武神将ヘルマティオ(神羅万象)

登録日:2019/07/29 (月) 01:31:06
更新日:2024/03/17 Sun 13:48:39
所要時間:約 6 分で読めます






面白い武器を使う…気に入ったぞ小娘…




武神将ヘルマティオとは、神羅万象チョコシリーズに登場するキャラクター。

◆データ

No:III 108
Power:18
出身地:天界・破壊神統治領域
必殺技:影修潰撃 「星屑」
敵対者:水嶺王シズク

◆解説

神羅万象第三章におけるキャラクター。

破壊神デストールの従属神である『五神将』の中の『三神将』の一人にして武具を司る軍神。
怪力無双を誇る剛力神で、二刃の剣と鉄アレイのような巨大武器を操って戦う戦闘スタイルの持ち主。
地上界の鎧羅地域では「発明の女神」と呼ばれて崇拝されており、ストーリー上で戦った水嶺王シズクは鎧羅族なので縁があったと言える。

容姿は水色の髪の毛と太眉が特徴的な美少女。
しかし体型は怪力無双の異名に反して華奢で小柄…言ってしまえばロリ体型。
胸も多少の膨らみがある程度で、巨乳ばかりの神羅女性キャラにしては逆に珍しく貧乳気味。

性格に関しては、カードで描かれているだけの口調を見ると、シズクを「小娘」と呼ぶなどかなり威圧的に見える。
しかし、後年の神羅万象フロンティアでの描写において、ボクっ娘である事も判明してファンを驚かせた。
そのため、フロンティアを遊んでいない層からは天地からの設定追加だと勘違いされがち(形としては完全に間違ってもいないが)。

他の三神将とは、お互いを「ザン」「アム」「ヘルマ」と愛称で呼び合うほどには仲が良い。
フロンティアでは、オールスター人気投票の結果に関してザンダルフやアムニスタと一緒にランクインしたかったと悲しそうに呟くなど、仲間思いな一面も見せている。

部下も存在し、レア・ヴォルザというモンスターを側近として配下に置いている。
しかし、レア・ヴォルサとヘルマティオの絡みは描かれていないので、どのような上下関係を築いていたのかは不明。
まあ、ヘルマティオの何だかんだで優しい性格を見るに悪い関係性では多分なかったであろうことは容易に想像できるか。

作中ではハーディンの案内で破壊神宮殿に導かれた光の戦士を待ち構え、水嶺王シズクと激突するが敗れ去った。
三章ラストでデストールとクリエールが融合してからは、融合体である調和神バランシールを上司として仕えた模様。
そして、他の五神将と共に最初の新星神である無頼神ゼロニクスを創造したのだった。



喜べメビウス…ボクが相手をしてやろう!
赤い蛇にヘビーな一撃をお見舞いしてやろう…フフフ!


◇武神将ヘルマティオ(天地神明の章Ver.)


No:天地 037
Power:40
名前:ヘルマティオ<女>
種族:神「古醍神」<五神将>
属性:聖、魔、闇、水、金、土、風、氷
武器:影修剣・覇王星
上司:調和神バランシール
特技:影修潰撃「星屑流星群」

オールスターである天地神明の章にて再登場し、五神将を含む天界最強の10人の神々の『十天闘神』の一員として登場。

容姿自体は第3章の時と殆ど変わっておらず、相変わらずロリ美少女(ただし、原川光博の作画の変化で印象は結構変わっている)。
服装も基本デザインは変わっていないが、胸元の部分だけ大きく開けて露出が強化されている。
冷静に見ると地味に過激な服装なのだが、おっぱいが小さい影響で谷間がほんの僅かしか形成されていないのでギリギリセーフ…なのか?

謎の大きな球体に腰を載せて座っているが、この球体は「神衛星」を模して作られた自律武器。
これには破壊神デストールの行動パターンを模した人工知能がプログラムされているとの事。

カードではアナザーVer.も存在し、こちらは自立武器の球体が光を帯びていて、身体周りにはキラキラした輝きが放たれている。
更に無表情だった顔が変化し、歯を出して軽く笑みを浮かべている。もしかしたらこの表情は自分の親父ギャグで笑った際の顔なのだろうか?

