デッド・シグナル

登録日:2019/08/03 Sat 08:14:23
更新日:2023/04/02 Sun 16:56:09
所要時間:約 4 分で読めます




オレが日本駐屯駐超人となったあかつきには社会のルールを守れない人間は……

ビシバシ取り締まってやるぜーーっ!!

所属:正義超人
身長:213cm
体重:692kg
出身地:日本
超人強度:104万パワー
稲田徹

キン肉マンⅡ世』に登場した超人。
万太郎たちに続いてヘラクレス・ファクトリーを卒業した二期生の代表「ジェネレーション-EX」のひとり。
ヘラクレス・ファクトリーでの認識番号は58。口癖は「グギガー」。
日本防衛の任につきながら、堕落を極めて遊んでばかりの一期生との「日本駐屯超人入れ替え戦」で万太郎と戦う。
顔が標識なので無表情に見えるが、笑うと口のようなものが浮かぶ。

顔の標識を変化させることで、相手の動きを支配したり、雨や嵐といった自然現象を操って攻撃する「交通標識(トラフィックサイン)殺法」が得意技。
この技について落石なども発生させているため武器を使った反則ではないかとの物言いが付いたが、
これらはリングへの持ち込みではなくあくまで超人としての能力で起こしている行為なのでルール違反ではなく、正義超人としての問題も無い。
(超人プロレスにおいては超人自身に内蔵された兵器はルールの範疇であることも言及されている。人間のプロレスと違い、各々が元々有している装備品や武装は超人プロレスにおいて一貫してまったくの合法なのである)

全身が交通標識や信号機などで構成されており、シルエットは人間の他の二期生と比べても明らかなイロモノ超人。
しかし、代表に選ばれるだけあって実力は高く、ヘラクレス・ファクトリーの卒業試験ではジェロニモを3分でKOしている。

性格は度を越えたクソ真面目で、日本駐屯超人となった時には人間を交通ルールをはじめとした規則と秩序でガチガチに縛り付けようと考えている。
それは自分に対しても厳格で、リングに描かれた偽物と分かっていても交通標識に従ってしまう。

一応、本人なりの正義超人としての志は持っており、同期のクリオネマンと違ってきちんと正義超人の務めは果たそうとしているのだが、
如何せんやり方が過激な上に融通のきかない性格なので、このままでは仮に日本を守る任務に就いてもなかなか受け入れられないかもしれない。

ルールを破る者には容赦がないことから、どちらかと言えば残虐超人よりとも言える。

何故か股関に初心者マークが付いているが、詮索などはしない方がいいのだろうか。


【技】

死の踏切(デッドレイルロード)
足の踏切を上げ、それをくぐった相手に電車の幻覚を見せ、それに合わせて巨大な看板などを飛ばして相手にぶつける。

・デッドガードレール
腰のガードレールを伸ばし、逃げる相手を捕まえたり近くに引き寄せたりする技。

標識(サイン)丸鋸
頭の標識を回転させて鋸のように相手を切り裂く。
両手首の標識を同時に回転させる「トリプル丸鋸」というバリエーションもある。

舗装道路(ペイヴドロード)
足元からアスファルトを流し、リング上を固める。
体重が外見に比べて重いのはこれが原因かも。

NASTY DROP(ナスティードロップ)
うつぶせにした相手の上で倒立した姿勢になり、「標識丸鋸」で背中をえぐる。本人曰く「この世で最もえげつない技」

・シグナル・スマッシュ
相手の頭を胸の信号機に叩きつける残酷技。


【活躍】

川崎球場に設置された「ヘラクレスの足の裏」リング二回戦で、万太郎と対戦。

試合開始早々、頑丈そうなボディに比べて細く弱そうな両足にドロップキックを受けて悶絶するが、
追撃を狙った万太郎を顔の標識を「指定方向外進行禁止」に変え、キックの軌道をカーブさせて弾き飛ばす。

さらに、「死の踏切」や「落石注意」の交通標識殺法で看板を飛ばしたり球場の壁を崩したりして万太郎に大ダメージを与えると、
万太郎が大ダメージを受けたのはルールを破ったためであり、ルールを守る秩序だった社会の大切さを演説して観客を味方につける。

そして、万太郎の首を刈ろうと落下しながら「標識丸鋸」を放つが、何故か寸前でカーブしてしまう。
実は、大量に出血した万太郎の血(アニメでは場外から飛んできたペンキ)が偶然リングに進行方向表示の矢印が描かれており、ルールを重んじるデッド・シグナルはそれに従ってしまったのだ。

それに気づいた万太郎はリングに「徐行」や「横断歩道」、「カルビ丼おごれ」を描き、デッド・シグナルの動きをストップさせて反撃されてしまい、
怒涛の猛攻撃を受けボディが歪む程のダメージを食らってしまう。

しかし、万太郎の血が止まった所で起き上がり、「舗装道路」でリング上の表示を消すと万太郎を捕まえ
「標識丸鋸」や「NASTY DROP」で残虐に切り刻むが万太郎も火事場のクソ力で反撃し、一進一退の攻防となり再び「死の踏切」を繰り出す。

一度は幻を見破り踏切への侵入を止めた万太郎だったが、踏切内に犬が迷い混んでいるのを見つけると犬を助けるために踏切に突入し、これを救う。
再びルールを破った万太郎の行動を観衆に訴えて味方につけようとするが、観衆は犬を救った万太郎を支持し、会場は一気にマンタローコールに包まれる。

観衆を味方につける事に失敗し、ならば実力で認めさせてやると最後の攻撃に撃って出るが、
「マンタロー一番搾り」に捕らえられて「標識丸鋸」を止められてしまうと、とどめに「キン肉バスター」を受けてKOされた。

原作ではその後出番はないが、アニメオリジナルの万太郎VSバロン・マクシミリアン戦をクリオネマンと共に定食屋で試合を観戦していた。



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最終更新:2023年04月02日 16:56