スパイダー・センス(能力)

登録日:2019/07/14 (日) 23:23:04
更新日:2019/07/20 Sat 11:12:27
所要時間:約 5 分で読めます










MY SPIDER-SENSE IS TINGLING !







スパイダー・センスとは主にスパイダーマンが所持している特殊能力。ウェブ・シューターや壁への吸着と並んで代表的な能力であり、スパイダーマンをスパイダーマンたらしめる要素でもある。
スパイディ・センス、デンジャー・センス、蜘蛛の第六感、スパイダー感覚、ピーター・ムズムズとも。
ぶっちゃけスパイダー関係無いのは内緒。


■詳細

一言で言えば「危険を事前に感じ取る第六感」。
自らになんらかの危険が及びそうになれば、その数秒前にスパイダー・センスは反応する。例えば道を歩いていたら木の枝にぶつかった、なんて時や、カフェでお茶していたらカボチャ爆弾を投げつけられた、TVを見ていたら機械のタコ足が迫ってきた、なんて時に、ピーターは一瞬前にその危険に気付いて備えることが出来るのである。スパイダーマンが完全な不意打ちを食らうことが少ないのは、これが理由の一つ。主な用途は戦闘中にどのタイミングでパンチや銃弾が飛んでくるかの察知。これを用いれば、アベンジャーズが束になっても彼を仕留めるのにそれなりに手こずる程には強力。発動した際には頭の回りにウニョウニョっとした「ムズムズ」が描かれることが多い。

一言で「危険」と言っても、センスはそれ以外の様々な出来事にも反応してくれる、不特定多数に囲まれた中で自らに向けられた視線を感じ取ったり、スパイダー・トレーサーをセンスに反応するように調整して活用していたりと、戦闘面以外でもかなり便利。シンビオートと繋がったときはさらに鋭く強化される模様。
また、一時期失明した際にスパイダー・センスを用いてデア・デビルっぽい感知能力を発揮したこともある。

しかし、長所ばかりというわけでもなく、やってくる危険が具体的にどのようなものなのか、とかどのタイミングでやってくるのかという事は感じ取れないし、ピーターの肉体と結合し、学習進化したヴェノム・シンビオートとその系譜や、ピーターとまったく同じ遺伝子を持つクローンたちには反応しない、という弱点も存在する。反応が強すぎる場合は軽い頭痛を引き起こすこともまれにある。
また、センスは持ち主の意思に関係なく発動するため、日常生活を送る上では大抵の場合うざったいだけという側面も。実際、ピーターと肉体が入れ替わった際のMs.マーベルは、スパイダー・センスが四六時中ひっきりなしに危険を伝えるのにかなり苛立っていた。

また、ピーターは普段からセンスに頼りすぎているところがあるのか、無効化された場合はかなり苦戦する傾向にある。センスに反応しないような奴らはピーターとまったく同じかそれ以上のスーパーパワーを有していることが多いため、当然と言えば当然だが。
持ち主によってセンスの感度は異なるらしく、マイルズ・モラレスや、シンディ・ムーンのものはピーターよりも敏感で、もはや未来予知の域に達している描写まである。

じつはその能力の源は多次元宇宙の根幹に関わる「グレート・ウェブ」に関係しており、マダム・ウェブの予知能力やその他諸々がそれに繋がっていることが「スパイダー・バース」で判明した。

アニメや映画など、他メディア作品においては、詳しい説明がなく、焦点が当たることも少ないため、そもそも存在すら知らない人もよくいるちょっと不遇なパワーだったが、最近ではこれとかあれとかそれとかで印象的に描かれることが多くなってきている。がんばれスパイダー・センス。



■保有者

●スパイダー・トーテムたち
ピーターに限らず、「スパイダー」の異名を持つ人間はジェシカ等の例外を除いて大抵持っている。列挙するとかなりの数になるため省略するが、詳しく知りたい人はスパイダー・バースを読もう。

●ヴェノム・シンビオートとその子孫
ピーターのものを学習、模倣し、受け継いだものであるため、厳密にはスパイダー・センスではない。感知能力もオリジナルに劣り、あまり使っている描写はない(そもそも持っていないものとして描かれることも)。彼らの本領はセンスそのものよりもセンスを回避することにある。

●トニー・スターク
シビル・ウォーでピーターと協力関係になった際に、彼のスパイダー・センスを解析し、独自に再現してアーマーに搭載したことがある。その後使っている描写は無いが、社長の技術力の高さが垣間見える。



東映版スパイダーマンにおいて





スパイダー感覚に感知あり!




「情け無用の男、スパイダーマッ!」などの名乗りで有名な和製スパイダーマンでは、一貫して「スパイダー感覚」の名称で登場。
なぜか「宿敵である鉄十字団が悪事を働いているとその場所がわかる」という作劇上非常に便利な能力となっており、スパイダーマンは「スパイダー感覚に感知あり!南東50キロの地点!」などと叫んでは飛び出していく。
ただし本家スパイダーセンスと異なり「これから起こる事」が予見できないため、スパイダーマンが悪事を阻止すべく動き出して例の名乗りをした時点で既に鉄十字団の作戦はある程度進行しており、犠牲者が出てしまうことが多いという欠点がある。
原作からの改変が著しい本作だが、「主人公が街をぶらぶらしていると異常な頻度で悪の組織の悪事に出くわす」という特撮番組のお約束にキチンと説明をつけており、これはこれで良改変ではないだろうか。許せる!




追記・修正は第六感を活用しながらお願いします。

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