あなたの番です(ドラマ)

登録日:2019/05/23 Thu 23:24:00
更新日:2023/07/26 Wed 23:31:17
所要時間:約 19 分で読めます




『あなたの番です』とは、2019年4月14日から同年9月8日まで日本テレビ系列で毎週日曜の10時30分から1時間放送されていた連続ドラマである。


概要


1クールのドラマが主流となっている現代のドラマ事情ではあるが、このドラマは何と珍しく全20話(+特別編)の2クールで放送され、日本テレビ系列のドラマとしては『静かなるドン』以来であり、実に25年ぶりである。
11話以降の2クール目は「反撃編」とサブタイトルが付いた。
企画・原案は秋元康ではあるが、脚本は福原充則が担当。(特別編、スピンオフは高野水登が担当)
1つの小さなマンションを舞台に住人たちを巻き込んだ「交換殺人ゲーム」をメインに描かれたミステリードラマでこのドラマの最大の特徴として毎週誰かが殺されるといったものである。実際に殺され方に違いはあれど、その決まりを守るかのように毎週ラスト付近で必ず誰かが死体となって発見されたり殺されたりしていっている。
また、その犯人が誰なのかも現在のところ顔を全く映さなかったり、映しても覆面をしてて誰なのか分からなかったりと全く明らかになっていないため、考察する余地を視聴者たちに与えていっており、実際にSNSなどで一部の視聴者が推理を展開している。

主題歌はAimerの「STAND-ALONE」。

また本編とは別にショートドラマ『扉の向こう』がHuluのみで展開されており、マンションの住民たちによる日常が描かれたものであり、基本的には見なくても問題はないが、最終回後に配信された「記憶の扉」は真犯人の補完に必要不可欠なものとなっている。
さらにスマートフォンのGalaxyとのタイアップCMもあり、こちらはこのドラマが放送されているCM枠だけでしか見れない。


2021年12月10日には「最初の住民会で菜奈ではなく翔太が参加していたら?」のIFの2年後を描いた映画『あなたの番です 劇場版』が公開された。



あらすじ

キウンクエ蔵前という小さなマンションに手塚菜奈と翔太の年の差15歳の新婚夫婦が引っ越してくる。これから2人温かな生活を送っていこうとするなか、マンションの住民からマンション内で月1回行われる住民会のことを知らされ、菜奈がその住民会に参加することになる。
住民会では手塚夫婦の歓迎も含め様々な事を話し合っていたが、突然管理人がふと住民達にこの中に殺したい奴がいるのではないかと物騒な事を言い始める。すると他の住民たちもそれに便乗し話がその方向に発展していこうとするが、菜奈は「殺人事件は警察が動機を調べるためすぐ捕まってしまう」と指摘する。
すると「殺したい人がいる者同士が交換殺人を行えば動機がないから捕まらないのでは」と他の住民たちが考え始める。そこで管理人が殺して欲しい人の名前を紙に書きくじ引きのように引く交換殺人ゲームを提案し、その場にいた者は次々と参加していく。
菜奈はただのゲームで本気にする人はいないだろうと軽い気持ちで参加したがその日の夜、最初の被害者が発生した。
その後、マンションの掲示板には最初の被害者の名前が書かれた紙が貼ってあり、これはただのゲームではない、本気のデスゲームなのだと住民たちは確信したのであった。
そこからマンションの住民たちを中心としたデスゲームが開始された。




登場人物



キウンクエ蔵前の入居者


303号室


  • 手塚菜奈(演:原田知世)
主人公の一人。スポーツデザイナーで、普段は在宅仕事。
ミステリー好きで、職の縁もあって現在の夫・翔太と交際し、彼の積極的なアタックに根負けして交際を始め、結婚の約束をした。しかし籍は未だに入れておらず、理由をつけては渋っている。
入居初日の住民会で「動機のない人間は殺してもバレない」と話したことを機に「殺したい人間」を書いて見せ合うゲームが開かれることとなってしまい、それがきっかけで「交換殺人ゲーム」が始まってしまった。
彼女なりのやり方で警察に任せたり、ゲームの進行を阻止するために協力的な早苗、黒島らと共に謎を解こうとするが、彼女自身も大きな謎に巻き込まれてしまい……。


