仮面ライダージオウトリニティ

登録日:2019/04/14 Sun 08:15:38
更新日:2023/03/10 Fri 17:57:51
所要時間:約 20 分で読めます


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You go ! I go ! Hear we go ! 「どうやら」「たぶん」「きっと」 この時代には存在しないはずの3つのウォッチを納めし戦士 てんこ盛り イレギュラー ウォズ オーマの日 クライマックスフォーム←違う ゲイツとウォズ!3つの力を宿した大いなるジオウ! サイクロンジョーカーエクストリーム←違う ジオウ ジオウトリニティ ファイナルフォームライド 三人の力が結集し未来を創出する時の王者 三位一体 中間フォーム 仮面ライダー 仮面ライダーウォズ 仮面ライダーゲイツ 仮面ライダージオウ 仮面ライダージオウトリニティ 大魔王たるジオウとその家臣・ゲイツ、ウォズ、三位一体となって未来を創出する時の王者 奥野壮 常磐ソウゴ 平成ライダー 押田岳 明光院ゲイツ 歌は気にするな 渡邊圭祐 高岩劇場 高岩成二 高岩成二の本気



だったらこれで……!


\ジオウトリニティ!/


あれは……! レグルス……!?


\ジオウ!/

\ゲイツ!/


!?……なんだ?


\ウォズ!/


!……私達を……導いている……!?


ライダータイム!
うおっ!?ぐぁあああ!
仮面ライダー!ジオーウ!
えっ……えっ!?


トリニティタイム!


うぉ!?え、え、何何何何何何ー!?


3つの力!仮面ライダージオーウ!

ゲイツ!
ウォズ!


うおぉぉぉ!?うえぇぇぇ!!?


トーリーニーティー!

トリニティ!


ZI-O

2019


うお、俺の顔ー!?



ダ-
らいだ- \/ ライダー
ライダ-


(0w0 )……? (<::V::> )……!?

なんか凄いことになっちゃったー!
な、なんだこれは!?
私達が一つになるとは……
うわぁ!?ゲイツもウォズもいるってことー!?

どうなってんだ……

とりあえず……やらねばッ!!


祝え!どうやら三人の力が結集し……

……たぶん!未来を創出する時の王者!!

その名も、”仮面ライダージオウトリニティ”!

……きっと!新たな歴史が創世された瞬間である!

……ねぇ、それってホントに祝ってる?


仮面ライダージオウトリニティとは、『仮面ライダージオウ』に登場する仮面ライダー。初登場はEP30。
位置付けとしては仮面ライダージオウの中間パワーアップ形態に相当するが……後述。

CV:奥野壮、押田岳、渡邊圭祐
スーツアクター:高岩成二



【スペック】

身長:203.6cm
体重:116.4kg
パンチ力:37.4t
キック力:86.8t
ジャンプ力:98.5m(ひと跳び)
走力:1.6秒(100m)


【概要】

ジクウドライバーの変身者から見て右側に「ジオウライドウォッチ」、左側に「ジオウトリニティライドウォッチ」を装填して変身した形態。
初期パワーアップ形態である仮面ライダージオウⅡよりも更に装飾が華美になったことで金の面積が増えており、
カラーリングはオーマジオウにまた一歩近づいたが、造形的にはまったく違うものになっている。

ジオウがジオウトリニティウォッチを装填、リューズを回す毎にウォッチが展開して「ゲイツ!」「ウォズ!」の音声に合わせ、
対応するライダーに獅子座のレグルスから光が降り注ぎ、待機音が3ライダーのそれを重ねたものに段階的に変化。
そしてジクウドライバーを360°回転させることで、なんとゲイツ及びウォズが腕時計型の装甲にファイナルフォームライド変形。
ゲイツが右腕、ウォズが左腕に装着され、本来のジオウの顔が下にスライドして胸部装甲に変化し、
最後に現れた各ライダーの複眼の色からなる」「」「ダーの文字がフレームだけとなった頭部にくっついて変身完了する。
……つまり、このジオウトリニティは見ようによってはジオウのみならずゲイツやウォズの強化形態でもあるともいえる。

