剣帝神器サイクロトロン

登録日:2019/07/08 Mon 01:43:52
更新日:2023/01/27 Fri 06:50:13
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Yes, Master. 任務を遂行する。


B04-036 剣帝神器サイクロトロン(けんていしんきさいくろとろん)
コスト7
メタルフォートレス
[常]【P】「」【有効】スクエア【効果】このカードは以下の能力を得る。"絶界(何人たりともこのカードをカードの効果で選ぶことはできない。)"
[起]【P】「超」【有効】スクエア【コスト】無0【効果】ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚選び、手札に戻す。この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
パワー10500
吉岡英嗣
※2017.12.21リビルド


キャラクターとしてのサイクロトロン

青の世界が開発した《三神器》と呼ばれるメタルフォートレスの二号機。
名前の由来はローレンシウムの由来となったアーネスト・ローレンスが発明した加速器サイクロトロン。

「漆黒のローレンシウム」という異名の通り、その姿は色以外が兄弟機ローレンシウムと瓜二つで、列車砲から変形する点も同じ。
細かい違いとしてローレンシウムの頭部がカートゥーン版トランスフォーマー的な人型なのに対し、サイクロトロンは所謂ガンダムヘッド。

精神力を攻撃に用いる白の世界を仮想敵としているため、『絶界』という中遠距離に対するジャミング機能と『インペリアルプロテクション』というバリアを持つ。

性格は寡黙でストイック。「正義はスマートに執行するもの」が持論で、「騒がしい熱血正義馬鹿は嫌いだ」とローレンシウムを始め他の熱血漢なメタルフォートレスを毛嫌いしている。
が、同じ正義馬鹿でも自身の開発者であるアドミニストレータ カノープスは例外で、尊敬の念を向けている。

パイロットである超のことはマスターと呼び、クールな外面の内に秘めた熱い正義の心を認め従者であり道具として付き従っている。
ソルの脅迫に屈服した超に対しても、文句一つ言わずにその道行に同行する従者の鑑。

しかしローレンシウムと兄弟ということもあり、信奉するものに対しては饒舌になるという共通点がある。

「聞いてらしたのですか、Masterスグル。では、私がDoctorカノープスを高く評価する所以を聞かせ……Oops! 文字数


カードとしてのサイクロトロン

Z/X第4弾『黒騎神の襲来』に収録の新規パートナーゼクス。

常在キーワード能力『絶界』を初めて搭載したゼクス。
以降白と青を中心に所持者が増えたが、サイクロトロンの場合コスト7パワー10500という地力の高さと非常に噛み合っている点で優秀。

相手がイベントや起動能力を構えていようと上から殴れる、ヴォイドブリンガー等によって除去されない、と相手プレイヤースクエアに対する攻撃が得意。
1弾前のZ/XR「精神の魔人アニムス」でサイクロトロン3体を蘇生して相手を包囲するデッキタイプ『アニムストロン』は登場から6年経った現在でもなお強力。
25弾以降は「“孤高誓装”雷鳥超」がいる限りイグニッションで複数登場させることができるため、条件が厳しいアニムスを使わずとも大量展開することが可能になった。

欠点は絶界全てに共通するが、『何人たりとも効果で選べない』ため、自軍からの単体を指定するパンプアップや能力付与で強化ができない。
また対象を取らない範囲や全体への効果は通じるため、白の得意とする範囲弱体化はやや苦手。

そして『英雄達の戦記(ヒロイックサーガ)』でのvs白の世界で敗北した結果を反映した「正義の黄昏」はコスト7指定で全てのゼクスを除去するため致命的に相性が悪い。
イグニッション・オーバーブースト実装後は[オーバーブースト]対策に「正義の黄昏」が積まれることがあるので、そのついでで処理されてしまう。

リビルドで1ターンに1回、相手のコスト5以下のゼクスを手札に戻す能力を獲得。
「神滅騎王アーサー」や「煉獄竜ファーガトライ」などコスト5以下を複数展開するカードに撃破される可能性が減り、耐久性も向上した。