  • 手塚翔太(演:田中圭)
もう一人の主人公。
菜奈の夫でスポーツインストラクター。ミステリー好きだが興奮のあまり犯人をネタバレしちゃうタイプ。
人懐っこい性格で、敵を作らないタイプだが、感情的過ぎるために先走って不利な状況に嵌まる傾向がある。
偶然の出会いで菜奈と出会い、仕事の縁もあって彼女が好きになり熱烈なアタックの末に婚約。その後は彼女を溺愛している。
菜奈との幸せな夫婦生活を夢見てキウンクエ蔵前に越してきたが、不穏な事件が続き、ふとしたきっかけで交換殺人ゲームのことを知ってしまい、菜奈を助けるためにも事件の謎を一緒に追う。
その過程で菜奈の嘘も知ってしまうが、それでもなお彼女と細川を愛し、彼女らを守ろうとする。


101号室

  • 久住譲(演:袴田吉彦)
ガタイの良い独身のエレベーター技術者。とある俳優に似ているらしいが本人はそのことに悩んでいる。
エレベーターに偏愛を抱いており、マンションのエレベーターを改造して「アンジェリーナ」という名前まで付けており執心の様子。
その俳優というのがまさかの袴田吉彦。(本人役なので当然ではあるが)双子かというくらいよく似ており、彼がアパ不倫したことにより、似てるというだけで不倫だとかポイントカードだとか周りの人から散々からかわれるようになり、外出するときはサングラスと白マスクを常につけている。そのためすべてのきっかけとなった袴田吉彦の名前を紙に書いたが、本人は軽い気持ちだった模様。

102号室

  • 児嶋佳世(演:片岡礼子)
子供が好きで子供向け英会話教室を自宅で営む。
夫と一緒に暮らしているが、関係はとっくに冷え切っている。
昔はそれほどでもなかったが、俊明の精子不全で子供が作れないことが発覚して以来関係が悪化し、「子供がいれば関係が元に戻る」と思い込み、子供を得ることに異様な執着を抱くようになる。
そのため、マンションの子供に執着し、石崎姉弟からは怖がられ、北川澄香の息子・そらを我が子のように可愛がって、澄香から嫌悪されていた。
住民会に参加しなかったため、自動的に交換殺人ゲームに参加しなかった住民の1人。

  • 児嶋俊明(演:坪倉由幸)
佳世の夫で地図会社勤務のサラリーマン。仕事の関係でなかなか家に帰ってこない。妻に対する愛情はすでに薄れており、愛人の家に入り浸っている。



103号室

  • 田宮淳一郎(演:生瀬勝久)
元エリート銀行員であり、真面目過ぎる性格が故に融通が利かない。
交換殺人ゲーム開始後の住民会ではリーダーシップをとっており、殺人犯だと疑われたとある人物をちゃんとした証拠がないという理由で強く庇うなど正義感が強い。そしてこのマンションには不穏が包まれていると感じたため、こっそりとマンション内のあちこちに監視カメラを取り付け、その映像は彼のいる103号室しか見れないようになっている。
だが、ある時から学生時代からやりたかった演劇を始め、積極的に演劇活動に乗り出し、金遣いが荒くなり、浮気もするなど、人が変わったように振る舞う。
演劇で指導にあたる彼の姿は非常にウザい。

  • 田宮君子(演:長野里美)
田宮淳一郎の妻。
交換殺人ゲーム以来、人が変わったようになる夫の姿に困惑する。


104号室

  • 石崎洋子(演:三倉佳奈)
小学生の2人の子供を持つ母親。「平穏で完璧な人生」を送るのが夢で、夫や子供達にそれを強制している。
優しい性格なのか、はたまた運よく殺したい人と遭遇しなかったのか、特にいないという理由で紙には自身の名前を書いた。
引いた紙には「吉村」と書かれていたという。
次々と起こる事件にヒステリックになり、怪しい住人には次々と疑いをかけたり新規入居者を拒否したりしていた。
しかし、対策として護身術を極めるうちに、あれよあれよという間に武闘派一家となった。基本的に事件とは無関係である意味本編の癒し要員。

