沈黙姫(ホムンクルス)

登録日:2019/05/14 (火) 19:37:52
更新日:2021/03/26 Fri 04:49:46
所要時間:約 9 分で読めます





WARNING! この項目は性的表現が含まれております。
18歳未満の方は直ちにブラウザバックすることを推奨いたします。
また、内容のネタバレが含まれますので、閲覧は自己責任でお願いします。




………………。









『沈黙姫』はワニマガジン発行の『COMIC快楽天 2013年5月号』に掲載されたエロ漫画
作者はホムンクルス。この作品は2013年12月20日*1に発売された単行本『レンアイサンプル』に収録された。


【概要】

題名の通り無口な彼女と付き合う漫画。例のごとく純愛もの。
ホムンクルス氏によると「前回喋らせすぎた」のでセリフの少ないお話にしたようだ。
とらのあな限定小冊子『レンアイサンプル+』に収録された『沈黙姫+』では『小悪魔@ほーむ』で登場していた杏奈が登場している。


【あらすじ】

恋人同士として付き合っている水島と久住はクラスメイトにカラオケに行くことを誘われたが、水島は「これから俺らデートなんで!」と辞退する。
だが久住は何も言わずに先に行き、水島が追いかける光景を目の当たりにしたクラスメイトたちは久住雪について噂をした。
可憐であれど口数が少なく、「よく付き合えるよな」「何考えてんだが謎すぎるだろ」とまで評され、「沈黙姫」と呼ばれた久住。
彼女は一体、水島のことをどう思っているのだろうか……。


【登場人物】

  • 久住雪
この物語のヒロイン。水島の彼女。
「沈黙姫」というあだ名通り、かなりの美少女ではあるものの喋ることが滅多になく、クラスメイトの皆も彼女の声を聞いたことがないらしい。
恋人である水島と二人でいても黙って本を読んでるだけであり、会話においてもやはり無口。
感情を表に出すことは少なく、その無口さも相まってか、周囲から何を考えているのかわからないとも言われている。
実際は水島のことばかり考えており、壊滅的なコミュ障であることが災いしてどうやって話していいのかわからなかっただけにすぎない。
一方で、水島を喜ばせようとする過程で周囲がドン引きする程の行動を取ったりする。

  • 水島
この物語の主人公。久住の彼氏。
久住とは正反対に明朗快活な人物であり、友人も多い。もちろん久住のことも大切にしており、彼女自分のことばっかり考えてると理解している。
作者によると意識してイケメンにしており、金髪で常にヘッドホンをかけており、制服の裾を捲ったチャラ男風な男子生徒。

  • 杏奈
『小悪魔@ほーむ』のヒロイン。
『沈黙姫+』では久住のクラスメイトとして登場するが、こちらでは卑猥な質問を連発する一面が明らかとなった。久住とは仲が良いようだが、水島は苦手にしている様子。
一方で「もっと可愛い年上の男の人」がタイプとも。

【顛末】

まだ寒さが残っている季節では水島は「春っていつから春だかよくわかんなくね?」と久住に話しかけるもウンともスンとも言わない。
そんな久住にお花見行こうと誘っている。大勢じゃなくて二人だけ、チャリでいける程度の場所を希望して帰宅した。


……今日も、全然お話できなかった……

わからない…なんて返事をしたら、何を話したら

水島君が喜んでくれるのか…嫌われないでいられるのか


久住は駅のホームですごく悩んでいる。水島と会話できなかったのが原因だった。
しかし内面をおくびに出さない為に周囲から飛び降りでも図るんじゃないかと不安がられてしまう。
周囲の様子を気にせずに「いったいどうすれば…」考え込んだところ、ある会話を耳にした。


フツーだったよ

そーなん?

でもカレシがはまってさー


そんな他愛のない会話を耳にした久住はユラっと立ち上がっていたのであった。周囲はびっくりしたが。
久住は水島のために春のデート特集などの本をドーナツ屋でドーナツを食べながら黙々と雑誌を読んでいた。
しかし両サイドは春のデートを特集する雑誌などの本と、あらゆる種類のドーナツが山積みという異様な光景に、他の客や店員も唖然としていた。

後日、図書館で久住が見せたい物があると水島を呼び出した。珍しいものだということを想像した水島が目にしたものは…
制服のボタンを外してショーツを露出し、スカートをたくし上げた事で下着を履いていない久住の姿であった。まるで水島に見せつけるかのように。
それを目の当たりにした水島は後退りをしたのだが久住は「……さわって」と自分の秘部を水島の手に触らせた。

