目から〇〇(武器)

登録日:2019/6/24 Mon 00:03:10
更新日:2024/03/25 Mon 00:49:07
所要時間:約 12 分で読めます




「目から〇〇」とは、読んで字のごとく目から何かを発射するものの事である。


概要

目は多くの生物にとって物を見るために欠かせない器官であり、と違って武器としては使えないものである。
しかしフィクションにおいてはその限りではなくその目から様々なものを発射するというキャラが登場するし、ロボットものであれば標準装備であることも多い。
また、超能力者や宇宙人怪獣等が登場する作品であれば、口から何かを放つのと同じくらい当たり前のように使われており、フィクションの世界ではメジャーな攻撃手段と言っても過言ではない。
これは手から放つのに比べて複雑な動きを必要とせず、わかりやすい表現として使いやすく、尚且つ怪獣にありがちな口ではなく目から放つというインパクトが非常に大きく、人外ぽさを簡単に出せるのも理由と思われる。
大抵の場合発射するのはビームだが、稀にビームじゃない何かを発射するケースが見られるのも特徴だろうか。

この系統の攻撃技のメリットとして前述の通り予備動作がほぼ不要なので奇襲性が高いこと、視線がそのまま射線になるので命中率が非常に高い点が挙げられる。
一方で目そのものの大きさはどうしても限られるために口径は大きくできず、出力においては手や口から放つ技の方が勝る傾向が強い。

なお邪視とか眼力の類は、「何かが発射されている攻撃」という表現になっているもののみ扱う。


目から何かを発射するキャラクター

ここからは目から発射する何かを武器にする者達を発射するもの別に載せていく。

ビーム・レーザー等光線系

最初期のアメコミヒーローにして、おそらく「目からビーム」の元祖*1
「ヒートヴィジョン」と呼ばれる、山の頂上を吹き飛ばす程の破壊力を持つ熱線を放つ。
なお、スーパーマンの目はビームの他に透視能力なども備えている。
この能力はクリプトン人であれば持っているので、スーパーガール、スーパーボーイ、ゾッド将軍、ジャクス・オーなども放つことがある。
火星人も類似能力を使えるらしく、マーシャン・マンハンターが目から攻撃することがある。
反転のビザロは逆に「アイスビジョン」という冷凍光線を撃つ。

  • ダークサイド(〃)
両目からのオメガエフェクトを特徴的な武器とするスーパーヴィラン。
ヒートヴィジョンとの最大の違いは軌跡を折り曲げつつ、確実にぶち当ててくること。
また、亜神らしく単なる破壊光線としても原子レベルでの分解、消滅、の効果を持つが、他に変成、転送の効果が発揮される場合もある。
現在の自身の異様な見た目もこの能力によるもの。
「耐え抜いた生命は居ない」と自負していたがスーパーマン、ドゥームズデイ、クロスオーバーではギャラクタスは耐えた。

  • メカニカルモンスターズ(フライシャー兄弟版スーパーマン)
戦前のアニメ映画版に登場する空飛ぶ強盗用ロボット軍団。
スーパーマンとの対決では飛び出た目のような部分から放つ光線を一斉に浴びせて、数瞬だけとはいえ封じ切った。

  • ブラックマンタ(アクアマン)
巨大なヘルメットを被って潜水するアクアマンの宿敵。
その特徴的なでかい赤目からのビームは言うまでもなく彼の最高の武装である。

  • スターファイア(DCコミックス)
ティーンタイタンズなどに所属する異星の元お姫様ヒロイン。
必殺技「スターボルト」は基本的に両手から放つが、状況に応じて目から放つことがある。