その他のサイクロトロン

P06-020 魔刃黒騎サイクロトロン(まじんこっきさいくろとろん)
コスト5
メタルフォートレス
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃される。【効果】カードを1枚引く。ノーマルスクエアにある相手のコスト3以下のゼクスを1枚選び、手札に戻してよい。
[常]【P】「超」【有効】スクエア【効果】あなたの手札にカードが4枚以上ある場合、このカードのパワーを+2000する。
パワー6500
吉岡英嗣
※2017.12.21リビルド

Vジャンプ付録の2枚目のサイクロトロン。
超によると二つ名の違いに特に意味はないらしい。

相手ゼクスに攻撃された時、相手のコスト3以下のゼクスをバウンスする。
実質的にコスト3以下からの攻撃をシャットアウトする能力で、イグニッションによる展開を無意味にする守りに寄った効果。

素のパワーがコスト4バニラ相当と低いのが明確な問題点だが、たとえ格上に殴られても追撃の芽を摘み取れるのは大きい。

リビルドでバウンスにドローが付き、さらに手札が4枚以上でパワー8500になる常在能力を得た。
対象ゼクスがいない時の殴られ損がなくなっただけでなく、コスト5バニラを超えるパワーを得たことで耐久性が向上し能力の誘発がしやすくなった。

また、手札が3枚の時に殴られた場合はそれによって誘発されたドローで常在能力が有効になる。
敵対した場合は相手の手札枚数に注意。


B15-035 双醒真輝サイクロトロン(そうせいしんきさいくろとろん)
コスト6
メタルフォートレス
[※]ゼロオプティマ3(あなたのリソースにイグニッションアイコンを持つカードが3枚以上ある場合、以下の能力が有効になる。)[常]あなたのプレイヤーが「雷鳥超」の場合、あなたの手札にカードが4枚以上あるならば、このカードはイグニッションアイコンと以下の能力を得る。“[自]InfiniteSolitude(このカードが登場した時、このカード以外のスクエアにあるあなたのゼクスを好きな枚数選び、手札に戻してよい。)”
パワー9000
吉岡英嗣

ゼロオプティマ能力を獲得した3枚目のサイクロトロン。
カノープスの改修を受け、黒地に赤の走っていたボディは黒地に金の武装に変化している。
ちなみに二つ名の部分は「蒼星神器ローレンシウム」と読みが同じ。

手札の枚数に応じてIGアイコンを獲得する。
明記こそされてないがこの効果はすべてのゾーンにおいて有効のため、イグニッションによる登場は勿論のこと、リソースではゼロオプティマ成立を補助しダメージを受けた際にライフからも登場する。

ただしスクエアでも獲得するため、IGアイコン持ちを対象に除去する能力には弱く、アイコンの有無を対象としたサーチなどでも状況に応じて対象が変動するため管理が手間となる。

またもう一つの自動能力として"InfiniteSolitude"という独自の自動能力を持つ。
これは自身のゼクスを好きなだけ選んで手札に戻す能力で、既に行動したゼクスを手札に戻すことで再利用したり、スクエアを空けて別のゼクスを登場させるなどで有効利用できる。

「“孤高誓装”雷鳥超」など、イグニッションフェイズ外にイグニッションができるようになった現在においては、事前に仕込むことでメインフェイズにイグニッションから狙って登場することが可能になり、使い勝手が格段に向上した。

ただし、「サイクロトロン」は絶界付与が持ち味になったため選んで手札に戻すこのカードとは若干相性が悪い。
「【運命剣臨】電脳械カノープス」と組み合わせて、「サイクロトロン」以外を盤面から退場させた上で新たな「サイクロトロン」を展開するなど有効利用しよう。

余談だがこの仰々しい名前の能力、実は汎用ゼクスに同じテキストの能力持ちがいる(絶叫機械スクリーム)。


B21-039 因果放刃サイクロトロン(いんがほうじんさいくろとろん)
コスト7
ウェイカー/メタルフォートレス
覚醒条件:あなたの手札にあるコスト5以上のカードを2枚公開し、デッキに戻し、シャッフルし、カードを2枚引く。
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】このカードがデュナミスから登場する。カードを4枚引き、あなたの手札にあるカードを3枚選び、好きな順番でデッキの上に戻す。ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、手札に戻す。ターン終了時まで、このカードは以下の能力を得る。“[常]絶界(何人たりともこのカードをカードの効果で選ぶことはできない。)”
パワー10500
吉岡英嗣

