登録日:2019/08/17 Sat 11:37:01
更新日:2024/03/19 Tue 20:43:37
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この地球に、宇宙人が密かに暮らしている事はあまり知られていない。
これは、そんな星で出会った若者達の奇跡の物語である。
行くぜ相棒! バディゴー!
画像出典:ウルトラマンタイガ(2019年7月6日~) オープニング映像より
©円谷プロ、「ウルトラマンタイガ」製作委員会・テレビ東京
『ウルトラマンタイガ』は2019年7月6日から放送されたウルトラシリーズ作品。
令和ウルトラマンとしては第1作目、
新世代ヒーローズとしては第7作目となる。
概要
監督はメインに新世代ヒーローズを数多く監督し、本作が初のメインとなる市野龍一の他、
田口清隆、神谷誠、武居正能、辻本貴則、本作でウルトラシリーズ初監督となる越知靖が参加。
シリーズ構成は同じく多くの新世代ヒーローズに参加してきた林壮太郎、中野貴雄。
サブライターには皐月彩、足木淳一郎、柳井祥緒、三浦有為子、小林弘利、勝冶京子、森江美咲が参加している。
オープニングはタイガの声優を担当し、歌手としても活動する
寺島拓篤の「Buddy,steady,go!」、
エンディングは前半がアニソン歌手の佐咲紗花による「ヒトツボシ」、後半が声優ユニット
sphere ダイナと戦った宇宙球体は関係ないの「Sign」。
本作ではバンダイナムコアーツのランティスレーベル所属の歌手による楽曲が提供されている。
音楽はアニメ
生徒会役員共シリーズなどを手掛け、ウルトラシリーズ初の担当となる森悠也。
また、第6話では『
ウルトラセブン』の音楽が使用されており、冬木透が森悠也と共同でクレジットされている。
本作では見逃し配信が
- 第1話は放送期間中、常時無料配信
- 第2話以降の配信は2週間に延長
と今までより視聴者に優しいスタイルになっている。
また、YouTube上でタイガが過去のウルトラマンの戦いを振り返る第0話「
ウルトラマンタイガ物語」も公開された。
また、ウルトラマンのタイプチェンジ要素も控えめとなっており、3人のウルトラマンが交代して戦うというという新しい試みがなされた。
「歴代ウルトラマンの力を借りる」という演出は「ニュージェネウルトラマンの力を宿したアイテムで必殺技を強化する」という形で使用されている。
タイプチェンジはタイガの兄弟子である
ウルトラマンメビウスのように、途中から手に入れた力を使うパワーアップ型となった。
『劇場版R/B』同様、着ぐるみを使わずCGを使用した特撮も一部存在する。
また、第1話~第3話のみ、『
ウルトラマンサーガ』以来となる監督と
特技監督が別に置かれる形となった。
なお、キャッチコピーでは「『タロウ』の息子の物語」と銘打たれていたが、テレビシリーズ本編ではタロウの存在が殊更に強調されず、タイガが若いウルトラマンである事を表現する描写に留まった。
父であるタロウの登場は第1話を除けば全て
回想シーンのみの登場で、直接的にタロウが関わる物語は完結編となる劇場版に回される事となった。
爆発的な人気は得られなかったが、過去作品や過去キャラクターの人気に依存しない独自の物語作り、個々の人格を持つ3人のウルトラマンの登場、その3人と地球人が一体化する展開、タイプチェンジの代わりに3人が入れ替わるシステムなど、色々と新しいことに挑戦した作品だった。
更に3人のウルトラマン自体はそれぞれ強い個性を持ったキャラクターであり、出身が全く異なるためクロスオーバー適性も高い。
この結果、翌年のYouTube配信作品『
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』では3人の新たな魅力が描かれるに至った。
ついでに必殺技を強化していたアイテムは本編のみで使われる設定となっているため、玩具の販促が絡まない後年の客演時に扱いや演出がややこしくなることもない。
2クール作品としては話数や尺の都合に翻弄された部分が多かった一方、キャラクター設定自体は3人とも掘り下げられていたため、ウルトラシリーズ特有の再登場という展開で忘れた頃にその強みを発揮している。
あらすじ
地球には宇宙人が密かに移住してきている。だが、その事を知っているのはごく一部の人間のみで、一般的には知られていない。
そんな社会の中で、主人公の《工藤ヒロユキ》は、宇宙人が絡む事件をもその業務内容に含まれる民間の警備組織《E.G.I.S.(イージス)》に就職し、日夜平和のために働いている。
そんな彼には、本人も知らないある大きな秘密が眠っていた。
それはウルトラマンタイガの“光の粒子”が体内に宿っているという秘密。
ヒロユキの体からタイガが蘇る時、新たな物語が始まる!
