登録日:2019/08/22 Thu 06:14:28
更新日:2024/03/14 Thu 08:46:08
所要時間:約 13 分で読めます
生きたおもちゃと不思議な星で大冒険!
生命のねじが巻き起こす、
スペクタクル ドラ巨篇!
監督:芝山努
脚本:
藤子・F・不二雄
主題歌:矢沢永吉「Love is you」
『ドラえもん のび太のねじ巻き
都市冒険記』とは、『映画
ドラえもんシリーズ』の第18作目及び『大長編ドラえもんシリーズ』第17作目のタイトルである。
1997年3月8日公開で上映時間は94分。
同時上映は『
ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』。
同時に、原作者が手掛けた大長編シリーズの原作漫画における最終作品である。
ここでは原作漫画版を中心に解説する。
●目次
【概要】
『ドラえもん』の生みの親である藤子先生は、本作の執筆中に死去したため、本作は藤子先生が手掛けた最後の作品となった。
スネ夫がビッグライトでロケットのプラモを大きくする場面のネームを書いている途中で絶筆。
その時点で完成していたのは、表紙カバー・扉絵・冒頭のカラーページのみであった。
殆ど完成していない状態で絶筆となったが、藤子は死去する前に芝山監督や藤子プロのスタッフに向けて作品の原稿とプロットを残していた。
藤子が死去した後は、当時チーフアシスタントだった萩原伸一が、下書きや原案等を基に本作を完成させている。
但しこれが関連しているかは不明だが、大筋は同じでも漫画版と映画版で細かい差異が多いのも特徴である。
芝山監督は、ストーリーを事前に全て教えてもらっていた事や、その中に「あとは君達に任せる」という台詞が出てきた事等から、「まるで本作が遺作となる事が分かっていたかのようだった」と後に語っている。
またむぎわらも、2回目以降は連載原稿のペン入れを任されるようになり、指示書を基に原稿を完成させていき藤子先生から高評価を得ていたという。
後に藤子が死去すると「もうドラえもんも終わったんだ」と思ったそうだが、藤子の家族から未完成の原稿を託されると、そこに書かれていた下書きやアイデアノート等を基に本作を無事完結させている。
だが現在でも「こんな話で良かったのでしょうか?」と藤子に尋ねたい気持ちが残っているらしい。
命を持ったおもちゃ達との交流、自然との共存等、本作は「生命」がテーマとなっており、当時話題となった「火星の隕石から発見された生命の痕跡」も取り入れられている。
中盤には造物主のような存在「種をまく者」が登場し、のび太に未来を託す形でファンに「地球の未来は君達にかかっている」というメッセージを伝えている。
【あらすじ】
夏休みのある日。
いつもの調子で「牧場を持っている」とスネ夫に言ってしまったのび太は、ドラえもんが持って帰ってきた「小惑星引換券」を使い、牧場を作れそうな小惑星を探す。
しかし、所詮は福引きのハズレ券にしか過ぎないため、賞品は使い物にならないクズ星ばかりであったが、最後の1枚で行った惑星は大自然の広がる美しい惑星であった。
のび太達はそれぞれ持っているおもちゃを使い、自分達の町「ねじ巻き都市」を作る事にする。
その翌日、生命のねじでおもちゃ達に命を吹き込み、賑やかな町が完成した。
衛星写真で光る湖を発見したドラえもん達は、そこに大金塊が沈んでいると考えすぐに探検に向かうが、その途中で嵐に遭い、探検を断念する事になる。
しかし、嵐による落雷で、知能の高いブタのぬいぐるみ「ピーブ」が生まれ、他のぬいぐるみ達も段々と賢くなっていった。
一方、脱獄犯である熊虎鬼五郎は、のび太の部屋に忍び込んだ時にどこでもドアからねじ巻き都市に迷い込む。
そこで偶然にも自分のクローンを大勢生み出した鬼五郎は、彼らを使って惑星を乗っ取る事を企み、その前に湖の大金塊を頂こうとする。