ウェイカーに覚醒した4枚目のサイクロトロン。
ローレンシウムが自爆した怜亜、シンクロトロンが調整中の七尾をコックピットに同乗させたことに超が不満を述べている。

能力はcipによる手札とデッキトップの調整。
一度大量にドローしたうえで、手札のカードを選んでデッキに戻す。この時手札が1枚増えているのでハンドアドも稼げる。
後述の「戦闘起動!サイクロトロン」と組み合わせればIGアイコンを得た「サイクロトロン」を踏み倒すのにも使える。

また登場ターンに限り絶界を得るため、相手が除去を構えていようが安全に殴りにいけるのも長所。

短所は仕込みができても自身がコスト7と重く、ウェイカーのため踏み倒しがほとんど効かないということ。
緑と混ぜたり、「“孤高誓装”」が次のターンまで生き残れるように戦術を組むなどして補完していきたいところ。


B22-029 磨穿斬帝サイクロトロン(ませんざんていさいくろとろん)
コスト4
メタルフォートレス
[自]【P】「超」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースにカードが5枚以上ある場合、あなたのリソースにある「サイクロトロンと超 鉄硯の絆」を1枚選び、スリープしてよい。スリープしたならば、あなたの手札にあるイグニッションアイコンを持つゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。そのゼクスにターン終了時まで、以下の能力を与える。“[常]絶界(何人たりともこのカードをカードの効果で選ぶことはできない。)”
パワー6000
山田J太、吉岡英嗣

パートナー指定リソースリンク、通称『絆リンク』の5枚目のサイクロトロン。
三神器の力を合わせ革命戦を乗り切った超だったが、後の戦いを予感していた。

能力は実質1コストで手札のIGアイコン持ちゼクスを踏み倒し、さらに絶界を付与する。
通常、IGアイコンを持つゼクスはコスト3以下だが、前述の通り「サイクロトロン」はアイコンを獲得する能力持ちが多いため、そうしたカードとシナジーを発揮するようにデザインされている。

また手札の消費は多くなるが「覚悟合体キヨミズ」と組み合わせればキヨミズの効果でIGアイコンを持たなくともコスト6以下の[メタルフォートレス]が登場させられる。
「ミラージュダガー ベラトリクス」でデッキトップを調整してからイグニッションフェイズに入ったり、単純に絶界によって除去を掻い潜って攻撃するなど、手札と状況に応じて動かし方を考えられるならより強力な力を発揮できる。


B22-040 サイクロトロンと超 鉄硯の絆(さいくろとろんとすぐるてっけんのきずな)
コスト1
イベント
[☆]【効果】スクエアにあるあなたの[メタルフォートレス]を攻撃しているノーマルスクエアにあるコスト4以下のゼクスを1枚選び、手札に戻す。
[自]【P】「超」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースに「磨穿斬帝サイクロトロン」がある場合、あなたのデッキの上から3枚公開し、その中にあるカード名に「サイクロトロン」を含むカード1枚につき、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、手札に戻す。公開したカードを好きな順番でデッキの上に戻す。
山田J太、吉岡英嗣

「磨穿斬帝」と対になるイベント。

イベントとして使った場合、[メタルフォートレス]専用のコンバットトリック。
非常時の緊急回避として使えなくもないが、コスト4以下限定かつ攻撃されていることが前提なので少々扱いが難しい。

絆リンクとして使った場合、デッキトップを調整しつつ捲った「サイクロトロン」1枚につき相手のゼクスを問答無用でバウンスできる。
発動が基本的にリソースフェイズのため、すぐにイグニッションフェイズに移行し空いたスクエアにイグニッションでゼクスを登場させることができ、また「サイクロトロン」の基本戦術と相性がいいこともあってなかなかに強力。
ゼクスではなくカード指定のため、このカードや「孤高への誓い」などのイベントでも条件を満たせるため、このカードを使うならデッキ内の「サイクロトロン」率を高めてバウンスの成功率を高めていきたい。


