雷鳥超(Z/X)

登録日:2019/06/04 Tue 23:55:13
更新日:2023/02/24 Fri 06:02:42
所要時間:約 6 分で読めます





正義が何をしてくれるって言うんだ……。



Z/Xの主要登場人物。


【目次】
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◎プロフィール



Suguru Raicho

年齢:11歳
誕生日:7/30
身長∶147cm
パートナーゼクス:剣帝神器サイクロトロン
デザイン:山田J太
cv.蒼井翔太

名前の由来はJR西日本等で運行される特急『スーパー雷鳥*1
ライバルの戦斗怜亜(=セントレア、中部国際空港)とは乗り物繋がり。



◎来歴

Z/X第4弾にて登場した青の世界のプレイヤー。
主人公/特異点ではなく、重要な登場人物という扱い。


福井県でとある会社の二代目社長である父と専業主婦の母の間に生まれ、幼少期からサッカーの申し子と言われる才能を開花させていた。
しかし、父が事業を失敗したことで逃げるように名古屋へ引っ越し、以後は父親から虐待される日々を過ごす。唯一の心の拠り所であるサッカーも、父親から横槍を入れられるようになる。

鬱屈した日々を過ごしていたある日、ブラックポイントが発生。ゼクスの出現で日本中が混乱する中、母は失踪。その3年後父も行方不明となり、11歳で一人暮らしを始める。

そんな中、青の世界の指導者アドミニストレータの一人であるカノープスが接触。
彼からカードデバイスを受け取り、《三神器》というロボットの二号機サイクロトロンのパイロットとなる。コードネームはサンダーバード。
しかし生い立ちから「正義」に否定的な超にとって正義を振りかざして行動するバトルドレスやメタルフォートレスは相入れるものではなく、孤立する。

性能テストのため、カノープスの指示のもとサイクロトロンを駆り兄弟機であるローレンシウムを一方的に襲撃し撃破。
正義の使者を名乗る戦斗怜亜の自信をへし折る。

名古屋でゼクス絡みのトラブルを引き起こした弓弦羽ミサキの情報収集のため、ファンクラブへ加入。会員番号0001番も取得している。
結果限りなく無害という結論に至り脱会を申し出るがミサキから断られたため保留になる。

その後、白の世界の十二使徒である巨蟹宮ムリエルと獅子宮ウェルキエルが率いる天使軍の侵攻に対して単独で出撃。絶界によって当初は有利に立ち回るも、数の多さに圧倒され敗北。
駆け付けた怜亜&ローレンシウム他メタルフォートレス軍の援護を受けて撤退。自分が打倒した怜亜に助けられたことに屈辱を覚えると同時に、『正義』とは唯一絶対のものと言う信念を考え直すことに。

カノープスより、詳細のふせられた極秘任務(内容は青の世界への革命戦)を受け取る。
同じく任務を受け取った怜亜と《三神器》の三号機シンクロトロンのパイロットとなった獅子島七尾と合流し、3人揃って青の世界に向かう。

青の世界に入ると、3人は反逆者として量産型シンクロトロンことマスプロトロンの軍勢に襲撃される。事態が把握できない中、まずは青の世界の管理下から逃走することを提案。
治安維持部隊の追撃を受けるもローレンシウムの自爆もありなんとか脱出に成功。その際敵リーダーのフェクダに止めを刺すチャンスがあったのをみすみす見逃した自分が甘くなっているのを自覚する。

以後は怜亜、七尾と3人で逃避行を続け、奈良県の廃村へ。
そこで弓弦羽ミサキと再会。ミサキが終末天使から攻撃を受けた際も我関せずを貫こうとしたが、七尾の説得で渋々援護する。

直後に出現した《(ディンギル)》の『王威』マルドゥクの人類滅亡宣言に対しても、自身の経歴から神の存在を信じない超は否定的な立場を取る。

逃避行の最中、青の竜の巫女ユイから《神》に与する邪竜リヴァイアサン討伐の依頼を受ける。承諾し、これを討ったことで少々吹っ切れる。
またこの見返りとして竜の加護を怜亜、七尾とともに受け、ゼクス使いとしての能力が成長する。