(公式サイトより)
登場人物
【 E.G.I.S.】
主人公が所属する民間の警備組織。その仕事は宇宙人絡みの事件も対象である。
演:井上祐貴
22歳。心優しく正義感の強い青年で、宇宙人といった未知の存在でも受け入れようとする。
物語が開始する12年前、宇宙人に襲われたところをウルトラマンタイガの光に助けられる。
ヘルベロスが出現した際にタイガへと初変身し、その後、タイタス、フーマとも出会う。
その正義感からくる熱い言動により、ホマレからは「熱血バカ」と揶揄されることも。
演:新山千春
38歳。E.G.I.S.を立ち上げ、社長を務める女性。
経理に厳しい一面を持つ。
軽い性格の一方で、依頼主の素性によっては報酬の小切手は陰で捨てていたり、宇宙人にも偏見を持たないなど人格者の面もある。
もともとは宇宙人がらみの事案を受け持っている警察組織「外事X課」に身を置いていたが、とある事件をきっかけに組織を離れE.G.I.S.を立ち上げた。
光の巨人が活躍していた頃某コンビニに通っていたとも言われる。レスリー星とは無関係。
演:諒太郎
25歳。ヒロユキの先輩で兄貴分。
ヒロユキに負けず劣らず熱い心を持っており、実働部隊として活動することが多い。
アヤマルム星出身のヒューマノイド型宇宙人。
宇宙人たちからも知られていた宇宙ギャングだったが、現在では悪事からは手を引いている。
25歳とされているが、22歳のヒロユキを「子供」と呼ぶシーンがあるので実年齢はヒロユキを遥かに上回ると思われる。
苗字は北海道に実在する地名からとられていると思われる。
演:吉永アユリ
23歳。オペレーター担当。
E.G.I.S.のサイバーセキュリティーのみならず、人工衛星にもアクセスできるなど、高い技術力を持つ。
明るく、オシャレやダイエットに気を遣うなど女の子らしい一面も。
実は彼女は地球人では無い。
その実態は、エオマック星の科学者が
宇宙爆蝕怪獣 ウーラーを止めるために作り出したアンドロイド「ピリカ03」。
7年前、欠陥品と廃棄された筈が地球に流れ着き、ゴミ捨て場に倒れていたところをカナに拾われ、旭川の苗字を与えられた。
その使命とは、「内部のデバイスによってウーラーとリンクし、
自らの機能を停止させてウーラーを抹殺する」というもの。
早い話がウーラーを道連れにした自殺である。
第24話にて遂にそのウーラーが地球に到達すると、ギルドの持つ脳波コントロール装置を強引に使用してウーラーと一体化した。
しかし、ここでウーラーの心を知ったピリカはただウーラーを殺すのではなく、「お腹がすいている」だけのウーラーを救いたいと願い、奇しくも第5話で友人となったセゲル星人葵と同様に自らを犠牲にして仲間達にその思いを託した。
その後、E.G.I.S.やギルド、ウルトラマン達の奮戦によってそれが叶うと、ウーラーと共に消滅した。
……と思われたのだが生き延びており、後日佐倉警部に紹介される形でE.G.I.S.に帰ってきた。
ホマレ同様、苗字は北海道の地名が由来とされている。また、ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味がある。
