スター☆トゥインクルプリキュア

登録日:2019/04/06 Sat 22:04:13
更新日:2024/03/21 Thu 18:32:45
所要時間:約 32 分で読めるでプルンス


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16作目 19年冬アニメ AI万能説 SF=すこしふしぎ その方が効率的ルン! アニメ イマジネーション キラやば~っ コメント欄ログ化項目 スター☆トゥインクルプリキュア スターカラーペン テレビ朝日 プリキュア プリキュアシリーズ 上坂すみれ 仮面ライダーフォーゼ 俺の知ってる宇宙と違う 勝利のイマジネーション 多様性 宇宙 宇宙人 宇宙戦隊キュウレンジャー 安野希世乃 宮本宏彰 小原好美 小松未可子 平成最後のプリキュア 感動のラスト 成瀬瑛美 所要時間30分以上の項目 敵と和解 星座 未知との遭遇 村山功 東映 東映アニメーション 涙腺崩壊 相互理解 稀にシリアスあり 終盤は鬱展開 高橋キュア 高橋晃


宇宙(そら)描こう!ワタシだけのイマジネーション!

『スター☆トゥインクルプリキュア』とは、プリキュアシリーズ第16作目である。2019年2月3日から2020年1月26日まで放送された。

モチーフは満を持して登場の「宇宙・星座」で、テーマは「未知・多様性・イマジネーション」。


☆概要★

「サイエンス・フィクション」的なものと異なる、「すこしふしぎ」な宇宙で冒険することを全面的に押し出しており、シリーズ初の「宇宙人プリキュア」も登場する。
これには、本作のテーマである「未知なるものとの出会い」を表現するのにうってつけであるとの意図があるとのこと。
発表時には「星」「トゥインクル」から彼女を思い出した人もいたとか

前年度の『HUGっと!プリキュア』は、現実の社会問題にもスポットを当てるなどシリアスな要素が目立つ内容だったが、その反動からか、本作は基本に忠実なポップで明るい作風となっており、ギャグもキレのあるネタが揃っている。

が、その一方で、地球という惑星に住んでいる以上、いつかは必ず訪れるであろう「地球人は異星人と本当に解り合えるのか?」というテーマがあり、それとも真っ正面から向き合っている。
レギュラーキャラの一人であるララを始め、様々な宇宙人とのカルチャーギャップや意見の相違が描かれるなど、前作と同じくやはりシリアスな一面もある。
特に、宇宙初進出回となった8話は、「どのような事情があっても、相手の都合を考えずにペンを奪う事はノットレイダーと同じだからしてはならない」とプリキュア達が信念を固める重要な回となった。
が、15話以降は、プリキュアとノットレイダーの双方にNOを突きつける第三勢力・宇宙怪盗ブルーキャットが登場する。

また、4人の主人公は、おもに家庭環境など、それぞれプライベートで何かしらの弱点や不安要素を抱えているのもポイントであり、自分がプリキュアであることを秘密にしなければならないのは勿論の事、さらにララやフワの正体も隠し通さなければならないなど(本作では日本政府が宇宙人を捜査する機関を運営している)、秘密を隠し通すプレッシャーに苦しめられるような場面も多い*1
終盤では不穏なフラグも回収され、プリキュアたちはそれぞれの抱える問題に向き合う事となる。明るさの中にも相応の“重さ”がある内容である。


宇宙(星空界)に飛び出し12星座のプリンセススターカラーペンを集めるというアイテム収集要素は、どことなく「ドラゴンボール」シリーズを彷彿とさせる。

シリーズ恒例の怪人キャラに相当するノットリガーが初めて現れたのは6話だったりと、戦闘描写に関してはかなりのスローペースで話が進むのも特徴。それまでは敵側の戦力は雑兵であるノットレイ程度しかおらず、ある程度蹴散らしたらそれで撤退して事件が解決してしまったり、ノットリガーも当初は各メンバーの単独技のみで難なく撃退できてしまっていた。
反面、プリキュアが新たな技を得てパワーアップしていく過程などは丁寧に描写されている。

本作からシリーズ史上初となる「TVer」による見逃し配信に対応するようになった。

キャラクターデザインはシリーズ3回目となる高橋晃シリーズ構成はこちらもシリーズ2回目の登板になった村山功
SD(監督)は今回は一人体制で宮元宏彰が就任。東映側のプロデューサーには柳川あかりが初起用となった。音楽は林ゆうきと橘麻美の二人体制。


