樹海の乙女フィーユ

登録日:2019/05/28 Tue 22:02:40
更新日:2022/12/26 Mon 07:38:13
所要時間:約 ? 分で読めます




次はどこいく? 何するの?

B02-096 樹海の乙女フィーユ(じゅかいのおとめふぃーゆ)
コスト8
ライカンスロープ
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのリソースにあるコスト6以下のゼクスを1枚選び、スリープでゼクスのない◎のスクエアに登場させてよい。
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカード以外のあなたのゼクスが登場する。【効果】スクエアにあるゼクスを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+1000する。
パワー9500
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア
※◎は相手PS以外。
※2017.11.1エラッタ


キャラクターとしてのフィーユ
cv.小澤亜李

緑の世界で寄生植物に対抗するため動物因子を取り込んだライカンスロープという獣人種族の少女。それを示すように猫のような耳と尻尾が生えている。
ライカンスロープの名前は原則的にウェア+動物名なのだが数少ない例外。ちなみに「フィーユ」はフランス語で『乙女』という意味で、命名ルール的にはエンジェルのそれ。

元気溌剌とした性格で、考えるより先に行動するタイプ。気が付けばどこかに行ってるし興味が湧けば追い払ってもいつまでも付いてくる。
相馬との出会いも彼が仕掛けた罠にかかり、解放された時に興味を抱いたため。
一人称は「アタシ」で語尾に「~だゾ」と付けることが多い、やや少年っぽい喋り方をする。

武装についてはあまり頓着せず、弓や槍などなんでも使うタイプ。
一つを極めず目移りしやすい性分は相馬にも苦言を呈されている。

耳に触っていいのは将来のお婿さんだけと公言しているが、相馬に気を許してうっかり触らせて以来『虫取り名人とフィーユが結婚した』という噂が緑の世界でまことしやかに流されている。
ちなみにデザイン担当の堀愛里氏によると抜群のプロポーションに反し15歳のイメージ。


上で『猫のような』と曖昧に表現した通り、実のところ彼女はウェアキャット系でなくウェアライオン系。フィーユも偽名で本名は「リオン」という。
現五頭領の一人ウェアジャガーとは幼馴染の間柄で、フィーユの事情を知る数少ない人物。

父親は先代の五頭領の一人で、三人姉妹の長女。本来は女の子らしい落ち着いた口調。
野心家の現五頭領ガイルタスクがフィーユの父を二度と戦えないほどに痛めつけその座を奪った後、周囲はリオンに復讐を期待するも当の本人はのらりくらりと重責を受け流していた。
しかし、ある日の遠出から里に戻ってみれば毒の胞子でガイルタスクを除く住人は全滅。本来なら耐えられたはずの毒にも、全ての富をガイルタスクが独占していたために栄養失調で免疫力が落ちていたがための悲劇だった。
何もしなかった自責の念から名前と血統を恥じ、以来フィーユと名乗り口調を変え能天気を装って放浪するようになった。

その後は相馬に拾われ、家族を失った悲しみを忘れつつも独りになりたくない思いから内心で依存していた。
しかし相馬の樹人化が進行し、一緒にはいられないと突き放された際に大喧嘩となるが負けてしまい、傷心のまま再び独りで放浪。
その後もっと強くならなくてはと一念発起し、自身のトラウマとも言えるガイルタスクと激突。これに勝利する。

覇神ギルガメシュ討伐に際してクシュルから招集され相馬と再会。六つの世界の総力を挙げた戦いの果てに覇神を討ち、相馬との仲も元の鞘に収まった。

相馬がきさらを連れて緑の世界を脱出した際にも当然同行。きさらには元長姉としての経験から早くに打ち解け警戒を解く。
その時に気の緩みから口を滑らせ、相馬に隠してきた全ての事情を打ち明け受け入れてもらい、すっかり馴染んでしまった口調とフィーユの名を以後も使っていくことを宣言した。


カードとしてのフィーユ

Z/X第2弾におけるパートナーゼクスサイクル。
登場時、リソースからゼクスをスリープで踏み倒す。

全体的に高コストかつ査定が厳しい2弾勢の中でもローレンシウムに次ぎ、ガルマータと同値の重い査定を受けている。
というのも、スリープ状態とは端的に言えば攻撃できないということであり、また一部ゼクスの自身をスリープしたり、リブートのゼクスを代償に登場する能力なども使えないことを指す。