ご存知目からビームを放つ能力を持ったミュータント。
肉体に太陽光線を吸収して「オプティック・ブラスト」という光線として発射出来るが、幼少期の事故で脳に障害が残り制御が利かなくなってしまっていることから、目を開けているだけで発射され続けるために、唯一光線を遮断するルビークォーツのバイザーやサングラスのような装備が欠かせなくなっている。
昔は単に太陽光線を変換していると思われていたが、実際には太陽光線を吸収して異次元の門になった肉体から膨大な異次元のエネルギーが漏れだしている……という現象が正体とされた。
因みに、最高出力だと山脈や街一つが消し飛ぶが、元からウルヴァリン鉤爪ウルトロンのボディで有名なMARVEL最強の合金アダマンチウムをも貫く破壊力が語られていた。
本来のパワーだと危険過ぎるためか無意識でも制御している説があり、オマケに光線なのに相手に重傷を負わせずに吹っ飛ばすことが可能等、実は光線じゃない説も囁かれている。
設定上の威力が高過ぎて、脚本の都合で弱く描写されがちな能力でもある。
息子のケーブルの左目から漏出する光もこれだとされており、実際に使用したこともある。
コピー能力者のミミックや、能力移植を受けたデッドプール(ウルヴァリン:X-MEN ZERO版)が使うこともある。

その特徴的なでかい目からビームを放つこともできる。
格ゲー時の必殺技「ミスティックレイ」は人間大でビームを撃つ技。
「ミスティックステア」では小さい眼球そのものをぶつける。

眼から短く赤い光線を放つ能力も持つ。
いうまでもなくスーパーマンのパロ。

ウルトラシリーズにおいて目からビームを放つ宇宙人や怪獣は数多く存在しているが、最初に目からビームを使ったのがナメゴンであることはあまり知られていない。
当たると人間が硬直死する。

両者とも電撃のような形状のビームを放つが、ドドンゴの場合それが仇になってか科学特捜隊に真っ先に目を潰されてしまった。

帰ってきたウルトラマン38話にて独特の構えから目からビームを放って攻撃している。
この技は後に「ナックルアイビーム」と名付けられた。

目から「メルバニックレイ」と呼ばれる赤色破壊光線を撃つ。
メルバの要素を持つファイブキングゴルバーも、この技を使える。

  • ウルトラ戦士たち(ウルトラシリーズ)
人型宇宙人らしく(?)目から「透視光線」「ウルトラ眼光「ウルトラアイスポット」などの名前で放つ光線がある。
単純に強力な攻撃だけでなく、透視による索敵、治療、状態の逆行など多彩な効果を起こす。
特に目が心持ち大きいウルトラマン80のそれは印象深い。

  • 二階堂守/リアクター・ドーパント(風都探偵)
ガイアメモリを使用し続けたことにより、変身前でもある程度メモリの力を引き出せるドーパント変身者『ハイドープ』の連合組織『裏風都』の準幹部。
彼の場合『炉』の記憶を宿す「リアクターメモリ」によって変身する『リアクター・ドーパント』の凄まじい熱量を操る力を、変身前でも目から光線を放つことで行使できる。

昭和版はゴジラの放射熱線を相殺するほどの破壊光線「スペースビーム」を目から射出する。
VS版「レーザーキャノン」を両目に搭載しているが、口部からのメガ・バスターの方が威力があるので牽制用として使われる。
機龍には特にない。

両目からの殺人光線がメイン攻撃となっている。ドリル?掘削道具でしょ?
元は作業用ロボットなので、後付け武装なのかもしれない。
MOGERAの両目から放つ光線も「プラズマレーザーキャノン」と呼称されているが、系譜的にはメカゴジラの装備の発展形。

モスラと対を成す破壊神。
「プリズム光線」目から発射する。なお、幼虫時は角から発射することが多い。

  • ジャイアント芹沢博士(ゴジラ・ジェネレーションズ)
眼帯から銃身が伸び出してビームを発射する。
オキシジェン・デストロイヤーで巨大化しただけの芹沢博士のはずなのだが、
なんでそんなのが仕込まれているのかは永遠の謎である。

ドラゴンボールには数多く目からビームを放つキャラが登場するが、その中でも強いインパクトを残したであろうキャラはピッコロ大魔王だろう。
ゲームではまんま「目から怪光線」という技名になることが多い。
後にマジュニアも使っており、以降フリーザドクター・ゲロなど目からビームを放つキャラクターは数多く登場している。
流石はDr.スランプ作者である。