B22-031 双刃惺将サイクロトロン(そうじんせいしょうさいくろとろん)
コスト5
メタルフォートレス
[*]ウェイカーLv2[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃によって相手のゼクスを破壊する。【効果】あなたの手札にあるイグニッションアイコンを持つゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。スクエアにあなたの[メタルフォートレス]が2枚以上ある場合、カードを1枚引くかノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、手札に戻す。
パワー7500
吉岡英嗣

ゼクストリーム2017.SPRING in 名古屋での投票によって能力が決定した6枚目のサイクロトロン。
本人は超の道具に徹するという自身の意向を進言している。

戦闘勝利時、ウェイカーLv2を達成していればIGアイコン持ちのゼクスを踏み倒す能力を持つ。
もはや説明不要だがIGアイコンを獲得した「サイクロトロン」を展開して盤面を制圧できるようにデザインされている。
また、同名禁止の指定がないためなんらかの手段でアイコンを得た「双刃惺将」で連鎖して展開していくことも可能。

また盤上に[メタルフォートレス]が2枚以上あればドローとバウンスを選択できる。バウンスは相手ゼクスしか選べないのが残念ではあるが、どちらにせよハンドorボードアドを得られるため便利がいい。
自身が[メタルフォートレス]なため、あと1枚でいいという条件の緩さもあって達成は容易。

ただしバトル中に相手ゼクスが自壊するなどして途中で撤退すると能力が不発になるので注意。


E10-011 黒神器の機動サイクロトロン(こくしんきのきどうさいくろとろん)
コスト3 IG
メタルフォートレス
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデュナミスにある[ウェイカー]を1枚選び、表向きにしてよい。
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃によって相手のゼクスを破壊する。【効果】あなたのデッキの上から5枚公開し、その中にあるカード名に「サイクロトロン」を含むゼクスを1枚選び、手札に加える。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
パワー4500
吉岡英嗣

オール☆ゼクスターズ収録の7枚目のサイクロトロン。
カノープスの美点を挙げようとするが、テキスト欄が能力でぎっちぎちのため文字数超過という若干メタいネタを珍しく振っている。
やっぱりこいつローレンシウムの兄弟だわ。

能力は汎用のウェイカーアッパーと、ウェイカーLvに依存しない「サイクロトロン」サーチ。
戦闘破壊なので攻撃が必須という点で、『準備が整うまでスタートカードを割らない』という戦術に逆行しているのがネックではあるが、5枚と比較的広い範囲からサーチできるのは強力。

アッパーは汎用、かつIGアイコン持ちで登場もさせやすいため「ヴェイバトロン」の覚醒条件のためにプレイヤーが怜亜のデッキに出張させやすいというメリットがある。


B25-019 斬撃乱舞サイクロトロン(ざんげきらんぶさいくろとろん)
コスト2 IG
メタルフォートレス
[常]ヴォイドブリンガー(このカードがライフから登場する際、あなたのライフが相手のライフ以下ならば、スクエアにあるゼクスを1枚選び、トラッシュに置いてよい。)
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】スクエアにあなたの[オーバーブースト]がある場合、あなたのデッキの上から4枚見て、好きな順番でデッキの上に戻し、カードを1枚引く。
パワー3000
吉岡英嗣

25弾収録の8枚目のサイクロトロン。
ヴォイドブリンガーを獲得したサイクルの1枚。

このサイクルは共通してスクエアに[オーバーブースト]が存在する時に能力を発揮する。
サイクロトロンの場合はcipでデッキトップの調整とドロー。

言うまでもないが「“孤高誓装”」でデッキの「サイクロトロン」にIGアイコンを付与し、イグニッションするためのサポート能力。
コストの軽さもあり、「【運命剣臨】電脳械カノープス」と組み合わせる際の頭数としても機能する。

「斬撃乱舞」でデッキトップを確認したのち攻撃。イグニッションで「双醒真輝」を登場させて「斬撃乱舞」を回収。再び「斬撃乱舞」を登場、といった具合の使い回しもコストが軽いがゆえに容易。

