンス」という隠しパラメーターがあり、会話を行うことで変化していく。
前者2つは会話の内容によって上下し、基本的に友好的な選択肢を選ぶと友好度が、威圧的、強気だと服従度が上がる傾向にある。
最初はベターでない選択肢でも、友好度が高い状態だと一発で仲魔になる流れに発展したりすることもあるのだ。
服従度が高いと相手が残り1体となった際に「命乞い」会話が発生する場合があり、そのまま去ることを許す他に「仲魔になれ」と提案した場合、命惜しさに仲魔になってくれる。
命乞いはこちらを騙す罠で敵に奇襲される事もあるが、「OKのフリして…」を選ぶと逆に命乞いを無視して攻撃することも可能。
また、本作の「スタンス」は前作とは別物で、「悪魔とどれだけ交流を深めたか」を表すものとなっている。
会話を多くこなす=スタンスが高くなると新しい選択肢が現れたり、時には悪魔の方から話しかけてきたりもする。

満月の時に会話すると興奮した悪魔に先制パンチを喰らいがちだが、稀に対話が成立し、その場のノリで仲魔にできてしまうことも。
COMPに「ムーン・アダルト」をインストールしていると満月時の交渉成功率が上がる。

本作ではDARK悪魔との会話は専用の流れ(大抵こちらを舐めていて何度も会話を試みると最終的には怒って奇襲してくることが多い、たまに回復してくれて去ってくれることもあるが)で進むが、「ダーク・マン」をインストールしているとNEUTRAL悪魔同様の流れで仲魔にできるようになっている。
時には「狡猾」な性格の悪魔が交渉を(たまに勝手に)代行して、仲魔を増やしてくれたり失敗したりする。この場合の結果は主人公の運が大きく影響する。
パーティ全体の属性によっては、交渉に成功しても仲魔になってくれず「属性の合わないあいつを次会う時までに外しておけ」と言って去っていく。
ちなみに属性の合わないそのあいつと呼ばれた仲魔はCOMP内に戻すだけで良く削除する必要はない。


真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE-

主人公が悪魔化しているためか、仲魔も交渉に参加できるようになった。また、スキル枠を割いて交渉用のスキルを覚えさせておくことも可能。
悪魔の交渉スキルは発動条件が存在しており、使用するキャラの性別や口調などが合っていないと普通の交渉扱い、最悪逆効果となる。
だから、鬼神ビシャモンテンとか妖鬼オニあたりの厳つい悪魔に「おねだり」とか覚えさせるのは止めて差し上げろ
ちなみに、従来シリーズで会話が通じなかった類の種族の一部は「ジャイヴトーク」というスキルで交渉可能になった。
交渉でミスるとそのままズルズルとパトることが多いため気を抜けないが、なにかと金のかかる難易度Hardではケチってしまいがち。
バックアタックされたて何かしらを強請られた日には迷わず差し出したほうが身のため。
だが序盤で仲魔になるカハクの持つ「おねだり」を使うと交渉を優位に進められるので、緊急時の保険として継承しておくのもひとつの手段。*6
ぶっちゃけ、終盤はレベル差が10以上あればすべてに対して有効な「恐喝」「洗脳」「死の契約」(これはレベル無関係、魔神ミトラ専用)一択と思われるが。

本作でも満月に相当するカグツチFULLの時に話しかけると大抵逆ギレされるが、偶に話が通じて選択肢に正解できれば仲魔にすることもできる。
妖獣・幽鬼・外道もこの方法なら序盤から勧誘可能。*7


真・女神転生IV

月齢が廃止された事により交渉の機会が多くなり、交渉内容に種類が増えバロウズアプリを習得する事で解禁される。
最初は通常交渉の「スカウト」しか出来ないが、金を要求する「ファンド」停戦交渉を持ちかける「ネゴシエーション」など用途に応じて使い分けられる。
スカウト以外の交渉は、特定の状態異常であれば確実に成功する*8ようになっている。金が稼ぎづらい本作では、シバブー→ファンド→「この、人でなし!」はよくあること。ぶっちゃけ強盗である。
さらに、本作では会話終了から即敵ターンもしくは戦闘終了とはならず、プレスターンアイコンを消費するだけのことが多い。なので、状況次第では1ターンに2回交渉できる。
また「Dリンガル」を追加するとDark悪魔の言語を翻訳するような形で交渉に入ることが出来るので、合体材料には困ることは少ないしあって困るものでもない。
その分交渉時の要求が鬼畜化しており、仲魔の命を要求してきたり貴重な消費アイテムを要求することも多いが「スカウト最適化」を修得すれば理不尽な要求がぐっと減る。
が、「仲間になるよ」→「その前に質問いい?」→(回答)→「やっぱやめた」というさらなる理不尽が発生する場合も。
また、誤魔化す事でその要求を流して次の要求に移ることも可能だが、バレると大抵拳が飛んでくる。
またその場にいる別の悪魔も芋づる式で勧誘出来るアプリ(最初に勧誘した悪魔が呼びかける形)や仲魔になった際にスキル自動習得するアプリ、能力値を底上げするアプリもあるので、合体素材が必要な場合は優先的に習得すると役に立つ。
集団で襲ってきた悪魔の最後の一体が命乞いしてくる場合もあり、その場合「殺されるよりマシだ!」とすんなり要求が通る。
この場合と回答が敵悪魔の好みにクリティカルヒットした場合、獲得できる経験値が大幅にアップする。
また、悪魔からクエストを受注出来る(というより頼まれる)パターンもある。
また、相手の要求を呑み続けるよりも、3・4回応えてから交渉を打ち切ると仲魔になりやすい。
本作では持ち逃げされないかぎり、交渉で渡した金や品物は倒せば戻ってくる。
交渉しなおす余裕が無ければサクっとやってしまおう。

