ウルトラマンアグル

登録日:2009/12/23(水) 08:59:22
更新日:2024/01/10 Wed 21:31:45
所要時間:約 4 分で読めます






力には力しかないんだよ、我夢。
地球が隠していた強大なる力、
それを俺は託されたんだ。
この地球からね。




円谷プロ制作の特撮作品『ウルトラマンガイア』に登場する青きウルトラマン。
何気に史上初となる青がデフォルトのウルトラマン。



アグルゥゥゥーーーーーーー!!!

画像出典:ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA 第10話「かげろう ~陽炎~」より
Ⓒ円谷プロ、「ウルトラマンオーブ」製作委員会


【ステータス】

身長:52メートル
体重:4万5000トン
出身:地球
人間体:藤宮博也(演:高野八誠)

元アルケミー・スターズの藤宮博也が変身する青い“海の光”の巨人。
ガイア同様活動時間の制限は無く、ライフゲージ(カラータイマー)はライフエナジー(HPみたいな感じ)を示している。

藤宮が光を収めたアイテム「アグレイター」を使用して変身する。
明言はされていないがこちらも我夢のエスプレンダー同様、藤宮の自作品と考えられる。…後々、神秘的な目に遭うが。
通常はアグレイターから放たれた光と一体化して巨大化するが、アグレイターの光エネルギーを全身に纏わせると等身大のまま変身できる。
ガイアの等身大変身シークエンスは描写が省略されているため、ここら辺は地味に優遇されている。

ゲストどころか準主人公ウルトラマンという扱いであるが、
その誕生は我夢がガイアとなる3年前であり、作中最初のウルトラマンと言える。

戦闘スタイルはガイアと対照的にシャープでスマート。キャラクター性もクールさが強調されている。
わざと相手を挑発し、襲い掛かってきた相手を返り討ちで仕留めることが多い。
主役ウルトラマンに相応しくない態度は、2人目のウルトラマンならではのカッコよさと言えるだろう。

デザインの裏モチーフはウルトラセブン。とさか部分がどことなく似ている。
純粋な正義の味方ではないこともあり、低く太い声や目付きからは少し悪役っぽいクールさが感じられるが、
悪のウルトラマンのように極端なツリ目ではないため、むしろ新鮮でカッコいい。

かけ声は人間体を演じている高野氏の声を加工したものを使用しており、喋る際は高野氏の声でそのまま喋る。



【V1(ヴァージョン1)】

画像出典:ウルトラマンガイア 第5話「もう一人の巨人」より

藤宮がアグルの力を身につけ変身した姿。体色は黒みがかった青(群青色)。
目的はガイアと同じく、根源的破滅招来体と呼ばれる存在から地球を守る事。
プロノーン・カラモスで稲森京子博士と地球を救うべく研究を行っていた際、青い光と出会い力を得た。
ぐんぐんカットはやや暗みがかった悪役を思わせる青背景で、2度止まってから飛び出る。

ただし守りたいのはあくまでも「地球」であって必ずしも「人類」を守ろうとはしていない。
これは自身が開発したコンピューター・クリシスに「地球を守る方法」を問いかけたところ、
「人類を消し去る」という答えが返ってきたため。藤宮はこのクリシスの答えに準じた行動を取っている。
この時、クリシスでのシミュレーションの中で藤宮が試しに削除した項目が人類であった。
昨今の環境破壊等、地球を滅亡に追いやりかねない人類の愚行は現実世界でも度々指摘される所であり、藤宮も思うところがあったのかもしれない。
特に彼はアルケミー・スターズ出身、すなわち天才の1人であったため、敢えて人類を削除するという選択だって思い浮かぶだろうし、人類を滅ぼすためのロードマップだって描けたのである。

そのため、人間を含めた生命を守るガイアとは、幾度となく対立するライバルとなる。
ポケモンで言えば、『オメガルビー・アルファサファイア(原作であるルビー・サファイアではなく)』のアクア団リーダー・アオギリを更に極端にした感じである。

なお、16話「アグル誕生」では事実上の主役ウルトラマンを務めている。
このエピソードでは我夢による援護を断り、アグルが相手を単独で倒したため、ガイアの出番が一切なかった。
これにより、ガイアは主役ウルトラマンなのに皆勤を逃している。


