漆黒の騎士(FE)

登録日:2010/02/12 Fri 16:48:38
更新日:2024/04/10 Wed 18:11:55
所要時間:約 7 分で読めます






……貴様ごときに私の相手が務まると思ったか?



身 の 程 を わ き ま え よ。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


ファイアーエムブレムシリーズの『蒼炎の軌跡』『暁の女神』に登場するキャラクター。
英語表記ではBGM等で「Dark Knight」と呼ばれるが、海外版での名称は「Black knight」になっている。
日本語に訳すと「黒騎士」といったところ。こちらの方が原典に近いが。

ファンからは「しっこく」の愛称で呼び親しまれている。


CV:間島淳司

クラス
【蒼炎】ジェネラル
【暁】漆黒の騎士(ダークナイト)


デイン王国における4大将軍【四駿】の一人。真紅のマントに何者の攻撃も受け付けない漆黒の鎧を纏った騎士。
軍内でもその素顔を知る者はおらず、対峙する相手に不気味な印象を与える。

漆黒の鎧は女神の祝福を受けており、女神の祝福を受けた武器以外の攻撃をすべて無効化する。
そのため、漆黒の騎士にダメージを与えられるのは同じ女神の祝福を受けている神剣「ラグネル」やラグズ王の武器のみである。
ベオクの身でありながら、ラグズの猫族でしかも優秀な戦士であるライですら自分の敵ではないと言うほどの高い戦闘力を誇る。

【四駿】に選ばれるだけあり、一武人として優秀なだけでなく指揮官としての仕事もキッチリこなすことができ、彼を慕う部下も多い。
他の【四駿】が良識人のブライスを除けば、ヒャッハー思考なプラハとしっこく以上に不気味なベウフォレスとまともな面子がいないせいもあるが。

【蒼炎の軌跡】


○ステータス
ジェネラル LV20
HP:60
力:30
魔力:17
技:30
速さ:27
幸運:11
守備:30+5
魔防:22
重量:18
体格:13
移動:6
スキル:回復/月光
属性:闇
剣S槍A

○所持品
  • エタルド
剣★ 威力18 命中80 必殺5 重さ20 射程1~2 耐20 守備+5


『蒼炎』7章にてかつての剣の師匠でありアイクの実父、グレイルと戦う。
グレイルと正々堂々とした一騎打ちを望み、使っていた神剣「ラグネル」を渡したが拒否され、グレイルが万全の状態でないこともあって殺してしまった。
(この時、漆黒の騎士はグレイルが利き腕の腱を断ち、戦闘ではもう使えないことを知らなかった)


それ以来アイクの宿敵となり、たびたび戦うことになる。



ガチャッ



ズシッズシッズシッズシッズシッズシッズシッズシッ…





……この程度の兵力に、てこずるとは……
私の見込み違いということか?



次に登場したのは11章の港町トハ。

マップのある地点を通過、またはボスと交戦すると、
上の台詞を吐きながらマップ中央のなんの変哲もない民家からいきなり増援として登場する、というお茶目っぷりをみせる。
しかも、蒼炎においてこの増援のみ敵ターンの始まる直前に行われる。
出現を阻止しようと民家の前に味方を待機させてもすり抜け、横に移動するため出現阻止も不可能。*1

名称こそジェネラルだが実質的には一般的なジェネラルと異なる専用枠で、そのステータスは同作屈指。
ライが「あの重装備で、あれだけ動けるなんざ、はっきり言って詐欺ですよ」と愚痴るのも当然で、 速さ27 (一般的なジェネラルの速さ上限は24)というふざけた数値を誇る。 
専用武器である神剣「エタルド」は剣でありながら衝撃波による間接攻撃も可能で、ゲーム内においてはただでさえ高い守備に+5の補正がかかる鬼畜性能。
自軍のジェネラルも騎士の護りを持たせて育てれば主要ステのカンストは難しくないが、上限値と専用武器の差は埋めようがない。

直間両用武器である神剣エタルドと守備半減効果を持つ奥義『月光』で、こちらの軍を文字通り一撃で斬り殺していく姿はまさに絶望としか言いようがない。
そもそもパラメータ云々以前に、鎧の力により後半に入手できる「ある武器」でしかダメージを与えられないようになっている。