握手を要求されてする際に手のひらに画鋲を仕込むと…

「FINAL」ではバリエーションこそ減ったものの、一部の女性口調悪魔に対するスカウトが魅了時に必ず成功するようになった。

魔神転生

真・女神転生とほぼ同じ。ただしDARK悪魔とは会話すらできなくなっている。

ex)
マッカちょーだい!
↓YES
ぜんっぜん足りない!もっとちょーだい!
↓YES
ぜんっぜん(ry
↓NO
なめやがって!


※もちろんマッカは返ってきません

魔神転生II SPIRAL NEMESIS

会話はCOMP持ちの4人が可能で、誰が話しかけるかによって会話パターンが決まっている(ナオキとトモハルは共通のものもある)。
また悪魔は「子供」「若者」「高貴」「老人」「女子」「淑女」「獣」の7種類の口調から個別に決められており、それを元に会話のパターンが決まる(このうち獣はDARK悪魔しかいないため人間は会話不可)。
またマッカやマグ、アイテムによる交渉も出来るが、あまり効率はよくない。どうしても失敗したくない場面で交渉する場合(次のターンに反撃で殺してしまう等)に限られるだろう。

この作品のみの特徴として、DARK悪魔の他、LAW-CHAOSの特性が反対の悪魔、LIGHT悪魔とも会話は不可能になっている。
ただし仲間に同種族の仲魔がいれば悪魔同士で会話が可能(会話パターンは先述の口調の組み合わせで決まる)であり、人間で会話できない悪魔でも会話によって仲魔にすることができる。ただし悪魔同士の会話はこちらから介入できず、結果は完全にランダム。

ex)
仲魔「ナカマ・・オマエ・・ガッタイ・・ナル・・ニンゲン・・。・・ソノ・・アクマ・・ツヨイ・・ワカルカ?」
悪魔「ワカラン・・オマエ・・ヨク・・。」
悪魔「・・・・・・・・・・。」
悪魔「グォォォォォ!」
仲魔「ガァァァァァ!」
通じたようだ。
悪魔は仲魔になった

ナオキ:初めから、そうしろ~!
※ごく一部主人公がツッコみます

デビルチルドレンシリーズ

パートナーか仲魔が交渉する。基本的にメガテンシリーズのシステムを踏襲しているが、稀に相性の悪いデビル(主にボス種族)がパーティーにいると別れろと言われる。


デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団

ライドウシリーズではキョウジも相当アレな性格であったことだし、もしや代々そのような家風であったかのかもしれないが、一言で表すなら『セオドア的棍棒外交』。
子孫がロウ陣営に組したとは思えないカオスぶりを見せる。

悪魔「ヒャアライドウさんだ、これはかないっこない!ここは仲魔に……」
ライドウ「うん、じゃあ少し交渉(オハナシ)しようか」スチャッ
悪魔「えっ」

実は葛葉ライドウ第一作目においては、交渉という生ぬるいコマンドは存在しない。悪魔を仲魔にする時は封魔術という業で悪魔を″捕縛″する。

具体的な流れはこう

戦闘に突入
  ↓
仲魔と二人がかりで自分より弱い悪魔を瀕死に追い込む
  ↓
抵抗しないように弱点を衝いて動けなくする
  ↓
○ボタンを連打して悪魔を封魔管に吸い込ませ有無を言わさず契約する。

……『肉体言語』を用いて交渉したと解釈できなくもないが、やっていることはほぼ人さらいかポケモンゲットである。
続編「アバドン王」では仲魔達の力を借りながらの従来通りの悪魔交渉が可能になった上、「異邦人」という口調が登場する。
何回も交渉を持ち掛けて相手側が経験を積まないと仲魔にするどころではないという手強い口調なのだが、成長した際の流暢すぎる語録は必見である。