さらにフィーユの場合、コスト8という重さに対してパワーはコスト6バニラ相当で除去なしということもあり、除去性能を持つローレンシウムやガルマータに比べ盤面干渉能力に劣る。
自力で主力格のコスト7ゼクスに対処できないというのがとにかく痛い。場合によってはコスト5と3のゼクスを別々に出す方が強いまである。

ただし同族である[ライカンスロープ]のコスト6帯は置物として機能するものも多く、リソースさえ潤沢ならこのフィーユを起点に盤面を固めることは容易。

リビルドで自身以外の登場に誘発して任意のゼクスをパンプアップする能力を獲得。
これにより少なくとも10500ラインには単体で対処する手段を獲得。
それ以外にも対象を選択できるため、他の攻撃可能なゼクスを強化することも可能。
ただし、例によって絶界は選べず、また支配権指定がないため相手のゼクスを対象に取れてしまう。そのため相手が対象を吸い取るゼクスを出していた場合は注意が必要。


その他のフィーユ

B07-093 碧の狩人フィーユ(みどりのかりゅうどふぃーゆ)
コスト6
ライカンスロープ
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデッキの上から5枚公開し、その中にあるゼクスを1枚選び、手札に加える。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。加えたゼクスがカード名に「フィーユ」を含むゼクスの場合、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、リソースにスリープで置いてよい。
パワー8000
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア
※2017.12.21リビルド

八大龍王の娑伽羅から新装備を拝領した2枚目のフィーユ。

FTにある通り「娑伽羅のお願い」を内蔵したカード。
デッキからゼクスをサーチして次に繋ぐことができる。またプレイに限らないため踏み倒しでも有効。

パワーの低さは相変わらずネックだが、ゼクスであればなんでも引っ張ってこれるため、次のターンに、あるいはリソースが潤沢なら即座に次ぎの行動に繋げられる。
「雅竜天聖の羽衣ピュアティ」なら色・種族とも同じで手札に加えてそのまま登場させられるため相性がいい。

オール☆ゼクスターズ再録でのリビルドで「フィーユ」を加えるとリソースへ確定除去ができるようになった。
ゼクス指定のため絆リンクや誓いを引っ張ってこれないのはやや残念ではあるが、パワーの低さを補えるため使い勝手は良い。
任意除去のためあえて除去しないという選択が可能という柔軟性もある。


B09-103 コンテストのフィーユ(こんてすとのふぃーゆ)
コスト7
ライカンスロープ
[常]あなたのリソースに「コンテストの"A-Z"」と「コンテストのルクスリア」と「コンテストのフィーユ」が2枚ずつある場合、スクエアにあるすべてのあなたのゼクスのパワーを+2000する。
パワー10500
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア

カール・ワイバーン教授の妄想から生まれた『どこかの可能性世界』でコンテストに入賞した3枚目のフィーユ。ちなみに3位だった模様。

Z/XRの中でもとりわけ面倒な条件を持ち、サイクルの3種を2枚ずつリソースに置いたうえで3枚目を登場させる必要がある。
なお『それぞれ』とは書いてないが各種2枚ずつ計6枚が条件。

このサイクルでは唯一の常在能力で、全体のパワーを常時2000底上げする。
自身単体でも12500と計算上はコスト8バニラ相当になるため、条件さえ満たせば素の殴り合いで負けることはそうそうない。
ただし除去耐性はないので置物として運用するなら絶界付与で補助するなどは必須。

効果自体は強力なものの、単体では条件に対して地味ではあるので、3ドローのA-Zや2面除去を持つルクスリアと同時に展開して積極的にアドバンテージを確保できる構築を意識したい。


C14-002 繚乱の芳魂フィーユ(りょうらんのほうこんふぃーゆ)
コスト5
ライカンスロープ
[※]ゼロオプティマ2(あなたのリソースにイグニッションアイコンを持つカードが2枚以上ある場合、以下の能力が有効になる。)[自]あなたのターン終了時、あなたのプレイヤーが「剣淵相馬」であり、あなたのリソースにカードが6枚以上あるならば、このカードをリソースにスリープで置いてよい。置いたならば「繚乱の芳魂フィーユ」以外のあなたのリソースにあるコスト7以下のゼクスを1枚選び、スリープでこのカードがあったゼクスのいないスクエアに登場させる。
パワー7500
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア

スターター『戦陣の獅子』収録の4枚目のフィーユ。
強くなるために修行中だが、興味のある武器をとっかえひっかえしてるため一つを習熟することができない器用貧乏ぶりが露呈している。

ゼロオプティマの条件は2と緩いものの、リソース6枚以上が条件のため最速で出すことはできない。
代わりに効果は優秀で、自身よりコストが2高いゼクスまで踏み倒すことが可能。
ターン終了時かつスリープなので登場させたゼクスで攻撃はできないが、強力なcipを持つカードを登場させて展開したり、相手の動きを縛るなど応用力が非常に高い。
また、リソースに行く処理を利用することでターン終了時にスクエアを離れるデメリットを持つ踏み倒しのメリットだけ享受できる。

なお稀有な能力のため裁定が分かりづらいが、ターン終了時に誘発する能力を持つゼクスをこのフィーユで登場させた場合、このフィーユと同時に誘発した全ての自動能力を処理してから登場したゼクスの処理に入る。
これはルール上、ターン終了時の処理が、

エンドフェイズ開始→優先権前処理→処理していない「ターン終了時」の自動事象発生→優先権前処理→未処理の自動事象がある場合、二つ前に戻る→(以下省略)

となり、誘発のタイミングが異なるため。


B10-096 翠弓の射手フィーユ(すいきゅうのしゃしゅふぃーゆ)
コスト7
ライカンスロープ
[自]アルターフォース(このカードが登場した時、あなたのトラッシュにあるカードを1枚フォースとしてこのカードの下に表向きで置いてよい。)
[起]<緑1 このカードのフォース1枚をトラッシュに置く。>置いたフォースかカード名に「フィーユ」を含むカードの場合、スクエアにあるゼクスを2枚まで選び、ターン終了時まで、パワーを+3000する。
パワー10500
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア

第10弾に収録の5枚目のフィーユ。
FTで言及している『悪いプラセクト使い』は後に参戦する百目鬼きさらのこと。

「コンテスト」同様P指定を持たないが、フォースに「フィーユ」を指定するため実質的に相馬指定と同義。
ただし「フィーユ」はこのカードを含めプレイヤーを指定しないカードがパートナーゼクス中で最も多いため、それを利用すれば他のプレイヤーでも使用可能。

フォースを消費することでゼクス2枚を選択し3000パンプアップする。
補正値が高く、また使用のタイミングに制限がないため攻めにも守りにも使えると非常に使い勝手がいい能力。
フォースは使った後で「トゥインクルスマイル☆」で再装填すれば再使用も視野に入る。

ただしフォース以外に緑1も必要、かつ支配権指定のない選択式という点が少々ネック。
コストは[ライカンスロープ]の能力で増やすことである程度埋められるが、相手が対象を吸い取るカードを出していると1枚分はそちらに枠を取られてしまう。
幸い2枚まで選択可能なため、自分のゼクスを強化すること自体はほぼ確実に可能。また「合同トレーニング」と違い『2枚まで』のため自分のゼクスが1枚しかない場合でもパンプアップを押し付ける必要性はない。
例によって絶界は選択できないためその点は注意。


B17-093 孤独の放浪者フィーユ(こどくのほうろうしゃふぃーゆ)
コスト5
ライカンスロープ
[常]【有効】スクエアとリソースとチャージとトラッシュ【効果】あなたはこのカードをカードの効果で選ぶことはできない。
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードがプレイされて登場する。【効果】あなたの手札にあるカードを2枚選び、トラッシュに置いてよい。2枚置いたならば、あなたのデッキの上から5枚公開し、その中にあるゼクスを2枚選び、手札に加える。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
パワー7500
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア

『英雄達の戦記』の結果を反映し、相馬と喧嘩別れした6枚目のフィーユ。。

シナリオに則りP指定を持たない3(4)枚目の「フィーユ」。
さらに4つのゾーンで効果の対象にできないという絶界のデメリットだけ押し付けられたような常在能力まで持っている。
なお、ここでいう効果とは現行のテキストでいうところの【効果】より後の部分を指す。そのためそもそも選んでいない起動能力のコストやアルターフォース、降臨条件や覚醒条件などでは問題なく使える。
またデッキ、手札、フォースゾーン、リムーブゾーン、ライフはそもそも指定に入っていないため、サーチなどの能力で選ぶことは可能。

もう一つ、「碧の狩人」と同じくデッキトップからサーチが可能。プレイ登場に手札の破棄という条件に加え上記のデメリット効果からか、回収できるカードは2枚と多くまたパワー査定も緩い。
捨てた分とで帳消しになるため手札は増えないが、似た効果を持つ赤のカードと違い確認してから手札に加えるためある程度は狙ったカードを引ける。またドローではなく手札に加えるという点はメリットにもデメリットにもなる。

手札を捨てるのもトラッシュを肥やすという点で見ればメリットにもなり得るため、「ルクスリア&ピュアティ」を主軸とした「ピュアティ」型デッキなどのサポートとして見れば非常に優秀。
P指定を取らず他のプレイヤーのデッキに出張できるため、欠点を上回る実があるならば採用の余地はある。

なおテキストが句点で区切られている都合上、手札を捨てていない場合でもプレイ登場した時点でデッキシャッフルが確定する
ルール上、Z/Xは条件を満たさない能力はその能力の全体が無効になるのだが、このカードの場合『プレイされて登場する』を満たした時点で手札を捨てたかに関わらず能力が有効と看做され、『句点で区切られた処理は別物として扱う』『可能な部分のみを実行する』というルールに基づき、元に戻すカードがなくても後半の強制シャッフル効果が成立してしまう。
(これが意図的なデザインなのかは不明)


B19-097 万華の覚醒者フィーユ(ばんかのかくせいしゃふぃーゆ)
コスト5
ウェイカー/ライカンスロープ
覚醒条件:あなたのリソースにあるコスト5以上のカードを2枚デッキに戻し、シャッフルし、あなたのデッキの上から2枚のカードをリソースにスリープで置く。
[自]【有効】スクエア【誘発】あなたのゼクスが攻撃によって相手ゼクスを破壊する。【効果】あなたのプレイヤーが「剣淵相馬」の場合、あなたのデッキの1番上を公開する。そのカードを手札に加えてよい。加えなかったならば、そのカードをリソースにスリープで置く。
パワー7500
堀愛里

ウェイカーとして覚醒した7枚目のフィーユ。
自身のトラウマであるガイルタスク相手に戦いを挑みこれに勝利。五頭領の資格も突っぱねると完膚なきまでにガイルタスクへの雪辱を果たした。

ちゃっかり相馬指定が戻っているためか、自身のゼクスが殴り勝つたびに手札かリソースが増えるという非常に強力な能力を持つ。
相手がゼクスを展開していれば、それを喰い尽くすことで自身の力に換えることができるというフレーバーの再現になっている。

リソースが増えればその後の展開がしやすくなるのは勿論、手札に加える対象も『カード』指定のため誓いを回収できるという点が強み。
コストも5であるため、中盤に移行するタイミングでアドバンテージを取れるため、リソースが5になったタイミングでは積極的に使っていきたい。

ただし効果が強制のため、終盤に登場させるとデッキが枯渇する可能性がある。
また先攻でリソースを増やした場合、殴って破壊する(=チャージを増やす)というのも相まって相手にIGOBをさせやすくするというデメリットがあることも注意が必要。

余談だがデザイン担当の堀愛里氏が日本一ソフトウェアを退社しフリーになったため、このフィーユ以降イラスト担当から『株式会社日本一ソフトウェア』の一文が消えている。


B21-087 披荊の双肩フィーユ(ひけいのそうけんふぃーゆ)
コスト3 IG
ライカンスロープ
[起]【P】「相馬」【有効】スクエア【コスト】無0【効果】ターン終了時まで、このカードのパワーを+1000する。この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
[自]【P】「相馬」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースに「フィーユと相馬 斬棘の絆」がある場合、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、リソースにスリープで置いてよい。置いたならば、あなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置く。
パワー4000
堀愛里