CV:黒田崇矢
スーツアクター:石川真之介
ヴィラン・ギルドの残党だった宇宙人で、第1話でベビーザンドリアスを捕らえていた人物。
地球で活動する一団の元締めが逮捕され、組織が機能しなくなったため、地球を去るつもりだった。
しかし、ウーラーの救済作戦でE.G.I.S.と協力関係を結んだことがきっかけとなり、警備担当として入社するに至った。
ヒロユキ、ホマレと組んで3人で活動して行くようだ。
社内では「マグマ」(くん)と呼ばれている。
業務日誌では文章が右肩上がりになるという癖こそあれ、異星人とは思えぬ達筆ぶりにカナ社長も驚いていた。
しかし、ヴィランの頃の癖が抜けないらしく、悪党じみた非常に思わせぶりな表現を用いていた。
警備業務では元が悪党ということもあって結果が良ければ手段を問わないという雑なところがある一方、戦闘では体を張って仲間を守るなど熱い一面も見せた。
CV:廣瀬武央
スーツアクター:福島弘之
マグマ星人同様、ヴィラン・ギルドの残党だった宇宙人。
第1話や第2話でオークションを行なっていた人物。
マグマ星人と同じ経緯でE.G.I.S.との関係を持ち、商売経験を生かして会計担当として入社した。
社内では「マーキンド」(ちゃん)と呼ばれているらしい。
業務日誌では早くも会計処理を理解しており、カナ社長から大絶賛されていた。
ただ、いかんせん手の指が3本しかない種族なので、文字を書くのは非常に苦手な模様。
元が商売人なので信用問題にも敏感であるなど、マグマ星人よりも遥かに真面目である。
【敵サイド】
演:七瀬公
タイガ達が活躍する裏で暗躍する謎の男。
その正体はウルトラマントレギアで、その目的は謎に満ちている。
地球生活を楽しんでいるようで地球の食べ物を食べたり、地球の文化を嗜みながら登場することも多い。
ニュージェネの悪役としては珍しく、最初から最後までほぼブレずに安定した外道っぷりを発揮した。
悪の宇宙人たちによる犯罪組織。
怪獣オークションのために地球に怪獣を放ったり、怪獣を巡って抗争を起こしたりしている。
トレギアとは手を組んでおらず、むしろ自分達の邪魔をする存在として恐れている。
【その他】
演:風見しんご
外事X課の警部。警察では処理し切れないような特殊な案件を依頼しにE.G.I.S.を訪問する。
カナの元上司でサクさんと呼ばれている。
演じる風見氏は映画『
大決戦!超ウルトラ8兄弟』以来のウルトラシリーズで、劇場版『ウルトラマンコスモス』シリーズでのキド役などで出演していた。
演:胡桃そら(仮面女子)
霊能力系ネットアイドルとして活動する少女。
本物の霊能力者で、ナイトファングを封印したシャーマンの子孫である。
その力が他人を不幸にすると考えていたが、ヒロユキらE.G.I.Sのメンバーと関わり、考えを改めるとタイガに地球の力を与え、フォトンアースへのパワーアップに貢献した。
登場ウルトラマン
【トライスクワッド】
生まれた星は違っていても、
共に進む場所は一つ!
我ら……トライスクワッド!