ただしドローは強制のため、デッキの並び順の間違いには注意。


B25-021 戦闘起動!サイクロトロン(えまーじぇんしー!さいくろとろん)
コスト3
メタルフォートレス
[常]スタートカード
[起]【P】「超」【有効】チャージ【コスト】あなたのリソースにあるカード名に「サイクロトロン」を含むカードを1枚スリープする。【効果】あなたのリソースにカードが5枚以上ある場合、1回イグニッションする。あなたのトラッシュにあるカード名に「サイクロトロン」を含むカードを1枚選び、デッキの1番下に置いてよい。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
パワー4500
吉岡英嗣

同じく25弾でこちらはスタートカードサイクルの9枚目のサイクロトロン。「戦闘起動!」と書いて「エマージェンシー!」と読む。
このサイクルは基本的に『スタート』の語に則りプレイヤーとの出会いのシーンで統一され、サイクロトロンは「ボーイ・ミーツ・ジャスティス」に似たドックで超を評価するサイクロトロンになっている。
ただし、なぜかイラストは改修後の金色の装飾を装着したデザインだが。

自ターンに1回、実質1コストでイグニッションする能力を持つ。
コストにする「サイクロトロン」はイベントでもなんでもよく、「“孤高誓装”」と組み合わせれば最大で3回イグニッションが可能。

また、イグニッション後にトラッシュの「サイクロトロン」をデッキの下に戻す効果が付いている。任意処理なので戻さなくてもいいがトラッシュを利用しない「サイクロトロン」主体の場合戻さない理由もないだろう。
カード指定のため誓いや鉄硯の絆も戻して再利用できる。青の覚醒条件などでデッキをシャッフルすればデッキボトムという条件も解除できる。


B25-026 砂浜の守護神サイクロトロン(すなはまのしゅごしんさいくろとろん)
コスト4
メタルフォートレス
[自]【有効】チャージ【誘発】あなたの「超」がIGOBする。【効果】カードを1枚引く。
[常]【P】「超」【有効】手札【コスト】あなたのチャージにあるゼクスを1枚デッキの1番下に置く。【効果】このカードをチャージに置き、カードを1枚引く。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。ターン終了時まで、あなたはカード名が「砂浜の守護神サイクロトロン」の[起]能力をプレイできなくなる。
パワー6000
山田J太

続いてエンジョイフレーム兼IGOBサポートサイクルの10枚目のサイクロトロン。
テーマの『水着』ということで、サイクロトロンは水着姿の超が作った砂像になっている。どことなく誇らしげな超くん。
なお海に入る前に準備運動を行うよう警告しているので、これで自我があるらしい。

テキストは指定する名称以外「ワクワク忍術特訓シンクロトロン」と共通で、チャージのカードをデッキの下に送る形で手札から移動し、[オーバーブースト]の登場時に1ドロー。
IGOBするにはチャージに指定のカードが2枚以上必要であるため、これで条件を満たしやすくなる。

とはいえ「サイクロトロン」は能力によるイグニッションで大量展開するのが基本戦略のため、そこからディンギルなどを組めばチャージには困らないためこのカードの必要性は少々薄い。
コスト4と覚醒条件に使いにくいコスト帯なのもややネック。

チャージからの疑似サルベージとしても使えなくはないが、似たようなことが「戦闘起動!」でもできるのでこのカードでのメリットが1ドローとコスト4で序盤登場してすぐ死ねるくらいしかないなどわりと不遇。
せめてコスト5以上なら覚醒条件など使い道もあるのだが。


B25-0 超とサイクロトロン 孤高への誓い(すぐるとさいくろとろんここうへのちかい)
コスト3
イベント
[☆]【P】「超」【効果】あなたのチャージにカード名に「サイクロトロン」を含むカードが2枚以上ある場合、あなたのプレイヤーはIGOBして、カード名に「超」を含むゼクスになる。このカードはあなたのターンにしかプレイできず、相手のリソースにカードが6枚以上ある場合にしかプレイできない。
田所哲平/工画堂スタジオ