●能力


  • フォトンクラッシャー
頭部の結晶体・ブライトスポットから放つ必殺光線
ガイアのフォトンエッジに相当する技。
大きくムチのようにしなるフォトンエッジに対してこちらは炎のような動きを見せる。
V2にこれの上位互換技がないため、パワーアップ後も何度か使用された。

フォトンエッジほどではないがこちらも独特の発射シークエンスになっている。

①腕をブライトスポットの前で交差させる

②右手を上、左手を下にゆっくり伸ばしながらエネルギーを収束させる

③両手を伸ばし切ると炎のような光線が立ち上る

④右手を振り下ろし、右足を踏み出しながら発射する

⑤着弾しても即炸裂はせず、相手を蝕んで破壊する

着弾時に即炸裂する場合もあるが、上記のように一旦吸い込まれてから炸裂したり、フォトンエッジのように光の刃で打ち付けて破壊したりする場合もある。
劇中で何度かフォトンエッジとフォトンクラッシャーの撃ち合いになったときは、双方の光線がかち合ったときに光の刃がぶつかり合っていた。
簡易版として発射するときは右手を上に上げて振り下ろす形になる。


画像出典:ウルトラマンガイア 第16話「野獣包囲網」、第13話「マリオネットの夜」より
制作:円谷プロダクション 1998年11月21日、11月28日放映

  • リキデイター
両手を縦に大きく広げて光球を作り出し、握り拳を合わせて敵に撃ち出す技。連射も可能。
劇中で特に好んで使用した技であり牽制からフィニッシュまでこなしている。

  • アグルブレード
右手から伸ばす光刃。エネルギーの消耗が激しい諸刃の剣。ウルトラシリーズ初の光剣・剣戟技として知られるが、実は知名度の割りにそこまで活躍していない技だったりする。
初使用回ではボグラグを派手に切り刻んだものの再生されてしまい、ガイアとの等身大戦でも長時間の使用でかなり追い詰めつつダメージを与えられないままフォトンエッジで根元から吹き飛ばされライフゲージの点滅を早めてしまった。
この技を有効活用したのは力を受け継いだガイアのほうだったり。
アグルブレードの表現が人気・技術ともに成功したのか、以降の青トラマンはコスモスを除いて皆光剣や実剣を持っている。

  • アグルスラッシュ
右手から放つ三日月型の光線。速射性が高いため、牽制用として使われる。
ガイアのガイアスラッシュと同等の技だが、こちらのほうが威力は高い。

ある意味一番とんでもない技。
項目参照。


●ガイアとの決戦

物語中盤でついに巨人状態でガイアと激突。互角の闘いを繰り広げた。
しかし2体のウルトラマンの激突で生じたエネルギーによって、根源的破滅招来体のワームホールが開き、中から巨獣ゾーリムが出現。
更にはクリシスが破滅招来体の干渉を受けていたことを知り、全ての戦いが仕組まれていたものだと気付く。
その事実に絶望した藤宮は、後悔から我夢に青い光を託し、姿を消した。



そして月日が流れる事およそ1クール後……






地球よ……もう一度……もう一度、
俺に力をくれぇぇぇぇっ!


アグル! 俺はもう一度、戦いたい!!



【V2(ヴァージョン2)】

画像出典:ウルトラマンガイア 第44話「宇宙怪獣総進撃」より


『戦う誇り』と『自分には守るものがある』ことを思い出し、もう一度戦いたいと願う藤宮の意思に、地球が応えて蘇ったアグル。
復活に際して海から新しい青い光を授かっており、厳密に言うとV1とは別物である。
V1より「黒」の部分が減り、体色も青が若干明るくなり、胸のプロテクターは金色になっている。
ぐんぐんカットでは一瞬だけ青い光の中に赤い光が走るほか、全体的に背景が明るくなった。
ポーズはV1と同じだが、2度止まっていたV1と異なりV2では一度も止まらずシームレスに飛び出してくる。