外観に関しての変化は然程ない一方、戦闘スペックに関してはパワーがかつての2倍以上になるなど大幅に強化されている。

この再登場でボクっ娘設定がカード媒体で初めて描かれた他、親父ギャグが好きだという事実が判明。
魔導神メビウスにも「赤い蛇にヘビーな一撃をお見舞い」というギャグを披露し、一人で笑うという仕草を見せた。
このギャグを聞いたメビウス一行は、そのセンスに思わず沈黙する事しかできなかった。

発明の女神なだけあって、ソロモン王アークの持つ魔剣ゴッドイーターに激しく興味を抱いていた模様。
かつて戦ったシズクとも天界での女性同士という事で親交を深めていたようで、武器に関しての相談を彼女から受けていたようだ。

作中では閃光王オウキと共にメビウスの前に現れ、既に満身創痍だったアークとアポロを粉砕。
場は一気に凍り付き、敵も味方も微動だに出来ない沈黙の時間が続いた後、カイと激突。
終極因使であるカイは、パワー勝負の戦闘スタイルを取るヘルマティオとの相性が悪かった事で、サイへの戦闘支援をする余裕を生ませなかった。
黄金鬼吼神マキシウスがメビウス一行への加入を決めると、臨戦態勢を解いて撤退するという行動を見せるのだった。

第3弾のストーリーでは、黎明王ディルクルムとタイマンで戦闘を開始。
激闘の末に力尽きたかと思われたが、十天闘神はこの時点でメビウスと哀れなラスボスを呼び寄せる為に芝居をしていたので、すぐに立ち上がってラスボスと戦った。


◇武神将ヘルマティオ(界顧録Ver.)


No:界顧録 EX5

界顧録における収録では、この天地神明の章における服装の姿での新規絵が描かれている。
しかし、「神衛星」を模して作られた球体には乗っかっておらず、全体の印象としては三章と天地神明の中間とでも言うべきか。
界顧録では天地神明の章におけるアナザーVer.のように笑っている他、ピースサインまで披露。

界顧録で明かされた設定では、普段は無表情で何を考えているかよく分からない部分が多いが、ギャグ好きという意外性もあって周囲の仲間には愛されていたとの事。
第十章アナザーVer.や界顧録で見せた笑顔の表情は、相当珍しいヘルマティオの様子を描いた物なのかもしれない。

◆備考

  • 第三章ではハーディン以外は深く描写されていないにもかかわらず個性あるキャラで人気を博した五神将だが、ヘルマティオはその中でも特に人気が高い。
    ロリ体型の美少女というデザインが人気の原因だろう。良くも悪くも「あざとい」ってことか。
    人気投票では女性部門5位にランクインし、多くの歴代神羅美少女キャラとの戦いでも大奮闘した事からもその人気っぷりが分かる。

  • 神羅万象シリーズ最終弾である界顧録での新規収録決定は、多くのファンが喜びと困惑の衝撃を受けた。
    界顧録は収録枠が少なく、収録不可能な人気キャラが嫌でも出ざるを得ない中で、メインヒロインでもないヘルマティオの収録は予想されていなかった。
    だが、界顧録における女性枠はかつての人気投票の女性部門上位5名がそのまま選びぬかれた形になっており、ヘルマティオの選出は単純に人気順に応じた結果なので不可解な物ではない。

  • コロコロアニキの『神羅万象チョコ4コマアンソロジー』でも、萬屋不死身之介が執筆した4コマパートで登場。
    破壊神デストールに呼ばれた際に「墓石、デストール」というギャグを見せて大爆笑していたが、その様子を見ていたデストールはヘルマティオをクビにしようかと考えていた。
    なお、デストールの存在から時系列的には第三章での出来事のはずなのだが、ヘルマティオの服装は第十章及び界顧録の仕様である*1





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最終更新:2024年03月17日 13:48

*1 4コマアンソロジーが界顧録発売に合わせた読み切り企画なので、界顧録のイラストに合わせての配慮の可能性もある