「超」がサイクロトロンと誓装するためのイベントカード。
誓装の能力については超の項目を参照。


B27-020 T.Bird feat. サイクロトロン(さんだーばーどふぃーちゃりんぐさいくろとろん)
コスト6
メタルフォートレス
[常]【P】「超」【有効】手札とリソース【効果】あなたの手札にカードが4枚以上ある場合、このカードはイグニッションアイコンを得る。
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】ノーマルスクエアにあるすべての相手のコスト4以下のゼクスを手札に戻す。このカードがプレイされて登場していた場合、1回イグニッションする。
パワー9000
田所哲平/工画堂スタジオ

エンジョイテーマ『アイドル・バンド』で、なんとギターになってしまった11枚目のサイクロトロン。
「S.Ray feat. ローレンシウム」とはイラストが対になっている。

手札が4枚以上あれば手札とリソースでIGアイコンを得る能力を持つ。デッキでは持たないので残念ながらイグニッションで登場はできないが、ゼロオプティマの補助と踏み倒しを持つ各種「サイクロトロン」とは相性がいい。

また登場時に相手の低コストゼクスをすべてバウンスすることが可能。選んでいないので絶界を貫通できるため「イヴィルベイン エミクス」や「ロウブリンガー ノシャック」などの低コストで絶界を付与するゼクスに強い。

おまけとしてプレイ登場していたならば1回イグニッションが付いてくる。「“孤高誓装”」でIGアイコンを付与された状態でのイグニッションで登場していた場合、イグニッションはコストを支払わないプレイ登場なのでちゃんと誘発する。

いろいろネタ寄りのわりにデッキでIGアイコンを持たないこと以外に特に欠点がない優秀なカード。


B28-019 羅刹神器サイクロトロン(らせつしんきさいくろとろん)
コスト
メタルフォートレス
[常]【P】「超」【有効】スクエア【効果】スクエアにあるシフト1枚につき、このカードのパワーを+3000する。
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】カードを1枚まで引く。
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードが破壊される。【効果】あなたの手札にあるカードを1枚選び、デッキの1番下に置いてよい。置いたならば、ノーマルスクエアにあるコスト5以下のゼクスを1枚選び、手札に戻す。
パワー7500
吉岡英嗣

ソルの改修を受けたのか今まで以上に刺々しく、ともすれば禍々しい12枚目のサイクロトロン。

能力はアンチシフトとでも言うべきもので、相手の[オーバーブースト]がシフトしていれば3000パンプアップし一撃で殴り倒せるようになる。
またシフトの支配権には指定がないため、こちらがシフトしていても常在能力が機能するため最大で13500になる。

その他cipでの1ドローとpigでの相手ゼクスのバウンスを持つ。
cipは1枚までと実質任意なので最悪デッキが残り1枚でも自殺することはなく、pigの方はその引いた手札を元手に相手ゼクスの追撃をある程度まで防ぐ。

バウンス対象はコスト5以下という指定があるので過信はできないが、存外相手の行動を制限できるので使い勝手は悪くない。
ただし破壊以外の方法で除去されると能力が誘発しない点には注意。


B19-102 双絶正義ヴェイバトロン(そうぜつせいぎう゛ぇいばとろん)
コスト6
ウェイカー/メタルフォートレス
覚醒条件:スクエアにあるあなたのカード名に「ローレンシウム」を含むゼクスとあなたのカード名に「サイクロトロン」を含むゼクスをそれぞれ1枚ずつ手札に戻す。
[起]【有効】スクエア【コスト】【効果】あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」か「雷鳥超」の場合、このカード以外のノーマルスクエアにあるすべてのゼクスを手札に戻す。この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
[常]絶界
[常]レンジ2
パワー10500
吉岡英嗣

ローレンシウムとサイクロトロンの合体機。
なお合体する時は音声認証と掲げた腕を組んだポージングが必須という浪漫仕様。

登場させるにはスクエアに「ローレンシウム」と「サイクロトロン」各1が必要で、かつ降臨条件ではなく覚醒条件なので通常通り6コスト払う必要もある。
幸いローレンシウムは踏み倒しがそれなりに用意され、サイクロトロンは上記の通りIGアイコン付与が多いので難易度はそこまで高くない。
また、リブートの指定はないので攻撃した後でも覚醒することは可能。