覇神戦を経て相馬とよりを戻した8枚目のフィーユ。
絆リンクの片割れでIGアイコンとスクエアでも使える能力も持つ。

一見するとパワーが低いように見えるが、無条件でバニラ相当にパンプアップできるためあまり気にならない。
「牙娘ウェアマンモス」がいれば加算値が倍になるため能力持ちのコスト4相当以上にもなれる。
ただし、例えば相手が「吹き抜ける『高潔』スド」を出すなど優先権を得るタイミングより先に4000火力/マイナスを使った場合は何もできず破壊されてしまう。

絆リンクとしては、相手ゼクスを1枚リソースに送りつつデッキから1枚リソースを増やす。
リソースフェイズ以外でもリソースに置かれれば誘発するため、自ゼクスをリソースに置くカードとの組み合わせ次第で様々な活用法がある。
対象も条件がないため確定除去として優秀。また互いのリソースを増やすためディンギルやIGOBを使いやすいというのも評価点。

欠点としては、こちらも除去とリソース追加が紐づいてしまっているため、デッキの枚数次第では除去したくてもできないというジレンマに陥ることがある。
除去自体は確定ではなく任意なので、終盤の状況次第では使わないことも視野に入る。


B21-100 フィーユと相馬 斬棘の絆(ふぃーゆとそうまざんきょくのきずな)
コスト1
イベント
[☆]【効果】あなたのチャージにあるコスト4以下のゼクスを1枚選び、リソースにスリープで置く。
[自]【P】「相馬」【有効】リソース【誘発】あなたのターンの間にこのカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースにカードが5枚以上ある場合、あなたのリソースにある「披荊の双肩フィーユ」を1枚選び、スリープしてよい。スリープしたならば、あなたのリソースにあるカード名に「フィーユ」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。ターン終了時、そのゼクスをリソースにスリープで置く。
堀愛里

「披荊の双肩」と対となるイベント。
FTは「流言飛語の間諜 鬼灯」と繋がっており、ガイルタスクの報復でデマを流されている。

イベントとしての効果は「ティンバーフォース」の下位互換だが、絆リンク成立で実質的に緑1をコストにリソースから「フィーユ」を踏み倒す。
コストサイズ等の条件がないためどんなフィーユでも出せるが、自ターン限定かつターン終了時にリソースに戻るため置物としては使えない。
また、複数回使うには「披荊の双肩」がその数だけ必要になる。

フィーユは踏み倒し能力を持つものが多く、これを起点に連鎖させて大量展開というのが基本方針の一つとなる。
ただし瞬間的にリソースを減らす都合、場合によってはディンギルをプレイできなくなるのは注意が必要。

「繚乱の芳魂」「喝采の先陣」はデメリットを打ち消し、「披荊の双肩」を出せばターン終了時に除去とリソース追加を行えるので相性がいい。


B22-106 撃砕旋風フィーユ(げきさいせんぷうふぃーゆ)
コスト7
ウェイカー/ライカンスロープ
覚醒条件:あなたのリソースにあるコスト5以上のカードを2枚デッキに戻し、シャッフルし、あなたのデッキの上から2枚のカードをリソースにスリープで置く。
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃する。【効果】あなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置く。あなあのリソースにあるコスト3以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。ターン終了時、そのゼクスをリソースにスリープで置く。
パワー10500
堀愛里

第22弾HRで収録の9枚目のフィーユ。
今度は槍の扱いに挑戦している。

攻撃時にリソースから小型ゼクス1体を踏み倒す能力を持つ。
デッキから1枚追加するため総数は減らず、踏み倒したゼクスはターン終了時にリソースに戻るため、除去されなければ最終的に増える。

また、アタックトリガーのためリブートしたり、次のターンまで生き残れば複数回能力を使えるというのも長所。
HRと収集が難しいレアリティではあるが、条件が整えばいつでも使えるエクストラのため、集めるのも1、2枚で済むのもメリット。