目から光子力ビーム」を放つ。
スーパーロボット大戦シリーズでのイメージから威力が低いイメージがあるがそんなことはなく、元祖アニメだとブレストファイヤーに次ぐ第二位の決め技である。
衝撃!版だと大型ビーム砲のようで、ブレストファイヤーより強くなっている。
ちなみに、後継機であるグレートマジンガーにこの機能はない*2マジンカイザーにはある。

そんな1970年代スーパーロボットアニメをパロディにした『ナデシコ』劇中劇の主役ロボも目から「ゲキガンビーム」を放つ。
ネーミングはゲッターロボで、見た目は前述の光子力ビームの掛け合わせ。

マジンガー以前に目からレーザーを撃っていた人型ロボ。
余り使われている武器でもないが、索敵にも使える。

  • ブラックオックス(鉄人28号)
ジャイアントロボ以前に目から光線撃っていたライバル系人型ロボ。
鉄人と正太郎の間を封じる電波妨害能力を備えた攻撃である。
太陽の使者版では電磁光線として実装され、利用してバリアなども形成できる。

やたら強い機体なのだが設計者であるアマテラスの「欠点のないMHなんてつまんないから」という茶目っ気に基づき、目の部分に「大口径ビーム砲」を搭載。
知らずに使うと各種モニターが焼け付きホワイトアウトしてマシンストップしてしまうという、まさかの弱点要素である。
使用したパルテノからは当然のごとく不評を買った。

照樹務こと宮崎駿演出・脚本のルパン三世(2ndシリーズ)最終話に登場するこのロボットは、顔面の不揃いのゴーグルのような部分が鋼鉄を容易に貫く光学兵器となっている。
同じ監督によるラピュタのロボット兵もほぼ同じ意匠を持ち、その威力は要塞を一瞬で火の海に変えるほど。
元ネタは上記のアニメ版『スーパーマン』のロボであるが、顔は似てない。

  • サガット(ストリートファイター ザ・ムービー)
USAが開発したストリートファイターでのサガットの必殺技の一つに「イーブルアイ」という目からの怪光線がある。アメリカはスケールが大きいね!

そのままずばり「目からビーム」を特技としているにょ。
むかつき指数を貯めることで威力上昇できるにょ。
まだ幼いぷちこには上手くムカつけずビームが出ないにゅ。

『FF8』序盤から登場する美人エリート教師(18歳)。学内にファンクラブもある程の有名人である彼女だが、ピンチになると特殊技「青魔法」が使用できる。
最初から覚えているのは「メーザーアイ」
腰に手を当て、首を後ろに向け、敵の方にサッと振り向くと、かっ開かれた彼女の目が青白く光り敵を焼く。
さらにアイテム「高出力発生装置」を使うことによって目からビームを放って大地を薙いで大爆発を起こす「レイ・ボム」まで覚えてしまう。酷い話である。
曰く「教え子のためなら目からビームを出すことも辞さない(要約)」だとか。
元ネタは発売当時流行っていた前述のでじこだろうか。

それぞれ「熱視線」「アイビーム」「アイショット」「メーム/メーマ」「アイビーム」名義で平然と目からビームを放ち遠距離から相手を攻撃できる。
ちなみに同じパラメータ条件だとニャーのそれが一番殺傷力が高い。

未来人朝比奈ミクルはポーズを取って「みくるビーム!」と唱えれば左目から必殺光線が撃てる…という『朝比奈ミクルの冒険』での設定。
しかし、超監督のせいで単なるカラコンから実際に「高い指向性を持つ不可視帯域のコヒーレント光」by宇宙人が射出する羽目になった。

『MELTY BLOOD』では「真祖ビーム」「おぱぶっ!!*3」系統の技は目から発射する光線である。
発生・射程・バリエーションの点で使いやすい。
構想段階ではアルクェイドの技だったらしいが、実際に暴走アルクの「フォル・モーント」は仁王立ちで目から放つビーム。

