神々の黄昏(遊戯王OCG)

登録日:2011/12/29(木) 00:18:38
更新日:2023/08/26 Sat 15:41:46
所要時間:約 4 分で読めます





かみがみのたそがれ
神々の黄昏
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「極神」と名のついたモンスターを選択して発動する。選択したモンスターのコントロールを相手に移す。
次の相手のエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊し、相手フィールド上に存在するカードを全てゲームから除外する。


相手フィールド上のカードを全て除外するという凄まじいアドバンテージを秘めたカード。
破壊ではない…除外してもらうなためスターダスト・ドラゴンやスターライト・ロードにも引っかからない。

しかし、強力な効果を持った極神を相手に渡すのは非常に危険。
一気にゲームエンドまで持っていかれる可能性もある。

またエンドフェイズまでに極神を処理されると効果が不発になる。

極神はレベル10なためシンクロ素材にされにくいが、
スクラップ・ドラゴンやキャノン・ソルジャーの弾にされると苦労して出した極神をただ失うだけになってしまう。

ハイリスク、ハイリターンなカードであるため使う時にはきちんと準備をしてからにしよう。


直接的な関係は無いが、アニメ版のアーミタイルが同様の効果を内蔵していた。


追記修正お願いします。














A「俺のターン、ドロー! 俺は極神聖帝オーディンを選択して神々の黄昏を発動! ターンエンドだ!」

A(俺のフィールドはがら空きだが、手札にはバトルフェーダーがいる…このターンさえしのげば……)

B「俺のターン、ドロー。オーディンの効果発動。相手にダイレクトアタック」

A「バトルフェーダー!」

B「ターンエンド。オーディンは効果によって破壊されない。したがって神々の黄昏の効果も不発となる」

A「……」


極神聖帝オーディン
☆10/光/天使族
ATK4000/DEF3500
「極星天」と名の付いたチューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
このカードはエンドフェイズ時まで魔法・罠カードの効果を受けない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合……(以下省略)



………あれ?


実は極神聖帝オーディンは自分のターンに発動することで、魔法・罠カードを受け付けない効果を持っている。

したがって、このカードで極神聖帝オーディンを送りつけても、
相手にオーディンのその効果を発動されると相手のカードが除外されないどころか
相手フィールド上にオーディンが居続けることになる。

まるで意味が(ry

更にこのカードのイラストに描かれているのはなんとそのオーディンである。まる(ry
KONMAIは相手にオーディンをプレゼントすることを推奨しているのだろうか。
一部ではATK4000のモンスターをただでプレゼントする究極の接待カードとして期待されているとかいないとか。


なお後に裁定が変わって問題なくオーディンにも使用できるようになった……












……と思ったら、(効果・名前コピーなど一部例外を除いて)「エンドフェイズ時まで」が「ターン終了時まで」に統一されるという大幅エラッタが決定。

それにより裁定もまたも変更され

Q:相手がこのカードの効果によって《極神聖帝オーディン》のコントロールを得た際に、《極神聖帝オーディン》の魔法・罠カードの効果を受け付けない効果を発動させました。この場合エンドフェイズにこのカードの効果は適用されますか?
A:いいえ、適用されません。《極神聖帝オーディン》の効果はターン終了時に切れるため、《神々の黄昏》の極神を破壊する効果が先に適用され《極神聖帝オーディン》の効果により破壊されないため、不発となります。よって相手フィールド上のカードも除外されません。(14/11/03)

再び接待カードへと逆戻りを果たした。
一体何がしたいんだこのカードは……。



Q:極神の名をコピーした《ファントム・オブ・カオス》を選択できますか?できる場合、追記・修正の処理は行いますか?
A:調整中




と思っていたら……。


Q:相手がこのカードの効果によって《極神聖帝オーディン》のコントロールを得た際に、《極神聖帝オーディン》の魔法・罠カードの効果を受け付けない効果を発動させました。この場合エンドフェイズにこのカードの効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。《極神聖帝オーディン》は自身の効果が適用されている場合でも、既に処理が終了している《神々の黄昏》の効果によって《極神聖帝オーディン》は破壊され、相手フィールド上に存在するカードを全てゲームから除外します。(16/05/23)


またも裁定変更で接待カードではなくなった。
要は、オーディンは自身の効果で魔法・罠の効果をはじくが、このカードを使った場合相手にコントロールが移った時点で《神々の黄昏》による自壊効果が有効になっている=既に《神々の黄昏》の効果を受けているため、コントロールを得た相手が無効化を発動しても《神々の黄昏》の、既に適用されている効果を無効には出来ない、ということである。

もっとも、このカードを使うくらいなら三極神で殴った方が早いのは確かだが……。
とにかくこれでイラスト詐欺は脱却したと言えよう。

が、素材モンスターのレベルを基本的に問わないリンクモンスターが登場。
適当なモンスターを召喚されるだけで送りつけた極神が簡単に処理されてしまうことになった。

他の送りつけ系カードも同じ理由で厳しい立場におかれたが、そんな中でも条件が重過ぎるこのカードはもはや……



●実は……


読み方(ルビ)が違うが同名のカードを遊戯王デュエルモンスターズで遊戯が使用していた。

ラグナロク
神々の黄昏
速攻魔法
自分フィールド上に「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」
「マジシャン・オブ・ブラックカオス」「黒衣の大賢者」のいずれか2体が表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
自分のデッキ・手札・墓地に存在するモンスターカード全てをゲームから除外して、
相手フィールド上に存在するモンスターカードを耐性を無視して除外する。

と言う莫大なコストはあるものの非常に強力な効果を持っていて、マリクのラーの翼神竜を消し去った。

演出も派手であり、遊戯デッキの全てのモンスター(城之内から預かっていたレッドアイズも含む)が現れ、
オシリスとオベリスクがラーを押さえつけた後、クリボーの誘導で天に向かって行き、
ブラマジ師弟が合同攻撃を放ち、ラーを魔法陣の中に消し去るというもの。

原作では、ディメンション・マジックによるブラマジ師弟の連係攻撃で、演出もブラマジ師弟だけの攻撃というシンプルなもの。


ATM「自分のデッキ・手札・墓地に存在するモンスターカード全てをゲームから除外し、すべての項目を全消しする!たとえそれが追記・修正中であろうとも!」

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最終更新:2023年08月26日 15:41