龍亞

登録日:2009/12/26 Sat 16:01:54
更新日:2024/02/08 Thu 22:37:33
所要時間:約 7 分で読めます




遊戯王5D'sに登場するキャラクター。自称シグナー
よく間違えられるが、龍“亜”じゃなく龍“”。
CV:洞内愛

龍可の双子の兄。
緑髪に短いポニーテール?が特徴。

ネオ童実野シティの中でも上流階級の者が暮らすトップスと呼ばれる地域に龍可と二人で住んでいる。


しかしながら、デュエルの腕は子供らしく未熟であり、勝率は低い。

当時キングだったジャック・アトラスにあこがれており、家にはフィギュアやポスターをはじめ、多数のグッズを所持している。
不動遊星と出会ってからはそちらに乗り換えたようだ。

【主な使用カード】
モバフォンやチャッカンなどのD・(ディフォーマー)と名のつく、家具家電や日用雑貨をモチーフにした可愛らしいカード群を使用

エースモンスターはパワー・ツール・ドラゴン

シグナーの所持する五体の龍の一体だと本人は思っている。
デュエル中にも対戦相手から「おもちゃのドラゴン」などと言われており、「ドラゴン」と名が付いているにもかかわらず機械族である。


  • 本編での活躍

初登場、初デュエルともに第十三話。
ひょんなことで不動遊星と出会い、マーカーに警戒した龍可と異なりすぐなつく。
遊星にまとわりついてデュエルをせがみ、これまでダーク&アナーキーな感じで進行してきたアニメの雰囲気を和ませた。
だが逆に雰囲気を台無しにされたとするファンもいる。
とはいえ、龍亞との出会いが結果的に遊戯王5D'sのやおいアニメ化を防いだのは確か。

かくしてデュエルと相成ったが、
デュエルディスクを使用したデュエルは初めてだったようで頻繁にディスクがずれる姿は和む。

ロックバーンコンボで優位に立ったものの、あっさりロックを破られ、
セキュリティにも勝利した遊星の大人げないガチ戦術で1ターンキルされ、泣いてしまう。
「な…泣いてなんかないもん…」
遊星からは「自分勝手すぎる」との名言をいただくも、このデュエル以降龍亞は遊星を慕うようになる。


その夜、遊星は去り際に二人のデュエルディスクをサイズが合うよう「カスマタイズ」していったため、以降二人はそのデュエルディスクでデュエルを行っている。

【デュエル・オブ・フォーチュンカップ】

龍可とそっくりに変装し参加したが、似せる気がないため、一回戦の対戦相手、ボマーにあっけなく正体を見破られる。
二次作品でボマーがロリコン扱いされるのはここから。
そのデュエルで龍亞は善戦するも、浮かれ上がって、ボマーにボロクソ言われてしまう。
ガジェット・トレーラーを召喚して逆転を図るも回避され、恐怖のあまり手札を手から取り落とすという典型的なやられキャラのような姿で敗北する。


【ダークシグナー編】

冒頭では、フォーチュンカップを一緒に観戦した縁で氷室矢薙と行動し、
対ダークシグナー戦の協力を仰ぐためにアルカディアムーブメントを訪問。

総帥ディヴァインから協力の約束を取り付け一安心したのもつかの間、ガスによって眠らされ、鎖につながれる。
そのままおじさんとサイコデュエルでいじめられ、泣いてしまい多くの視聴者をサティスファクションさせる。
「いたいよ…いたいよ…ウワーン」
パワー・ツール・ドラゴンをシンクロ召喚するが、ディヴァインの前にあえなく敗北、昏倒。

以降しばらく監禁状態にあったが、おじさんタワー崩壊とともに脱出、遊星やジャックらと合流。
アキを加えて勢揃いしたシグナーとともにレクス・ゴドウィンのもとを訪ねるが、シグナーでないため冷たくあしらわれ、追い返されかける。

その後龍可に、これまで隠してきた、自分はヒーローになれない、龍可を守れないという自分の心の暗部を吐露する。

予告編で流れた名台詞
「だっておれ、シグナーじゃないし?」
とは、そんな龍亞の複雑な心境を映した台詞といえる。

龍亞はシグナー達とともにサテライトに向かう。
だが、その途上で龍可が精霊世界に消えたため、代理のような形で猿の痣を持つダークシグナー、ディマクさんとデュエルする。

序盤こそ闇のデュエルに戸惑うが、マジシャンズ・エイプなどの強力なカードに対し、落ち着いた態度で対抗。
相手の出方にあわせて自在にカードを操るその姿に、デュエルを見守っていた遊星は龍亞の成長を認める。
ところが、またしても肝心な所で致命的なミスを犯し、デュエルを投げ出しかけたそのとき、遊星の檄が飛ぶ。

龍亞は再び敵に向き直り、最後まで戦うことを決意し、
ダークシンクロモンスター、猿魔王ゼーマンの撃破に成功。
しかし、ディマクさんが切り札である「地縛神 Cusillu 」を召喚すると再び形勢は逆転し、龍亞はピンチに陥る。

そんなとき精霊世界から龍可が帰還し、デュエルを引き継ぐ。
龍可は、ディマクさんの所持するエンシェント・フェアリー・ドラゴンのコントロールを奪取、フィールドを破壊し、地縛神にとどめを刺す。
おいしいところを取られた。

ダークシグナー撃破が一番乗りで、その後は龍可や遊星とともに行動し、カーリー渚以外の全てのダークシグナーのデュエルに立ち会う。

その後も龍可を守るために持ち前の元気とパワー・ツール・ドラゴンで戦っていく。


【イリアステル編】

アニメ初期の頃は通信教育を受けていたようだが、龍可十六夜アキと同じくデュエルアカデミアに通い始め、クラスでも中心的存在となる。
そして自力で初めての勝利!やったね!