「武具など無粋。真の英雄は眼で殺す。」
『Fate/EXTRA CCC』において宝具の一つかつ戦闘中のスキルとして使う梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)の見た目がまんま「目からビーム」。
本当は強力な眼力を視覚的に表現したもので怪光線を放っているわけではないらしいが、そのせいで自身のマスターには槍の英霊「ランサー」ではなくビームの英霊「ランチャー」と命名されてしまっている。
これ以降の作品においても基本的に「目からビーム」の描写が用いられている。
なお、この宝具自体は彼が初登場となる『Fate/Apocrypha』の小説版の時点で存在していたが、使用する予定の描写があまりにもギャグすぎるという理由で省略されていた*4
Fate/GrandOrder』ではブレイブチェインを構築した際に発生するExtraAttackで使用。その関係でかセリフが「武器など前座。真の英雄は目で殺す…!」となっている。

こんちゅうポケモン。ポケモン図鑑によるとその大きな複眼はレーダーの役割を果たし、『ビームを発射することも可能』と書かれている。
この設定を反映して初代『赤・緑』から「サイケ光線」を、第3世代以降では「シグナルビーム」も覚えるようになっている。

当初は通常の近接格闘を主体にした戦闘用HFRであったが、正信の開発した小型レーザーを両目に装備したことにより目からレーザービームを発射可能になった。
なお、レーザーを装備する改造を行った際に耳の部分に補助カメラを搭載し、レーザー発射で塞がれる視界を補っている。
しかし、目のレンズがレーザー発射の度に摩耗するので、ロボットでありながらド近眼という強烈な個性付けがされている。

両手の人差し指と親指で作った輪を眼鏡の様に構え、目からビームを放つ「ラブリービーム」という技を持つ。
ビームを撃つプリキュアは珍しくもないが、目から放つのは後述のキュアパパイアが現れるまで彼女のみであり、視聴者に絶大なインパクトを与えると共に、
その豪快なファイトスタイルにより以前から視聴者から与えられていたキュ荒ブリーの異名と印象を確固たるものとしたのであった。
後に2018年に公開された劇場版『映画 Hugっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』では発射後に「砲口」から硝煙が立ち上るというむせる演出も加わった事で再度話題になった。

なお、実際には目ではなく指で作った輪の部分から発射されているため、「目からビーム」というより厳密には「目の位置からビーム」が正しい。
目の位置で使用するのは照準を付けるためであり、また文字通り目の前で閃光が発生する性質上「長時間発射し続けると非常に眩しいという欠点がある。
この点は後に、連続で照射し続けるのではなく小刻みに連射する事で克服した。

そんなキュアラブリーの系譜を継ぐ者であるあおぞら中学校2年2組の文学少女。
彼女がビームを放つ際は、両耳のピアスから伸びた三日月カットのパパイアをサングラス状に巨大化させて両目にセットする。
こちらは「目からビーム」というより厳密には「サングラスからビーム」が正しいか。

サキエルイスラフェルゼルエル、第3の使徒、第10の使徒が目(の様に見える部分)からビームを発射する。
威力は個体によってバラバラで、途轍もなく強力なものもあれば比較的弱いものもある。
劇中の描写では
サキエル:ジオフロントの装甲上層部を破壊せしめる
イスラフェル:第三新東京市の各所に設置させている地面からせり出すシールドで防御できる程度
ゼルエル:ジオフロントを覆う18枚の装甲を一撃で貫通する
第3の使徒:戦車の群れを壊滅させる、エヴァ仮設5号機の腕や下半身を容易く切断する
第10の使徒:ジオフロントを覆う24枚の装甲を一撃で貫通する
といった様子。

