エナジードリンク

登録日:2019/05/14 Tue 00:06:41
更新日:2024/04/15 Mon 15:28:34
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当記事は過度の飲用を勧める物ではありません!!




エナジードリンクとは、眠気覚ましや肉体疲労時の栄養補給用として砂糖と興奮剤(主にカフェイン、アルギニン)を含み、体力・持久力・集中力向上を期待できる清涼飲料水である。

カフェインは覚醒効果、アルギニンには疲労回復・血管拡張作用があり、日本においてはコーヒーモンスターを除きもれなく炭酸を含むが、国外では非炭酸もバラエティ豊か。

以下でも詳しく述べるが、エナジードリンクは栄養ドリンク剤とは似て非なるものである。


■概要

日本では栄養ドリンク剤と同じ用途、「仕事や勉強の最中」「疲労回復」のため*1に飲む人は多いだろう。
対して、海外ではエナジードリンクを飲むときは「運動前」や「ゲーム中」、あるいはイベントで盛り上がるために飲む。
海外では味わうために『ジュース感覚で飲む』飲料なので、「栄養ドリンク剤」みたいな捉え方はされていない
レッドブル発祥の地であるタイ王国でも栄養ドリンク剤は栄養ドリンク剤として別に販売されている。

海外のエナジードリンクは成分にタウリンなどを含んだりもしているが、日本のそれは「医薬部外品」になってしまうのを回避するため、アルギニンなどで代用している。
また、薬機法の関係上、明確に「疲労回復」や「栄養補給」が謳われている「医薬部外品」のリポビタンDやユンケル黄帝液と違い、パッケージに効能を書くことができない。
その為、効能は「ヤバい」「無敵」「目覚めろ」といった抽象的な表現でぼかされている。
よって『元気を出す為の飲み物』みたいな捉え方はぶっちゃけ間違っており、あくまでも元気が出る成分を含む飲料くらいのイメージで捉えたほうがいい。


日本においても、小売店のプライベートブランド(PB)や中小企業や海外企業の輸入品も含めれば多くのブランドが展開されている。
一方で、海外ではきのこの山やその姉妹品であるたけのこの里のように絶えず新フレーバー、期間限定フレーバーが登場するが、日本はモンスターエナジー、EX STRONG、ZONeくらいしか新フレーバーの展開に積極的なブランドがない。
また、新商品が出てもレッドブルに代表される王道フレーバーを出していることが多く、『果実系』は少ない。
味わうために飲むという文化があまり根付いていないのだから仕方がない。

最近では、エナジードリンクと反対にリラックスを目的とした「リラクゼーションドリンク」も販売されている。
こちらは、カフェインなどの興奮剤を含まずに、ストレス解消や安眠効果が期待されるGABAやL-テアニンなどを含んでいる。


■効能と危険性

※ご自身の健康問題については、専門の医療機関に相談してください

エナジードリンクの記事なので当然ここに言及せざるを得ないのだが、正直プラスマイナスともに驚くほどの効果は無いのが結論である。

「カフェインを含むサッパリした味わいの炭酸飲料」なので、気分転換としてはもってこいではあるのだが、
カフェインだけを取りたいなら1杯あたりのカフェイン量を考えるに、コーヒーや紅茶、カフェイン錠剤のほうが効率的である。
(ただし、100mlあたりの量で考えるとコーヒーの方が多くても、モンエナの場合1本がコーヒー缶の約2倍あるため、総摂取量では上回る事もあるので注意)
「エナジードリンクを1本飲むと目がギンギンに冴えて眠れなくなる」という言説がまことしやかにささやかれることもあるが、
就寝前に飲んでいる、カフェイン過敏症などのカフェインに対する許容値が少ない人であるか、カフェインを含む飲食物を併用している、
または不眠症などの別の要因が潜んでいる可能性が高い。
「緑茶」「コーヒー」「コーラ」などのカフェインの含まれる飲料を常飲している人も多く、トータルの摂取量がかなりの量になりやすいという点に注意。
カフェインの半減期は3~8時間*2であるため、就寝の8時間前には摂取を控えた方が良いだろう。

アルギニンなどの成分もサプリメントと比較すると微々たるものであり、「元気を出す」ための補助になるかどうかレベルでしかない。
トレーニング前後の栄養補給と考えても、 エナジードリンクよりももっと含有量の多いサプリが日本国内でも市販されている