一体なんなんだコイツ。


ポケモンで例えるなら、ジムバッジを2、3個手に入れてゲームに慣れたところに、
なんの変哲もない草むらからいきなり絶対にモンスターボールで捕獲出来ないレベル100パラメーターMAX寸前のミュウツーが出てくるようなものと言えばその恐ろしさを理解してもらえるだろうか。いやまあそんな漫画もあったけど

あまりの不意の登場による殺戮によってリセットしたプレイヤーは数知れず。
そして誰が呼んだか言い始めたか、彼が登場する民家はそのインパクトによって「しっこくハウス」と呼ばれるようになった。

一応、戦闘前のシナリオデモで漆黒の騎士がこのマップの敵将マッコヤーに協力を申し出るという前フリはある。
しかしそれを踏まえてもまさか民家から登場するとは普通思わないだろう。

ちなみにこのマップ、アイクとしっこくを戦闘させて生存させた状態でクリアするとちょっとしたイベントが追加される。

マップクリア後には時間稼ぎのために残ったライと戦闘。

「かなり、やる。だが、私の敵ではないな」
と言って追い詰めるが、「この騎士は自分には手出しすることができない」と意味深な台詞を言ったセフェランの乱入によりライを逃がすことになった。




次の登場は24章。こちらはスタート地点から追っかけてくるというものであるが、マップ自体が広い上に出現も遅いのでさほど脅威にはならない。

マップクリア後のイベントで再びアイクと戦う。
アイクの剣術は彼に十分通用するほどに成長していたが、女神の祝福を受けた鎧を着ていたため、普通の剣が通用しなかった。
そして彼はアイクに神剣ラグネルを持って再び自分と戦えと告げて去っていった…

ちなみにマップ上でアイクとしっこくを戦わせて生存させると、
マップクリア後のイベントを先送りする形で上の会話が発生し、撤退していく。


そして、物語終盤である27章の舞台、クリミアのナドゥス城。
今度こそ正々堂々とした一騎打ちを挑むこととなる。
この時の出撃メンバーはアイクとミストだけ。

漆黒の騎士はアイクしか攻撃しないので、思う存分一騎討ちを楽しもう。

この時、普通にアイクを育てていたならば大体のステータスは両者互角に近いのだが、守備だけは重騎士である漆黒の騎士の方がだいぶ高い。
よってスキルを使わないと力がカンストした状態で攻撃を全部当てなければ倒すことができない。

漆黒の騎士の月光によってアイクが斬り殺されてしまう可能性も否めないが。

勝利条件が「漆黒の騎士の撃破 or 5ターン生存 or アイクの離脱」なので戦わずにクリアも出来るが、物語の展開的にも気分的にも漆黒の騎士は撃破したいところである。

彼を倒せたか否かで物語が若干分岐する。

5ターン以内に倒せなかった、もしくはアイクを離脱させた場合、彼らの元にナーシルが現れる。
ラグズの竜鱗族としての正体を見せた彼は孫娘のイナをアイクに託し、漆黒の騎士を道連れにナドゥス城を崩壊させ瓦礫の山に消えていった…

漆黒の騎士を撃破できた場合、デイン兵が起動した仕掛けによりナドゥス城は崩壊。
ナーシルに導かれたアイクは命からがら脱出する羽目になるが、父から受け継いだ剣術によって宿敵を討ったことで本当の意味で父の死を乗り越えることができたのである。



どちらに分岐しても瓦礫に埋もれてお陀仏になる結末が待っており、【蒼炎の軌跡】における彼の役目はここで終わる。
また、本編クリア後に解禁されるトライアルマップでも、彼を仲間にすることが出来ない。残念。






【暁の女神】

(本作未プレイの方はネタバレ注意)











○ステータス
漆黒の騎士(ダークナイト) LV20
HP:70
力:38
魔力:18
技:40
速さ:30
幸運:20
守備:35+5
魔防:25
重量:25
体格:13
移動:6
スキル:体当たり/月光/治癒/見切り
剣SS槍S

○所持品
  • エタルド
剣★ 威力18 命中80 必殺5 重さ20 射程1~2 耐20 守備+5

  • 調合薬(暁・1部)
HPを40回復


ナドゥス城の崩壊に巻き込まれて死亡したと思われていたが、『蒼炎』から3年後の本作で再登場。
マントのデザインが少し変わり赤と黒のツートンカラーになり、よりダークな印象を受ける。
また鎧には刀傷があり、3年前のアイクとの激闘を匂わせる。