洗脳を解除されたカノープスからの使者ルートヴィヒと接触。修理されたローレンシウムの受け取りと、ローレンシウムとサイクロトロンにヴェイバトロンへの合体機能が備わったことを告げられる。
しかしその合体ポーズのためサイクロトロン共々大ショックを受ける。
そのままカノープスより、青の世界の第二次革命戦への参加要請を受けるが、同時に並行世界(現代のこと)でも覇神として覚醒した『終極』ギルガメシュの驚異が迫っているとの情報が入る。どちらの戦いへ参戦するか意見の食い違いで怜亜と取っ組み合いの喧嘩になる。
七尾の涙の説得と革命軍側のアドミニストレータ ポラリスの仲裁もあり、最終的にポラリスが覇神討伐へ、超たちが革命戦へ参戦することで合意する。

革命戦ではカノープスの陽動の元、ローレンシウムとサイクロトロンの合体機ヴェイバトロンを操り青の世界の中枢であるシャスターの破壊任務につく。
マーメイド部隊のXIフラッグスや革命側のアドミニストレータ デネボラの援護もあってシャスターに到達。
シャスターの分身にして最後の防衛機構シャスターFPGAアトラスに苦戦を強いられるも、シンクロトロンが変形した剣を装備し一つになった三神器の力でこれを下し、革命を成功させる。

革命戦後は怜亜、七尾とルームシェアして青の世界に滞在するが、突如行方不明だった父親と再会。
治安維持部隊への就任を打診されるがこれを断り、行先を告げずに単独行動することが増える。

そして、アドミニストレータの首魁ソルによって父親を人質に取られ、肉親に対して非情になることができず全てを諦めソルの尖兵となることを受諾。
ネオ・シャスターの存在を青の世界に宣言し、怜亜からの決闘の申し出を受け入れた。

決闘は勝利するものの、怜亜が告げた「何も聞かないよ。けど許すのにも条件がある、全部片付けたらサッカーしようぜ!」の言葉が頭から離れず、父と心中する覚悟でソルへの反逆を決意する。

ソルへ戦いを挑むものの彼は応じず、代わりに父と思っていたものは疑似人格プログラムであったことを明かされる。
現実から目を背けていた自分の愚かさを痛感し、過去と決別。人称も「僕」から「俺」に変え、ソルの手で引き起こされた名古屋での戦いに参戦すべく現代へ戻る。

名古屋では《神》の眷族相手に七尾とニーナ・シトリーが孤軍奮闘している所に「手を貸すか?」と参戦。3人の共闘で撃退に成功する。

七尾が編成した治安維持部隊名古屋支部へニーナ共々(強引に)迎え入れられる。怜亜とも再会し、聞いたものを《消失》させてしまうウィルス・ヴォイスへの対策を4人で考える。
その後、ポラリスよりウィルス・ヴォイスアンチバリアを受け取ると事態解決のため、ネオ・シャスターの破壊へ4人で向かう。



◎正義の黄昏


幼少期より父親からの虐待を受けて育ったため、年齢のわりに大人びたとも冷めたともいえる性格。
しかしその内心には熱い心を宿している、戦隊モノで言うところのブルーポジション。

「『正義』とは唯一絶対のもの」という信念を持ち、個々が好き勝手に正義を語る他のメタルフォートレスやバトルドレスには辟易している。
直接の上司であるカノープスに対しても熱血正義馬鹿という認識。
自身のパートナーであるサイクロトロンは寡黙で無駄口を叩かないことを好ましく思っている。

虐待の経験から無償の人助けと言った正義を信じておらず、怜亜のことを甘い正義を振りかざすと嫌悪感も露わで、ローレンシウム撃破後は舞台を降りた敗者と認識していた。
しかし自身の危機に救援に駆け付けたり、懲りもせず超をライバル視することに不快感を覚えつつも、なし崩しにその実力を認めていく。
薄い本が厚くなるな。

ただし完全に対等な仲間として認めたわけではなく、甘ちゃんな性格には相変わらず辛辣。
ヴェイバトロンの合体の際に怜亜と掲げた腕を交差させるポーズを取る必要があると知り、認証コードを改変できないことに頭を抱えたことも。

しかしいかに大人びているとはいえ11歳の少年。
好物はホットケーキでピーマンが苦手という年相応な面もある。
また、その感性には11歳にして多分に14歳病的なものが見え隠れする。

正義とは 巣立つ燕に 問いかける

あの月は 僕だ 誰よりも 孤独だ
ザッシュ「……最高の詩にゃ」

ちなみに番外編では何かと貧乏くじを引くことが多い。



◎誓装


「ソルの言いなりなんて僕らの正義に恥ずべき行いだ。おまえは耐えられるのか?」
「言ったはずです。私はMasterの道具に徹すると」
「……ならば僕について来い。地獄の果てまで!」