☆ストーリー(公式サイトより転用)★

わたし、「星奈ひかる!」 宇宙と星座がだ~いすきな中学2年生。
星空を観察しながらノートに星座を描いていたら、とつぜん謎の生物「フワ」がワープしてきたのっ!
それから、空からロケットが落ちてきて、宇宙人の「ララ」と「プルンス」までやってきた!
…あなたたち、ホンモノの宇宙人!? キラやば~っ☆
地球から遠くとおく離れた「星空界」の中心部にある聖域「スターパレス」では、「12星座のスタープリンセスたち」が全宇宙の均衡を保っていたらしいのだけど… あるとき何者かに襲われて、プリンセスたちは《12本のプリンセススターカラーペン》になって宇宙に散らばってしまったの!
このままじゃ星が消えて、地球も宇宙も、闇に飲み込まれちゃう…!

『星々の輝きが失われし時、 トゥインクルブックと共に現る戦士プリキュアが 再びの輝きを取り戻す』

ララ達は宇宙に古くから伝わる伝説を頼りに、プリンセスが最後に生み出した希望・フワと一緒に《伝説の戦士・プリキュア》を探していたんだって。
そこへ宇宙の支配を目論むノットレイダーがフワを狙って襲いかかってきて…
「フワを助けたい!」そう強く思った瞬間、「トゥインクルブック」から《スターカラーペンダント》と《変身スターカラーペン》が現れて、わたし、プリキュアに変身しちゃった!?
宇宙に散らばったプリンセススターカラーペンを集めて、スタープリンセス復活の鍵となるフワを育てなきゃ!
よーしっ、地球を飛び出して宇宙へ出発だーっ☆


☆登場人物★

プリキュア


スター・カラー・ペンダント!!

プリキュア・カラーチャージ!!

♪きらめく星の力で憧れの私描くよ♪

スターカラーペンダントに変身カラーペンを挿し込んでエネルギーを充填し、ペンを宙にかざすと、光の軌跡が弧を描き、それが実体化したイマジネーションとなってプリキュアのスーツを形作る。
また、体に直接ペンで模様を描くボディーペインティングのような要素もある。

本作のプリキュアは、『スター=アイドル』と掛けているのか、変身バンク 歌いながら 変身を行うという特殊な演出がなされている。*2
お陰で、一部の視聴者からは「急に歌うよー」と某アニメになぞらえてネタにされている。 奇しくも歌詞も似ている

メンバーそれぞれのコスチュームのモチーフには、星や天体といった要素に加え、「四季」の要素も採り入れられている。

変身バンクは概ね視聴者から好評であるものの、それぞれの変身シーンが省略されずにフルでお披露目される機会は当該キャラの初登場回くらいしかなく、しかもメンバーが揃ってからの分割&同時展開される変身シーンのそれぞれの割り当ては途中までは毎週必ず固定であった。
が、中盤以降はシナリオの内容に合わせて誰の変身シーンをメインで抜粋するか差別化が図られるようになり、バリエーションが豊かになった。

多様性がテーマなためかプリキュアメンバーは結構な属性持ちである。
誕生日は全員宇宙や天体に関係する日付になっているため、シリーズでは珍しい放送年だと平日が誕生日のキャラが存在する。

「キラやば~っ☆」
CV:成瀬瑛美

本作の主人公。星座と宇宙が大好きな中学2年生。ツインテールとアホ毛が特徴。
天体観測が趣味で、望遠鏡で星を眺めては、ノートにオリジナルの星座を作っている。
プリキュアの主人公では珍しい祖父母同居。駆け出しの漫画家である母と、普段は仕事で世界中を飛び回っている父を持つ。
また、イエティという愛犬がおり、そのためか動物を手懐けるのが得意。

想像力豊かで好奇心旺盛、宇宙人やUFOに遭遇しても驚くどころか目をキラキラさせて喜ぶ。
また、UMA等といったオカルト方面にも造詣が深い。
最寄りの商店街でウインドウショッピングをしたり、名物のスタードーナツを食べるのが好きであり、店員から顔を覚えられてしまうほどの行きつけとなっている。
おこづかいはどれだけもらっているか不明だが、15話のゼニー星のオークションで「私の全財産で勝負だ!」と500円玉を出した…が、当然別のセレブに瞬殺された。前作のひなせくんのようにはいかなかったよ…。