アイクの発言、ナーシルが健在なことから前作で漆黒の騎士を撃破したルートが正史になっている。 

第一部9章にて戦勝の宴による喧騒を避けて1人でいたミカヤが襲撃を受け、命を狙われた時、味方として現れる。



3年の月日を経てもその強さは変わらず、
むしろ漆黒の騎士専用の月光(守備無視で力×5倍ダメージ+武器威力)で更に強くなっている。
力38の漆黒の騎士がエタルド装備で月光を発動すると208というダメージになり、
このマップの敵のHPは30~40程度、漆黒の騎士のHPは70、本作で最もHPの高いラスボスですら150であると言えばオーバーキルどころの火力じゃないことが分かるだろう。


このチートのような月光で斬り殺されていく敵を見ると「もうやめて!敵のHPはもうゼロよ!」と言いたくなる。

彼の代名詞である上記の台詞は、このマップで敵将ジェルドと戦わせることで発生する。
この手の台詞はバトルものではありがちだが、この男に言わせると説得力がありすぎて笑いがこみ上げてくるのでよくネタにされる。
のちにSNSのLINEで配信された『ファイアーエムブレム 絆スタンプ』でもこの台詞が抜擢されている。
よく勘違いされやすいが【蒼炎の軌跡】ではこのような台詞は一切発していない。
そしてこのマップも誰が呼んだか言い始めたか、
「おいでよ どうぶつの森」を捩って「おいでよ しっこくの森」、もしくは「しっこくの森」と呼ばれるようになった。
ちなみにこの章のタイトルは「闇よりの生還者」。
まさに彼にピッタリなタイトルである。

こうしてデイン解放軍に加わり、続く第一部終章でもプレイヤーの任意で出撃できる。2周目ではここで出撃させることがあるキャラクターの加入条件になるので、必ず出撃させよう。
しっこく単騎で俺TUEEE!なプレイを楽しむのも一興だが他のメンバーに経験値が回らなくなるため要注意。

デイン王国の解放を見届けると再び行方をくらました。

次の登場は第三部6章と遅い。
味方増援として現れる。
あまり育ってないと思われるデイン軍メンバーにとって素晴らしい壁になってくれるだろう。

そして続く7章「両勇、相討つ」。
ついに3年の時を経て再びアイクと相見える。
この時にアイクで先頭を行わせると、実は『蒼炎』にて、
クリミアのナドゥス城で戦ったのは漆黒の騎士本人ではなく、彼の精神と鎧を転移させただけのものだったことが判明する。
そのため、精神と鎧だけで戦うのと生身の身体で戦うのは戦力に差異が出るというのだ。
つまり、ある意味でアイクと漆黒の騎士は本章で戦ったのが最初と言える。
ここでの戦いが終わると、再びどこかへ去っていった。

めったにないことだが、育ったレテあたりが相手の場合は6章で倒される可能性がある。まぁ死なずに逃走するのだが
その場合は7章で敵として出てこなくなるので戦力的には楽になるが、
アイクとのイベントが発生しないのでセフェランの死亡やペレアスセネリオのイベントの未決も確定してしまう。

しっこく「……銀の髪の乙女よ……今、参る……」
次の登場は第四部2章
コイツほどの男が石になるはずもなく、またしてもミカヤの危機を救うために現れる。
しかし、デインが危なかったのにコイツは今までどこで何をやっていたのか。

自軍ユニットではなく第3勢力。
放っておくとボス以外の敵キャラを皆殺しにしかねない、本マップ最大の敵である(育成面で)。

ならば動きを封じようと「救出」を行おうとすると……、
しっこく「……無用だ。乙女の守護こそ我が役目なれば……」
(´・ω・`)
戦闘が終わると、ミカヤに自分の元へ来るよう誘うが、断られた。

以下ネタバレ


彼の正体はベグニオン帝国軍総司令官ゼルギウス
3部後半でデインの危機に来なかったのも単純に「ゼルギウス」として戦場に出ていたため。
『蒼炎』で漆黒の騎士と一度戦ったライが、ゼルギウスと戦った際に気付き、アイクに警告する。
第四部終章Area2にて再びアイクと対面した際に兜を脱ぎ、その正体を現す。
そしてアイクとの長きにわたる因縁に決着をつけるため、一騎打ちとなる。