』で疑似シン化したエヴァ初号機が目から光線を発射している。獣化2号機でも苦戦したATフィールドと零号機のN2弾道弾でも貫通出来なかった装甲をこのビーム1発で破壊しているとんでもない威力。
過去作の新世紀エヴァンゲリオンとは全く違う演出であり破ではこのシーンが好きなアニヲタ諸君も多いはず。
Q』でもアスカの助けを求める声に応じて初号機が発射。逃げるMark.04Bを追尾し撃破した。
また物語後半のフォースインパクト中においてMark.09もビームを発射。ヴンダーを足止め&捕獲されていた第13号機を救助。最初の3発は頭がなく首の断面から発射しているが、その後は頭部を再生して目から光線を発射したため記載。
シン』では第13号機が強制停止信号プラグを打たれそうになった直前で発射。他のエヴァの光線とは一線を画すごんぶとビームである。
8号機も最終盤エヴァオップファータイプを捕食後NHG戦艦3機を沈める際に発射。
これらの光線を発射したエヴァはどれも特別な機体であり、発射演出も使徒と共通していることから使徒由来の能力である可能性が高い。



目からビームを出すライダー怪人の第1号。催眠光線を発し、人間を操る。
ショッカーには他にも、頸に巻いた蛇の目から放つ光線で幻の風景を生み出す海蛇男や、目から発する「殺人レントゲン」で人間を白骨化させるフクロウ男がいる。

  • ダイヤモンド・アイ(光の戦士ダイヤモンド・アイ)
両目から発する「外道照身霊波光線」にて人間に化けた前世魔人の正体を暴き、「ばぁれたかあっ!」させて「外道死ねぇ!」とぶち殺すヒーロー。
川内康範先生の発想はやはりヤバイ。

本気を出してからの攻撃エフェクト(会心の一撃)はまんま目からビームであるが、ただ撃つのではなく下から上へビームで薙ぎ払うように攻撃する。お前はガンバスターか。

目・玉・焼(サニー・サイド・アップ)というビームを出す事が……できない。
というのも。これはニケがきりなしの塔での戦いを脚色に脚色を重ねた末に語った大ボラに過ぎなかったため。
……のはずだが、コパール城奪還作戦の締めくくりとして、あらゆる願いをかなえる秘宝バナナムーンの力を使って実現した。
他にもその時の状況が先のホラ話とあまりにも合致するため、ルンルンは「天使や魔物さえも巻き込んで夢を実現させる力こそが勇者の力なのでは」と戦慄するのであった。

吸血鬼としての暗黒魔術に、目から撃つ吸血破壊光線(アッサー・シーン)がある。
命中した生物はバラバラに爆破されてしまう。
回転しながら撃つ必殺技も持つが味方にもぶち当たるので迷惑。

右目がローマで使用した光の量の5倍の威力の対吸血鬼・柱の男用の「紫外線照射装置」へとウィンウィンしながら変形するようにも改造されている。
ナチスの科学力はァァァァァァアアア世界一ィィィィイイイ!!

  • ヒデザブロー・キタグチ(宇宙一の無責任男シリーズ/無責任艦長タイラー)
酔っ払い拗らせて工業用メチルアルコール飲んで両目を義眼にする羽目になった軍医。
この義眼はかなりの多機能であるが、攻撃用のブラスターも仕込まれている。
但し発射後は自分も眩しさで目が眩み、しばらく行動不能になってしまう。

条件を満たすと2週目から「ヘザービーム」という目から光線を放つ武器を得る。
変身コスチュームで魔法少女プリンセスハートと化すと豪華版の「セクシービーム」となる。(掛け声もヘザービームは間抜けだがセクシービームはポーズもセクシーな感じになる)
因みに、方向キーを入力していないとハート型の誘導ビーム、方向キーを入れながらだと直進ビーム(マジンガー的な)であり、直進ビームは首を振って方向指定可能。
しれっと技名も連呼する当たりが無駄に笑いを誘う。
本作の最強武器なのだが、威力はともかくスタミナ消費が激しいので注意。
また、鏡のあるエリアでは顔面に魔方陣が掛かって発射出来なくなる。
本作では、他にも隠し武器としてレーザーブレードがあったりとやりたい放題である。

  • 山崎ススム(PAPUWA)
心戦組密偵でツッコミの鬼。
可愛いナマモノを見ると胸キュンセンサーを目から発するがなぜか物理攻撃効果があり、主に山南を焼いている。
ちなみにマジックも両目の秘石眼からビームを撃ったことがある。眼魔砲の応用か?

