高橋悠也

登録日:2019/07/21 (日) 02:35:18
更新日:2019/07/31 Wed 19:12:49
所要時間:約 5 分で読めます




高橋(たかはし)悠也(ゆうや)とは、日本で活躍する脚本家、作家、演出家。Queen-B所属。
ちなみに俳優もやっており、2019年現在は活動を休止しているが『劇団UNIBIRD』主宰でもある。


【概要】

東京都出身。1978年2月1日生まれ。
テレビドラマやアニメをメインに活動しており、舞台などの脚本を手がけている。
最初は脚本家ではなく漫画家を志していたのだが、イラストが桁違いに上手な同級生の絵を一目で見て自ら断念した。
その後は「物語を書いていく」ことを目指したが、本格的に決めたのは、高校時代に文化祭の出し物で演劇をやった時が切欠である。

長い下積み時代を経て*1、2010年にてドラマ版『怪物くん』でテレビ脚本に初参加、『相棒』や『エンジェル・ハート』を始めとするドラマの脚本を担当する。
アニメでも『TIGER&BUNNY』を数話担当した後、『曇天に笑う』で初めてシリーズ構成・脚本を担当しており、映画や舞台でも脚本を担当。
これ以降では2015年に放映された『ルパン三世』や『ラクエンロジック』でもシリーズ構成・脚本を担当しており、水田わさび版ドラえもんでも2018年度から参加している。

特撮では『仮面ライダードライブ』のスピンオフを執筆していたのだが、それが切欠で2016年度から平成ライダーシリーズ第18作である『仮面ライダーエグゼイド』のメイン脚本に抜擢されていく。
これを皮切りに特撮界隈から注目が集まっていくのだが、当人も「サブライターからではなく、まさかいきなりメインライターとして」選ばれたことに驚いたとのことである。

そちらの概要でも触れられている通り、プロデューサーの大森敬仁氏から「過去2作品で組んだ三条陸への依存を脱し、自身と年齢が近い脚本家と1年間突き詰めていくという思いを抱いたから」という理由で選ばれた。
その後は『エグゼイド』の仕事の縁で『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』の脚本を担当することとなる。


【作風・エピソード】

前述のとおり、大森氏から「速筆」と評されているとおり、『仮面ライダーエグゼイド』全話執筆を成し遂げており、平成ライダーでは『仮面ライダー555』を執筆した893井上敏樹以来となる。
他にもスケジュールが圧迫されることを承知した上で『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』の執筆を引き受けたりしている。

インタビューによると若い頃から今まで徹底しているのは「締め切りだけは必ず守ること」であり、特に脚本家として物語を書き始めた頃は、とにかく締め切りに間に合うように優先していたとのこと。
「スケジュールかクオリティか」を選ぶという苦渋の選択において締め切りを優先させたのは、「映像作品は、脚本だけで完成するわけでなく、脚本を書く人がいて、実際にその筋書きで演じる人がいて、役者が演じている様子を撮る人がいて、撮った映像を編集する人がいる(意訳)」という氏の考えに基づいているため。

脚本家がごまんといる世界において生き残り、尚且つ仕事を勝ち取るために『少なくてもスケジュールを守る、筆の早い脚本家である』という姿勢を貫こうと心がけたのだ。
その後プロデューサーを始めとするドラマやアニメの制作スタッフからの信頼を勝ち取り、次第に仕事が増えたのは言うまでもないだろう。
……それにしたって一人でエグセイドの脚本全話執筆の上に、映画やVシネマ、小説など、一部のスピンオフを除いて引き受けているあたり中々無茶をしているようだが。実際、高橋氏は毎日納期に追われて大変だったそうな。

勿論、速筆だけでなく『仮面ライダーエグゼイド』のように膨大に張り巡らされた伏線を回収し、話のテンポの良さというストーリーの質の高さもウリとなっている。


【主な執筆作品】

特撮・実写および関連作


アニメおよび関連作

  • TIGER&BUNNY(テレビアニメ)
  • 曇天に笑う(テレビアニメ、劇場アニメ、舞台)
  • LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(劇場アニメ)
  • ルパン三世 PART IV(テレビアニメ)
  • ラクエンロジック(テレビアニメ)
  • LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(劇場アニメ)
  • LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘(劇場アニメ)



追記・修正は某企業による玩具販促の要望に応えつつ当初の予定通りに全く進まない展開を考慮しながら伏線回収も行い最終的に1年間すべての脚本を執筆した人がお願いします。



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