Solitary Justice Engage

束縛された翼、か……

B25-095 “孤高誓装”雷鳥超(ここうせいそうらいちょうすぐる)
コスト7
オーバーブースト/メタルフォートレス
[常]絶界
[常]【有効】スクエア【効果】すべてのあなたのカード名に「サイクロトロン」を含むゼクスは以下の能力を得る"[常]【有効】デッキ【効果】このカードはイグニッションアイコンを得る。"
[起]【有効】スクエア【コスト】あなたのチャージにあるカード名に「サイクロトロン」を含むカードを1枚トラッシュに置く。【効果】1回イグニッションする。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに2回しかプレイできない。
パワー10500
山田J太

25弾『明日に輝く絆』にてサイクロトロンと誓装した超。
全身にフィットするボディスーツに大剣と、どちらかと言うと[バトルドレス]寄りの姿。

IGOB共通のスペックとしてコスト7とパワー10500と絶界を持つがイベントで誘発登場するので実質コスト3。

デッキの「サイクロトロン」すべてにIGアイコンを付与し、自ターン中に2回までイグニッションができる。
イグニッションなのでプレイによる登場として扱い、またプレイヤースクエアにも登場させられる。

これによって「サイクロトロン」を複数踏み倒し、シフトで強化したり利用するのが基本戦術。
「サイクロトロン」を多数展開できたなら「【運命剣臨】電脳械カノープス」で絶界を付与して相手を包囲、相手のライフが残り僅かなら「【機神剣臨】義誓剣G・ヴェイバトロン」で戻して1点を与えるなど、シフトで攻守の選択ができるのも強み。

またシフトなしでも絶界を持つ「剣帝神器サイクロトロン」を踏み倒せば、コスト7パワー10500絶界持ちのゼクスが複数並ぶことになり、相手に凄まじいプレッシャーを与えられる。

能力の組み合わせにより自己完結した強さを誇るが、イグニッションという運に任せた方法なのでデッキ全体の「サイクロトロン」の比率を高め、デッキの確認ができるカードで可能な限り狙ったカードを出せるようにしたいところ。
「尊き『星海』ニンガル」などでデッキトップの並べ替えができるとより効果的。

なお、誓装全般に言えるが名称に「サイクロトロン」を含まないのでそれ関連のサポートは受けられない。
当然「双絶正義ヴェイバトロン」になることはできず、また「ふたつのジャスティス」で得た「戦斗怜亜」名称も失われる。


「この鍵はなんだ? 俺は······いつから持っていた?」
「解析完了······UNKNOWN、残念ながら不明です。」

Key of Metal Fortress

熱血正義馬鹿は嫌いなんだがな、まったく···

B32-075 “超機誓装”雷鳥超(ちょうきせいそうらいちょうすぐる)
コスト7
オーバーブースト/メタルフォートレス
[常]絶界
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたはドリームキーを2個得る。カードを2枚引き、あなたの手札にあるカードを1枚選び、デッキの1番上に置く。
[起]【有効】〈自分ターン1〉スクエア【コスト】あなたの手札あるカード名に「サイクロトロン」を含むカードを1枚トラッシュに置く。【効果】ノーマルスクエアにある相手のコスト4~7のゼクスを2枚まで選び、手札に戻す。
パワー10500
山田J太

宇宙より来た第三勢力であるク・リトの力を得たことで生まれた新たな誓装。
フレーバーテキストでは突然受け取った力に戸惑っている様子が描かれている。

新しいIGOB共通のスペックとして、
  • パートナーゼクスの起動能力で登場できる
  • 登場条件としてリソースにパートナーゼクス名称が4枚以上必要
  • 登場時に新要素のドリームキーを得る
の3点があげられる。

このドリームキーを消費することで「イデアライズ」と言う新たなゼクスエクストラのパートナーゼクスをリソースの支払い無しに登場させることができ、パートナーゼクスとともに戦うと言う形態となっているのが特徴である。

IGOB単体の能力は、手札補充とデッキトップの操作、相手ゼクス2体までのバウンスの3つ。

特にデッキトップの操作はイグニッションで展開するサイクロトロンにとって非常に重要。
イデアライズである「至上のイデア サイクロトロン」がデッキの「サイクロトロン」名称にIGアイコンを付与する効果を持つので、できる限り強力なサイクロトロンを仕込んでおきたい。単体で強力な「剣帝神器サイクロトロン」や展開できる「カットバックターン サイクロトロン」が狙い目か。

また相手ゼクスのバウンスも、盤面を埋めて相手を封殺するのが得意なサイクロトロンの戦術にあっている。



◎剣誓


僕は過去へ置いてきた。俺が······雷鳥超だ!