のだが……、



この一騎討ち、鎧が女神の祝福を失ってしまっているので重装系に特効をもつハンマーで挑むと非常に残念な決着になってしまう。
空気を読んでアイクはラグネルを装備しよう。なんなら親父の形見であるウルヴァンでも良い。
最後はアイクを通してかつての師と戦えたことに感謝し、自分の人生は決して無意味ではなかったと信じて逝った。

また、彼の遺品である神剣エタルドはアイクに回収され、以降は自軍のユニットに装備させることができる。
ちなみにパチモノとはいえ、エタルド+月光を再現できるのは自軍ではメグのみであり、
ファミ通の攻略本では「漆黒の騎士の後継者か?」とネタにされている。

なお、大陸一の名将と名高い彼の指揮レベルは0である。……あれ?
彼の配下のルベールが2であるにも関わらず0である。
軍の指揮経験の少ないサナキが4もあったり、明らかに彼女より戦闘経験の多い姉のミカヤが0だったり指揮レベルの基準はガバガバ

更なるネタバレ
実は印付きであり、元デイン軍人。
自分の正体を隠すために除隊するが、あてもなく放浪していたところを彼の境遇に同情するセフェランに拾われる。
以後は彼に忠誠を誓い、裏で暗躍することになる。
『蒼炎』時はセフェランの命令で「漆黒の騎士」と名乗り、デインに間者として潜入。
ライとの戦闘時にセフェランに手出しをすることができないと言われた理由は、単純に自身の主君であったためである。

『暁』時、デイン復興に力を貸していたのもセフェランの命令である。
加えてゼルギウス自身も同じ境遇のミカヤに自分を重ねているようであり、その後も彼女を守るためにたびたび現れていた。
第三部6章で彼女の前に現れたのは、女神の粛清から逃れさせるためだった。










【他作品】


ファイアーエムブレム 覚醒』の追加コンテンツ『異伝 王対王 封印編』に敵として参戦するが、
グラフィックが汎用ジェネラルの使い回しの上、見事に素顔を晒してくれている。
クラス名こそジェネラルだが、覚醒仕様なので剣すら装備できない(エタルドも存在しない)。
本作での過去作キャラはマイユニットの使い回しだが、タチの悪いことに彼の正体であるゼルギウスそっくりの顔になっている。
アルムの例があるので追加クラスで固有のグラフィックが出ることが期待されていたが、そのようなことはなかった。

さらにDLCマップ『光対闇 闇編』では一時的に味方となったギャンレルに「漆黒の騎士」という呼び名を笑われたりと煽られる始末。
もっとも、スキルが大盾・月光、装備が勇者の槍とガチなので他の同盟軍に比べて強い。

とは言え、グラフィックとテキストの両面での酷い扱いにガッカリしたファンは少なくない。






そして……。






全国のしっこくファンの皆さんお待たせしました!

2015年7月31日、満を持して『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』の有料DLCでプレイアブル参戦!!















……Miiファイターのコスチュームとして。


しかしこのコスチューム、体型こそアレだが高いクオリティで再現されており「体型以外は完璧」と称されるほどに出来がいい。
神剣エタルドもバッチリ再現されている。

残念ながら本人の参戦とまではいかなかったが、
しっこく鎧を着てスマブラで暴れまわることができるようになったことに歓喜したファンは多いだろう。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』ではアシストフィギュアとして満を持して参戦。
硬い・強い・遅いを地で行く挙動であるが、離れていてもワープして近づくこともあるので威圧感は半端ない。撃墜はできるものの接近戦は無謀に等しいので倒すのは容易ではないだろう。

また、ゼルギウスがスピリットで登場するが相手として登場するMiiファイターのコスチュームといい流れるBGMといい、さらに超化できるが超化させると…。
…10年以上前なので今さらとはいえ公式はもはや隠す気ゼロの模様。