なんと言っても、真っ先に目を引くのは胸と両肩についたジオウ、ゲイツウォズの顔だろう。
胸にはジオウ、右肩にはゲイツ、そして左肩にはウォズときてもう一つ普通に顔があるのだから、ちょっとした四面鬼。というかほぼてんこ盛り。間違いなく狙っている。
その異様ぶりには変身した当人達は勿論傍で見ていた剣崎一真相川始も驚愕と困惑を隠せなかった。
が、クライマックスフォームを始めとした歴代のゲテモノ連中を見てきたシリーズファンはすんなりと受け入れていた。今更ながらそれもどうなんだ…
まぁ、これまで(顔に文字が書いてある以外は)割と正統派なデザインだっただけに、こちらの方がむしろ平成ライダーらしいと言えばらしいかもしれない*1
近年の特撮は合体ネタが多すぎる。

インジケーションアイの「イ」の文字が大きく伸びてアンテナを形成しており、それ以外は腕時計のベルトを象ったフレーム部分そのまま。
そのため、顔の造形としては、仮面ライダーZOなどの「平成初期の昭和ライダー=ネオライダーに近い。

変身中はドライバー中央のウインドウはロックベゼルで隠れているが、「2019」と表示されている。

ジオウトリニティ変身時は3人の肉体は融合しているようで、内部空間「クロックオブザラウンド」で3人が相対し、状況に応じて肉体の主導権を交代する。
ニュージェネレーション勢の光の巨人のインナースペースのようなもので、見た目的にはファンタジー系戦隊ロボの集合コクピットの方が近いか。
内部空間には足元に大時計(プロップは仮面ライダークロノスのアレの改造)があり、その時肉体の主導権を持っている者を指し示す。たまにちょっとズレる*2

「逢魔降臨暦」に記されていない仮面ライダーゲイツリバイブと仮面ライダーウォズの力を得て誕生した形態であり、
言い換えればオーマジオウに全く関連していないイレギュラーなフォームである。
そのため、トリニティ初登場時は、予期せぬ形態への変身の上に自分たち三人が合体するという状況にさしもの祝福の鬼ウォズも混乱していたためか、
恒例の初形態へのウォズの祝辞も「たぶん」や「きっと」という言葉を繰り返す、全体的にふわっとした内容になっており、ソウゴにも「それってホントに祝ってる?」とツッコまれた。
ウォズはこれを気にしていたのか、2度目の変身時には戦闘開始に待ったをかけてまで新しく考えたらしいセリフを披露している。

ひれ伏せ!我こそは”仮面ライダージオウトリニティ”!

大魔王たるジオウとその家臣・ゲイツウォズ

三位一体となって未来を創出する時の王者である!

結果、本人はやり切ったテンションだが場の空気は固まり、ジカンデスピアの「カマシスギ!」という突っ込みが入ったしかもこの時ジカンデスピアはまだ出現していない)。
結局祝辞はこれで通すことに決めたらしく、二度目以降も披露している。


【性能】

通常のジオウから2倍~3倍近いスペックに強化されていたジオウⅡだが、トリニティはそこから更に1.5倍ほど強化されている。
また、腕部及び脚部に搭載された「アローインテグレーター」によって一本化された3人の腕力・脚力は扱い易さとともに圧倒的な破壊力を生み出し、
ジオウⅡやゲイツリバイブ同様に対応するウォッチなしでアナザーウォッチを破壊する力を獲得し、アナザーライダー撃滅を可能としている。

頭部「トリニティキャリバー」の視覚装置である「インジケーショントリニティアイ」は各色で独立運用され、各々に視覚情報が転送されるほか、
「イ」と一体化した長短二本の針からなるデータ収集装置「トリニティクロックブレード」は、
長針「トリニティバリオンハンド」が敵の行動を予測し、短針「トリニティメソンハンド」が自身と敵の間合いや射撃攻撃の着弾点などを計測する。