その数日後、ようやく湖に辿り着く鬼五郎一家だが、金塊の正体は自在に姿を変える事の出来る巨大な怪物であった。
都市まで逃げた鬼五郎は、ロケットで宇宙へ行こうとしていたドラえもん達と遭遇。
ドラえもん達は鬼五郎からすぐに逃げるが、その途中でのび太が谷底へと落下してしまい…
【登場キャラクター】
【メインキャラクター】
ご存知22世紀のネコ型ロボット。
エッグハウスを作り、そこでタマゴコピーミラーを使って多くのぬいぐるみ達を生み出した。
宇宙ステーションに仕掛けられた時限爆弾をギリギリまで止めようとするが間に合わず、小惑星に逃げようとしていた途中に爆風に巻き込まれる。
そのショックで動かなくなってしまうが、
以前とは違いただ気絶していただけであった。
その後はスイッチであるシッポを引っ張られ本当に動かなくなってしまうが。
ご存知怠け者のメガネ少年。
いつもどおり事の発端。ハズレ券で牧場に適した惑星を探していた時に、大自然が広がる美しい惑星を見つけ出す。
人工衛星を打ち上げて深い森を撮影し、金塊が沈む湖を発見した。他にもハイウエイに木を植えて並木道にするなどの仕事をしている。
鬼五郎から逃げていた途中で谷底に落下してしまうが、意思を持つ植物達のおかげで助かる。
そして種をまく者と出会い、この星の事や地球と火星の生命の秘密について教えてもらった。
ご存知風呂好きヒロイン。
ぬいぐるみや人形、リサちゃんハウス等を持ち込み、ねじ巻き都市商店街を作る。
その後はスピードフラワーを育てて堤防を花で飾っていた。
谷にかけられていたハシゴを渡ろうとした時にスカートが引っ掛かり身動きが取れなくなるが、助けに戻ったのび太が落下してしまい、「あたしを助けようとして…」と涙を流していた。
スネ夫のねじ巻き戦隊が怪物に砲撃していた時には、「あんなに攻撃していいのかしら」とつい心配する。
ご存知頼りになるガキ大将。
土木作業用の車のおもちゃを使って「ジャイアン開発株式会社」を設立。
しかし、環境破壊をしているとして市議会から呼び出し状を貰い、工事を辞めざるを得なくなってしまう。
流石に酷く落ち込むが、ロケットで宇宙からこの星の謎を探ろうという話になると元気を取り戻し、飛び立つ前に入念に準備をしたほうがいいと言って明日に備えていた。
命を吹き込みビッグライトで大きくしたゴジちゃんを弟分として可愛がっている。
ご存知イヤミなお坊ちゃま。
本物並みの性能で走るおもちゃの車を売る「スネ夫モーターズ」を創業。
車は
静香の人形が運転していた。
だが車の排気ガスで空気が汚染されるので、市議会の決定で太陽電池に切り替える事になった。
車以外にもロケットや宇宙ステーション等高価なプラモを持ち込んでいたが、事件によって壊されてしまう。
- のび太のママ
- 静香のママ
- ジャイアンの母ちゃん
- スネ夫のママ
子供達に「宿題をやる」と嘘をつかれ危険な冒険に出かけられた事が何度もあるため、今回も危ないところへ行っていないかと心配していた。
だがママ達が野比家を訪れた時には、子供達が丁度戻って宿題をしていたところだったので、安心して子供達を連れて帰っていた。
鬼五郎に家の食べ物を盗まれた時にも集まり、「おかしなドロボー」と首をかしげていた。
漫画版ではのび太のママがオチを担当しており、ねじ巻き都市での経験を話していたのび太をおつかいへと行かせる所で本作は幕を閉じている。
「植物を守るのも大変だなぁ」
鬼五郎の脱獄のニュースを知り、子供達に注意を呼びかけようとするが、「家の中にいれば安全」とママに止められる。
【ゲストキャラクター】
生命のねじで命を吹き込まれたウマのぬいぐるみ。
のび太の愛馬であり、当初は狭い空き地で夜間にしか走る事が出来なかったが、小惑星が発見されるとそこでのびのびと走るようになる。
CV:
佐々木望
落雷の影響で、高い知能を持って生まれたブタのぬいぐるみ。キャップがトレードマーク。