B25-095 【剣誓『正義』】超(けんせい『せいぎ』すぐる)
オーバーシフト
剣臨条件:あなたのリソースにカードが5枚以上
剣臨器:カード名に「サイクロトロン」を含むコスト5以上の[メタルフォートレス]
[自]【P】「超」【有効】スクエア【誘発】このカードにシフトする。【効果】1回イグニッションする。このイグニッションでカードをプレイしなかったならば、トラッシュに置かれたそのカードを手札に戻してよい。
山田J太

B30収録のタロットモチーフのシフト。
『正義』は均衡、安住、正当性/別離、悪徳、敗訴を意味する大アルカナのため、ソルの走狗になってもなお対等に向き合える仲間を得られた超の象徴としては最適。

能力はシフト時に1回のイグニッション。IGアイコン付与が多い「サイクロトロン」とは相性がいい。
仮にイグニッションに失敗してもそのカードを手札に回収できるため、手札も増えて誓いなどを捲ってしまっても好都合という非常に強力な能力。
選んでいないので「死招く『冥滅』エレシュキガル」などのトラッシュ制限もすり抜ける。

ただし、トラッシュに落ちるカードを除外する「統べて識る者ギルガメシュ」が出ている時にシフトしてしまうとイグニッション失敗時に除外されて回収できないため注意。



◎系譜

◆アドミニストレータ カノープス


B14-102 アドミニストレータ カノープス(あどみにすとれーたかのーぷす)
コスト6
バトルドレス
[自]このカードが登場した時、あなたのライフが3以上あるならば、青1を支払ってよい。青1を支払ったならば、あなたは自分の手札を好きな枚数選び、トラッシュに置き、トラッシュに置いたカード1枚につき、カードを1枚引く。
[自]ターンの終了時、あなたのライフが2以下ならば、このカードをゲームから除外する。
パワー11000
山田J太

青の世界の管理者アドミニストレータの一人。メタルフォートレスの開発責任者。
その人格データは未来の超のものであり、アバターも成長した超を模しているため同一人物と言って差し支えない。

青の世界の歴史において、超と怜亜は親友であり、九頭竜学院大学で七尾とともに機械工学を研究していた。

しかし超は交通事故に遭い、半身不随になった親友のため怜亜はロボット工学からパワードスーツ開発へ転向。
親友の恩義に報いるため、超は怜亜が諦めたロボットの研究を始めた。

その後、怜亜の誘いでスーパーコンピュータ シャスターの開発に参加することになる。

こちらでは怜亜という親友と巡り会えたことでか、並行過去世界の超が抱える正義への情熱を表に出している。
メタルフォートレスの多くが無駄に人間くさく、やかましいほど熱血派なのはだいたいカノープスの趣味。

凝り性なのか一度始めるとやりすぎるきらいがあり、ヴェイバトロンの合体ポーズや洗脳中に開発した七尾クローンの64人という数については後になって反省している。
その他にも、三神器のパイロットを主役にしたオリジナルアニメ「超鋼神器ローレンシウム」を本人たちに無断で制作し、自らがノリノリで主題歌を歌う、何て事もしていたりする。
超「責任者はどいつだ…」
未来のあなた自身なのです。

アルタイル、デネボラと共にポラリスに賛同しシャスターに管理される青の世界に反旗を翻す同志で、11機の戦艦型メタルフォートレスに細工を施しマーメイド側が鹵獲できるよう調整していた。
しかしカノープス自身もソルに第二人格を埋め込まれ、本人が気付かぬ間に二重スパイとして暗躍し、第一次革命戦を革命軍の敗走に導いた。

洗脳が解けた後はマスプロトロンを全機停止し、自爆したローレンシウムの新機体とサイクロトロンとの合体機ヴェイバトロンを開発。
ルートヴィヒを使者に逃避行中の三神器パイロットと接触し、第二次革命戦への参加を要請した。


カードとしてはライフが半分以下になるとターン終了時に除外されるというデメリットを持ち、引き換えにコスト7バニラ相当のパワーを有する。
除外されるのはターン終了時であるため、メインフェイズ中に限れば特に問題なく動け、ターン終了時に別のゾーンへ移動する踏み倒しで登場させていればそちらを優先することで除外せずに済む。