タイガ、タイタス、フーマが結成したヒーローチーム。
トレギアとの戦いで肉体が消滅したが、工藤ヒロユキと出会い、共に戦う事になる。
彼がタイガスパークとウルトラタイガアクセサリーを使用することで変身する。
トレギアとの戦いで弱体化してしまい、ヒロユキの体を借りなければ実体化出来ないため、一度に3人のうちの1人しか戦えないという難点がある。
このため、オープニングにある3人の揃い踏みはテレビシリーズ本編で実現しなかった。
メタ的には「3人同時に出すと殺陣の構成が大変」だという大人の事情によるよるもの。
CV:
寺島拓篤
「光の勇者」の
二つ名を持つ、
M78星雲・光の国出身で、ウルトラマンタロウの息子である若き戦士。
「タロウの息子」としてしか扱われないことを不満に思っており、未熟で熱くなりやすいところもあるが、ヒロユキや仲間達と共に成長していく。
第8話からは強化形態・フォトンアース、第16話からは
スーパーウルトラマン形態・
トライストリウムが登場。
CV:
日野聡
「力の賢者」の二つ名を持つ、
ウルトラマンジョーニアスを輩出したU40出身の賢者。
鍛えられた強靭な肉体と健全な精神を持ち、見た目通りパワーに特化した戦い方が特徴。
【敵サイド】
CV:内田雄馬
光の国出身でウルトラマンタロウの親友だった事が判明した悪のウルトラマン。
人間態の霧崎から「トレギアアイ」というアイテムによって変身……と言うか元の姿に戻る。
【歴代のウルトラマン】
CV:
石丸博也
第0話、第1話、第16話に登場。タイガの父。トレギアと戦闘を繰り広げた他、タイガに宇宙警備隊隊員としての心得を教えていた。
第1話に登場した「ニュージェネレーションヒーローズ」と呼ばれるウルトラマン達。
トレギアを追い詰めたが罠に掛かってしまい、駆け付けたトライスクワッドにそれぞれの力の一部をブレスレットとして授けた。
前作で留学へと旅立ったウルトラマンブルことイサミは人使いの荒い兄、ロッソことカツミからLINEで呼び出されたらしい。
第10話にて、かつて
ナックル星人オデッサと戦った戦士として語られる。
見た目はジャックそのものだが、その正体は明言されていない。
夕日をバックにした姿とオデッサによる絵で登場しており、オデッサは「ああいうのを本当の夕映えって言うんだろうな」と語っている。
第23話にて、ニセウルトラマンベリアル出現に苦戦するタイガの窮地を救ったウルトラマン。
トレギアの挑発にも動じないほど成長した戦士として描かれており、タイガに新アイテム・プラズマゼロレットを手渡した。
本作初登場の怪獣
第1話に登場。宇宙でも名を馳せる凶悪な怪獣。
カッター状のエネルギー波「ヘルスラッシュ」が武器。
霧崎が地球に呼び寄せ、オークションに出されていた
ゼガンを倒すとタイガと対決。しかし、最終的にスプリームブラスターを浴びて爆散された。
第5話に登場。セゲル星人の侵略兵器で、セゲル星では「セグメゲル様」と呼ばれ、神格化されている。
口から吐く火炎「セゲルフレイム」には猛毒が含まれている他、その体液すらも猛毒という全身毒だらけの危険な怪獣。
召喚士のセゲル星人 葵によって呼び出され、トライスクワッドを毒で追い詰めた。
第7話と第8話に登場。太古の昔、九頭流村に封印されていた魔獣。
邪悪な音波を操って人々に悪夢を見せ、そのエネルギーを糧とする。
第9話に登場。水獣の守り人と呼ばれる宇宙人に封印されていた。
マジャッパ芳香は良い香りがするが、相手を痺れさせる効果がある。
水ノ魔王獣 マガジャッパの元となった怪獣とされる。
第14話に登場。元々は宇宙人科学者イルトが開発したロボット。
霧崎ことトレギアによって憎しみの感情を埋め込まれてしまい暴走し、本来は守るはずだった惑星を滅ぼした事もある。
フーマの七星光波手裏剣、タイガのストリウムブラスターですら吸収して分身する能力を持ち、タイガを苦しめた。
しかし霧崎がナイトファングリングを使うように仕向け、リングの効果で分身能力が解除されると形勢逆転。
更にイルトの遠隔操作でシャットダウンされ、最終的にフォトンアースのオーラムストリウムを浴びて破壊された。
第18話に登場。
間抜けな見た目と違って姿を見た者は死ぬと宇宙で恐れられており、ゴロン棒という雷を轟かせる棍棒を武器にトライスクワッドを苦しめた。
