タマコキン(ピクミン2)

登録日:2019/06/26 Wed 21:20:29
更新日:2023/09/29 Fri 22:22:22
所要時間:約 4 分で読めます





和名 テッポウコキン
 ? 科


タマコキンとはゲームピクミン2」に登場する原生生物の一種。
個性的な特徴の生物が多い原生生物の中でも特に奇妙な種類で、サイボーグ化した金魚に足を生やしたような姿をしている。
尾びれ付近のゼンマイのようなものが回転することで動く、というなんともシュールなフォルム。このゼンマイがあることで行動不能になっても回復可能、顔面に装着された水色の防護板で顔面への攻撃を無効化する。生物って何だろう?



金魚のような姿をしているが陸上を2足歩行し、ピクミンオリマーたちを見つけると何とも言えない独特な足音と共に歩きながら向かってくる。そして、普段格納している口吻を上向けに突き出し、3つの砲弾で遠距離から攻撃してくる。


この砲弾はダマグモキャノンの物とは違い着弾時爆発するため、直撃さえしなければ吹っ飛ばされるだけで済む。
しかし、その代わりに当たり判定が広く、多くのピクミンが密集している部分に打ち込まれようものなら、軽く10数匹が一気に消し飛ぶ
おまけに退治しようにも細長い脚のせいで囲い攻撃はほぼ効かず、先述の通り防護板があるため背後の生身の部分にピクミンを投げつける必要があり、仮にピクミンを張り付けても素早く振り払って広範囲に吹き飛ばしてしまう、やっとの思いで退治しても回収せずにしばらく放置していると復活する、とかなりの難敵。

もちろん序盤には登場しないが、後半の洞窟では何度も絶妙にいやらしいタイミングで出てくる……のだが、初見プレイヤーはこいつの恐ろしさには気付きにくい。
というのも、こいつの一挙一動の効果音は何とも力の抜けるようなものばかりなのだ。









ぴょぴょぴょぴょぴょぴょぴょ(歩き回るタマコキン)

ぴょむ(ピクミン発見・発射準備)

どん、ひゅるるる~(発射・打ちあがる砲弾)

ど~ん(着弾)







この怒涛の脱力系SEで呆気にとられ、気付けば何匹ものピクミンが死亡・オリマーたちも結構なダメージ、ここでようやくこいつの危険性を悟るのだ。



クマチャッピーのようにフロア中を動き回るタイプと、フタクチドックリのように動かず高台で砲台のように待ち構えるタイプが存在する。
前者はパトロールするかのように歩き回り、かなり離れた距離からでもピクミンたちを見つければ向かってくるので、足音が大きくなり始めたら注意。
後者はプレイヤーが近づき次第砲弾をぶっ放すが、プレイヤーを片方囮にするとそちらばかり攻撃する上、場所によっては囮のプレイヤーは被弾せずノーダメージで済むため、この隙に黄ピクミンで挑めば若干対処が楽。足元でたんけんねぶくろを使って眠るとかなり砲撃を躱しやすい。


生息地は基本的に洞窟だが、のぞみの大地では地上でも登場する。
この地上の個体は特に危険で、のぞみの大地に降りた時点でエリア内のどこかから歩き始める。
同じエリアを歩き回っている場合は問題ないのだが、なんとオニオンのある拠点にも平気で入り込んでくるため、ピクミンを召集してさあ探索…と振り返るとこいつが砲弾をぶっ放して大量死亡、なんてこともある。理不尽だ……



この通り極めて厄介でウザいタマコキンだが、弱点がないわけではない。
まず、ほかの生物と同様に紫ピクミンが頼りになる点である。
前面こそ鉄壁だがドスンは有効であり動きを止めてしまえばこっちのもの。
他にもすさまじく時間がかかるが、オリマーパンチで仕留める方法もあり、こんな形でも生物なためゲキニガスプレーも有効で砕いて倒せば復活もしないので一石二鳥。

また「落下場所のある地形の洞窟の階層」「動き回るタマコキン限定」と言う条件が揃えば、タマコキンを落下させるように誘導することも可能。
犠牲が出にくく楽であるが、距離をとり過ぎると見失って逃げられ、砲弾の射程に入ると動かずに攻撃してくる、となかなか誘導されてくれないのでそれなりに根気は要る。
ゲキニガ同様こちらも成功すれば復活しない。お宝を飲み込んでいた場合も倒した後上空からお宝が落ちて来る。

そしてピクミンやオリマーの脅威である砲弾だが、他の生物やガス管等にも当たり判定がある為、誘導すれば砲弾で敵を倒すことも可能。
ただしフタクチドックリの吐く岩と違って砲弾は小さく着弾地点も読みにくいのでやってみると意外と難しい。


ちなみにダマグモ系統、特に構造の似ていそうなダマグモキャノンは食べられなかったルーイだが、このタマコキンは実食に成功している。
昆布でしめたり刺身にすると美味いらしい。食える部分があるのか?と思いがちだが、一応オレンジ色の部分は生身らしいので食べられなくはないのだろう、多分……


【亜種】
  • ヤキダマコキン
和名 ヨウガンコキン
 ? 科

『Hey!』に登場したタマコキンの亜種。見た目はほぼタマコキンと同じだが、和名通り溶岩のような赤黒い体色をしている。

縄張り意識が高く、普段は一切動き回ることなくプレイヤーから遠く離れた場所でじっとしているが、一度敵を発見すると巨大な炎の弾丸をぶっ放してくる。
この弾丸は遠いためか着弾までに若干猶予があるが、その分範囲が広く威力も高い。
どのくらい威力が高いかというと、火に強い赤ピクミンでさえ焼死してしまうほど。
よって、落ち着いてやり過ごしつつ進むしかない。

その生態上どちらかといえばトラップとしての側面が強く、こちらからは接近も攻撃もできないため絶対に退治できない

ただでさえ生物といえるか微妙なタマコキンがさらなる進化を遂げた結果、一応退治可能なタマコキンとは別タイプのウザさを得た。
オリマーも思うところがあるのか、生物図鑑では「もっと、優しく進化したいものだ」と皮肉っている。



一度も紫ピクミンを使わず退治した方は追記・修正お願いします。

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最終更新:2023年09月29日 22:22