花物語(物語シリーズ)

登録日：2012/06/02(土) 00:12:52
更新日：2022/09/17 Sat 12:30:10
所要時間：約 3 分で読めます

“薬になれなきゃ毒になれ―――でなきゃあんたはただの水だ”

きみを知り、解きはなつための物語。

花物語とは講談社BOXから発売されている悪マーセント趣味で書かれた小説。
物語シリーズのセカンドシーズン第3弾にあたる。

著者：西尾維新
イラスト：VOFAN

現在発売されているシリーズでは時系列が最も新しいものである。
語り手が神原駿河の一人称視点で進行する。
テーマは人間関係であり全体的にシリアスな内容になっている。

セカンドシーズンアニメ化の際に今作品だけ13年夏から外されていたが、5月からの『ニセコイ』埋め合わせからの延期で、
8月16日に5話一挙放送でようやくアニメ化された。

第変話するがデビル

猿に願った少女、神原駿河は怪異に取り込まれる寸前に阿良々木暦・戦場ヶ原ひたぎに助けられた。
後遺症として左手が猿の手となり日々左腕を包帯で隠し続けている。
それから約1年たち「悪魔様」の噂話を耳にする。
その正体はバスケ時代のライバル沼地蝋花であった。

■登場人物

この物語の主人公。高校3年生になった。
髪の毛を伸ばしており、今は後ろを2つに縛っている。
昔ほどのエロさがなくなっており「ケツ」という言葉を下品と言う。
暦とメールのやり取りをしているが「限界のあるエロ話」ばかりで困惑している。

CV:阿澄佳奈
この物語のキーパーソン。
ジャージに松葉杖でぼさぼさの茶髪の少女。
「悪魔様」と名乗り相談屋を営んでいる。
その傍ら「悪魔のパーツ」の蒐集を行う。
バスケ部時代、駿河のライバルであり相手を嫌がらせる泥沼ディフェンスを操る。
中学時代の通り名は「毒の沼地」「跳ばずの沼地」

駿河の先輩でこの春、高校を卒業した。
後輩の間では「伝説の阿良々木さん」として有名になっている。
髪の毛を伸ばし続けておりミュージシャンみたいな髪型になった。
車の免許を取ってニュービードルに乗っている。
駿河「昔の知り合いにおっぱいを揉まれた。」
暦「僕も混ぜて！」

「ほれ、肉を食え肉を！」
かつて街で中学生から詐欺を行った自称ゴーストバスターの詐欺師。
元陸上部で全力疾走の駿河を余裕で追い抜ける「貝木ストライド」という走法を持つ。
駿河を『臥煙の忘れ形見』と呼び焼肉に連れて行く。
駿河の前では無愛想だが、親切なおじさん。

去年、直江津高校に転校してきた2年の男子生徒。
忍野メメの甥と自称するが…。

CV:日笠陽子
駿河の同級生でバスケ部時代の副キャプテン。
駿河のことを「るがー」と呼び仲が良い。
中学時代の通り名は「サンシャイン・アンブレラ」。

以下ネタバレ

沼地は既に他界しており、幽霊になっている。
本人はそのことを自覚しておらず怪異となり「悪魔のパーツ」の蒐集を始めた。
後日、駿河と「悪魔のパーツ」を賭けた1on1の公式戦以上の公式戦を行う。
沼地は試合に負けたが負けた気分を理解し成仏する。

沼地から回収した悪魔のミイラは忍野忍のおやつになった。

余談だが、タイトルの「花」は花の女子高校生ライフの意味を持つ。
そして“花”は“化”＋“草”

追記・修正は悪魔のパーツを集めてからお願いします。

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最終更新：2022年09月17日 12:30

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