後半の戦いに参戦しガイアと共闘。
慈愛を受け入れ、名実ともにウルトラマンとして地球を守るために戦う。

大地と海の2つの光が合わさったことでヴァージョンアップしたガイアV2と違い、アグルV2は海の光しか持っていないため、
『2つの光を最大限まで解放した最強の形態』であるスプリーム・ヴァージョンに相当する形態はない。
ただ、V1よりも能力的には強化されている。体重も1000トン増えた。
ガイアSVに匹敵する必殺技もあるため、アグルの基本形態がガイアSVに相当する形で強化されたと考えれば良いだろう。



●能力


  • アグルストリーム
アグル最強の光線。
右腕をワイドショットの様に立てているが、左腕は腰で構えているという独特のポーズが特徴。
最終回ではお馴染みのL字型の構えになっている。
威力はガイアSVのフォトンストリームと同等だが、もっぱら合体攻撃で使われており、今現在まで単独で使用した事は無い。


  • フォトンスクリュー
光を球体の形に集約し、それを回転させて撃ち出す必殺技。おそらくリキデイターの強化発展技。
リキデイターより溜めポーズとエフェクトが派手で、打ち出す際には腕を捻り手を開くかめはめ波のポーズを取る。

  • アグルセイバー
アグルブレードより刀身が若干細くなった上位互換技。
こちらは突く事に優れているようだが、もちろん斬るためにも使える。
劇中ではΣズイグルの胸部にある十字架に捕らえられた我夢を十字架ごと切り抜いて救出したほか、カイザードビシの触手を切断するために使用。

  • バーストストリーム
ガイアとの合体光線技。
超コッヴと超パズズを倒した際に使用。
PSソフト「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」で便宜上つけられていた技名が元ネタ。
某カードゲームの技名と(ry

  • ストリーム・エクスプロージョン
アグルとの合体光線技その2。ガイアが地上でフォトンストリーム、アグルが空中からアグルストリームを発射し途中で交差させる。
発射ポーズがアグルストリームのときと違い、ワイドショット系のL字型である。
上述のバーストストリームと同じようだが、近年では根源破滅天使ゾグを倒したのがこちらの技名ということになっている。


●V2の活躍


復活後はガイアとのタッグで活躍したものの、初戦以外単独で敵を倒したことはなく、
真っ先に勝負を吹っかけては負ける咬ませ犬のような立ち回りが多かった。
終盤に復帰したため、物語の展開上、各話の担当脚本家が単独で勝てる場面を作り難かった部分もあるだろう。

ただし、相手が軒並み強敵だったのも事実であり、
殆どXIGの後方支援もない状況で負けていたので、必ずしもアグルが弱いとは評価されていない。


イザクの場合、倒さずに怒りを鎮めようと
あえて攻撃をせず、自分から倒されに行って重傷を負っている。
アグルはV1時代に怪獣を何度か自分の目的のために利用しており、そのアグルが今回は怪獣側に立って行動したという意味でも大きな意味を持つシーンであろう。
しかもガイアが光線技を使わなかったとはいえ、イザクはこれまで敵を圧倒するばかりだったガイアSVと初めて互角の戦いを繰り広げた強豪である。


ブリッツブロッツにも速攻で敗れたが、こいつもガイアが単独で戦っていたら確実に負けていたであろう強敵である。
光線技を撃てば吸収して撃ち返され、相手が弱ったと見るやライフゲージを突いてエネルギーを奪いとる。ガイアもアグルと同じパターンであっさり追い詰められた。

援護に現れたチームライトニングは撃墜でおなじみの北田と大河原が速攻で被弾して撃墜され、
梶尾リーダーは機体を直接叩かれて撃墜された。梶尾さん初撃墜。
更にタフさに定評があるチームハーキュリーズのスティンガーも被弾して一時は機能停止に陥った。

大地の底から現れたティグリスIIが命懸けの奮闘で足止めを行い、G.U.A.R.D.の柊准将がバイソンで援護に現れて、
ティグリスIIが致命傷を受けて動けなくなるまでの間にガイアとハーキュリーズが体制を立て直し、どうにか戦える者が全員戦闘準備を完了。
ガイアがクァンタムストリームを延々と撃ち、ブリッツブロッツが吸収限界を超えて動けなくなったところを、
スティンガーとバイソンの一斉射撃でエネルギー吸収部を破壊し、最後はガイアSVがフォトンストリームを撃ち込みやっとのことで仕留めた。