胸部と両肩部のデンカメンデバイス装甲「ブレスタージオウ」「ショルダーゲイツ」「ショルダーウォズ」は、
各ライダーの意識をバイオフォトン抽出*3により内包しており、それぞれが主導権を握っていない間の意思伝達装置としても機能……
早い話がここで喋る。高岩さんの演技力の見せどころである。

各仮面を繋いでいる胸部装甲「トリニティアーマー」は破壊不能の硬度を持ち、3つを統合して三位一体を成し遂げるジオウトリニティの要。
前述の「クロックオブザラウンド」もここに内包されている。
また、ボディースーツ「リコンストライクスーツ」は素粒子還元した変身者たちを1つに再構成することで、内部に3倍の密度を持つ強靭な身体を生成。
更に身体の各部に「ライダー」と刻まれた黄金装甲「カリグラフィーソナフレーム」*4を配し、
互いに干渉しあうことで「トリニティーシールダー」と呼ばれる防御フィールドを形成している。

帯状の装甲兼生体強化装置「サーベラスアーマライナーM」はジオウ・ゲイツ・ウォズの各バンドライナーから発展し、頭部とベルトを繋いでいる。
腕部「トリニティタイムアーム」にもそれぞれ装置が搭載され、右腕にゲイツが変化した「サーベラスアーマライナーR」、
左腕にウォズが変化した「サーベラスアーマライナーS」が融合し、頭部から手首までを繋いでいる。
これらはより高い性質を備えた「ハイスムースグラフェニウム」製軟質金属装甲で、
動きを妨げることなく正中線と左右側面の守りを強固なものとし、内部にエネルギー路を備え各部に生体エナジーを供給する役割を持つ。

脚部「トリニティタイムレッグ」の脛部装甲「キュービックレッグアーマー」内には、
あらゆる蹴り技を合成して1つの技へと昇華させる装置「キュービックアーツ」を搭載し、
必殺技発動時にはトリニティーシールダーを攻撃に転用し、破壊力を高めることができる。

手足の金属装甲「ソナバイト」はジオウとゲイツのグラフェニウムバイトおよびウォズの金属装甲から発展し、攻撃時に鋭利な切れ味を付加する。


主導権は主にソウゴにあるが、他の2人も権利を委譲されれば主導権を持つことができる。
この場合、顔の該当する色の部分が点滅&各電子音声によるライダー名のコールによって切り替わる*5
一方、3人がある程度行動の指針や目的意識を合わせる必要があるらしく、
3人の意思が合ってないと残る他の2人によって強制的にブレーキが掛けられてしまう欠点を抱えている。
逆を言えば他の2人がストッパーとなることで暴走を抑えている可能性もある。

またジオウトリニティの登場以降、ゲイツリバイブの身体に負担がかかる描写が無くなり、積極的に使用するようになったことから、
「トリニティになることでそれまで各ライダーに蓄積されたダメージが回復・相殺されるのではないか」という考察もされている。

因みに変身の優先権はトリニティのウォッチを持つソウゴにあり、起動するとゲイツとウォズを強制変身させて合体する。キバ編では仮面ライダーギンガを前に変身を強行したため息が合わず、蹴散らされてしまった。
戦闘力自体は相応に高く、電王編では『仮面ライダー電王』本編中でほぼ無敗だった仮面ライダーゼロノス ベガフォームを一発で変身解除に追い込んでいる。
だが、苦手分野も存在し、ジオウⅡやゲイツリバイブの様な戦闘用の特殊能力は無い為、ギンガの様な特殊能力の塊みたいなライダーや巨体で尚且つパワーやスピードも優れている相手はシンプルに相性が悪い。

【装備】

ジカンギレードやサイキョーギレード、ジカンザックス、ジカンデスピアなど、元のライダーの時に使っていた武装をそのまま使用可能。
各武装の使用時にはその持ち主が肉体の主導権を握る。
勿論ジカンギレードとサイキョーギレードを合体させたサイキョージカンギレードも使用可能。
この時だけ顔が1つ増えてライナーフォームになる(あちらはライダーに1つ+武器に4つだが)。