  • 石崎健二(演:林泰文)
洋子の夫で区役所職員。時々突拍子もない将来の提案をするが、妻に強く止められる。

  • 石崎文代(演:田村海優)
石崎夫婦の長女で小学3年生。児嶋佳世の英会話教室に通う。

  • 石崎一男(演:大野琉功)
石崎夫婦の長男で小学1年生。姉と一緒に英会話教室に通う。

201号室

  • 浮田啓輔(演:田中要次)
暴力団の下っ端で、妹尾あいり・柿沼遼カップルをこの部屋に住まわせるなどして面倒を見ており、彼らにとっては保護者的存在である。
過去に詐欺罪で何度も逮捕されたので、警察からこの交換殺人で起きた殺人事件のうち1つの加害者なのではないかと目を光らせてしまっている。
紙に書いた名前は502号室の赤池美里。理由は妹尾あいりが彼女に酷い罵倒を浴びせられたという話を聞いたため。
引いた紙は「赤池幸子」であり、彼女にいびられている美里が書いたと睨んでいる。


  • 妹尾あいり(演:大友花恋)
浮田啓輔のお世話になっている派手な姿をした女性で、メンズエステの仕事をしている。見た目に反してやや常識人じみたところがある。
いつものように赤池幸子にいびられた赤池美里に対し、優しくフォローしようとするが彼女に「風俗嬢に話しかけられるほど困っていない。そのド派手な服、お里が知れる」などといった暴言を吐かれたため強い恨みを持つようになった。
幼い頃父に母と自分を捨てられ、母が病死して以来、浮田に父親のように育てられ、内心では「パパ」と呼びたいと思っていた。
反面、実の父には強い恨みを抱いており、彼を殺すことを目論み、実際会ったら殺そうとしたが、浮田に制された。

  • 柿沼遼(演:中尾暢樹)
浮田啓輔の子分で彼女の妹尾あいり共々彼のお世話になっている。
チンピラ気性だがあいりには頭が上がらず、尻に敷かれるタイプ。
あいりとは結婚の約束をしており、彼女へのプロポーズの方法を画策しているが、いつも失敗し彼女に怒られている。


202号室

  • 黒島沙和(演:西野七瀬)
数学を専攻している女子大生で、現在は3年生。本人曰く自室は親の所有物であり、実家は裕福であることがうかがえる。大人しい性格だが、いつも体のどこかをケガしている。
その理由は、付き合っていた恋人からDVを受けいていたためであり、5話あたりからその彼氏が喧嘩で事故死したため、かえって元の明るい性格になった。
菜奈に協力し、数学の分析力を駆使して犯人を割り出そうとするが、翔太からは容疑者の一人として見られている。
ゲームでは「早川教授」と名前を書き、引いた紙には「織田信長」と書かれていた。

203号室

  • シンイー(演:金澤美穂)
中国人留学生でドルジが店主を勤めるブータン料理店のアルバイトをしている。変な日本語を使いがちで、マンションの住人の癒しとなっている。
恋人のクオンや数人の不法滞在者を自室に匿っており、警察とはなるべく関わらないように振る舞っている。
紙に書いた名前はドルジこと田中政雄。バイト終了後、彼による過度のセクハラに毎度悩んでいた。
しかし彼が藤井に殺されるかもしれないという不安からか、彼のもとに電話をかけて安否を確認していたが、その不安が的中し、「あなたの番です」という脅迫を受ける。
事件が進むうちに心を閉ざすようになり、クオン達にも守られるが、やがては恋人と離れ離れにならなくなってしまう。


  • クオン(演:井阪郁巳)
シンイーの彼氏でベトナム人の不法滞在者。左官見習いの仕事をしており、そこで得たお金は故郷にいる家族に振り込んでいる。
立て続けに起こる事件で精神が不安になったシンイーを守ろうと、真相を突き止めようとする手塚夫婦を拒絶しようとした。