サシで戦って負けたゼブブはガイアでも単独での撃破がほぼ無理な状況で、
格闘戦を挑めば右手のナイフで刺され、光線技は両目から発生するバリアで防がれるという難敵である。
このときはチームファルコンの米田が新型ファイターの高速高火力を活かした接近戦を仕掛け、バリアの僅かな隙間から発生源の目を片方潰してどうにか勝機を作った。
しかし米田もギリギリまで接近したがゆえ、目を潰した直後に機体を叩き墜とされ、危うく死ぬところだった。


ガクゾム戦でもガイアより先に戦いピンチに陥っていたが、
これは光線溜め中にバイアクヘーの援護攻撃を受けたためで、それまではかなり有利に立ち回っていた。


……等々である。



V2登場以降は、それまでに我夢と藤宮の関係が改善され、お互いの力を認め合うまでになっていた。
ガイアとはライバルだった以前と違って相棒とも呼べる信頼関係を結び、ウルトラシリーズでも指折りのコンビへと変化していった。

本編で2人がタッグを組んで戦う際には必要に応じてテレパシーで言葉を交わすという演出が取り入れられ、お互いを信頼していることがよく分かるように描かれている。
戦闘中にウルトラマン同士で会話することは今や当たり前の演出だが、当時はウルトラマンが戦闘中に喋る事例は殆どなかったためスタッフも色々と考えた上での対応だったらしい。
結果的には当たりであり、「名コンビ」という関係を補強する演出となった。

もちろん当時の腐った女子の方々も、それを見逃さなかったという……。(それも雑誌で特集が組まれたり、薄い本が出るレベル)

また、藤宮本人は最終話で大きく活躍しており、死霊となって現れた稲森の助言を受け、
量子通信を使ってネットワークシステムを再構築し、ゾグに遮断された通信回線を復旧させている。
通信回線の復旧によってアルケミー・スターズのメンバーが連携を取れるようになり、
アルケミー・スターズが最終ミッションに大きく貢献している。
常に誰よりも早く行動してきた彼は、最後まで誰よりも早く行動し、反撃の突破口を開いたのであった。

実は演者の立場的にもウルトラシリーズの名コンビといえるほど関係が深い。
当時若手ということもあって相当な苦労と努力があり、高野氏は吉岡氏と個人的に掛け合いの練習を何度も重ね、親友と言えるほど苦楽を共にしたとのこと。
おかげで後述の『ORIGIN SAGA』客演時はお互いの動きを見ながら自分の動きを調整するという、息の合った演技ができたと語っている。
一方で、藤宮は一匹狼という役柄なので共演する相手が全体的に少なく、高野氏は寂しい思いをしたとのこと。
20周年記念イベントの直前には「XIGの皆さんと仲良くできるかな(笑)」とTwitterで語っていた。


【スプリーム・ヴァージョン】

本編から23年の時を経てライブステージで登場したアグル版SV。
本編とは逆に、ブリッツブロッツに苦戦するアグルを助けるため、我夢がエスプレンダーからガイアの光を与えたことでこの姿に変化した。

額のクリスタルが拡大され、さらにガイアの力を得たことでブレスターや体の一部が赤くなり、フォトンストリームが使用可能になっている。

なお、2022年にはなぜかガイアSVを差し置いてソフビ化されている。


【再登場について】

アグルV2の登場について、
「アグルはガイアに光を託してそれ以降出番は無い予定だったが、視聴者からの人気に押されて番組後半で再登場させた」
という説が長年ファンの間では定説とされており、高野氏本人も我夢役の吉岡毅志氏も退場エピソード撮影時にその後の予定を明確に知らされてはおらず、曖昧な認識だった。
高野氏が藤宮退場時点で残りのスケジュールの確保をお願いされていただけだったので、再登場がいつ決まったことなのかは分からなかった。

しかしながら、後年になってこの説はシリーズ構成を担当した小中千昭氏を始めとする番組スタッフから否定され、アグル再登場は番組当初からの決定事項だったようだ*1

前半に退場させることも最初から決まっていたようだが、小中氏的には最後はガイアと共闘させるつもりでいた様子。
まあ冷静に考えれば放送開始後にV2スーツ作成等特撮部分の大幅な軌道修正なんて不可能だし、
藤宮に何らかの出番があったとしても高野氏のスケジュールを一年分抑える必要もないので言われてみるとその通りなのだが。
間違った認識が広まってしまったのは、当時アグルの復帰を認識していたスタッフが限られており、
知らなかったスタッフが書籍のインタビューで「当初復活の予定はなかった」と答えてしまったのが原因とのこと。