これといった短所も癖もなく扱いやすいため、プレイヤーが相馬であればできれば1枚は仕込んでおきたい。


P22-009 ストライク・バック フィーユ(すとらいく・ばっくふぃーゆ)
コスト3 IG
ライカンスロープ
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデュナミスにある[ウェイカー]を1枚選び、表向きにしてよい。
[*]ウェイカーLv3(あなたのデュナミスに表向きの[ウェイカー]が3枚以上あると有効。)[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃する。【効果】あなたのデッキの1番上のカードを公開する。そのカードを手札に加えるかリソースにスリープで置く。
パワー4500
堀愛里

第22弾初回限定版付属の10枚目のフィーユ。
ヴェスパローゼの目論見を挫くため、きさらを奪取して緑の世界から離脱した。
相馬くん、ついに未成年略取誘拐

自身限定で、破壊時誘発ではなくアタックトリガーになった「万華の覚醒者」と同じ能力という非常に使い勝手のいいカード。
長所短所もほぼ同じだが違う点はATのため、破壊できなかったりそもそもゼクスのいないPSへの攻撃でも誘発するということ。
イベントカードを引けばそのバトル中に使えるのも強み。

その代わりにウェイカーLv3という条件があり、イグニッションの成功や後攻0ターン目のイベントなどを駆使しないと使えるのが「万華の覚醒者」とそう変わらないタイミングになるという弱みもある。
幸い自身がアッパー持ちなので、Lv2の時点で登場させれば問題はない。

収録仕様の都合、入手が困難ということもあったがゼクプレでの再録もあり入手難易度は緩和されている。


E10-056 喝采の先陣 フィーユ(かっさいのせんじんふぃーゆ)
コスト7
ライカンスロープ
[起]【P】「相馬」【有効】スクエア【コスト】このカードをリソースにスリープで置く。【効果】あなたのリソースにカード名に「フィーユ」を含むカードが4枚以上ある場合、「喝采の先陣フィーユ」以外のあなたのリソースにあるカード名に「フィーユ」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。
パワー10500
堀愛里
※◎は自軍エリアと中央エリア左右の5マス。

人気投票の上位入賞を記念した11枚目のフィーユ。
なお、結果として1位となったアニムス主役のドラマCDで酷い目に遭うのだがまた別の話。

自身をリソースに置くことで入れ替わりに同名以外の「フィーユ」を踏み倒す起動能力を持つ。
状態についての制限もないため、攻撃後に入れ替わることで無駄なく盤面を制圧できる。

出せる場所に制限があり、条件の都合で「フィーユ」軸のデッキになるが、展開力が高いため連鎖的に登場させるコンボが可能。
特に後述の「パッションサポート」との組み合わせは非常に強力。

こちらもHR、かつ通常デッキに入れるカードのため枚数を集める必要があるのが数少ない欠点か。


BG01-025 パッションサポート フィーユ(ぱっしょんさぽーとふぃーゆ)
コスト6
ライカンスロープ
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのリソースに[ライカンスロープ]が4枚以上ある場合、あなたのデッキの上から3枚公開し、その中にあるゼクスを1枚選び、リソースにスリープで置く。あなたのリソースに[ライカンスロープ]が10枚以上ある場合、公開した残りのカードの中にある[ライカンスロープ]を1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。公開した残りのカードを好きな順番でデッキの下に置く。
パワー9000
堀愛里

初心者応援ビギナーズパック封入の12枚目のフィーユ。
FTは某伊東ライフのアレだが、通常版だと語尾が♥になりきらず◆や▼になっている。
むしろそっちの発音の方が難しいと思う

能力は「元気だぞっ!」を意識した風で、基本はデッキトップを確認してのリソース追加。
ゼクス限定なので絆リンクのうち「披荊の双肩」を置いてリンクの成立は狙える。

本命はリソースの[ライカンスロープ]10枚で行える踏み倒し。リソースに置いた残りの2枚から[ライカンスロープ]1枚を踏み倒せる。
見れる範囲はやや狭いが種族以外に制限がないため、[ライカンスロープ]で染めあげたデッキならほぼ確実に踏み倒しが決められる。

なおゼク・ドリ再録版は追加の部分が誤記により『登場させる。』と強制になっていたが、エラッタで『1枚まで選び~登場させる。』になった。
実行結果的は変わりがないので特に問題はないが。

