黒主優姫

登録日:2019/05/23 (木) 03:28:55
更新日:2019/06/05 Wed 08:41:48
所要時間:約 6 分で読めます







吸血鬼と人間は……どうしても相容れない部分があるんだよ。



出典:ヴァンパイア騎士memories、2巻、白泉社、樋野まつり、
17年9月1日刊行(電子書籍)


概要

『黒主優姫』とは『ヴァンパイア騎士』の主人公。


年齢:16歳(記憶がないので推定)
血液型:O型
身長:152㎝
好きな食べ物:生姜焼き定食、パフェ
宝物:枢からもらった10年に一度咲く薔薇を樹脂で固めたモノ
趣味:食べる事、寝る事
特技:跳び箱、パフェの味比べ


黒髪を肩くらいまでに伸ばした元気で可愛い女の子。
クラスの男性陣からはとびっきりの美少女じゃないが、よく見ると可愛いと思われている。
中等部くらいの頃までは髪をもっと伸ばしていたが、高等部に進学する際に玖蘭枢への恋慕を諦めようとバッサリ切ってしまった。
しかし諦めきれず……。

運動神経は抜群で窓から飛び降りて外出するほど。
反面勉強は壊滅的にダメで0点を取りまくり、補修に呼び出されている。
これは風紀委員としての仕事のせいで睡眠時間がほぼなく授業中に寝てしまう事も原因の一つではあるが、根本的に頭が悪い。

胸が貧乳であり、枢も10年前から胸が成長していないなと思われている。

何故か吸血鬼にとっては物凄く美味しそうな血の気配を漂わせており、吸血鬼に目を付けられやすい。

人生の中でドキドキしたランキングは1位・枢に押し倒された時、2位・舞踏祭で零と禁断の吸血をしたとき、3位は藍堂にHな事を言われた時。


黒主学園の理事長である黒主灰閻の義娘であり、自身も黒主学園の普通科に通う高校生。
この黒主学園は吸血鬼人間の共存のための第一歩として、
吸血鬼が通う夜間部が設立されているが、吸血鬼は一般には秘密にされているため普通科の生徒はそのことを知らない。
しかし吸血鬼――夜間部の生徒は優秀なうえ美形なので普通科の男女は、
夜間部の出待ちする熱心なファンになっており、吸血鬼の秘密がバレないための守護係――風紀委員として活動している。

風紀委員として活動する際にはかつて吸血鬼の王が使ったとされる対吸血鬼用の武器『狩りの女神(アルテミス)』を使用。
しかし対吸血鬼用の武器はハンターの家系にしか使えないはずで……?


錐生零とは4年前に灰閻が引き取った事で知り合う。
当時の彼は吸血鬼に襲われ家族を殺されており、今にも壊れそうなように優姫には見えた。
彼より年下とはいえ、優姫はお節介な姉のように零に接していき、「彼を大切にしたい」と強く思うようになった。
実は零は純血種の吸血鬼に襲われ、彼自身も吸血鬼にされてしまっていたと本編開始時に知る。しかも吸血しないと意識を失っていくとも――
優姫は刻印によって零の飼い主となり、誰からも許されないとしても、枢から嫌われるとしても、それでも零を救うべく彼に定期的に自身の血を与えていく。


本編の10年前に雪山で彷徨い、吸血鬼に襲われていたところを純血種の吸血鬼である玖蘭枢によって助け出される。
記憶喪失で何も覚えていない推定5歳だった優姫は枢の両親の知り合いである灰閻の元に引き取られ、養子に入る。
そして自分を救い出し、優しくしてくれる玖蘭枢に好意を抱く。
当初は「枢さま」と呼んでいたが、高等部進学直前に枢が吸血している所を目撃し、自分と「違う存在」と再認識する。
それで恋心が消えるわけではなかったが、自分とは違う遠い存在である事を自分に言い聞かせるために髪を切ったり、呼び方を「枢先輩」と変えたりした。



枢や零がいたため記憶がない事も怖くなかったが、作中自分も強くなろうと記憶を取り戻そうと奮闘した結果、
幻覚が見えるようになるわ、記憶に関連する書物が燃えたりするわと不可思議な現象が起きる。
また10年前には枢の両親が死亡し、その情報も何者かに掩蔽されていると知る。