最終的にトライストリウムのタイタスバーニングハンマーの鉄槌を受け倒された。
第24話と第25話に登場。
とある文明の発達した惑星が出し続けた廃棄物(=ゴミ)が化学反応を起こした結果偶発的に誕生した、無限の食欲を持つ疑似生命体。
トレギアの計画によって地球に襲来し、地球を食い尽くそうとするが、トライスクワッドとE.G.I.S.、ヴィラン・ギルドの協力によって空腹を満たされて倒された。
映画『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』に登場する怪獣。
ウルトラマントレギアの肉体に宿る、「その名前を口にしただけで呪われる」と宇宙人に恐れられている邪悪な怪獣。
宇宙遺跡ボルヘスの墓場に封じられていたが、封じられてもなお悪夢や創作家へのインスピレーションとして現世に干渉していたらしい。
各エピソード及び登場怪獣・宇宙人
今作では『R/B』まであったエンディング後のミニコーナー(いわゆる歴代ウルトラ戦士/今週の怪獣・宇宙人紹介コーナー)が存在しない分、本編の尺が若干増えている。
「登場怪獣」「登場宇宙人」の欄で赤文字になっている者はそのエピソードでのメインを務める怪獣ということを表している。
ウルトラマントレギアは「登場宇宙人」の欄に分類。
また、ガワ(着ぐるみ)が登場しない宇宙人(所謂ヒューマノイドタイプ)は、一部例外を除き基本的にここでは記載しない。
関連作品
各回の放送終了後にYouTube上で短編ボイスドラマ「
トライスクワッド ボイスドラマ」が配信された。
『
SSSS.GRIDMAN』でも行われた試みだが、ウルトラシリーズ本編では初めてとなる。
トライスクワッドの3人の過去や本編の裏でのエピソードが語られており、過去作品の後日談や補完となる回も存在する他、
エピソードによっては複数回にまたがっている長編エピソードとなる事もある。
一部エピソードには挿絵が存在し、デザイナーの後藤正行氏が担当している。
サウンドトラックにもオリジナルボイスドラマが収録されており『アイゼンボーグ』と関連する内容となっている。
その他、2019年9月29日からYouTubeで独占配信された『
ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』は『劇場版R/B』から本作第1話冒頭までに起きた物語とされている。
『ウルトラゼロファイト』『ウルトラファイトビクトリー』『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』同様、別にニュージェネレーションヒーローズがだいぶくたびれた怪獣と戦う訳ではない。
小説作品として、
超全集にトレギアの過去を描く『
トレギア物語/青い影』、テレビシリーズのBlu-ray BOXにヒロユキの過去を描いた『友は風の彼方に』、
『ニュージェネクライマックス』Blu-ray特装限定版には劇場版本編のその後を描いた『輝く風の朝に』が収録。
この手の作品には珍しく、EXPOのショーステージが正史に組み込まれており、トライスクワッドの結成譚となっている。
余談
- 本作はBlu-ray BOXの発売が放送開始直後に発表されたのだが、この時46年前の『タロウ』で主人公の東光太郎を演じた篠田三郎氏からコメントが寄せられた。
ウルトラシリーズが息の長いシリーズとして発展し、タロウの息子がテレビに出てくる事を「あの頃は夢にも思わなかった」と述べ、作品への応援の言葉を贈っている。
- Blu-ray BOX 2巻では篠田三郎氏と井上祐貴氏によるスペシャルな対談が収録されており、篠田氏もちゃんと『タイガ』に一通り目を通し、自身が出演した頃も思い返しながらコメントをしているらしい。
- タロウの息子の物語でありながら、当初はタロウを含めた昭和ウルトラシリーズとの繋がりを感じさせる要素が非常に少なく、主にボイスドラマで補完されていた。
しかし、一部エピソードの監督を務めた辻本貴則氏が物語後半で非常に気を遣っており、氏の担当回で昭和ウルトラシリーズやM78ワールドに関連を持たせたり小ネタを散りばめたエピソードが多く描かれた。
\カモン!/
追記・修正の編集者、Wiki籠もり!