縛りが強い分スペックは非常に高い。
パワー査定が明確なZ/Xでもごく数枚しかない同コストのバニラより高いパワーを持ち、さらに攻撃制限などのデメリットもない。
さらに1ターンに1回スクエア上のゼクス全てをバウンスする。対象を指定しないので絶界も貫通するが自分のゼクスまで巻き込んでしまう。

これだけでも充分強力なのに絶界とレンジ2まで有する大盤振る舞い。コスト6なのでかつてサイクロトロンが敗北した記録でもある「正義の黄昏」も回避できる。

異なるプレイヤー指定のカードを組み合わせるため、以下のサポートがある。

B19-040 ふたつのジャスティス(ふたつのじゃすてぃす)
コスト1
イベント
[☆]【効果】あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」か「雷鳥超」の場合、あなたの手札にあるカード名に「ローレンシウム」か「サイクロトロン」を含むカードを1枚選び、公開してよい。公開したならば、カードを3枚引き、あなたの手札にあるカードを2枚選びデッキに戻し、シャッフルする。
[☆]【効果】スクエアにあるあなたの「戦斗怜亜」か「雷鳥超」を1枚選び、ゲーム終了時まで、以下の能力を与える。“[常]【有効】スクエア【効果】このカードが「戦斗怜亜」の場合、このカードのカード名は「雷鳥超」としても扱う。このカードが「雷鳥超」の場合、このカードのカード名は「戦斗怜亜」としても扱う。”
山田J太

「ローレンシウム」か「サイクロトロン」を公開すうことで手札を交換でき、互いのプレイヤー名を付与する。
この効果によってヴェイバトロン登場前でも両方の能力を問題なく使うことができるので、なるべく序盤に使いたいところ。


B28-081 【機神剣臨】義誓剣G・ヴェイバトロン(きしんけんりんじゃすてぃすぷれっじぐれーと・う゛ぇいばとろん)
オーバーシフト/メタルフォートレス/キラーマシーン
剣臨条件:[Y]ゼクス オーバーブーストLv1
剣臨器:カード名に「怜亜」か「超」か「七尾」を含む[オーバーブースト]
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードにシフトする。【効果】あなたのデッキの上から、ゼクスが公開されるまでカードを公開する。公開されたゼクスをリブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
[自]【有効】スクエア【誘発】あなたのターンのターン終了時。【効果】スクエアにあるあなたのゼクスを3枚選び、手札に戻してよい。3枚戻したならば、相手に1ダメージを与える。
吉岡英嗣

シフトという形でカード化した2枚目のヴェイバトロン。
「義誓剣」と書いて「ジャスティスプレッジ」、Gは「グレート」と読む浪漫仕様。
なお外見は「羅刹神器サイクロトロン」にそっくりだが、よく見ると顔がガンダムヘッドでなくローレンシウムのそれなので見分けは付く。
シンクロトロン要素は右手に持つシンクロトロンが変形した武装『ジャスティス・エクスカリバー』

シフト時にデッキからゼクス1体を踏み倒す。この効果はゼクスが出るまで捲ってから登場させるため空振りすることはまずなく、デッキも無駄にならない。
何が出るかわからないため大型が出ればラッキーだが小型だと少々旨みが少なく感じる。だが実際はもう一つの能力のため何が出てもあまり変わらなかったりする。
なお1枚目でゼクスが捲れた場合でもデッキシャッフルは必ず行う。

もう一つの能力は、ターン終了時に自身のゼクスを3枚手札に戻すことで1点のダメージを相手に与えるバーン能力。
相手のライフが残り1点であれば例え攻撃が届かなくとも仕留められる。
ただし[オーバーブースト]は原則として絶界を持っているためこのカード自身を選ぶことはできず、シフト時に踏み倒したゼクス以外に2体用意する必要がある。

超で使った場合、イグニッションによる展開でバーン能力を狙いやすいというのはあるが、反面「サイクロトロン」は絶界の所持率も他の2人より高いため、展開したのに選ぶことができずダメージを与えられないということが起きる可能性もある。
逆に絶界を付与して相手を包囲する「【運命剣臨】電脳械カノープス」とは状況に応じて使い分けたい。





警告。警告。追記・修正する前に推敲を行うこと。……ですよね、Master?

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最終更新:2023年01月27日 06:50