【シリーズでの活躍】

ガイアと比較するとかなり出番が少ない。
映画では同時上映で踊っている程度しか出番がない。
とはいえ、「新世紀ウルトラマン伝説」では、ガイアとの合体光線「タッチアンドショット」でテンクウマの攻撃を封じ、
スペシウム光線同時発射へ繋ぐ隙を作るなど、ポイントを押さえた活躍をしている。

V2復活前なため、ハブられる。一応、劇中のガイアのOPには出ているが……。

パラレルワールドの藤宮だけが登場。そのためアグルには変身せず。
ガイアで共演した玲子役の石田裕加里さんと結婚し子供もいて、劇中最後に三人揃って我夢たちを見送っている。まさにリア充。
ちなみに二人の子供の役者は二人の実子。

9話で藤宮役の高野さんが別役でゲスト出演。

2週に渡って展開されたガイア特集にて我夢と共に登場。
ラストにて15年ぶりにアグルに変身した。非常に言い辛い「アグルゥ!」の発音が何気に本編よりもきれいになってたり。

ついに別作品シリーズへの初めての客演。快挙である。
8話ラストでベゼルブと交戦し圧されていたジャグラス ジャグラーのピンチを救う形で当時の「アグル復活」の再現で海を割りながら満を持して登場。「アグル降臨」のBGMもアレンジで流れる。
アグルセイバーを使いジャグラーを助け、フォトンクラッシャーを使いベゼルブに勝利した。
余談だが、本作の他の客演ウルトラマン達のBGMはアレンジカットされていたりするのだが、戦闘シーンにて「アグルの戦い」がフルサイズアレンジで流れる。
10話ラストと11話冒頭にてガイアとの叫び同時変身も披露、クイーンベゼルブに立ち向かったが…
様々な要因はあるにしろ、ベゼルブのチャージ火球をくらってガイアもアグルも一撃で敗退してしまう。尚、よく見ると倒れる瞬間にライフゲージは赤くなっている。
その後、最終回にて「ダイナ」「コスモス」「ガイア」「オーブ」と共に叫びながら変身で登場し、集結した光の戦士と共にサイクイーンに挑む。
ガイアと共に、命の木を狙うサイクイーンを足止めする。その際同時発射に定評のあるアグルストリームをガイアのクァンタムストリームと共に使用するが、サイクイーンの放ったエネルギービームと相殺する。
しっかり見ると、アグルの方は微動だにしていないが、ガイアの方が力負けしており、クァンタムストリームの威力不足により相殺したと見える。
最後には集結した光の戦士たちの技と共にアグルストリームを同時発射し、勝利する。
戦いを終え、別れを告げた後、各々の世界へと帰って行った。
余談だが、叫び変身の発音はガイア当時と列伝ゲスト時の中間くらいで濁り方がちょうどいい。


シリーズで見ると不遇であるが、
エイと契約した赤紫の占い師(百発百中)だったり、改造人間2号だったり、火の玉小僧のトラウマだったり、
携帯を使ってガチで世界をとんでもないことに巻き込んだり、肉じゃが不味い連呼オバケになったり……と、役者的な意味では特撮界で結構お忙しい。
2017年にはクラウドファンディングを使って特撮映画の監督デビューまで果たしている。

ちなみに、高野さんは物語の中でいい感じになっていたKCBアナウンサー・吉井玲子役の石田裕加里さんと結婚した
ウルトラシリーズの同作品内で良い雰囲気になった役者同士が現実で結婚した例は他にウルトラマンジードのシャドー星人ゼナ役の岩田英慶氏と愛崎モア役の長谷川眞優氏がいる。
末永く爆発しろ。



追記・修正は青い巨人になってからお願いします。


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最終更新:2024年01月10日 21:31

*1 ただし、小中氏は「自分が参加した時点では」と断っており、当初の予定では本当に退場していた可能性は否定していない。