人語を話す事が出来、大抵の事を人並みにこなせる。「祇園精舎の鐘の声…」と、『平家物語』の冒頭部分を暗唱する事も出来る。
ねじ巻き都市の初代市長となり、自然との共存と惑星の未来を据えた町づくりを行うようになる。
CV:白川澄子
ピーブの妹分であるぬいぐるみのブタ。リボンがチャームポイント。
ドラえもんがタマゴに人工落雷を浴びせて生み出したが、ピーブよりは知能が低く、幼い口調で話す。
映画版では少々呂律が回らないが普通に話している。
担当声優の白川澄子は出木杉の声優でもある。
CV:よこざわけい子
静香が持って来たぬいぐるみのうちの1体。
とてもイタズラ者で、生命のねじを持ち出して地球へ行き、興味を持ったものに次々と命を吹き込んでいった。
後にのび太の頼みでスペアポケットを取りに行く。
担当声優のよこざわは
ドラミちゃんの声優でもある。
CV:菅原正志
落雷の影響で高い知能を持ったウシのぬいぐるみ。
オゾン層や空気の汚染度の研究、水質調査をしている。
空気清浄装置の完成披露の際にウッキーが乱入し、酷い目に遭っていた。
落雷の影響で高い知能を持ったウマのぬいぐるみ。ダ・ウンチくんではない。
建物の設計等を任されている。ちなみに土から作ったセラミックで建てているので環境にも優しいようになっている。映画版未登場。
CV:
塩沢兼人
落雷の影響で高い知能を持ったヒツジのぬいぐるみ。
映画版でダ・ヒンチの代わりに登場。モタインの代わりに空気清浄装置を開発している。
フライドチキン屋の前にあった等身大人形。ウッキーに生命のねじで命を吹き込まれた。
カタンコトンと音を鳴らしながら歩き、笑顔でチョップ攻撃をする。
映画版未登場。
選挙のポスター。ウッキーに生命のねじで命を吹き込まれた。
○野の演説を大声で叫ぶようになる。映画版未登場。
小学校にあった標本。ウッキーに生命のねじで命を吹き込まれた。
鬼五郎一家を驚かすなどして活躍する。
公園にあった銅像。ウッキーに生命のねじで命を吹き込まれた。
終盤では意外な活躍をする。静香「でも、なんだか下品だわ」
CV:青木和代
映画版に登場。駄菓子屋の店先にあった、お金を入れると一定時間動くアレ。ウッキーに生命のねじで命を吹き込まれた。
乗り物と油断させてから攻撃する等、案外策略家。
CV:
茶風林
ジャイアンが持って来た怪獣のぬいぐるみ。
ビッグライトで大きくしたが、見た目とは裏腹に心優しく人懐っこい。
臆病で内気なため、鬼五郎に出くわすとビックリして森の奥へ引っ込んでいた。
ジャイアンは彼をとても可愛がっており、映画版では「弟よ…」と言って、ドラえもん達に呆れられるようなオーバーな別れ方をしていた。甘党。
CV:
内海賢二
喧嘩百回前科百犯の脱獄犯。悪人面の36歳。脱獄歴3回。
刑務所仕事しろ。
劇中でも現実でもよく「熊五郎」と名前を間違えられる。カナヅチ。
のび太の部屋に侵入した時にどこでもドアをくぐり、惑星にやって来た。
順応力が高く、いきなり大量に現れた自分のクローンを見るとすぐに状況を察し、彼らを従えて惑星を乗っ取ろうと考える。
まずはのび太たちの様子をじっくり観察しようとするが湖に大金塊があると分かるとすぐに目標を大金塊強奪に切り替えるなど金目の物に目がない悪党らしい面もある。
意外と用意周到で、湖に向かう前には子分に命じて必要なものを揃えていた。
子分の前では下品な言葉は使わないようにしているが、何かあるたびに拳銃を乱射する。
映画版ではクローン達に「社長」と呼ばせており、区別するために帽子を被っていた。
CV:松尾銀三
鬼五郎のクローンのうちの1人。鼻の下にホクロがあるのでそう呼ばれている。
他のクローンと違って気弱で優しい性格。鬼五郎の「良心」的存在。音痴。
目立つ特徴があるので、いつも損な役回りを押し付けられている。
優しくしてくれる静香に心を開き、宇宙ステーションから脱出する時には彼女の縄だけ緩めて逃げていた。
悪人面である事にコンプレックスを抱いており、もう少し頭が良ければ悪事から足を洗いたいと思っている。