真・女神転生 STRANGE JOURNEY

『Ⅲ』と『Ⅳ』の間に発売された本作だが、会話システムはシンプルでハードルは低め。
  • 質問に答える回数が最大2回で固定され、「どう答えても絶望」な無間地獄に陥る率が減った。また、地味に正解・不正解が確定した選択肢もあるので、それを引き当てれればラッキー。中にはタダで仲魔になってくれるパターンも。
  • 交渉スキルに代わるサブアプリという味方の登場。フルムーントーク、リラゼクスプレー、グリーングラス等。文明の利器バンザイ!
  • 従来はストックの空きが無いと仲魔要求自体出来なかったが、本作では交渉可能。成功すると「次に会う時までに空けておけ」と言われ、次の会話時は無条件で仲魔になる。
隠しパラメーターである『好感度』は健在で、同じ悪魔を倒し過ぎると話し掛けた瞬間に袋叩きに遭い砂嵐を見るので気を付けよう。
一度殴られればリセットされるのは幸いか。
UNKNOWN状態の悪魔にも話しかけることは出来るが、翻訳が一切成立せず文字化けになる。選択肢は黙るか文字化けしたような返答をするの2択だが、
一体どのような発声をしているのだろうか。

独自の要素として、悪魔会話機能でさえ翻訳が追い付かないエキサイト翻訳みてえな「情報」口調の悪魔が登場した他、
主人公の属性と悪魔の属性が一致していると要求する物品のハードルが低くなる、選択肢の不正解でも許してくれる確率が上がるという要素がある。
一致しないと逆になり、せっかく交渉までこぎつけてもNOとされてしまったり、マッカ貢ぎ系実績獲得はかえって楽になったりする。

ペルソナシリーズ(初代、25のみ)

半ば別シリーズであるが、一応同等のシステムは存在している。
キャラごとに持つ交渉コマンドを悪魔に合わせて選択することで好感を得ていく形となっている。
どれくらいで交渉が終了するのかが目に見えるようになっているので、シリーズの中ではとりわけやりやすい。狙って特定の悪魔を退散させられるため、戦闘回避の意味でも有効。
獲得できるのは悪魔ではなくカード類なのが最大の差異。ご機嫌を取って契約することも出来るが、仲魔にはならない。
地味に専用の口調持ちも多め。
ちなみに初代では8つの個性があり、基本的な有効手は以下の通り。ルートや仲間の編成によってはかなりのトライアンドエラーが必要になったりもする。
賢い:演説したり諭したりで、語れる舌を持つことを証明
愚か:物で釣ったり無視を決め込んだり、無警戒に寄るよう誘う
陽気:ノリよくおどけてみせる
陰気:挑発的に、斜に構えたような態度で接してみる
強気:素直に説得する。或いは下手に出る
弱気:ひとつ芸をして気を惹く
短気:若いおなごがここはひとつ頼んでみたり、大胆にも一喝してみる
高慢:言葉よりも態度やリアクションで訴えかける
「2」では二人以上の掛け合いでコンタクトコマンドを行うことも可能になり、一部の悪魔と交渉を成立させるには欠かせない要素にもなっている。仲が良くないと単独交渉になる。
なお、組み合わせによってそのキャラ同士がどういう関係なのかが表示される。拳で語るスペシャル:認め合いながらも競い合う微妙な乙女心(大嘘)
また、特定の条件を満たすとFOOLのカードがもらえるが、これが突然変異専用悪魔など話にならないくらい面倒。自力で10枚集めたら誇っていい。
その後のペルソナシリーズには悪魔が登場しなくなったためこの要素は取り除かれたが、敵がシャドウながらも悪魔の体裁を得ているペルソナ5で久々に復活。
こちらはすべての敵シャドウをダウンさせ、ホールドアップ状態に持ち込むと会話交渉が出来るように。なお、いきなり怒りを買ってしまったりなど駄目そうだと思ったら総攻撃できる。鬼だ。
相手の性格によって正答に近い選択肢が変化するだけでなく、特定のコープの効果も作用するようになった。
追加で金品をせびれたりもできるようになるが、そこでも総攻撃可能。この時の種族は間違いなく外道である。


冥殿「お前の狙いは何だ?」

追記               修正
お前のアナル       なんだろうな

冥殿「ひっひいぃぃぃぃ!!!」


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最終更新:2023年10月14日 13:37

*1 COMPが使用できない、隠しダンジョンである、ボーナスコンテンツであるとその可能性が高い。

*2 仲魔にした悪魔と会話して「仲間によろしくな」の流れで貰ってもいい。

*3 そもそもスタンスを変化させる具体的な条件やその数値自体がわかっていない。人によっては「スタンスを能動的に変化させる方法は無いんじゃないか?」と疑う人すらいるほど。

*4 但し選択肢はYES/NOのみとシンプルなため会話自体は成立するし、漢字の部分や母音の列は変わっていないので何度も音読してみるとなんとなくわかってくるはず。

*5 競馬好きであり、そのせいか伝説の万馬券への魔晶変化につながりやすいよう、愚鈍な性格が多くなっているのも特徴

*6 交渉スキルと持たせたい・効果を与えたい悪魔には相性があり、それらが効果テキメンだとタダで仲魔や戦利品がもらえる。

*7 普通に交渉して仲魔にしたいときは主人公専用の「ジャイヴトーク」が必要。あるいは相手側の先制会話でアイテム要求に応えてやればすんなり仲魔になる。

*8 睡眠→ネゴシエーション&チャリティ、緊縛→ファンド、混乱→トレード&ムダ話、に対応している。