一つ目の節足動物。その眼からビーム的なものを撃ち出すこともある。
    • ゼルダの伝説:光弾。
    • 夢をみる島:光弾。
    • 4つの(つるぎ)+:大型の個体が光弾を撃つ。HPが減ると弾が速くなったり、3方向へ同時発射したりする。
    • トワイライトプリンセス:亜種の「シェルドゴーマ」が、背中に有る目からビームを撃つ。
    • ゼルダ無双:目に溜めた魔力をレーザーの如く発射。その後しばらく目が無防備になる。

ブレスオブザワイルドで登場する戦闘ロボット。
歩行型、飛行型、砲台型、朽ちたガーディアンなどの各種が存在する。
リンクを発見するとモノアイからのビームで攻撃してくる…が、実はこのビーム、パリィで反射する事が可能。

異次元ヴォイドより現れた甲殻に包まれた一つ目からいくつかの触手が生えた姿をした怪物。
同郷の怪物たちと違い、「戦争好きな奇妙な生物」を自分たちが利用できる弱点がないか研究しようとしているなど高い知能を持つ。
着弾点で左右に分裂するプラズマ弾を放つ「電離炸裂弾」や長射程のレーザー「生体破壊光線」を使う、固定砲台タイプのキャラクター。

リリエンタールの落書きから生まれた猫がてつ子の落書きから生まれた血も涙もない虎から逃げるために飛行、透明化、物質通過に続いて彼が付加した能力で、目からおやすみビームと呼ばれる催眠光線を射出する。
うちゅうねこの技としては唯一攻撃的なものだが、それでも殺傷力を持たない技である点にリリエンタールの性格がうかがえる。

1650万ボルトの出力の光線を目から放ち相手を石化させる「金縛り光線(フラッシュ)を始めとして目から射出する技を多数持つ。

本人自身はそんな能力は当然持っていないが、とある事件において目潰し目薬を使用されかけ、危うく目からビームを撃てる女子高生探偵になるところだった。

  • メジェド(エジプト神話)
「死者の書」にて言及される神の一柱。その名は「打ち倒す者」を意味する。
目から光を放つとされ、解釈によってはこの光でもって悪霊やオシリスの敵対者を討つとされる。
断じてゆるキャラではない。

一ツ目の宇宙人。目から怪光線を発射し、物体を溶解・消滅させる。
光線の色が緑だったり黄色だったり、初期は胸から光線を出していたりと安定しない。

ある事情により厨二病を患っているバイオロイド。眼帯で隠された左目からサイクロプス・エターナル・ビーム強烈な光を放つ。
攻撃力は微々たる物だが、攻撃範囲内の全ての敵に様々なデバフをかける事ができる。
スキルレベルを最大の10まで上げれば攻撃範囲が広がり、フルリンクボーナスの「スキル威力+30%」を選択すれば与ダメージが大幅に上がり、
充分に鍛えさえすれば序盤のステージなら単騎周回ができるようになる。

「狂気を操る程度の能力」を持つとされ、その実態はあらゆる物事の波長を乱すという物。
弾幕STGシリーズでは弾幕を分裂させる、軌道を変える、一時的に見えなくする…といった使い方をしてきたが、
弾幕格闘アクションシリーズにおいては自らの姿を消したり分身を作ったりする他に目からビームを撃ちまくる。
撃ち方にもバリエーションがあり、リング状のビームを撃つ幻惑「花冠視線(クラウンビジョン)、オプティックブラストのような極太レーザーを撃つ赤眼「望見円月(ルナティックブラスト)
全方位に波紋状のビームを放つ幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)などなど。
ネーミングセンスがアレなのは本人の反骨心と趣味です