どちらかといえば直感で動くタイプで、良く言えばマイペース、悪く言えばワガママな所がある。
その為、思慮の求められるような、相手の気持ちを察するのはやや苦手。
が、ひとたび打ち解けた相手であれば、何をすれば喜んでもらえるかをよく理解したうえで行動できる等その人間観察力は意外と侮れないところもある。

他のプリキュア達に対する仲間意識や責任感は非常に強く、「宇宙までサザンクロスを見に行きたい」とワガママを言い出したせいでララ達を危険に巻き込んだうえ、皆で作ったロケットを傷つけられてしまった時は自責の念から激しく落ち込み、ノットレイダー三幹部との舌戦で心が折れかけるが、仲間達からの励ましを受けて見事立ち直った。

この手のピンク髪のプリキュアのお約束でおっちょこちょいな言動が目立つが、学校での授業態度は割と真面目であり、勉強は苦手ではない模様。
しかし、学力よりスケジュール管理能力に問題があり夏休みの宿題を休み明けの提出締切当日に片付けようとしていた。
厳格な祖父のしつけの影響か、礼儀面では意外と人に気を使う事が多い。

母、輝美の漫画が大好きで彼女のイマジネーションの原点である。

宇宙(そら)に輝くキラキラ星! キュアスター!

「スター」の意味はこのサイトを見ているような者には最早説明不要であろう。
キュアスター時はツインテールの先に星を模したシニヨンが特徴的で、
スカートには花びらな要素があり、「春」をイメージしているものと思われる。

有名ゲームの某ピンクの悪魔の如く星型のエネルギー体を攻防に利用する戦闘スタイルであり、
必殺技はパンチで星形弾を飛ばす「プリキュア・スターパンチ」


「二度じゃないルン!昨日は星奈ひかるの奇跡、今日の奇跡はわたしの奇跡ルン!」
CV:小原好美

惑星サマーン出身の少女ルン。と言うことはシリーズ初の宇宙人プリキュアルンね。
当初は地球人と意思疎通できなかったが、スターカラーペンダントの力で会話ができるようになったルン。
年齢は地球人換算で13歳(サマーン星では13歳で大人ルンよ)。
語尾に「ルン」を付けて喋り、感嘆した時は「オヨ~!」と驚声を上げるルン。
頭から先端に球がついた触手が伸びており、そこから電流を発して機械を修理したりすることが出来るルン。

調査で星空界を訪れた所、フワとプルンスと出会い、宇宙の危機を知ったルン。
その後地球にやってきてひかると出会い、彼女がプリキュアになったことに衝撃を受けるルン。
AIが弾き出した「自分がプリキュアになれる確率」が非常に低かったことから当初は諦めかけるも、ひかるに説得されてプリキュアになることを強く願い、遂に覚醒したルン。

惑星サマーンではAIが非常に発達していることから、データ分析を重んずる徹底した合理主義者で慎重な性格ルン。ひかる達とは異なった生活習慣で育ってきたルン。
その過度のAI至上主義・思考放棄とも取れる合理主義から、当初はひかると衝突することもあったルンが、次第に感化されて夢やロマン、可愛らしい物の大切さを知るルン。(恐らくプリキュア覚醒率がゼロに近かったのは、このイマジネーションのなさからだったルンかね?)

12話で強制送還の危機に陥るルンが、紆余曲折を経て地球への滞在を許されることとなり、『学校に通ってみたい』という自分の希望で、13話からは『羽衣ララ』を名乗り、外国からの転校生という名目で観星中に通うことになるルン。
AIに頼ることが出来ない学校生活は私にとって衝撃の連続で、素性を隠さなければならないという事情もあり、いわゆる過剰適応によって己を見失いかけるルンが、ひかるやクラスメイト達の計らいで無事に笑顔を取り戻したルン。

惑星サマーンはAIの普及により住民が自力で計算をするような機会は殆どないルン。私は学校の授業でひかる達が2桁の計算を自力でこなしている様子を見て仰天したこともあるルン…。
サマーンには『学校』どころか『教育』という概念すらないルン。そんなもんだから、AIに頼りきりの(現代の地球人からすれば)異常な状況が垣間見えるルン。

好きな食べ物は、宇宙船から支給されるグミキャンディのような栄養剤と、ひかるから教えてもらったおにぎりドーナツルン。
なお、地球着陸直後に振動で酔ってしまい、危うくゲロインになりかけたルン。オヨオエ~!

天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!