  • ジオウトリニティライドウォッチ
ジオウトリニティへの変身に使用されるライドウォッチ。
正面のメーンモニター「ピクトウィンドウ」にジオウトリニティの顔が表示されている。
常時は保護・ロック機構「レイヤードロックベゼル」で覆われており、その名前通り層状の3枚の装甲で構成されている。
ジクウドライバーにセットすることで1枚目を展開し、能力解放弁「ユナイトリューザー」を操作して残りを展開する。
レベルに応じてウォッチの能力が段階的に開放される。

また、展開した状態の装甲はジクウドライバーの拡張デバイス「オーバーザイトクロック」となり、
メーンディスプレイ前部に展開して軸合わせにより同期することで、ジクウドライバーの処理能力を1.5倍に引き上げる。
これにより高い負荷がかかるウォッチを安全かつ確実に運用可能となっている。

EP29にて海東大樹/仮面ライダーディエンドに依頼し白ウォズが奪取したジオウライドウォッチⅡと、
ゲイツリバイブライドウォッチを白ウォズが自身を一角として三角形に掲げることで、彼から生み出されるように出現しかけた。
続くEP30にて、「自分の未来に繋がらないなら世界を破滅させるしかない」とアナザーブレイドを利用し世界を破滅させようとした白ウォズが、
ソウゴの「勝手に未来を決めつけるな」という叱責を受けて「新たな未来」に賭けることを決め生成。奪ったウォッチと共にソウゴに手渡した。

なお、このウォッチの出現及びジオウトリニティ生誕により、
「ソウゴがオーマジオウになる」あるいは「ゲイツがオーマジオウを討伐する」とされていた「オーマの日」が、
「ソウゴとゲイツ、ウォズが心を一つにしてジオウトリニティになる」という形で到来することになった。


【必殺技】

  • ソロタイムブレーク
ジオウトリニティウォッチのスターターを1回押して発動する必殺技。劇中未使用。

  • デュオタイムブレークバースト
ジオウトリニティウォッチのスターターを2回押して発動する必殺技。劇中未使用。

  • トリニティタイムブレークバーストエクスプロージョン
ジオウトリニティウォッチのスターターを3回押して発動する必殺技。
ジオウの「タイムブレーク」、ゲイツの「タイムバースト」、ウォズの「タイムエクスプロージョン」を1つに纏めたような技。
発動と同時にキックを放つジオウ・ゲイツ・ウォズの幻影が出現し、空中に連なる無数の「らいだー」「きっく」の文字が出現。
さらに大量の「キック」の文字が敵を取り囲み、背後には時計型のキューブも発生。
3人の幻影と融合しつつ「らいだー」「きっく」の文字を突き進み、敵を囲んでいる「キック」の文字が一つになる瞬間に飛び蹴りを叩き込む。
そして蹴り飛ばした標的を背後のキューブに叩き込み、カウントダウン後にタイムバーストのラグによるダメージも合わさって爆散させる。

初使用となったアナザーブレイド戦以外では基本的に3人の幻影が融合するのみで、他のエフェクトは出現しない。
EP32のアナザーアギト戦では仮面ライダーアギト トリニティフォームの「ライダーシュート」と共にダブルライダーキックを放ち、
EP34のアナザー響鬼戦では京介が変身した響鬼の音撃打に合わせて上段蹴りを叩き込んでいる。
EP38ではワームの超巨大隕石に対して飛び蹴りを放ち、ヒットと同時に大量の「キック」「きっく」「キック」の文字が隕石を囲むように発生した。
EP48ではオーマジオウにサイキョージカンギレードを突き刺したまま発動し、巨大な光の刃を伸ばして崖に激突させた。

  • キングギリギリスラッシュ
サイキョージカンギレードを用いた超必殺技。アナザーアギト戦で使用。
アナザーアギトの1体にサイキョージカンギレードを突き刺したまま合体・発動し、巨大な光の刃で大群を薙ぎ払った。
EP48ではオーマジオウに放つも、素手で払い除けられてしまった。