よく騒がれる海外のエナジードリンクによる事故も、よくよくソースにあたってみると「1本が710ml缶*3な上、カフェイン錠剤を併用していた」ことが明らかになっており、
エナジードリンクは完全におまけでしかない。むしろカフェイン錠剤を摂取していたのが原因である。

ちなみに1日あたりのカフェイン摂取量は成人男性で400mg以下、成人女性は300mg以下(妊娠中、妊娠を望む場合は200mg以下*4)に抑えるのが推奨されている。
また、これは海外での基準であり、欧米と比べて小柄な人が多い日本人は許容量が少ない可能性がある。

あえてエナジードリンクを悪く言うとすれば、糖分が大量に入っているので肥満、糖尿病、う蝕(虫歯)等のリスクは考慮しないといけない。
しかし、それはコーヒー(加糖)やジュース、糖分を含むお酒でもリスクは変わらない。

また、肝臓を悪くする原因になるとも言われ、確かに飲み過ぎは肝臓に負担をかける恐れもあるが、
それは栄養ドリンクやサプリにも同様のリスクがあるし、(体質や量にもよるが)アルコールの方がダメージは大きい。
エナジードリンクを控えて、お酒や栄養ドリンクを飲んでいたら本末転倒だろう。

本人では気づきにくいが、コーヒー同様にカフェイン依存症のリスクもある。
エナジードリンクを飲まないと体調が悪い、コンビニでついつい買ってしまうなんて人は注意が必要。

あと上記の通りアルギニンには血管拡張作用があり、抗凝血薬を飲んでいる人が過剰摂取すると鼻血が出やすくなる。

…など、エナジードリンクだけに限って叩かれなければならないリスクは少なく、たまに飲用する程度であれば過度に気にする必要はない。
ただ、睡眠不足の解消や元気を出す為に毎日飲むという人、箱買いしても数日で無くなってしまう、別のサプリや医薬品を併用している、栄養ドリンク代わりに毎日飲んでいる……なんて人は、
一度エナジードリンクの飲用を控え、そこまでエナジードリンクに頼らなければならない生活習慣を見直すべきであろう。

にもかかわらず、日本ではエナジードリンクという概念そのものが「元気を前借りするやべー劇物」みたいに扱われており、
例えばメンタルセラピー系の講師が書いた文章に「啓発なんてエナジードリンクみたいなもので、そのあとしっぺ返しがくる」みたいな文章が散見されたりする。
モノを怖がるときはちゃんとリスクを定量的に評価しないと迷信と変わりがないことを理解した上で自分の年齢や体質を考慮した上でエナジードリンクを飲もう。

まあ、本気でヤバいと思っている人たちはともかく、わかった上で「やばいやばい」とおふざけ的に盛り上がるも大きいのかもしれない。
プラシーボ効果や楽しいアイテムとしての一面もあるだろう。
実際わいわいやりながらグイッといくとなんかテンション上がるしな! 

ちなみに海外産エナジードリンクはやばいという噂もよく上がるが、
缶の大きさが大きいだけで、むしろ成分濃度だけで言えば日本と大差ない

アルコールやタバコと違って、直接エナジードリンクを規制する法律は2024年現在無い。
ただし、カフェインの副作用や各種健康リスクを考え、若年層への販売規制すべきという声もなくはないものの、
一部のエナジードリンクに「お子様や妊婦は飲用を控えてください」といった注意書きがされる程度に留まっている。
例として「ZONe ver2.0.0」は1.3.9からカフェインを増した関係で「18歳以上は1日2本、17歳以下は体重50kg以上で1本、50kg未満はお控えください」という目安が印字されている。

最後にエナジードリンクを使ったカクテルは、カフェインとアルコールの相乗効果で酔いを感じにくくなる。
(カフェインを含むコーヒー割や緑茶ハイなどにも同様のリスクが考えられる)
結果として飲み過ぎてしまったり、酔っている事に気付かないで事故を起こすなんて事につながりかねない。
カジュアルバーやイベント会場といった賑やかな場所で提供されがちであり、
場の雰囲気や勢いで頼んでしまう人もいるが、特にお酒に弱い人は注意が必要。