作品やキャラクター、製作者などへの愚痴や文句、誹謗中傷や罵倒や批判、それらを肯定するコメントは禁止されています。
守られない場合コメント欄の撤去やIP規制といった処置がとられますのでご注意ください。
- コメント欄をリセット、警告を追加しました。 -- 名無しさん (2019-09-09 20:58:00)
- OPのナレーションだと「宇宙人が密かに地球で暮らしていることはあまり知られていない」といまだに言われてるけど、もうここまで連日事件が起こったら誰でも宇宙人が地球に潜伏してると考えるよなあ。メイツ星人やパラダイ星人のように宇宙人狩りが起こってもおかしくないかもしれない -- 名無しさん (2019-09-09 21:05:52)
- TLTno -- 名無しさん (2019-09-11 15:56:42)
- 失礼 TLTのMPみたいな組織があるかもしれないね -- 名無しさん (2019-09-11 15:57:26)
- メイツ星人みたいな事件が起こらなければいいが… -- 名無しさん (2019-09-14 19:22:24)
- ↑4 侵略宇宙人の潜伏は気付かれていると思うが、ホマレ先輩や小田さんみたいな基本的に無害な存在は知られていないって意味じゃね。 -- 名無しさん (2019-09-30 02:30:05)
- ギガデロス回から、怪獣登場シーンに名前のテロップを入れるというちょっと懐かしい演出が加わったな。80やマックスでもやってたやつ。 -- 名無しさん (2019-10-12 23:20:57)
- あと物語中の残された謎は「ピリカの正体」「トレギアの生い立ち」「タロウの行方」あたりだろうか? -- 名無しさん (2019-10-26 23:10:23)
- 前にタイガの代でまた闇堕ちウルトラマン出ちゃうんじゃ…って一人震えてたけど、ふと「ウルトラマンで最初にヒーローとしてメディアに登場した後に闇堕ちエンドになった奴っていたっけ?」と思った。まだ油断は出来ないけど。 -- 名無しさん (2019-10-31 11:01:28)
- 前回の話は危うくメイツ星人みたいになりそうだったけどハッピーエンドで終わってよかった…(パンドンはかわいそうだったけど) -- 名無しさん (2019-11-25 20:54:54)
- 宇宙関係者3人も束ねてトレギアの襲撃から2度も生還する社長チートすぎる -- 名無しさん (2019-12-14 13:10:57)
- キャストの突然の交代で脚本が変わったところが気になる -- 名無しさん (2019-12-15 18:09:25)
- すみません、どなたかヒロユキの項目にリンク張っていただけませんか? -- 名無しさん (2019-12-20 00:05:55)
- ディレクターズカット版が見たいな。トラスクの会話ごっそり削られているみたいだし -- 名無しさん (2019-12-20 00:06:34)
- 警告無視のコメントを削除 -- 名無しさん (2020-01-03 15:41:52)
- えぇ…作品やキャラクター、製作者などへの愚痴でも文句でも誹謗中傷でも罵倒でも批判でもなかっただろ。なんでもかんでも削除し過ぎじゃないか? -- 名無しさん (2020-01-03 16:08:00)
- ↑消した人がどう取ったのかは知らんけど、批判的な皮肉と取られても仕方の無い書き方ではあったと思う。何でも消しゃいいわけじゃないってのは同意だが -- 名無しさん (2020-01-03 16:16:43)
- ありゃりゃ… -- 名無しさん (2020-01-04 00:19:06)
- 22話のタッコングの別名が「オイル怪獣」からバット成人の「触覚宇宙人」になっているので編集可能な方直していただきたいです。 -- 名無しさん (2020-05-17 16:36:39)