「ミルキー(milky)」は直訳すれば「乳の様な」だけど、ここでは名乗りの通り「milky way(天の川)」の意味ルンよね。
キュアミルキー時は頭の触手の先端が星形のオブジェとなり、ここから電撃を発して戦うルン。

ミルキーウェイといえば七夕の代名詞であるうえに、変身バンク中にハート型のサーフボードに乗る描写がある等、「夏」をイメージしているものと思われるルン。
必殺技は広範囲に電撃をばら撒く「プリキュア・ミルキーショック」
なお、プリキュアでは初となるイメージカラーが「青緑」のプリキュアルンが、グッズ展開などでは歴代で見ても他に3人しかいない緑キュアとして扱われているみたいルン。ただ、OPやED、変身バンクの背景色に青が使われていたり、主人公の相棒ポジションだったりと、青キュアの要素も兼ね備えているルン。
キュアミルキーの衣装はスカートではなくカボチャパンツルンよ。


「守るものがあればあるほど強くなる!」
CV:安野希世乃

ひかると同じ観星中に通う3年生。
花屋を営むメキシコ人のカルロスを父親に、通訳業である日本人かえでを母に持つ墨日ハーフであり、金髪と褐色肌が特徴。

明るく凛とした人柄から大勢の人に慕われ、「観星中の太陽」の二つ名で呼ばれている学校の人気者。
“笑顔”をとても大切に考えていて、彼女にスポットが当たる回では“笑顔”がキーワードとなることが多い。
こちらに向かって飛んできたサッカーボールを咄嗟に超次元サッカーじみた動きで蹴り返すなど驚異的な身体能力を持っており、あらゆる運動部から引く手あまたとなっているが、実家の花屋の手伝いと沢山いる弟や妹を世話する為にそれらを全て断っている。

当初、ひかるからは高嶺の花だと思われていたが、ひかるが行きつけの商店街の中に彼女の花屋があったことから交流が生まれ、その後、プリキュアが戦う現場を目撃したことがきっかけで自身もプリキュアになる事を決意する。

日頃から培ってきた面倒見の良さゆえに4人の中でも精神的には突出して大人びており、自分と意見の異なる相手とも落ちついて対話することが出来る度量の広さを持つ。
その一方で、恐怖を感じると動けなくなってしまうなど繊細な一面もあり、ひかるが見せたチープなホラー映画に仲間内でただひとり本気でビビッていた
長姉としての責任感や愛情は非常に強いが、弟・妹達を優先し過ぎるあまり、心のどこかで「自分の本当にやりたい事」を我慢してしまってる節もあり、ララのロケットで宇宙に旅立つことになった時、ロケットに自分用の個室があるということに感激していた
家庭の事情だから仕方ないとはいえ、年頃の女の子なのだから辛いこともあっただろう。

「チャオ!」を挨拶に用いており、去年の30分後を知る者には恐怖を思い出させる。

12話で「太陽の王子」の役をミス無く演じ、18話で輝美の漫画のモデルとして「イケメンドクター」役のコスプレをしイケメン王子様枠を確保しつつある。

宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!

soleil(ソレイユ)」はフランス語で太陽の意味*3
キュアソレイユ時には髪のボリュームが増え、大人びた印象となる。

変身バンクではブドウのような紫色の球体が出現する等、「秋」要素もある。
変身前から優れていた身体能力を生かした徒手空拳で戦う。
キュアソレイユのスカートは他プリキュアより長いパレオ状になっており、蹴り技の際非常に映える。
必殺技はルージュサニーのように炎の球体を飛ばす「プリキュア・ソレイユシュート」。
詳細は項目にて

「知ったからこそ、わたくしはフワを…皆さんを…放ってはおけません!」
CV:小松未可子

観星中の生徒会長。政府高官の父とピアニストの母を持ち、豪邸に住まうお嬢様で、清楚な外見と上品な振る舞いが特徴。

弓道やピアノ、茶道や華道をこなし、学業もトップという絵に描いたようなハイスペックお嬢様で、生徒たちの憧れの的。
えれなの「観星中の太陽」に対し、彼女は「観星中の月」と呼ばれる。

しかしながら、家柄相応の実力を身に付けるべく、父の指導のもと日頃から厳しく育てられてきた為、「完璧な自分」を「演じている」節がある。
そのせいか、緊張などでストレスが極限に達すると、常軌を逸した天然ボケ的ミスをかます悪癖がある。また、悩み事が絶えないためか授業中や会議中にボーッとしている頻度が非常に高い。
しかし、ひとたび自分のペースに持ち込めれば無類の強さを発揮し、ゼニー星でプリンセススターカラーペンがオークションに出されていたときは、宇宙人がドーナツという食べ物を知らないことを利用して一世一代のハッタリをかまし、宇宙の並み居るセレブを相手にカラーペンを見事競り落としてみせた。