  • 皆瀬梨夏(レべリオン、i.d)
三雲岳斗の小説に登場するサブキャラで、中身を知らずにレトロウィルス製ドラッグに手を出した事で異能者「レべリオン」と化し、眼からレーザー『混沌の瞳(ヴィジョン・オブ・ディスオーダー)』を放てるようになった女子高生→女子大生(i.d時)。
速度・命中力は破格で生身なら全て打ち抜き切り裂くが、対能力者用の重装甲や高再生力持ちには微妙に有効打になりづらく、他の相手を狙っての巻き添えや負荷と引き換えの眼の変異によるチャージ撃ちで対応していた。
余談だが三雲作品では他にも『少女ノイズ』にも同名の女性が登場しているが、そちらの彼女もレーザーが撃てる同一人物かは不明。

シリーズ常連のでっかいモノアイがキュートな雑魚敵。鞭のようにしなる「ウィップビーム」で薙ぎ払うように攻撃してくる。シリーズ初のコピー可能な敵でもあるが、カービィはさすがに目からビームは出さない。
中ボス版のキングスドゥや、初代のみに登場するウィザーとピーザーも目からビームで攻撃してくる。

ハードモードに登場する一対の眼球型ボス「ツインズ」の片割れ。虹彩が赤い方。
最初のうちは単発のビームと突進を交互に繰り出してくるが、HPが減って第2形態になると突進しなくなる代わりにビームの発射頻度が上がる。
第2形態は残HPに応じてビームの発射頻度がどんどん上がり、最終的にはほぼ垂れ流しの状態になる。

火炎

ギリシャ神話における半人半蛇の姿をした魔神。
伝承によれば燃える様な目を持っており、実際に目から火炎を放つ。

顔面に文字通りの熱血を集め、ただでさえ暑苦しく燃えている瞳から火炎を放つ「顔面ファイヤー」という必殺技を持つ。
使い続けると頭の血管が切れて死ぬという欠点があったが努力によって克服した模様。

設定上目のインジケーションアイが1200℃の高熱を発している為、その気になれば目から火炎ビームを放てる。

オール・フォー・ワンとの戦闘でエンデヴァーの個性を奪おうとしたAFOの右手を焼く際に使用した。

ハードモードに登場する一対の眼球型ボス「ツインズ」の片割れ。虹彩が緑色の方。
スリップダメージを発生させる緑色の炎「カースドフレイム」を放つ。最初のうちは単発の火炎弾だが、第2形態になると火炎放射になる。
射程はだいぶ短くなるが放射時間はそこそこ長く、接近されると危険。

眼球そのもの

かつて月に栄えていた文明を滅ぼして死の星に変えた、ウサギのような姿をした超獣
口から放つ火炎が主な武器だが、奥の手としてなんと眼球そのものをミサイルとして発射する。
あまりにもアレ過ぎたため、『空想科学読本』の怪獣の特技回では検証どころかツッコミすら入れられなかった

アトムとともにロボイドと戦った諜報部員ロボットの一人。
目玉がミサイルになる。一度しか使えないが、強敵ロボイド1号を破壊した。

世界五大厄(キン肉マンⅡ世)と対戦したサウジアラビアの超人タッグ。
目玉が伸びて打撃する

上述の「ツインズ」の改造元となった巨大な眼球型ボス。こいつは虹彩が青い
眼球から小さな眼球を撃って攻撃してくる。


ソニックブーム

砲弾すらも弾き飛ばす風圧を発するウインク「デス・ウインク」を使う。

  • 高き者(クライアント)(ダーククリムゾン)
主人公達と敵対する魔族。
幹部クラスや首領は瞬きするだけで人体を瞬時にスパスパ切断する不可視の攻撃を繰り出せる。


銃弾

  • キスティス・トゥリープ
ま た こ の 人 か。
ゲーム中で「牙式連発銃」を使うことによって「ガトリング砲」なる青魔法を覚えるのだが、よりによって目から銃弾を撃ちまくるというカオスな構図になる。
視線と照準が連動しているのであれば合理的なんだろうが…どこへ向かおうとしていたのだろうか。