CV:伊倉一恵(少年)、渡部猛(魔人)
今回の舞台である惑星の造物主。「神様」とは少し違うが似たようなものらしい。
36億年前に地球と火星に「生物の種」を撒いた張本人でもあり、現在まで地球と火星の様子を見守っていた。
金色に輝いているが実体はなく、色々な姿に形を変えられる。
湖の底にあった大金塊の正体で、巨大な魔人や戦車等にも変化出来るが、のび太と話をしていた時には古代ギリシャ風の格好をした少年の姿になっていた。
話によると、火星は1500万年前の小惑星の衝突で生命が台無しになったそうだが、地球は宇宙に輝くオアシスのような星になったという。
しかし、地球人が環境破壊を行うようになったので、のび太達に地球の未来を託していた。
ドラえもん達が惑星に現れた当初は嵐や植物の力を借りて追い出そうとしていたが、彼らが生命を吹き込んだおもちゃに興味が湧き、雷を使っておもちゃ達に知恵を与えた。
その後、彼らならこの惑星を任せられると判断し、次の星へ種を撒くために飛び立っていった。
【用語】
小惑星引換券のハズレ券を1枚ずつ調べていた時に見つけた惑星。
火星と木星の間にある小惑星の中に存在している。
植物に囲まれた自然豊かな惑星だが、動物は生息していない。
ここは種をまく者が植物の楽園にしようとして作った惑星で、外からは見えないようにシールドを張って隠していた。
だがのび太が小惑星の番号を間違えて読み上げてしまい、それが偶然この星の番号だった事で発見される事となった。
この星の植物には意思があり、当初は種をまく者と協力してドラえもん達を追い出そうとしていた。
だがぬいぐるみ達が自然と共存出来るような都市づくりを始めた事によって考えを改め、のび太のピンチを何度も救っていた。
惑星に作られたおもちゃの町。
最初はドラえもん達が持ち込んだおもちゃの家が建ち並んでいたが、後にぬいぐるみ達の手によって環境に優しい素材で出来た建物が次々と建てられた。
【ひみつ道具】
冒頭でドラえもんが22世紀のお中元ドラやき大売出しに出掛けるのに使用。
22世紀のニコニコ商店街で実施された福引の賞品。
この券1枚で、火星と木星の間にある小惑星のうちの1個が貰える。
一見凄い景品のように見えるが、ドラえもんが持っていたのはハズレ券であり、この券では使いようのないクズ中のクズ星しか貰えない。
だがのび太がナンバーを間違えたおかげで、今回の舞台である惑星に行く事となった。
今回は宇宙空間に行くために何度か使用されている。
お馴染みの移動手段その1。
映画版ではドラえもん達がこのドアをくぐって地球へと帰るシーンで物語は終わっている。
本作の象徴的存在の道具。
このねじを当てて巻けば、どんなおもちゃも生きて動くようになる。
選挙ポスターやスペアポケットにも使用可。車のおもちゃに使用すれば本物並みの性能になる。
タマゴコピーミラーで産まれたタマゴを管理する建物。
作中で度々落雷に遭っているが、これのおかげで知能の高いぬいぐるみが何体も誕生した。
これにぬいぐるみを映せば、生命吹き込み済みのコピーのタマゴを作る事が出来る。
実は人間にも使用でき、そのせいで鬼五郎のクローンが何体も誕生した。
これを使い惑星を調査したところ、黄金が沈む湖を発見する事となった。
ゴジちゃんや蒸気船のおもちゃ、ロケットのプラモ等を大きくするのに使用。
お馴染みの移動手段その2。途中でバッテリーか切れる。
煙突を被り石炭を食べて水を飲めば、蒸気機関車並みのスピードで走れるようになる。
映画版では客車つきで、食べるものが石炭“飴”になっている。
原作ではジャイアンが、映画版ではホクロが機関車となって激走していた。
爆弾が仕掛けられた宇宙ステーションからの脱出に使用。
のび太はこれをウッキーに取ってくるよう頼んだ後、これをくぐってドラえもんのところへ行っていた。
後に生命のねじで命を吹き込まれ、のび太をサポートする。