■エナジードリンクの主要ブランド

エナジードリンクも世界各国でリリースされているため、ブランドも非常に多岐に渡る。
日本で有名な海外ブランドといえばレッドブルとモンスターエナジーであるが、世界では3番手にロックスターというのもある。
いずれも日本においては数種類のフレーバー程度しか展開していないが、海外ではべらぼうに種類が存在する。

・Red Bull/レッドブル


Red Bull gives you wings

エナジードリンクの先駆けとなった商品。
もともとはタイ王国でチャリアオ・ユーウィッタヤーによりクラティン・デーン(赤いガウル)という名前で販売された、
リポビタンDに手が出せない低所得者層向け栄養ドリンク剤として誕生したのが始まりである。
成分自体リポビタンDを参考にしているとチャリアオはインタビューで答えている。

しかしその後オーストリア企業によってブランドが買収され、ガウルがウシ亜科の動物なので「Red Bull」として世界中にリリースされることとなった。
この時点でクラティン・デーンにあった栄養ドリンク剤としての方向性は薄れ、現在のエナジードリンクに連なる方向性が生まれた。
すなわち、「疲れたオジサンのための栄養補給」ではなく、「活動的な若者が気分をアゲるために飲む」という、よりエネルギッシュなイメージを打ち出したのである。
そのイメージ戦略のため、F1やスカイレースなど、レーシングチームのスポンサードを行っており、いずれも強豪チームとして知られている。
ちょっと変なスポーツにスポンサーをしたりするので、ちょっと変なスポーツとニュース番組で紹介されると大体レッドブルが関わっている。
例えば高飛び込みの倍の高さから飛び込む「クリフ・ダイブ」や、スキーのジャンプ台を駆け上がる世界で一番過酷な400m走「レッドブル400」などなど。

現在のレッドブルはクラティン・デーンと同じ牛のロゴを採用し、赤と青の特徴的な缶デザインが有名。
一方で、ルーツと異なりエナジードリンクとしては他社製品よりも高い。というより、高いからこそ他社製品の生まれる余地を残していたと言える。

日本におけるレッドブルの原産国はオーストリア産、スイス産である。


・Monster Energy/モンスターエナジー


Unleash the Beast!

黒い缶に緑の爪痕、そしてMonster Energyという厨ニ感あふれる見た目で、レッドブルより安いことがきっかけでアメリカでヒットを飛ばす。
カラフルな缶で多種類フレーバーを展開し、世界中で好敵手ロックスターとともにエナジードリンク市場を築き上げた功労者。
なお日本ではその好敵手が早いうちに撤退したのでモンスターエナジーはレッドブルとの戦いを強いられているが、
フレーバーの多さでレッドブルに切り込んでおり、向こうのほうが売れてるのにエナジードリンクといえばモンスターエナジーが浮かぶ人が大半である。

日本におけるモンスターエナジーは実は原産国は日本。
もっとも、本場とは成分を変える都合上、そのほうが都合が良かったのだろう。
海外で人気のジュースモンスターカオス、アブソリュートゼロ、ゼロウルトラ、パイプラインパンチを展開する*5一方、
日本独自のキューバリブレを展開するなど独特の方向性も見られる。
なお海外ではJavaシリーズ(コーヒー)やDragon Tea(紅茶)のシリーズもあるのだが、
日本ではシリーズ展開されずにコーヒーモンスターとリハブレモネードが出た程度。あと無炭酸のハイドロが限定発売されたぐらい。
他にもガチのエクササイズ用として作られたプロテイン入り無炭酸シリーズ「マッスルモンスター」や、重厚な刺激を得るために炭酸の代わりに窒素をぶち込んだ「NITRO」など、
日本では販売されないキワモノも非常に多い。

なお、こちらもレースチームの後援を行っており、2輪レースでよくロゴを見かける。
4輪だとケン・ブロックがいろんなとこでドリフトしまくる「GYMKHANA」シリーズが有名か。
一応メルセデスF1チームにスポンサーはしてるけど、ボディには描かれず、レーシングスーツの襟元に爪が入ってる程度なのでちょっと目立ちにくい。


・Rockstar/ロックスター


Rockstar Energy Drink is designed for those who lead active lifestyles.