母親は温和ながらも極度の天然ボケで若干影が薄く、家庭は専ら父親が主導権を握っているため基本的に父の言いなりであり、行き帰りは常に車での送迎であるため、外食をした事も、友達と遊んだこともないという同じお嬢様プリキュアの先輩以上の完全な籠の中の鳥。
そのことは彼女にとって少なくない重荷となっており、「毎日が綱渡り」と心情を吐露したこともある。*4

父が仕事で宇宙人を捜査している事から、「悪い宇宙人と繋がっている可能性がある」としてひかるを見張っていた所、ララやフワと出会う。
本人から事情を聞かされ、彼女達が悪い宇宙人ではないと悟るも、父に何と言うべきか迷い、板挟みとなる。
だが、ノットレイダーに襲われるフワを守りたいと決心し、プリキュアへと覚醒した。

夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!

Selene(セレーネ)」はギリシャ神話に登場する月の女神である。
キュアセレーネ時には研ぎ澄まされた感覚で敵の動きを読み、最小限の動きでいなす。

変身バンクでは雪の結晶が飛び交うなど、「冬」要素もある。
必殺技は特技を生かした、生成した弓矢から月型の矢を放つ「プリキュア・セレーネ・アロー」



「星のみんなは救いたい。でも、その前に…倒れているんだ!私の目の前で、この子たちが!」

幾つもの顔を持つ異星人の少女。詳しくは個別項目参照。
OPでは当初から謎の少女として登場しており、物語のキーパーソン、ひいてはプリキュアの新メンバーになるのではないかと予想する視聴者は大勢いたそうニャン。実際そうだったが。

表向きは、プルンスも大ファンな宇宙的人気を誇るアイドル「マオ」として活動していたニャン(このときはピンク色の髪で、猫娘っぽい)。
が、その正体は宇宙を股に掛ける大怪盗・ブルーキャット。ゴイスー!
そのときは髪色が青に変わり、マジシャンのような姿とサングラスが特徴。また、猫の尻尾が生えている他、シルクハットで隠れているけど猫耳もあるニャン。
「アンタのお宝いただくぜ!」…とは言わないニャン、多分。

非常に高い身体能力を誇り、怪盗らしく手段を選ばない冷淡な性格ゆえにプリキュアとは対立することもあったけど*5、利害関係の一致から行動を共にしていくうちに、次第に私の秘密が明らかになっていくニャン。
実際、私は自分なりのポリシーを持った怪盗でね、基本的に悪人か後述するドラムスさんのような鼻持ちならない金持ちしかターゲットにはせず、盗んだものの殆どは本来の持ち主に返したり貧しい人々に分け与えているニャン。これ、いわゆる「義賊」って奴ニャン?
そして、私が本当に欲しい物は、「住人が石化して滅んだ」というヤバい謂れのある『惑星レインボー』から散逸したお宝だけニャン。
何を隠そう、私はそのレインボー星人の生き残りであり、いつか故郷が再興する日を夢見て、コツコツと散逸したお宝を回収していたんだニャン。
そして、惑星レインボーの住民石化事件とお宝の流出には、ノットレイダーが一枚噛んでいたニャン。
同じ怪盗繋がりならこの人に近いニャン。

レインボー星人は変幻自在に変身できる特殊能力があり、体型性別その他全て無視して成り代われるほどの完成度を誇るニャン。
が、実はこれでも彼女の変身能力は不完全な部類であるらしく、変身には香水のようなアイテムを必要とするほか、しっぽや耳は誤魔化せないという弱点があるニャン。

そして私もまたプリキュアに影響され、自分を守ってくれたプリキュア達を守りたいと決意したことで5人目のプリキュアに覚醒したニャン。
以後は本名の「ユニ」を名乗り、地球人に近い姿に変身して*6ひかる達と行動を共にすることになるニャン。

銀河に光る虹色のスペクトル!キュアコスモ!