「樹海の乙女」「喝采の先陣」を引き当てることができれば2枚目のこのカードをリソースから引っ張ってくることでさらなる展開と盤面の制圧も狙える。
リソースを増やす条件もあり、絆リンクや誓いを抜いてデッキ内容を[ライカンスロープ]で統一することすら現実的な選択に入るほどポテンシャルの高いカードになっている。

ただし確認できるのはトップ3枚と少ないため、構築する際も実際に使う際もピンポイントで狙うのではなくある程度のサブプランを用意しておくのが無難。
狙いが外れても文句言わないこと。


B24-074 猛攻大車輪フィーユ(もうこうだいしゃりんふぃーゆ)
コスト2
ライカンスロープ
[常]ヴォイドブリンガー(このカードがライフから登場する際、あなたのライフが相手のライフ以下ならば、スクエアにあるゼクスを1枚選び、トラッシュに置いてよい。)
[自]【P】「相馬」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】スクエアにあなたの[オーバーブースト]がある場合、「猛攻大車輪フィーユ」以外のあなたのリソースにあるコスト4以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい
パワー3000
しまどりる

24弾収録の13枚目のフィーユ。
ヴォイドブリンガーを獲得したサイクルの1枚。

このサイクルは共通してスクエアに[オーバーブースト]が存在する時に発揮する効果を持つ。
フィーユの場合はcipでリソースからコスト4以下のゼクスを登場させる。

リソースが減るというデメリットはあるが、ターン終了時にも戻らないので壁役を立てるのには適している。
「太陽の下でキミと ウェアアカパンダ」などを出せばデメリットを解消できる可能性もある。

リソースが減るのを利用して、相手にIGOBさせない『5止め』戦術に使えなくもないが、そもそもフィーユはリソースを増やして手数を稼ぐのが基本なのであまり相性はよくはない。

また、コスト4との組み合わせならちょうどコスト6ディンギルが組めるため、降臨条件で破壊して「“森羅誓装”剣淵相馬」のコストに使うのもあり。


B24-076 共に歩む一歩フィーユ(ともにあゆむいっぽふぃーゆ)
コスト3
ライカンスロープ
[常]スタートカード
[自]【P】「相馬」【有効】チャージ【コスト】無0【効果】あなたのリソースにカードが5枚以上あり、このターンの間にあなたのカード名に「フィーユ」を含むゼクスが攻撃によって相手のゼクスを破壊していた場合、あなたのデッキの上から3枚公開し、その中にあるカードを1枚選び、リソースにスリープで置く。公開した残りのカードを好きな順番でデッキの下に置く。この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
パワー4500
Laara

同じく24弾でこちらはスタートカードサイクルの14枚目のフィーユ。
相馬の罠にかかったところを解放してもらったついでに夕飯も貰った時の姿。

全てのフィーユを簡易版「万華の覚醒者」にするような効果で、フィーユが殴り勝っているターンにデッキからリソースを1枚増やす。
内容を見てから選んで置くのである程度選択ができ、また残りのカードはデッキに戻すので緑ウェイカーなどでデッキをシャッフルすれば再利用も可能。
置く対象もカードなので全部イベントだったとしても失敗することがなく、起動能力なのでデッキが枯渇寸前なら使わなければ問題ない。

強力なスタートカードなので、相手が攻撃してこない時は降臨条件に使うことで早期にチャージに置くのが望ましい。


B24-080 元気な幼馴染フィーユ(げんきなおさななじみふぃーゆ)
コスト4
ライカンスロープ
[自]【有効】チャージ【誘発】あなたの「相馬」がIGOBする。【効果】カードを1枚引く
[起]【P】「相馬」【有効】リソース【コスト】このカードをチャージに置く。【効果】あなたのチャージにあるゼクスを1枚選び、リソースにスリープで置く。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。ターン終了時まで、あなたはカード名が「元気な幼馴染フィーユ」の[起]能力をプレイできなくなる。
パワー6000
ヤトアキラ

続いてエンジョイフレーム兼IGOBサポートサイクルの15枚目のフィーユ。
テーマの『学園』から黒のニーハイソックスが眩しい朝起こしに来てくれる幼馴染に扮する。
でもこういう幼馴染って存在が負けフラグなんだよなぁ