- なんていうか…親父と同じくコメディ路線でいくか?と思ったら、むしろその真逆だったので当惑した。それでも地球人と宇宙人の共存関係を、より克明に描いていたのは好きだったけど。 -- 名無しさん (2020-06-22 21:35:57)
- 劇場版、8月7日に公開決定との事で -- 名無しさん (2020-07-07 20:50:45)
- 間違いなく過小評価されてる名作。そりゃ視聴者の望む展開ではなかったなら「期待外れ」ではあったのかもしれないが、それが駄作である理由にはならない。夕映えの戦士とか屈指の傑作回もあるし、OPの語りから始まる「共存」というストーリー全体のテーマはしっかり一本貫いてる -- 名無しさん (2020-07-31 09:58:54)
- 視聴者が望んでた(望んでしまった)のはウルトラマンタロウの息子の物語で製作側は一貫してウルトラマンタイガを中心としたトライスクワッドの物語を描いていたからその齟齬で評価されにくいのかなって思う。ちゃんとウルトラマンタイガの物語として観たらしっかり作り込まれてるし、面白い。 -- 名無しさん (2020-07-31 12:29:16)
- ゴロサンダーみたいなしれっと入るタロウ要素があればもっとウケたのかもね。製作陣は勝負しすぎたようだ。 -- 名無しさん (2020-07-31 12:55:00)
- ↑2 わざわざ「『タロウ』の息子の物語」って放送前のポスターにでかでかとキャッチコピーとして書いてるのに何故そんな方向性に舵を切ってしまったのか?って構成上の謎が最大のトゲって気がする -- 名無しさん (2020-07-31 13:25:06)
- ↑3 それはないと思う。というか三人ウルトラマン体勢なのに「ウルトラマンタイガの物語」しか書いてないならその方が問題じゃないかな。実際には(特に一クール目は)タイガの物語というよりイージスの物語だったし。 -- 名無しさん (2020-07-31 14:57:18)
- 結局のところタイガがタロウの息子である一番の理由ってのはトラスク内で負けないための箔付けってことだったんじゃないかなと、そこからキャラを組み立てていくのが悪いことだとは言わないけど -- 名無しさん (2020-07-31 21:52:19)
- キャスト交代に伴う再撮影の影響が結構大きかったのと製作側、スポンサー、視聴者で求めるものが違った結果としてちょっとちぐはぐな感じになってしまったのかなと思う。一見正統派に見えてニュージェネ内では特に異色作になったのは間違いないし物語としてやや煮詰めが甘かった所はあるけど駄作って程でもない。 -- 名無しさん (2020-08-03 23:05:25)
- ディレクターカット版で長尺でみたい作品だった -- 名無しさん (2020-08-09 17:36:59)
- 元からタロウの息子と2人のウルトラマンという軸で組み立てられたらしいね。 -- 名無しさん (2020-08-24 01:46:12)
- 宇宙人移民を現実の移民問題みたいに扱うのが受け付けなかった。宇宙人の存在すら公認されていない辺境までわざわざ来てなに被害者面してんの? としか思えなかった -- 名無しさん (2020-09-19 08:14:21)
- その辺は怪獣使いと少年のオマージュだと思う。監督帰マンファンだし。 -- 名無しさん (2020-09-19 08:53:04)
- 正直、タロウの息子の物語なのに帰りマン推しやオマージュの回ばっかりだったのはアレだったと思う せめてタイラントやテンペラー星人と対決させろや -- 名無しさん (2020-09-19 09:29:34)
- トライスクワッドはフュージョン路線から脱却しようとしたけどスポンサーの都合でできないから妥協点として出来たって印象がある -- 名無しさん (2020-09-27 18:39:13)
- 3人のウルトラマンがいる意味があまり無かったしただのフォームチェンジでいいし客寄せパンダ感は否めなかったな -- 名無しさん (2020-10-05 16:01:25)