これらのことから枢が自身の記憶に関係していると考え問い詰めると、
枢が「優姫が自分の恋人になるなら教えてあげる」と告げ、優姫も迷いながら承諾するが……。






以下ネタバレのため注意










出典:ヴァンパイア騎士memories、2巻、白泉社、樋野まつり、
17年9月1日刊行(電子書籍)


実は枢の両親である玖蘭悠と玖蘭樹里との間に生まれた玖蘭の姫君。本名は玖蘭優姫。
つまり純血種の吸血鬼であると同時に、兄・枢と結婚するために生まれて来た枢の許嫁。
本名が明らかとなってからも単行本のあらすじ紹介では「黒主優姫」表記のままだったが、memoriesからは「玖蘭優姫」表記になった。


玖蘭家の窓もない地下室から一歩も出る事もなく育てられてきた。
10年前、伯父の玖蘭李土が優姫の命を狙い玖蘭家に襲来、悠と激闘を繰り広げ悠を殺すが枢によって殺される。
時を同じくして樹里はこの機会に吸血鬼の呪縛から解放するために、自分の命を犠牲にして優姫を人間に変えた。

枢は人間になり記憶を失った優姫を連れて黒主灰閻に救援を求めに行こうとして雪原を歩いていたが、
追手が来たので始末するために優姫を一人置いて行き、その間に優姫の意識が蘇り通りかかりの吸血鬼に襲われた……というのが10年前の真実だった。

美味しそうな血を持つのも、力を封印されても本来は吸血鬼たちの極上の餌である純血種だったからである。
本来吸血鬼、特に純血種は物凄く頭がいいのだが、優姫は吸血鬼に戻っても頭は良くならなかった。
この事について枢は自分の言いつけを聞かず夜更かしし過ぎたせいだと語っている。


吸血鬼へと戻った優姫は枢に人間界ではもう暮らせないとして、生家へと連れて返される。
玖蘭家の自覚を取り戻した当初は人間という意識が強く、枢と許嫁と発覚しても「近親相姦とか獣みたい」と拒否していたが、
枢に吸血鬼は獣であると告げられ、幼い頃から変わらない恋心を抱いたままだったので、兄妹婚を受け入れる。

その後は枢の妹で婚約者として吸血鬼の社交界へデビュー。
そしてこの頃、実は枢は実の兄ではなく玖蘭家の始祖(作中描写的に吸血鬼の王だった優姫の曾祖父の可能性が高い)だと判明する。
また吸血鬼は愛する者の血を飲まねば渇きを癒せないが、優姫は枢の血だけでは満たされない――心の半分は零を求めていると自覚する。
優姫は枢が自分の先祖でも、心に零を求めている自分がいると知っても受け入れてくれる枢と最初から始めようと決意するが、枢は優姫を捨てて純血種狩りを始める。



その後枢が零の家族を奪った黒幕すら利用した真の黒幕と判明するが、
それらも全て自分のためだという事も分かり、色々不安定になった心を安定させるためか枢を求める。

枢が吸血鬼から人間達を守るために自分の心臓を炉に落とし死んでしまい、
優姫も後を追おうか吸血鬼を全滅させ枢を蘇らせようかと悩む日々を過ごすが、自分のお腹に枢の娘がいると判明し、彼女を立派に育てようと決める。

そして枢との子(血縁上は大叔母でもある)「玖蘭愛」を出産。彼女を零の力を借りながら育て上げる。


零が自分の事が好きで自分の返事を待っていると知り、優姫自身零の事が好きだと自覚しているが、枢の事が忘れられずにいた。
いい加減結婚しろと急かす愛に怒られながら100年が経過し、枢が好きなままの自分を愛してくれる零と結ばれる事となり、零との間に次女「錐生(玖蘭)恋」を出産。


枢の死から1000年が経過し、零の死を見届けた優姫は自分の命で枢を人間として蘇生させた――




追記・修正は守護係として普通科を取り締まってからお願いします。

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