カードゲーム『ファイアーエムブレム0』において、
彼を含めた『蒼炎の軌跡』のキャラクターが登場する第3弾の発売を記念して行われた2015年12月5日のニコニコ動画の生放送では、
本来漆黒の騎士というキャラクターは存在しておらず白い鎧の一般ジェネラルとしてデザインされていたが、
開発を進めていくうちに主人公アイクのライバルキャラクターを出すことが決まり、鎧を黒く染めた上で1人のキャラクターとして再デザインされたということが明かされた。


【ヒーローズ】


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


2017年9月、ついにヒーローズ参戦。イラストはDaisuke Izuka氏。
原作と同じく赤属性の剣・重装ユニット。戦渦の連戦の報酬として登場した。

武器スキルは当然、敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する『エタルド』
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、守備+6『金剛の構え3』
BスキルはHPが50%以下の味方の隣接マスへ移動可能『救援の行路3』
専用奥義は敵の守備、魔防-80%扱いで攻撃『黒の月光』

性能としては配布ユニットだけあって微妙などと言うことはなく、剣士枠として採用するエクラが絶えないほど実力には定評がある。何より原作再現のエタルドの恩恵が大きい。
当時、重装・剣の遠距離反撃武器は彼だけで弓、暗器の相手は擦り傷程度で対応。
守備は他の重装達とは劣るがHPの高さでカバーしている。
ダメージは少量でも専用奥義が発動してしまえば軽く30~40も平気で叩き出せる。

ステータスはHPは48と結構高めで速さは34だが当時の重装ユニットでは速い。守備はそこそこあるが魔防は重装共通としてやはり低い。

青属性の魔法や重装特攻相手では分が悪く、専用奥義のカウントも重めで発動する前に倒されてしまう。
守備自体も重装にしては歩行ユニット並の数値で若干期待出来ない。
相手が風薙ぎ持ちのマムクートや、突然のダイムサンダのような青魔法持ちなどに要注意。

2021年5月のアップデートでラグネルと共に錬成可能。
特殊錬成は奥義が発動しやすい
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4
ステータスの強化は勿論だが特に奥義が出しやすいメリットが大きい。
奥義隊形に継承させていれば反撃で即発動出来る。

また、戦闘演出では奥義発動時に「身の程をわきまえよ」の名言が飛び出したり、
上記の通りバトルマップ初出が上述の通り「しっこくハウス」を忠実に再現したステージになっているなど、そっち方面のネタにも対応している。

メインストーリー1部13章で 港町の死闘 という上記のしっこくハウス(というか港町トハ)を再現したマップで 案の定民家から増援として登場
出現場所が民家の 2マス下 だったために挟まれてしまい逃げられなくなってミンチにされる(もしくはネタでわざとミンチにされに行った)エクラも。
他の所では一切中盤にストーリー前のセリフとか専用BGMとか無かったのにここだけ最初に しっこくのテーマと共に漆黒の騎士のセリフが入っている
そしてこのマップは恒例の生存マップであり、 しっこくはチート聖印の効果で無敵 。原作再現も完璧である。
さらにステータスがノーマルの時点からアホみたいに高く、本編ルナティックの時点でも凄まじいステータスだが連戦トライアルとか縛鎖の迷宮では FEH最強クラスのステータスを誇る怪物と化す
しかもしっこく、デフォスキルで救援の航路を持っているため、 他の敵を仕留めそこなうとそいつの隣に颯爽とワープして襲い掛かってくる
図ったようにこのマップのモブは 叩き込み とか 一撃離脱 とか攻撃後に1マス開けるスキルを持っており、しっこくの援軍による即死反撃を狙ってくる。

出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

更に、2018年1月からはゼルギウス名義としても登場。イラストも引き続きDaisuke Izuka氏。
漆黒の騎士と同じ剣・重装ユニット
しかもその姿は第四部で漆黒の騎士の兜を外して正体を見せた時のもの。兜は左手に抱えており、最早隠すつもりは一切無いようだ。

武器は漆黒の騎士同様『エタルド』。奥義の『黒の月光』も同じ。
Aスキルは敵から攻撃された時、戦闘中、攻撃+6の『鬼神の構え3』
Bスキルは自分のHPが80%以上の時、周囲2マス以内の味方の隣接マスに移動可能になる『転移の粉』
Cスキルはターン開始時、十字方向にいる自身よりHPが1以上低い敵の強化を+ではなく-とする『恐慌の奇策3』