実は日本にはモンスターエナジーよりも先に展開していたが撤退した世界の3番手。
缶表面にでかく書かれた五芒星が特徴。

日本でも海外そのままに410ml缶を展開してしまったために手が出しにくかったエナジードリンク業界のSEGA枠。
なお後にレッドブルもモンスターエナジーも410ml缶を出している。
X JAPANのYOSHIKIやターミネーターとコラボを実施するなど話題性をあつめたが、最後は激安店で売りさばかれて撤退した。


・Burn/バーン

レッドブルとは対照的にベリーフレーバーをベースに置いているエナジードリンクシリーズ。
日本では独自に燃焼系エナジードリンクとして売出しをかけていた。
現在の国内では販売終了してしまっているので、この項目でも海外オリジナルのBurnのみ解説する。
以前はコカコーラ系だったが、現在はモンスターエナジー系。

基本的にモンスターエナジーやロックスターにもある果汁系を重視しており、レッドブルのような王道フレーバーを持たないブランド。
果汁20%は当たり前の展開を行っている。


・BATTERY

黒地の缶金の十字マークが目を引くスイス産エナジードリンク。
オートバイ用品店などでしばしば目にする。


・EX STRONG

マツモトキヨシグループのプライベートブランド商品…なのだが、どういうわけかやたら攻めた展開をしており、ケミカルフレーバー全振りぶっぱという作品に、しかも缶の色と中身が一致しないなど特徴的。
SNS時代に話題をかっさらってしまった。

当然ながらマツキヨグループのに行かないとあまり見かけられない、お買い求めはお近くのマツキヨまたはココカラファインまで。

なにげに成分はレッドブルの2倍、モンスターエナジーの1.5倍。
王道のオリジナル、苦目のZERO、甘口のLOVE&PEACE、花粉症対策のCAFOON、熱中症対策のBODY&SALTが存在する。
…熱中症対策はまだいいとして、花粉症対策ってなんだよ。

話題になった理由の1つとしてが挙げられ、
開けたらまず透明なグラスに注いでみてほしい。人体に入れちゃいけなさそうな発色がちらほらある。
オリジナルの濃厚な緑が一番まともであることから察してほしい。
飲んでアガり見て楽しい。


・POWER ENERGY

群馬発の変態企業ベイシアの自社ブランド商品のエナジードリンク。
フレーバーはいわゆる王道タイプ、色も褐色系と、上記のEX STRONGとは対照的に「常識的な」製品。
だが…一本98円(税込み)ととにかく格安なのが魅力か。


・BLACK OUT

ドン・キホーテ限定販売のエナジードリンクシリーズ。
500mlの大容量でありながら値段がお手頃である。
その1つである『DDT THE SUPER』は1缶あたりカフェインが190mgでアルギニンが620mgという数値でモンスターエナジーを上回っている。


・TOPVALU ENERGY HUNTER

イオングループの自社ブランド商品「トップバリュ」シリーズの一つであるエナジードリンク。
どうせスーパーの自社商品、それも廉価にステータス振ってるTVの製品だろ…とか思ったあなたは甘い。
100mLあたりのカフェイン量は65mgとレッドブルの約2倍。アルギニンも同じく100mLあたり200mg。しかもボトル缶仕様の300mL入り。イオン本気出しすぎである。
お値段も138円(税別)と上記のPOWER ENERGYほどではないけどお買い得。
近年シュガーフリー版(青い缶)も発売された。
お求めはお近くのイオングループ各店舗で。
但し箱買いするとなると系列のディスカウントストア「ザ・ビッグ」しかなく、あとウエルシアやカスミなどの「外様」には卸してない模様


・サーフ エナジードリンク

関東地方を中心に展開するドラッグストア、クリエイトSDで販売されているカバのイラストが特徴のエナジードリンク。どことなくレッドブルを意識しているデザインに見えなくもない
中身は鮮やかなグリーンカフェイン量は100mLあたり80mg、一本で200mg、それでいて値段が138円(税別)と国内最強クラス(ちなみにレッドブル250mL缶一本が80mg)。コスパ重視にどうぞ。