久住の秘部に触れて熱さを感じた水島に畳み掛けるかのように久住は舌を入れる接吻をした。
水島は久住の秘部と乳首を弄り、秘部を舐めまわした。久住はセックスの合図と言わんばかりにコンドームを出してきた。
自分の陰茎にコンドームをつけた水島は久住の秘部に挿入、膣肉に締めつ蹴られる感覚を感じてしまう。

そのまま腰を動かし続けた水島は久住の名前を叫んで射精していた。ゴムをつけていたので膣内に精液が出ることはなかった。
久住から「……よかった?」と問いかけられた水島は「すげー嬉しかった」と返した。その返答を聞いた久住の顔がいつもの無愛想なのソレではなく……

また後日、水島が教室で読書している姿を目の当たりにしたクラスメイトは彼女と待ち合わせしていると思われ、「すっかり姫に染まっている」と苦笑いしている。
その姫である久住は机の下で下半身丸出しとなった水島の陰茎を咥えており、さすがの彼もこんな所でやったらまずいと焦ってる。

ソレを聞いた久住は男子トイレに連れ込んできて水島に後背位による性行為をせがみ、水島はトイレの中で久住に腰を振っている。
直後に補講で疲れた男子生徒二人が用を足しに来た。その事で愚痴っている事を聞いて肝を冷やす水島だが、久住は声を押し殺しながら続けている。

その後も水島と久住は路上にある木に隠れて対面立位をしたり、教室で陰茎をおもむろに咥えたり舐め回している*2
そして保健室でも後背位で腰を振って射精した。性行為するたびにゴムを付けていたが、流石に体力を使っており、そろそろ日が暮れる時間帯になった。
だが久住は水島の陰茎を挿入れようとしている。しかもゴムなしなので水島はビックリするが、久住は躊躇いもなく挿入した。
するとあまりの気持ちよさか、普段は無表情であった久住は快楽に至った時のモノになった。


あ…ぁ あ… あッ♡


みずひまっく…ン♡


うごいて♡ もっと♡ついて♡ ぎゅってして♡


もっと おく♡ きて♡ いいっ♡ おくぅ♡ ふかいのきて♡


今まで聞いたことのない喘ぎ声を出しながら膣内射精を懇願する久住に水島は射精してしまう。
その後気づいた久住は青ざめて布団にくるまってしまう。彼女は水島に謝るが、寧ろ謝るのは自分だと諭す水島。
久住は「エッチをしたかったんじゃない」と弁解するが、水島は知ってるよとフォローする。


雪がいつも俺のことばっか考えてくれてるって

バレバレだから、いつも嬉しい


その言葉を聞いた久住は喜びのあまり涙を流した。だから普段通りに振舞うことを決めた。
そして何時も通り図書館で二人きりだが、カバンの中に「彼がよろこぶSEX」や「快楽天」らしき雑誌等、成人向け雑誌が入ってあった。
これには水島もどういうことだと久住に問いただすが、彼女は無言でスルーしたのであった。

【後日談】

『暴走姫♡』では乱交もののエロ漫画を読んでいる久住にツッコミを入れる水島。
久住が複数の男に肉体関係を持ったことを想像してしまい「俺こういうのは嬉しくないからね!?」と注意するが、
その久住は「……お尻も?」と意外そうな顔をしてしまう。

『沈黙姫+』では久住が杏奈と会話していることに珍しがっているクラスメイトだが、水島は杏奈を苦手としている。
その杏奈が水島を見ると久住に対し「エッチはどーなの? やっぱふつー?」アレな質問を連発してしまう
久住は杏奈に対して水島のことをどう思っているのかと聞くと「もっと可愛い年上の男の人」がタイプの杏奈は水島は全然好みではないとキッパリ言い切る。
だが久住は「水島君は…杏奈に似ている」「すごく優しい…よ」と微笑んで語りかけた。

絵になる二人が何話してるのかとクラスメイトは気になるが、水島は「絶対ド下ネタだ」と渋い表情で言い切る。
クラスメイトは「んなわけねーだろ!」と笑い飛ばすが、残念ながら会話の内容は「クチでするときのんでる?」「だいたい」というモノであった。


追記・修正は無口な彼女があなたのことばかり考えている事を知っている人にお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 18禁
  • COMIC快楽天
  • エロ漫画
  • ホムンクルス(漫画家)
  • 純愛
  • 漫画
  • 無口

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年03月26日 04:49

*1 電子書籍版では2014年2月21日に発売。

*2 この際、彼女の足元に使用済みのゴムが置かれており、水島の陰茎に再度ゴムをしている。