塗るとその部分が透明になる。
これで姿を消してピーブ救出に向かうが、ドラえもんがシッポに塗るのを忘れていたため、そこを鬼五郎に引っ張られて動かなくなってしまった。
映画版で透明ペンキの代わりに使用される。
周りの景色に合わせて色が変化し見えなくなる。
映画版未登場。
映画版に登場。
吹き付けると闇の雲を纏い、周囲から見えなくなる。
こちらは鍵だけがそのまま見えてしまい、すぐに見つかっていた。
前回の
銀河超特急の旅でドリーマーズランドへ行った時、西部の星で記念に貰った銃。
これから発射される弾に当たると体が膨らみ宙に浮くようになる。
フワフワ銃を増やすのに使用。
映画版未登場。
鬼五郎一味に燃やされた森を復興させるために使用する。
映画版ではエンディングでのび太が復興をしようとするも、「街の事はもうピーブ達に任せよう」とドラえもんが言ったせいか未登場。
【余談】
エンディングテーマの『Love is you』はドラえもん映画としては2度目の武田鉄矢が関わっていない楽曲だが、実は矢沢関連のアルバムではベスト盤でしか収録されていないレア曲だったりする。
追記・修正は自然を大切にしている人にお願いします。
- 作成乙。良作。 -- 名無しさん (2019-08-22 08:27:57)
- F先生は本作以前から、自分がもう長くない事を悟ってた節がある。むぎわら先生の原稿を見て「自分がいなくなっても大丈夫」みたいな発言を残したり、「藤子不二雄が死んでからの方が面白くなった、と言われるような作品を作れ」と映画スタッフに告げたり -- 名無しさん (2019-08-22 09:57:21)
- のび太が自然に愛されやすいというのを再確認できる映画。 -- 名無しさん (2019-08-22 12:23:18)
- しずちゃんが持ち込んだリサちゃんハウスの人形たちは漫画本編にも登場したキャラクターだったっけか。確かコミックス43巻くらいに収録されてた覚えが -- 名無しさん (2019-08-22 13:38:26)
- あれ? 映画だと『種まく者』で、人間機関車セットのは石炭のは『石炭飴』じゃなかった? -- 名無しさん (2019-08-22 14:49:49)
- 漫画版と映画版だと種まく者のことを話したのび太への周囲の反応が違う -- 名無しさん (2019-08-22 16:52:39)
- 他の長編に比べると「世界を救う」とかではない分、ストーリーの規模は大きくない印象。でも一番好き。 -- 名無しさん (2019-08-22 18:04:54)
- 生命のねじはドラえもんの道具の中でも一番好きかもしれない。実用性度外視で考えると、ひみつ道具どれか一つもらえるとしたらこれを選ぶ -- 名無しさん (2019-08-22 18:17:20)
- たしかこの映画から武田鉄矢が主題歌にかかわらなくなったんだっけ -- 名無しさん (2019-08-22 19:40:22)
- 生命のねじはこの映画の代名詞ともいえるな。はじまりから決着まですべて関わる -- 名無しさん (2019-08-22 19:43:13)
- 種をまく者が黄金魔人なって地球から宇宙へと旅立つ&EDのメロディが流れているシーンは、なんか涙が出そうになった...。 -- 名無しさん (2019-08-22 20:06:16)
- ゴジちゃんがティラちゃんになったのとザンダースおじさんがいなくなったは権利関係だろうな。ダヒンチはパカポコと被るからかな -- 名無しさん (2019-08-22 20:13:10)
- 前科百犯の脱獄囚はそりゃ現実だと怖いけど、映画ドラえもんの悪役としてはさすがに貧相すぎる。 -- 名無しさん (2019-08-22 20:32:39)
- 親たちが大長編の話を知っていることが判明したが、どこまで報告してるんだろうな。冗談抜きで死にかけたようなことも多いんだが -- 名無しさん (2019-08-23 22:17:58)