  • イクバル(演:バルビー)
バングラデシュ人でSEの仕事をしている。彼のみ外国のキャストを起用している。
困っている人を見過ごせない主義で、大勢の不法滞在者を自分の代替わりにさせることで面倒を見ている。

  • イクバルの仲間達
困っている人を見捨てられないイクバルが拾った不法滞在者の外国人達。203号室に密かに隠れ住んでいるが、何人かの住人には存在を知られている。

204号室

  • 西村淳(演:和田聰宏)
小規模外食チェーン運営会社の社長。
住民会に参加しなかったため、自動的に交換殺人ゲームに参加しなかった住民の1人。
なかなか本心を見せず、掴みどころのない人物。ジャラジャラ音のする鍵束を持ち歩いている。
管理人の床島とは麻雀仲間だったらしい。

301号室

  • 尾野幹葉(演:奈緒)
有機野菜の宅配サービス会社に勤務しているOLで、引っ越しに来た挨拶回りで翔太に一目惚れする。
ゆるふわの不思議ちゃんを装っているが、本心は狡猾で執念深い性格。
最初は翔太も好感を抱いたが、次第に手作りのプレゼントを押し付けようとする彼女の猟奇性に感づきドン引きするようになった。
「他人の芝は青い」の言葉の通り、恋人のいる男に惚れては略奪することに執心しており、そして奪い取ったら一切興味を示さなくなる。
翔太からゲームで書いた紙、引いた紙を教えるよう迫られるも、それについては一切拒絶している。


303号室

空室。尾野の元カレが住んでいた。


304号室

  • 北川澄香(演:真飛聖)
ラジオパーソナリティで5歳の子供を持つシングルマザーだが、仕事につきっきりであり、子供に関してはほぼ育児放棄状態だが、本心では息子を愛し、構ってあげられないことを悔やんでいた。
紙に書いた名前は102号室の「児嶋佳世」。息子に異様なまでの執着を抱く彼女に嫌悪感を抱き、時折諍いがあった。
引いた紙は白紙で、「ショックだった」と語っている。

  • 北川そら(演:田中レイ)
北側澄香の一人息子でまだ5歳。このマンションの住民の中では最年少。
母親になかなかかまってもらえず、ずっと部屋の外で1人遊びをしており、それを見た住民の何人かに相手にしてもらっている。本人としては、自分が母親を守りたい模様。
児嶋佳世から実の息子のように構われ、本質的に彼女に恐怖心を抱いている。


304号室(反撃編)

北川親子が越していった後に越してきた大学生。情報工学部所属で、AIの開発に取り組んでいる。
他人の匂いが嫌いで、潔癖症な上に碌に食事もとらない機械的な性質を持つ青年。
プロファイリング機能のAI開発を進めていると知った翔太に事件のプロファイルを依頼され、彼と協力するようになる。
翔太からは毎日鍋を作って押しかけられ、「どーやん」と呼ばれるうちに親しくなっていった。
また、同じ大学に通う黒島沙和が「匂いがしない」ことから彼女に親しみを覚え、段々彼女の影響を受けて人間らしさを得ていく。
そして、彼女が事件に巻き込まれる度に冷静さを失っていくが……。


401号室

  • 木下あかね(演:山田真歩)
一人暮らしをしている独身女性で、いつも存在感を消して住民の動きを観察している。
自分以外の住民がゴミ捨て場に来る度に、勝手にゴミ袋の中身を物色している不気味な面がある。そのせいで彼女不在の住民会で勝手にゴミ捨て場の清掃係に決められてしまう。
住民会に参加しなかったため、自動的に交換殺人ゲームに参加しなかった住民の1人。しかし、交換殺人ゲームのことを自力で突き止めており、参加者たちに非難の目を向けている。
新管理人の蓬田を抱き込み、事件をあれこれと詮索している。