また、ライフが3以上なら登場時に追加の青1を払うことで手札の入れ替えができる能力を持ち、トラッシュ肥やしとしても機能する。
こちらもダメージを2回受けると使えなくなるが、もともと盤面に干渉する能力ではないのでそこまで計算を狂わされることはない。

コスト6の[バトルドレス]であり、コスト6では素のパワーが最強なことを利用したい。


P17-029 乙女整備士カノープス(おとめせいびしかのーぷす)
コスト3 IG
バトルドレス
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのリソースにカード名に「Type.」を含むカードが4枚以上ある場合、このカードをスリープしてよい。スリープしたならば、あなたのデッキの上から7枚見て、その中にあるカード名に「Type.」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させてよい。その後、残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
パワー4500
山田J太
※◎は相手PS以外

ドラマCD『13姉妹 雪月花』に封入の2枚目のカノープス。
いずれ敵に回さねばならないオリジナルXIIIの身体測定(メンテナンス)を行うことになり、保険医よろしく白衣姿。

能力はオリジナルXIIIの共通名称「Type.」サポート。
リソースに「Type.」が4枚以上あればデッキから「Type.」を踏み倒せる。

序盤からコスト6以上の大型を踏み倒せれば相手に多大なプレッシャーを与え、そのまま勝ちまで持っていけることもある。
現在は「Type.」名称でデッキの半分以上を統一できることもあって条件の達成はその効果に対して容易。
「“煌衛契騎”Type.X」を軸とした「Type.」デッキでは影の主役。

アイコン持ちのコスト3であるため使い回しもしやすいと、非常に強力なゼクス。
現在絶版のドラマCDの特典という問題も、後に初回限定版に再録されたことである程度緩和されている。


悪い冗談だな。僕があの熱血バカになるなど。

B27-074 【運命剣臨】電脳械カノープス(うんめいけんりんでんのうかいかのーぷす)
オーバーシフト/バトルドレス
剣臨条件:ゼクス オーバーブーストLv.1
剣臨器:カード名に「超」を含む[オーバーブースト]
[常]【有効】スクエア【効果】スクエアにあるすべてのあなたのカード名に「サイクロトロン」を含むゼクスは以下の能力を得る。"[常]絶界"
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードにシフトする。【効果】スクエアにあるあなたのカード名に「サイクロトロン」を含むゼクス1枚につき、カードを1枚引く。引いたカード1枚につき、あなたの手札にあるカード名に「サイクロトロン」を含むゼクスを1枚まで選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。
山田J太

剣臨(シフト)】によって超が未来との縁を繋いだ3枚目のカノープス。
本人としては自分の未来が熱血バカのカノープスというのは冗談ということにしたいらしい。

カードとしては、シフトなので「超」名称のオーバーブーストに[オーバーシフト/バトルドレス]と、常在能力と自動能力をひとつずつ付与する*2

自動能力でシフト時にスクエアの「サイクロトロン」の数だけドローし、引いた数だけ「サイクロトロン」を踏み倒す。
単純に盤上の「サイクロトロン」の数が倍になる能力であり、相手を包囲殲滅することに特化している。

さらにスクエアの「サイクロトロン」全てに絶界を付与する常在能力を持ち、展開した「サイクロトロン」を選択型除去から守り抜くことが可能。
「“孤高誓装”雷鳥超」の能力と合わせて、盤面を埋め尽くし相手を『詰み』に追い込むことも不可能ではない。

しかし弱点もあり、「“孤高誓装”」も含め除去を持たないため、自身は殴る以外の方法でスクエアを空けられない。
また、絶界付与は強力とはいえ『選ばない』無差別除去には弱い。
特に「正義の黄昏」は「“孤高誓装”」「剣帝神器」に刺さる*3ため、展開した盤面を崩されてしまう。

加えて自身は「サイクロトロン」名称を持たないため、「“孤高誓装”」のイグニッションで「サイクロトロン」を当てられないと本領を発揮できない。

と、欠点もないわけではないが基本的に「サイクロトロン」は場持ちがよかったり自力でIGアイコンを獲得できたりと展開しやすいカードが多いので、短所を気にするよりは長所を伸ばす方向で問題はない。




wiki篭り如きが僕の視界に入るな。失せろ。

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最終更新:2023年02月24日 06:02

*1 現サンダーバード

*2 超のオーバーブーストでも「超」名称を持たない汎用オーバーブーストにはシフトできない。

*3 というより「正義の黄昏」自体が「剣帝神器」をメタったカードである。