登録日:2019/07/24 (水曜日) 01:07:00
更新日:2021/08/12 Thu 02:52:57
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WWE 24/7王座とは
WWEが2019年から所管している王座である。
2002年に封印された
WWEハードコア王座の後継王座に相当する。
ハードコア王座同様「
24時間ルール」(内容はハードコア王座の項目参照)が適用される。
概要
復活に至るまでの背景
2002年にハードコア王座が封印後、WWEのファミリー路線への転換も相まって、歴史ある諸王座が消滅・統一された事もありこの「おふざけ路線」の王座は見向きもされる事もなく、実に15年以上の月日が経過していた。
しかし、2019年5月20日の「RAW」において、初代WWEハードコア王者であったミック・フォーリーが、突如としてこの王座の新設を発表した。
背景には、「RAW」を放映するUSAネットワークを持つアメリカ3大ネットワークの1つであるNBCから、低迷している視聴率回復の為の改善案が示され、その中に「ハードコア王座の復活」もしくは「同王座の後継となる新たな王座の設立」があった為とされている。
ルール
上述の「24時間ルール」形式に加えて、性別・所属ブランドを問わず、どの選手でも挑戦可能されている。
また現在現役でないレジェンド達でも挑戦できるらしく、7月23日に行われた「RAW」では、パット・パターソン&ジェリー・ブリスコ、テッド・デビアス(父)といったレジェンドレスラーに加えて、ケリー・ケリー、キャンデス・ミッシェル、アランドラ・ブレイズといった女性レスラーたち(この3人もOGで、現役選手ではない)も王座を獲得した。
挙句には、プロレスとは無縁のミュージシャン・マシュメロも王座を獲得している。
2019年12月には、車を使ったプロレスことNASCARのチャンピオン、カイル・ブッシュも獲得。
「これで2冠王だぜ!」って喜んでたら即座に奪還されましたけどねw
そしてテッド・デビアス(父)が現金で王座を買収して獲得した事から、ピンフォール・ギブアップ以外の手段でも、どうやら現王者が同意さえすれば王座が移動するらしい。
王座創設から現在
2019年7月現在、主としてRトゥルース(SmackDown!所属)とドレイク・マーベリック(205LIVE!所属)が途方もない茶番熾烈な奪い合いを繰り広げており、
- 結婚式場(アングルかと思いきや、なんと本当のマーベリックの結婚式会場で行われた)
- コミコン(世界最大級のSF・マンガ・アニメ文化のイベント)
など、時間や場所それから空気を選ばず
日夜、王座戦が行われている。
また当然ながら、この2人以外も挑戦する選手達がウヨウヨ居るので、リング上やバックステージは無論の事、
- フランクフルト空港の滑走路(サウジアラビア公演に向かう為に乗り継ぎで滞在していた)
など、ありとあらゆる場所で王座戦が行われている。
歴代王者
現在も増え続けているので省略。
項目作成時点での最多獲得者はRトゥルースの10回。
創設から僅か2か月でこの獲得数の多さであるのが、この王座のカオスぶりを象徴している。
その他
- WWEハードコア王座はWWEグランドスラムの達成要件となる王座の1つとなっていたが、この王座は現在、達成要件にはなってはいない模様。
- 日本にも、この王座に似た「アイアンマンヘビーメタル級王座」という王座を所轄する団体が存在するが、こちらは本家に輪をかけて酷い。2020年11月現在、王座取得者はのべ1497人。中には、中村時広愛媛県知事(当時)などのプロレスとは全く無縁の人、GAORAのカメラマンなどの一般人、さらには脚立だとかトラックだとかアイアンマンヘビーメタル級王座のベルトその物だとか、生き物以外の無機物までもが、王者の系譜に軒を連ねている。(しかもベルトは記念すべき1000代王者)。
追記・修正は王座を獲得してからお願いいたします。
- 実質わっさとマーベリックの一騎打ち王座 -- 名無しさん (2019-07-24 19:12:34)
最終更新:2021年08月12日 02:52