テキストは指定する名称以外「呵成なる応援団長 龍膽」と共通で、チャージのカードをデッキの下に送る形で手札から移動しIGOBの登場時に1ドロー。
IGOBするにはチャージに指定のカードが2枚必要であるため、これで条件を満たしやすくなる。
またこのサイクルの緑は引いたら即リソースに置けるということもあり、使い勝手は悪くない。

現状「フィーユ」[ライカンスロープ]ともにこれといったシナジーがないため、入れ替えを利用したコンボは特にない。
が、コスト4の「フィーユ」は現状これ1枚なので、「“森羅誓装”」の弾狙いで「猛攻大車輪」で踏み倒して降臨条件に使うカードとしては真っ先に候補に挙がる。


B24-088 相馬とフィーユ 森羅への誓い(そうまとふぃーゆしんらへのちかい)
コスト3
イベント
[☆]【P】「相馬」【効果】あなたのチャージにカード名に「フィーユ」を含むカードが2枚以上ある場合、あなたのプレイヤーはIGOBして、カード名に「相馬」を含むゼクスになる。このカードはあなたのターンにしかプレイできず、相手のリソースにカードが6枚以上ある場合にしかプレイできない。
芹野いつき

「相馬」がフィーユと誓装するためのイベントカード。
誓装の能力については相馬の項目を参照。


B27-080 みんなのロコドル フィーユ(みんなのろこどるふぃーゆ)
コスト6
ライカンスロープ
[起]【P】「相馬」【有効】スクエア【コスト】あなたの手札にあるカードを1枚トラッシュに置く。【効果】ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、リソースにスリープで置く。ターン終了時まで、このカードは以下の能力を得る。"[常]【有効】スクエア【効果】スクエアにあるすべてのあなたのゼクスのパワーを+2000する。"この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
パワー9000
堀愛理


エンジョイテーマ『アイドル・バンド』から、巡業先の幼稚園で猫踏んじゃったを奏でる16枚目のフィーユ。
ちなみにロコドルとはローカルアイドルのこと。

手札1枚をコストにリソースへの確定除去と全体強化を行う。単体でも11000相当になるためオーバーブーストでも突破は難しく守りに入れば非常に堅牢。
コストに使う手札も上記の「フィーユ」の能力で回収すれば枯渇する心配も少ないので、ある程度は気にせず使える。
トラッシュを肥やすため黒とも相性がいい。

ただし除去は自分のゼクスには使えないので、除去を使えば使うほど相手との手札・リソース差が開いていく。
除去は強制で能力付与と紐づいているため、どちらか片方だけという使い方もできない。


B02-100 フィーユはいつも元気だぞっ!(ふぃーゆはいつもげんきだぞっ!)
コスト4 IG
イベント
[☆]あなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置く。その後、あなたのリソースにカードが10枚以上ある場合、さらにあなたのデッキの1番上のカードをリソースにスリープで置く。
堀愛里/株式会社日本一ソフトウェア

フィーユ登場と同時に2弾に収録されたイベント。
「フィーユ」名称ではあるがP指定のない汎用カードで、古参プレイヤーで世話にならなかった者はいないと言っても過言ではない。

コストは4と重い部類だが確定でリソースを1枚追加し、さらに10枚以上あればもう1枚追加する。
この処理は1枚目を置いてからの枚数を参照、かつ強制なので、実質的に『リソースが9枚以上あれば2枚追加し、そうでないなら1枚追加する』と同義。

何よりIGアイコンを持っているため、序盤からイグニッションでプレイできれば非常に有利になれる。

28弾現在は流石に他のリソース追加手段が出たため第一線からは退いているものの、無条件でリソースを1枚追加するポテンシャル自体は健在。
また「フィーユ」名称なので、チャージにあれば「“森羅誓装”」の弾として問題なく使える。



ソーマ!悪いwiki篭りが村の人たちにいじわるしてるらしいぞ!追記・修正しよう!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • Z/X
  • 緑の世界
  • 堀愛里
  • ライカンスロープ
  • パートナーゼクス
  • 樹海の乙女フィーユ
  • フィーユ
  • リオン
  • 相馬の嫁
  • 小澤亜李
  • 森羅誓装

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2022年12月26日 07:38