402号室

  • 榎本早苗(演:木村多江)
警察官の夫と2人暮らしの専業主婦で、マンションの住民会の会長も務めている。
新入りの手塚菜奈に対し優しく最初から丁寧に接する等優しい性格ではあるが、人に流されやすいところがある。
また車庫入れが非常に下手で、何度かマンションの駐車場で練習しているがなかなかうまくいかず、201号室の浮田啓輔にうるさいという理由で怒鳴られることも。
転居してきた菜奈の初めての親友となり、彼女に事件のことでも協力する。
書いた紙は「初恋の人」で、引いた紙は「電車の席を譲らない人」だという。

  • 榎本正志(演:阪田マサノブ)
警視庁すみだ署の生活安全課の課長で警察官で出世欲が非常に強い。
出世のために、一連の交換殺人ゲームを内密にしろと部下の神谷に圧力をかけている。



403号室

  • 藤井淳史(演:片桐仁)
大学病院の整形外科を担当している勤務医。結婚願望は強いものの全くモテないどころか、一緒に働く医師たちや看護師、さらには患者たちからの評価は最悪なものである。
「理想の女」の肖像画を本物の妻のように接し、夜には肖像画相手にセックスもしてしまうほど童貞を極まっている。
大学時代の同期にタレントとして活動している医者の山際祐太郎がいる。
紙に書いた名前は山際祐太郎。山際は藤井の好きだった相手を弄んだあと捨て、その女性の事を侮辱する発言をしていたため藤井から深い恨みを持たれていた。
その後山際が本当に殺され、「あなたの番です」と書かれた脅迫文を受け、恐怖する。

404号室

  • 江藤祐樹(演:小池亮介)
IT起業家の若者で、アプリ開発をしている。アプリ開発に協力してもらうため、赤池家に入り浸っており、幸子に構っている。
浅薄でチャラい性格であり、事件に関しても不謹慎な失言が多い。
「より良い世界を作る」ことをモットーにしているが、昔の開発仲間からは「中身のない空っぽ」と見抜かれて去られていた。
住民会に参加しなかったため、自動的に交換殺人ゲームに参加しなかった住民の1人。

501号室

  • 佐野豪(演:安藤政信)
詳しいことが不明な謎の男。最上階に住んでいるのにエレベーターを一切使わず、階段で大荷物をいつも運んでいる。エレベーターを使わない理由も一切不明。
住民会に参加しなかったため、自動的に交換殺人ゲームに参加しなかった住民の1人。
血の付いた包帯を捨てたり、生肉を部屋に持ち込んだりと不審な点が多い。


502号室

  • 赤池美里(演:峯村リエ)
専業主婦で子供はいない。元々はスナックで働いていた。姑である赤池幸子の介護を献身的にしている。傍から見て微笑ましい関係であったため菜奈からは幸せな老後だと評されていた。
しかし水商売をしていたという理由で幸子から格下に見られており、裏でネチネチといびられ、彼女に殺意を抱いており、陰でこっそり幸子に見えない嫌がらせもしていた。
そうした環境のせいか、性根は非常に陰湿であり、あいりや浮田、江藤といった社会的に逸脱した人間を見下し馬鹿にする傾向にある。
書いた紙は十中八九「赤池幸子」と浮田は踏んでいる。

  • 赤池吾朗(演:徳井優)
美里の夫で商社に勤務している。母親と一緒に同居しており、車いす状態の母親のことを大切にしている。
パセリの世話が趣味だが、自分の味方をしないことを美里に恨まれ、知らないうちに酢をかける嫌がらせをされていた。

  • 赤池幸子(演:大方斐紗子)
吾朗の母親であり体が弱い為か車いす生活を送っている。そのため義理の娘である美里につきっきりで介護してもらっており、周りの住人とも明るく接している。
大地主で息子も商社マンというエリートなためかプライドが非常に高く、元スナックの店員であった美里の事は格下だと思い嫌っており毎日「頭を使わないと栄養が体にいく」「介護ができなければただの大きい女」などと暴言を吐いていた。


502号室(反撃編)