ステータスはHPと速さ以外は漆黒の騎士を上回っており、重装の移動力の低さを転移の粉でカバーしている。
圧倒的なタイマン性能と高ステータスで最強クラスの強さを持ち、高い人気を誇るユニット。
黒の月光の出しするように一時期はエタルドを外して『キルソード鍛(錬成)+遠距離反撃+奥義隊形』の編成が流行っていた。
ただもちろん弱点もあり、やはり剣殺しやキャンセルを持つ相手には返り討ちに遭いやすいという点に加え、魔防が控えめなので、マムクートの相手もやや苦手という点。
転移の粉も重要性が低いため、他のBスキル(主に攻撃隊形か奥義隊形)を継承してくるのが必須とされている。

こちらも錬成可能で現在はエタルドに戻されている。

多くは語らぬ。此度の冬祭りを成功に導くまで。

2022年12月のクリスマスでなんと超英雄で初抜擢。イラストは山田孝太郎氏。
重装ユニットは変わらずだが剣を置いて緑属性の斧で参加。
公式Twitterのシルエットではその存在感から即座にバレた。家から登場する彼が今度は煙突
こんな恰好しながらもプレゼントを配る使命は律儀に果たす。

武器スキルは『荘厳なる祝福の聖斧』
奥義が発動しやすい
戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、かつ攻撃時発動の奥義装備時、戦闘開始時の敵のHPの割合に応じて以下の効果を発動
20%以上なら、最初に受けた攻撃のダメージを&40%軽減
40%以上なら、さらに戦闘中、敵の攻撃、速さが、戦闘開始時の敵の攻撃の25%-8だけ減少(最大10、最低0)
60%以上なら、さらに敵の絶対追撃を無効かつ自分の追撃不可を無効
Aスキルは敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃するかつ戦闘中、速さ+5の『遠反・飛燕構え』
Bスキルは『奥義隊形4』
戦闘開始時、自分のHPが40%以上の時、自身の奥義発動カウント変動量+1、敵の奥義発動カウント変動量-1
戦闘中、【回復不可】を50%無効、戦闘中、奥義による攻撃でダメージを与えた時、与えたダメージの30%自分を回復
Cスキルは周囲2マス以内の味方が弓、魔法、暗器、杖の敵から攻撃された時、スキル所持者は【護り手】を発動
スキル所持者が「護り手」を発動時、戦闘中、守備、魔防+4の『盾の護り手・遠間3』

奥義は今まで同様『黒の月光』

敵のHPが多ければ多いほど色々な効果を発動する複雑な性能をしている。
60%以上で【ダメージカット+敵の攻撃と速さ減少+見切り追撃】の有利とする効果を持つ。
エタルドを持っていないがAスキルで無理矢理、遠距離反撃が成立している。三年前の宿敵もラグネルを持たず無理矢理成立させてたような…
そして隊形スキルで初の強化版が実装。先駆けとなったのが奥義隊形。
効果自体は一緒なものの、条件が40%に少し緩和。追加として奥義で与えたダメージ30%分をHP回復と回復不可を50%無効といった不治の幻煙対策も施した。
本来の奥義隊形はHPが半分以下で不発になり、太陽(天空)もしくは杖か回復スキルで補う必要だったが4へと強化すると奥義が発動するだけで回復をするので微力だがHPを維持しやすくなった。

ステータスは苦手傾向の魔防が30へと改善して攻撃と速さもより一層高くなるが自慢のHPが本来の重装並の数値に落ちてしまっている。

注意しなければいけないのが敵のHPが多くないと強くならない。逆に少ないと弱くなってしまう。
つまり仕留め損ねるかHPが減っている相手に隙を付かれてしまうと一撃。
一見強くなっているように見えるが守備自体は通常版と一緒で中途半端。魔防も改善したが物足りない。
物理武器はともかく属性不利の赤属性かつ高火力の魔法ユニットは大ダメージを負いやすい。
軽減効果を無効にするスキルも弱いので伝承ヴェロニカや開花オフェリアは天敵。
重装特攻も据え置いてHPも低くなった事が原因で倒されやすくなっている。

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最終更新:2024年04月10日 18:11

*1 なお民家前を埋め尽くすと、直線距離では3歩先だが移動距離では15歩先な右の壁の向こう側まで、家をぐるりと回り込んで歩いて行ってしまう。