【歴史への影響・考察】

「オーマの日」がこの形態の誕生という形で迎えられたことにより、「オーマジオウの消えた未来」は訪れなくなっている。
それに伴い白ウォズも歴史から消滅したが、彼がもたらしたゲイツリバイブの力と、ウォズ、シノビクイズキカイら未来ライダーの力は残されている。
これは、「仮面ライダーウォズを含めた未来ライダーの力と“仮面ライダーゲイツリバイブ”は2019年に現れる」
という事象そのものは、ゲイツが現代に介入しソウゴと行動を共にする限り確定しており、
仮に白ウォズの介入が無くてもこれらの存在は何かしらの形で2019年に存在するようになっている、と取れる。

というのは、そもそも「オーマジオウの消えた未来」が発生するためには、
オーマジオウを倒すことのできるゲイツリバイブが「オーマの日」までに現れるという前提が不可欠となる。
つまり、言い換えればゲイツリバイブが誕生しなければこの歴史はそもそも存在せず、
その場合白ウォズは2019年に来ないどころか存在すること自体不可能となり、未来ライダーの力も2019年には現れない。
つまり、白ウォズの存在・行動はゲイツリバイブ誕生の前提にはならない。

黒ウォズの方も同じことが言えるが、「ウォズ」の介入が無ければオーマジオウ/ゲイツリバイブは誕生しないとしてしまうと、今度はウォズの存在そのものが「タイムマシンの設計図のパラドックス*6」になってしまう。
このため、「『新しい未来』以外の歴史の成立にウォズは不可欠ではない≒ジオウトリニティに変身するウォズは存在が確立される」と推測できる。

つまりは黒ウォズがいなくともオーマジオウは存在し、白ウォズがいなくともゲイツリバイブは存在しうるということである。
であれば、「オーマの日にオーマジオウとゲイツリバイブが戦う」という事象そのものはどちらの歴史でも起きており、
オーマジオウが勝てば逢魔降臨暦の未来へ、ゲイツリバイブが勝てばオーマジオウが消えた未来へ分岐するということになるが、
現実にはその対決は前倒しで起きかけたが決着はつかずじまいとなった。

要は、各ウォズは「自分の未来を確立させるため過去の推し魔王/救世主をフォローするために来た」だけで、彼らの存在なくてもオーマの日のオーマジオウvsゲイツリバイブはいずれ来る、ということである。
たまたま白ウォズの存在があってジオウの新たな力が生まれ、オーマの日をジオウトリニティという形で迎えた、ということである。

一方でこの形態は「逢魔降臨暦」にも記載されていない全く新しいフォームであるが、肝心のオーマジオウは未だに健在である。
「逢魔降臨暦」はソウゴの行動による変化を反映して自動的に書き直されていくため、
この時点で「逢魔降臨暦の未来」へ繋がる可能性が大きく増大したことになる。
オーマジオウに影響する歴史改変は、描写されている限り「常磐ソウゴが仮面ライダージオウであるか否か」の一点に限られているらしい。


なおゲームチャート風にまとめると
  • 宇宙の神様葛葉紘汰のアドバイスに従い「ゲイツの自力でヘルヘイムの森脱出イベント」を発生させる
  • これに伴って黒ウォズが門矢士を呼び寄せ、「オーマジオウ対面イベント」やそれに伴う「ベルト交換イベント」が発生する
  • やがて救世主ルートの未来から現れた白ウォズによりミライダーやリバイブ、黒ウォズライダー化フラグが立つ
  • 士によってバスジャックからツクヨミ生還、ゲイツと十分に友情を育んで和解を成立させる
  • オーマの日に白ウォズに説得を行う
……というあまりに面倒臭すぎる過程を踏んでトリニティが成立している。

【小説 仮面ライダージオウにおいて】

第四の歴史のソウゴとアナザーオーマジオウトリニティとの戦闘中、突如ゲイツとツクヨミ、意匠の異なるジオウトリニティライドウォッチが出現*7

仮面ライダージオウトリニティ バージョン・ゲイツ&ツクヨミが誕生した。
友との絆が引き出すソウゴの本質的な強さは、オーマジオウが統べた平成ライダーの力を徐々に上回り一進一退の攻防の末、両者のアーマーとウォッチが破損。オーマジオウに敗北を認めさせるに到った。