- ↑漫画だとリトルスターウォーズの時とか普通にゲストキャラと絡んでるしな -- 名無しさん (2019-08-24 15:05:40)
- ↑3ただ鬼五郎って相手が子供でも邪魔ならガチで殺そうとする奴でもあるんだよな…ホクロがしずかちゃんの縄を緩めてなかったらあそこでのび太と以外のメンバーは確実にあそこで死んでたし、そういった意味での恐ろしさはあったと思う -- 名無しさん (2019-08-24 17:01:43)
- 小便小僧は映画版だとウソ予告じゃなかったっけ -- 名無しさん (2019-08-29 14:50:04)
- 拳銃でサシの勝負という条件であののび太が真っ向勝負を避ける程度の相手ではあるんだけどね、鬼五郎 (参考までに原作ギラーミンは警戒はしていたが真っ向勝負を避けようとはしなかった) -- 名無しさん (2019-08-30 06:17:26)
- むぎわら先生の「ドラえもん物語」で語られた本作のエピソードは本当に泣ける。多くの人の協力があったとはいえ、偉大すぎる師の遺した物をよくこれだけ形にできたなと思う -- 名無しさん (2019-10-18 06:10:46)
- 種まく者とのび太が話し合うシーンで引換券の番号を間違えたのび太に呆れるシーンが妙に記憶に残ってる。 -- 名無しさん (2019-12-10 14:18:27)
- ダイナミック消火活動 -- 名無しさん (2019-12-10 19:04:31)
- ↑4 ギラーミンは一種の美学を持つ相手との正面からの決闘だったが、こいつはそんなものを持たないただの凶悪犯だからね。そんな相手に手段を選んでやる必要はないだろう。 -- 名無しさん (2020-07-02 21:19:50)
- 上映前のTVSPの宣伝で、声優さんではなくドラたち自身による本作の「アフレコ」収録という製作風景(?)のアニメがあった記憶。どういう意図の演出だったんだろう? -- 名無しさん (2020-08-25 00:52:32)
- 生命にまつわる映画、種をまく者の「地球の未来は君たちにかかっている。」が印象深い。あとホクロさんと鬼五郎違う声優さんなのね。 -- 名無しさん (2022-03-20 22:25:20)
- 鬼五郎はのび太が正面対決を避けたという点からギラーミンやゴルゴ13たちより強い最強ガンマンであるという主張をネットで何故か全然見ないのも不思議なキャラクター、別に殺しのプロでもないただの犯罪者がギラーミンたちより強いわけないだろとみられてるか? -- 名無しさん (2023-01-05 12:44:59)
- とある動画で種まく者こそがドラえもん史上最強と言われてて妙に納得した。確かに勝ち筋が全然見えない(歴史改変なんかも神に近い存在であれば無効あるいは妨害できる可能性もあるし) -- 名無しさん (2023-01-23 22:34:42)
- 鬼五郎は最終的に精神抹殺に等しい処分を受けたんだよな。今考えると結構ひどい話だ。 -- 名無しさん (2023-02-27 09:49:16)
- ↑あの人格のままだったらドラえもん達に復讐するためにまた脱獄しそうだし仕方ない ホクロが主人格になったのも元々の性格がホクロだったけど色々あって歪んでしまったからかもしれないし -- 名無しさん (2023-05-26 16:30:28)
- 敵役の冒険はあったがドラえもん一向の冒険感は感じない不思議な映画。(その分自作で大冒険してるけど) -- 名無しさん (2023-06-12 19:16:32)
- ↑3 酷いって言っても性格が激変しただけみたいなもんだし、凶悪犯罪者が更生するきっかけになったんだから結果オーライだろ。 -- 名無しさん (2024-03-14 08:46:08)
最終更新:2024年03月14日 08:46