  • 南雅和(演:田中哲司)
赤池一家がいなくなった502号室に越してきた男。
「事故物件お笑い芸人」を自称し、事故物件の噂のある部屋に住んではその様子をYouTubeで配信して受けを取っている。
赤池一家の事件があった血の取れない部屋でも平気で暮らし、事件のことをあれこれと詮索し、翔太や他の住人から顰蹙を買われる。
しかし、それには事情がありそうで……。



管理人


  • 床島比呂志(演:竹中直人)
キウンクエ蔵前の管理人でマンションではなく近くのアパートで暮らしている。
マンションに新しい住人が引っ越してくる度に、「管理人チェック」と称して無断で部屋に上がり込んでスマートフォンで写真を撮るなどの不謹慎な言動が多く、マンションの住人たちからは煙たがられている。
住民会で彼の発した「誰か殺したい人はいないか」というフレーズから今回の交換殺人ゲームが始まった言うなれば全ての元凶。
その日の夜、気を失った状態でベランダに逆さ吊りになっているところを手塚夫妻に発見され、その後地面に落下し死亡した最初の犠牲者でもある。
大騒ぎになったものの警察の捜査で、事件性が無いことや、家宅捜索で脳梗塞を患っていることを示す診断書が見つかったことから、床島の死は「自殺」と推定された。

  • 蓬田蓮太郎(演:前原滉)
床島の後任の管理人。
気さくだがどこか抜けていてお役所仕事的な若者。
ゴミ捨て場などで木下と会話するうちに意気投合し、彼女の「取材」の手伝いをさせられるが、彼自身は木下に本気で惚れ込むようになる。


住民を取り巻く人々


  • 神谷将人(演:浅川航大)
警視庁すみだ署の刑事。
冷静かつ理知的な性格で、マンションで起こる殺人を多角的に捜査する。
榎本正志から交換殺人ゲームのことを知り、菜奈や早苗と捜査を進めることを約束する。


  • 水城洋司(演:皆川猿時)
神谷の上司ですみだ署の刑事。
死体が苦手でしょっちゅう目を背けている。
基本的に人情に篤い性格で、すぐ容疑者を信用し、神谷から度々呆れられている。

  • 細川朝男(演:野間口徹)
翔太が勤めるスポーツジムの客で翔太とパートナーになる。翔太からアニキと慕われているが、本人は下の名前で呼ばれるのを嫌がるなど気難しい性格である。
翔太の妻である菜奈をストーキングしている。


  • 桜木るり(演:筧美和子)
藤井淳史が働く病院の整形外科の看護士でありドS。藤井を日常的にいじめている。

  • 山際祐太郎(演:森岡豊)
「Dr.山際」名義でコメンテーターとしても活動している人気医師であり、藤井淳史の大学時代の同期である。
上記の事があって藤井に恨まれていたが、ある日首から上が切断された状態で遺体となって発見される。

  • ドルジ(演:名倉右喬)
シンイーがバイトで働いているブータン料理店「ドルジ食堂」の店長。明るく豪快な性格。

  • 袴田吉彦(演:本人)
まさかの実在の役者登場。

  • 甲野貴文(演:鈴木勝大)
銀行員で、田宮淳一郎の元部下。
一番の部下と田宮は語っていたが、実際は軽薄な今どきの若者そのもので、陰では田宮のことを馬鹿にしていた。

  • 東(演:阿久澤菜々)
田宮淳一郎の劇団員仲間。
演劇に熱く打ち込む田宮の姿に憧れ、不倫と知りながらも彼に告白する。

  • 波止陽樹(演:水石亜飛夢)
黒島沙和の恋人。
一見普通で心優しい若者だが、実は束縛が強く暴力を振るい、彼女を苦しめていた。
しかしある日、酔った勢いで喧嘩し、殺されたところを発見される。

  • 内山達生(演:大内田悠平)
黒島沙和と同じ大学に通う、彼女のストーカー。
黒島に四六時中付き纏い、彼女の部屋を盗聴しているような素振りがあり、不気味がられている。



交換殺人ゲーム




































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最終更新:2023年07月26日 23:31