【余談】

  • 本文でも散々触れたネタではあるが、「顔が4つある」という点から仮面ライダー電王 クライマックスフォームを連想する声が非常に多く上がった。
    東映公式サイトでは「高岩劇場」と言われているトリニティの変身シーンだが、明らかにクライマックスフォームオマージュのシーンも多いので当然といえば当然ではあるが。
    電王編で合体に巻き込まれた(ゲイツに憑依していた)モモタロス「てんこ盛りか?」と述べている。


  • この形態は強力無比な戦力ではあるのだが、アナザーライダーはジオウⅡとゲイツリバイブで倒すことができ、
    後にウォズもギンガファイナリーの力で撃破可能になったため、わざわざ人数を減らしてしまうこの形態への変身は議論の的になることもある。
    実際、アナザーアギトの増殖個体相手に変身した際は、ゲイツから「逆じゃないのか?」とツッコまれている。これについては、単にソウゴが「仲間と力を合わせる」この形態を気に入っているからだと思われる。
    白ウォズはこの形態を「3人が互いを思う力」と称しており、EP48でのオーマジオウ戦では撃破こそできなかったものの、足止めに成功し、「私が若き頃には、ここまでの力はなかった……!」と言わしめた。
    『小説 仮面ライダージオウ』ではジオウトリニティの武力は最強とは程遠いが、ソウゴの強さの根元はウォッチとドライバーによる補助や平成ライダーを束ねた武力ではないとして、絆により本質的な強さを引き出した、この形態でオーマジオウを打ち破っている。

  • 先述の通りトリニティ繋がりのアギトとはEP32で仮面ライダーアギト』の挿入歌である「BELIEVE YOURSELF」を処刑用BGMに共闘し、「六位一体」を披露してアナザーアギトファンを大いに歓喜させた。


これは…祝わねばなるまい!!

祝え!ジオウトリニティと、アギト トリニティフォーム

三位と、
合わせて六位一体の力が……

もういいから!とにかく、これなら行ける気がする!

行くぞ!

ちなみに「宇宙船」によると、「BELIEVE YOURSELF」については当初予定になく、杉原監督が音入れ作業に入ってから不意に思い立ったもの。
そのため音源が用意されておらず、TSUTAYAをハシゴして借りてきたらしい。

  • 初期案ではゲイツとウォズは敵ポジションであり、トリニティは「敵の力をも使用する禁断の強化フォーム」という位置づけになっていた。
    ちなみに実際には上記のようになったわけだが、実は「敵との合体変身」というパターンは仮面ライダークローズエボルという前例があり、全くあり得ないわけではない。

  • ジオウトリニティへの変身、オーマの日を迎えたという証か、ジオウトリニティ登場回から「○○(西暦)」だったサブタイトルが「(西暦):○○」へと変化している。



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最終更新:2023年03月10日 17:57

*1 そもそも「顔に文字」というデザイン自体特撮では『侍戦隊シンケンジャー』でやっているが、漢字一文字か単語かの違いで大分印象が変わる。ちなみにシンケンジャーも『仮面ライダーディケイド』にゲスト出演している。

*2 演者さんこと奥野壮氏のアドリブらしい。よくわかってらっしゃる

*3 「バイオフォトン(生体光子)」の研究は仮説が科学的に証明されており、意識にも深く関係している。

*4 「カリグラフィー」はアルファベットなどを美しく見せる手法を意味する言葉だが、ソウゴにとっては金色のカタカナの「ライダー」が美しい文字ということかもしれない。

*5 例えばウォズの場合、「ダー」の部分が点滅して、「ウォズ!」とコールされる。

*6 簡単に言うと「ある日未来から渡されたタイムマシンの設計図から作ったタイムマシンを使って歴史を変え、やがて同じく設計図をその”変えた歴史の過去”に渡す場合、”変わる前の歴史の未来から来たはずの最初の設計図”はどこから来たのか」というパラドックス。この場合の”設計図”はウォズ。

*7 白ウォズが『ゲイツ、マジェスティ』での野望の障害となる裏ソウゴの計画を阻止するためノートの力で干渉したと推測されている