ここで転校生ルチアーノ(イリアステルのちび)と龍可を取り合い、急遽ライディングデュエルをすることに。

ちなみにバイクではなく少年探偵のようなボード(デュエルボード)を使用。
結果的に敗北するも、子どもでもライディングデュエルは可能だと判明。

余談だが遊星いわくデュエルボードは構造が簡単だから一夜で作れるらしい。さすがメ蟹ック。


【WRGP編】

チーム5D'sのピット要員。視聴者の変わりに新カードについて質問をする役目。
チーム太陽にホテルに連れ込まれたりした。怪我の手当てだよ

【アーククレイドル編】

元キングと龍可と一緒に行動

自分のカードを使用するたびにアポリアにピンポイントカウンターを喰らい続け一度絶命するが、
龍可を守るという思いを胸に、遂に六人目のシグナーとして覚醒し蘇生。

右腕に竜の心臓の痣が浮かび、
更にパワー・ツール・ドラゴンがキャストオフし真の姿、ライフ・ストリーム・ドラゴンをシンクロ召喚した。


Z-ONE戦後は、両親と共に暮らすためにネオドミノシティを離れることに。

8年後ではDホイーラーになっており、プロ世界でも期待のルーキーとして活躍している。


【フィール版】

出自の部分から設定が違う。
サテライトの中でも治安の悪い区画に龍可と二人暮らしであり、賭け決闘で生計を立てていた。

ある時、病気にかかった龍可のために治療費を稼ごうと決闘疾走に臨むも敗北。
リンチを受けて重傷を負ったところにイェーガーの誘いを受け、龍可の治療と生活面のサポートを条件に「機械竜パワー・ツール」の儀式を受けた。

結果、環境は改善されたものの闇の瘴気に飲まれてしまい、「じゃん」が口癖の軽い性格、というアニメとはまるで違うキャラになってしまった。

それでも、絵本を起点に精神の根元の部分まで浸食された龍可に比べるとマトモな方であり、
「絵本の世界に取り込まれた」龍可を救うためにゴドウィンに従い決闘竜の適合者探しに当たっていた。

セカンドステージでは遊星と対戦。スターダストにパワー・ツールを戦闘破壊されたことで闇の瘴気が消え元に戻ったが、龍可の瘴気に乗っ取られ決闘続行。
次の次のターンの攻防中に遊星の必死の叫びが届き正気を取り戻すことに成功。
エンシェントを破壊されライフを削りきられたことで敗北、元に戻った龍可と共にセイバルヘ向かう遊星を見送った。

素の性格はアニメよりも弱気で押しが弱く、一人称は「ボク」。しっかり者の龍可の尻に敷かれている状態。
ついでにライフ・ストリームに該当するドラゴンが出なかったために終盤戦の影は薄め。

使用するデッキは龍可の組んだ【森】デッキ*1

ただし、戦略の基本がパワー・ツール頼み(そもそもが龍可のデッキであるため当然だが)なので、これを排除されると一瞬で詰む。



【ゲームにおいて】

DTでかつてのカード排出時の演出役。
現在はカーリーの占いになっている。
カードが出る度にシャキーン!シャキーン!言うので全国のプレーヤーを和ませた。
デュエリストやサポーターとしても登場。
こちらでもDを使用。

タッグフォースにおいてもDデッキを操るが本編と違い、中々の強さを誇る。
ただし、肝心の装備カードが微妙なものばかりなのでデーモンの斧、ダブルツールなどに変えると安定感が増す。
またガジェット系を抜き、ボードンなど需要があるものを追加してやると更に強くなる。
TF5では妹を守るという気持ちにつけ込まれ…。

TF6ではDというより【装備ビート】とでもいうべき構成になっており、
暴走召喚からの団結の力×2→魔導師の力でPTDの攻撃力が10000を超えることもザラである。
カイザー「えっ」
いずれにせよ、CPUの脳筋思考にガッチリ噛み合っているためか、無改造でもかなり強い。

また「アカデミア制服ver」という別の姿も用意されており、そちらは【エレキ】を使う。
本来は龍可が野試合で使っているもののようだが…。


【アニメでの主な発言】

「世界の平和を守るため、勇気と力をドッキング!シンクロ召喚!愛と正義の使者!パワー・ツール・ドラゴン!」

「ダイヤル・オーン!」

「(デュエルディスクを)親切な人にカスマタイズしてもらったんだ!」

「龍可はおれが守る!」

「シャキーン!」

「だっておれ、シグナーじゃないし?」

「世界の未来を守るため、勇気と力がレボリューション!シンクロ召喚!進化せよ!ライフ・ストリーム・ドラゴン!」

「生きてる限り……絶望はしない!」
「掴んだ希望は、絶対に手放さない!」

龍亞&遊星「世界の平和を守るため、勇気と力がレボリューション!シンクロ召喚!進化せよ!ライフ・ストリーム・ドラゴン!」



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最終更新:2024年02月08日 22:37

*1 つまり龍亞自身のデッキは最後まで不明。パワー・ツールと装備魔法を組み込んでおり、パワー・ツールの効果を生かした力押しによるビート戦術をとる。アニメで使用していたディフォーマーは、下級モンスターをディフォーマー化する永続魔法「ディフォーマライズ」で「森」モンスターを変化させることでカバーしている。パワー・ツール・ドラゴンのサーチ効果を再現した「工作箱」の条件を見るに、本人のデッキにはちゃんとディフォーマーがあると思われる