・ZONe

サントリーのエナジードリンク。e-Sportsなどデジタル世代の若者を意識したエナジードリンクでPCの電源ボタンのようなロゴのはいった缶が特徴的。
エナジードリンクの通常サイズの相場である200円で500mlという大容量で長時間のデスクワークやゲームにも安心。
なおZONeシリーズには「バージョン」の概念があり、最初にβ版と称して「Ver0.8.5」が先行発売。その後正式版として「Ver1.0.0」が発売された。2020年現在の現行バージョンは「Ver2.0.0」で、「Ver1.3.9」と比べて更にカフェインが増量されたメジャーアップデート版となっている。
ついにモンエナを超えた1缶150mgになったため、上にも書いたが1日の摂取量に関する注意書きが追加されたレベル。

同時発売品にFIRE WALLが存在し、禍々しい赤地に黒の缶という見た目に反し中身はなんと爽やかなメロンソーダ味というインパクトが度肝を抜く一品。
2020年9月に発売されたDEEP DIVEは「爽快ホワイトエナジー」をコンセプトとしており、カルピスソーダに似た味がする。
2022年に出したウマ娘コラボ・人参味など、奇妙なフレーバーにも定評がある。

なお「graffiti holic」*6を中心に炭水化物(≒糖分)が多いという特徴もあるので、色々と注意が必要である。

・BARK

関東地方に展開するイオングループきっての狂人スーパーチェーン「ベルク」の自社ブランド商品。
通常タイプはカフェイン・アルギニンともに控えめで、「まあスーパーの自社商品だよね」というレベル…だったが、新モデル「BARK X」で化けた。
一缶(250mL)でカフェインが200mg、アルギニン400mgという無茶苦茶な成分量。なんだこれは。
但し、味については苦味が目立つので好みは分かれるかもしれない。


架空のエナジードリンクブランド

「世界観のヤバさの表現」「状況のオンオフの切り替え・盛り上がりの手助け」「サブカルチャーを意識したブランド」など、エナジードリンクは創作と相性がいい。
というわけで、その世界独自のエナジードリンクが設定されている場合も数々ある。

ライオットブラッド

ライオットブラッドに世界を変える力はないが、その手助けをすることは出来る……一歩踏み出せない貴方にこそ、届けたい。ライオットブラッドシリーズ、好評発売中。

シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の世界で広く売れている架空のエナジードリンク。
登場人物(リアル)はどいつもこいつも常軌を逸したゲームキチであり、そいつらのゲームプレイ(狂)を支援する合法な飲み物である。合法である。いいね?


ヌカ・コーラ

ヌカっとさわやか!!

Fallout3で初登場、以降Falloutシリーズのある意味シンボルともなった飲み物である。
原語の綴りは「NUKA・COLA」。
…うん、まあ、見ての通り、「NUxxEAR」な「COLA」である。それ以上は聞くな。詳しくは項目を参照してくれ。


・バリキドリンク

ニンジャスレイヤーに登場する製薬会社「ヨロシサン製薬」が自販機などで販売されている栄養ドリンク。専ら扱いはエナドリと同じ。
飲用すると興奮・覚醒作用があるが、実態はオーバードーズする事で麻薬の如き強い依存性が発生する合法麻薬。
ただしオーバードーズさえしなければ安全なのでストレス発散目的で多くの労働者が愛飲。
集団でバリキドリンクを過剰に飲む「バリキナイト」なる集会が劇中では頻繁に開かれている。
ちなみに子供向けの「バリキドリンク・キッズ」も存在する。
逆に精神を沈静化させ頭脳を澄み渡らせるダウナータイプのキマり方をする「ザゼンドリンク」も同社から発売。
作中のハッカー達等は電脳ダイブの同調強化やタイピング能力の人体の限界を超えた向上の為にザゼンドリンクを使っている。


追記修正はエナジードリンク片手にお願いします。
この項目が面白かったなら……\エナッと/

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最終更新:2024年04月15日 15:28

*1 市場はゲーム、スポーツ、イベントを意識している節はあるが。

*2 個人差が大きく、更に長くなる場合や短くなる場合もある。

*3 日本の一般的なサイズの約2倍。ただし、海外でもこのサイズは大きめである。

*4 女性がカフェインを大量摂取すると胎児に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。

*5 ただしジュースモンスターカオスとゼロウルトラは日本ではシリーズ展開されずにカオスとウルトラという名称になっている。

*6 エナドリマニアが把握している中で最大糖分量。