- タイタスとフーマの変身者はホマレの方にした方が良かったかもな その方がタイガと差別化できたし ちょうど前作のルーブは毎回ウルトラマン二人で戦ってたんだし -- 名無しさん (2020-10-15 20:13:57)
- タイガ作中の年表ってボイスドラマ(それぞれのウルトラマンとしての始まり)、THE LIVE(トライスクワッド結成)、TV本編じゃん。これゼロで例えたらボイスドラマが銀河伝説でTHE LIVEがベリアル銀河帝国、TV本編がサーガあたりじゃん。視聴者は銀河伝説か銀河帝国あたりの話だと思ってたのにいきなりサーガ見せられたら、そらなんか「コレジャナイ」って反応になるわ。ジードがちゃんと銀河伝説あたりの話をやってたからなおさらに -- 名無しさん (2020-10-18 02:45:50)
- ↑タイタスやフーマの掘り下げや「それぞれ違う星のウルトラマン」って特色もボイスドラマやTHE LIVEがメインでTV本編ではあんまりやらなかったもんな アレはもったいないと思った -- 名無しさん (2020-10-20 04:23:14)
- その辺りの展開見ると販促ありきの番組製作から脱却して利益はイベントで回収するって方針だったのかな~って思わないでもない。結果としてはまぁ余り上手くはいかなかったけれど。 -- 名無しさん (2020-10-20 07:52:49)
- Zは完成度自体は高いけど、要素一つ一つを冷静に考えると実は代わり映えしなかったり過去キャラ頼りで新キャラを持て余してたりするし。特にルーブ以後、2クールは少ないって弱点がより顕著になってきてる。タイガは新要素つけすぎてそれがより目立つ感じ。 -- 名無しさん (2020-10-20 13:01:22)
- だからいっそもっと早く顔見世しちゃって、半年の再放送期間中の寸劇で色々掘り下げしとけば、ある程度解消されるんじゃないのかな。 -- 名無しさん (2020-10-20 13:05:45)
- ↑R/Bの映画でジードの代わりに顔出し客演しとけば良かったかもなあ -- 名無しさん (2020-10-21 14:18:29)
- 新要素モリモリでシリアスなストーリーにしたらあまり上手くいかなかったから次回作は従来路線に戻した、ってネクサス→マックスの時と同じ流れだよな 歴史は繰り返すというか学習しないというか… -- 名無しさん (2020-10-24 14:40:55)
- でもウルトラに限ったことじゃないが、成否は問わず時々は趣向の違うことしないといけない。ニュージェネの場合、扱いやすいからって安易にゼロとベリアル使いすぎたツケでマンネリと食傷が加速したって面もある。 -- 名無しさん (2020-10-25 14:05:07)
- いろいろと惜しかったと思う。タロウとの親子の絆やトレギアの掘り下げを本編でやっとけばもっと評価高かったはず。何が言いたいかと言うと尺不足 -- 名無しさん (2020-11-09 17:03:44)
- 4クールは円谷とテレ東の負担が辛そうだし、本編3クールと総集編1クールのグリッドマン方式がいまのところよさそう -- 名無しさん (2020-12-22 19:34:15)
- 警告あんのに全然守ってねえじゃん。好きな人もいるって考えないの? -- 名無しさん (2021-05-27 20:38:43)
- Wikipediaから丸写しの箇所を削除 -- 名無しさん (2021-12-16 16:07:56)
- タロウの息子だからって作風までタロウみたいにする必要なんかどこにもないわ。ゼロだって色々主役の作品あるけど別にセブンの作風と全く似てないし…というかタロウだってギャグやシュールな回だけじゃなくハードな回だってあるし -- 名無しさん (2023-10-25 19:44:59)
最終更新:2024年03月19日 20:43