骸骨/髑髏を模した眼窩からミサイルを発射する。
第一話にして何気に珍しい武器である。
なお漫画『マジンガーZ ミケーネ恐怖の遺産』に登場するダブラスM2と合体したガラダブラMK01は、目から機関銃を連射している。


眼帯の奥の眼窩に「ニードルガン」を仕込んでいる。
ケンシロウに使ったが、発射の瞬間に顎を殴られて射線が逸れて無駄に終わった。


人間が悲しいときなどに流す涙も酸だったらどうなるのか…それを実際にやったのがこのホーである。
元々はある少年の愛憎によるマイナスエネルギーから誕生した怪獣だが
肩書に硫酸怪獣とある通り、なんと目から流す涙が硫酸なのだ。

モズーはサメ型の合成怪獣。仲間思いの上に涙もろく、今まで死んでいった仲間達を思って流した涙が「ボール爆弾」になる。
コングはモズーが乗り込む巨大ロボ。こちらも涙爆弾生成能力を持つ。

普通のしずく状の涙と「~」型の涙を流す。酸性であるらしい。
本人に攻撃の意志はないようだが、主人公であるニンゲンや一部のモンスターにとっては攻撃になってしまう。

超人(パラミシア)悪魔の実「ギロギロの実」の能力者。
巨大な鉄の涙を出して攻撃するなど、戦闘手段としても使用可能。

  • オニオンアッザム(SDガンダム聖伝)
生長途中で掘り出された悲しみによってモンスター化したタマネギ。
鉄をも溶かす酸の涙をまき散らし、鳴き声を聞けばもらい泣きで視界を奪われる。

インテレオン系ポケモンの第1段階。
流す涙には催涙成分が含まれており、その効果はタマネギ100個分に相当するとされる。
この涙を大量に流し、敵がもらい泣きしている隙に逃げる。


体液

全身の体液を目に集中させて放つ。
原理的にはウォーターカッターのようなものだが威力は凄まじく、首を貫いてジョナサン・ジョースターを死に追いやったほど。
最初に使ったのはディオだが、後に『戦闘潮流』にてストレイツォも同じ技を使い、空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)という技名もつけられた。
両者とも使うと眼球が裂けてしまうが、吸血鬼としての再生力があるので問題はない。

ナメゴン同様のうねうね系生物だが、こちらは目から放つのは溶解液。

  • 女性・子供(現実・創作全般)
涙そのものには物理的な攻撃力はないが、涙を見せることで相手を動揺させる、相手に要求を飲ませる、同情を誘う、第三者の手で相手を悪者に仕立て上げるなど自身の有利な状況にすることができる。
ただし多用すると通用しなくなる、同じ女性・子供から反感を買う、相手の嗜虐心に火をつけてしまい状況が悪化する等のデメリットもある。
また性別年齢問わず、感動や悲しみからくる涙は見た者からの好感度を上げる効果がある。


  • ツノトカゲ
上で目から何かを発射して攻撃する生物は現実には存在しないといったな?あれは嘘だ。
まあ攻撃ではないとはいえ、人間でも口から入れた牛乳を目から出せたりするし、武器じゃなくとも出せることは出せる。
このツノトカゲは現実世界に存在するので例外中の例外だが目から血を放って相手を威嚇する事で知られており、
しかもこの血は触れるとかゆくなる成分も含まれているという。


  • ことわざ
目から鱗。何らかのきっかけで急に物事を理解出来るようになったりすることを指す。武器?
ちなみに聖書で「鱗のような物」が落ちて目が見えるようになったというエピソードに由来する。



追記・修正は目から何かを発射できる方にお願いします。

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最終更新:2024年03月25日 00:49

*1 ただし、後述のように「目から光や火炎を放つ」「目で見た物を呪う(邪視)」といった神や怪物の伝承は各地に散見されるため、それらがイメージソースとなっている可能性は否定できない。

*2 漫画版の量産型には使用描写がある

*3 オプティックブラスト風に発音しよう!

*4 アニメ版においては、予定していた描写とは違う形で使用するシーンが追加されている。