「コスモ」の意味はこのwikiを読むものには言うまでもないニャンね。間違っても小宇宙ではない。
元からプリキュアとも互角に渡り合えるブルーキャットが変身しただけありその能力は他のプリキュアを凌駕するニャン。

追加戦士なことと、モチーフの都合か明確な季節イメージはなし。(敢えて言うなら虹がよく出る季節である「梅雨」と言ったところか)
第三勢力からのプリキュアはフォーチュン以来となる。


【宇宙妖精】


  • フワ
CV:木野日菜

ひかるの元に突然やってきた宇宙妖精。
モコモコまん丸のぬいぐるみのような姿をしているフワ。語尾に「~フワ」を付けて話すフワ。
純粋無垢で争いごとを嫌い、ララと仲違いしたひかるが「ララちゃんなんて大キライ!」と言いかけた瞬間、泣きながら必死に二人の喧嘩を止めようとしたフワ。
まだまだ赤ん坊であるが知能は比較的高く、回が進む毎に急速に語彙が増え、ある程度は会話のやり取りが出来る程度にまで成長していったフワ。
普段はひかるのトゥインクルブックの中に住んでおり、定期的にトゥインクルブックのドローイング機能で食べ物の絵を描いて食事を与えなければならないフワが、栄養バランスが全力で心配になってくるような食べ物ばかり与えられている。後に野菜サラダも与えられるようになったが、それも美味しく食べてた辺り、どうやら好き嫌いはないらしい
マタタビを食べると酔っ払い、しゃっくりをすると分裂するという謎すぎる体質で、一度増えすぎたフワが街に溢れかえりそうになるというバイオハザードならぬバイオフワザードな状況になりかけた事も…

ノットレイダーから宇宙を守るための「最後の希望」らしく、
12人のスタープリンセスの力を与えてフワを成長させるのがプリキュアの使命なんだフワ。
「フワ」はひかるが勝手につけた名前であり、正式名は「スペガサッス・プララン・モフーピット・プリンセウィンク」って言うんだけど、
長いので結局フワと呼ばれているフワ…。プリンセスやカッパードも同じフワ。

12のペンが揃った際に、プリンセス達の施しによって名前通りのペガサスに似た姿へと急成長したフワ。どちらかというユニコーンだが…
これによってプリキュアは新たな力を得られるようになり、これまでの必殺技が通用しなかったガルオウガと対等に渡り合えるようになったフワ。

30分後名前が同じ人物とは関係ないフワ。何なら3年後青キュアはもっと関係ないフワ。


  • プルンス

スタープリンセスに仕える宇宙妖精でプルンス(もしくはエイリアンでプルンスかね?)。
ステレオタイプの火星人のような姿をしているでプルンス。スターパレス崩壊時に同族達と別れ、ララと出会うまでフワを僕一人で守り続けてきたのでプルンス。
語尾に「~でプルンス」と付けて喋るでプルンス。

その体は伸縮自在で、大きく息を吸い込んで吐き出すのが得意技でプルンス。
また、リュックに擬態したり、ノットレイ程度ならあしらえる等、歴代妖精でも中々のハイスペックを誇るのでプルンス。

一方で融通が聞かない面もあり、スターカラーペンの回収を急ぐあまり、現地の異星人の反感を買ったりと使命感に燃え過ぎて空回りすることもあったでプルンス…。

ひかる経由で知ったスタードーナツの味に感銘を受け、宇宙船の中にドーナツの自動製造マシンを取りつけたが、味はまだ再現しきれていないんでプルンス。

実はプルンス、宇宙アイドルマオの大ファンなんでプルンス。彼女のためのドーナツを作っていたでプルンスが、マオたんの正体は…。

鼻は普段は見えないがドヤ顔をする時は鼻の穴を膨らませるでプルンスよ。

行く星によっては「毛が一本も無い」「鼻がない」と容姿を驚愕されることがあるでプルンス。クリリンか。


スタープリンセス

宇宙を守護しているという12人のプリンセス。*7
自分達の肉体と引き替えにノットレイダーの侵攻を食い止めたが、その魂を宿した12のプリンセススターカラーペンが宇宙中に散らばってしまう。
それを回収するのが今回のプリキュアの使命の一つ。
肉体がない(?)ので直接の手助けはできないが、ペンを通じてプリキュア達に力を与えられる。

31話に於いて、遂に12のペンが揃ったことでやっと全員(?)が揃ったが、フワに変化が起こっただけで、宇宙の均衡も、惑星レインボーの石化した住民たちも何も元に戻らなかった。
その事について、真に必要なのは『トゥインクルイマジネーション』であること、そして、『トゥインクルイマジネーション』とは何なのか彼女たちですら殆ど知らないという新事実が判明した。

ちなみに黄道十二星座をモチーフにしたキャラクターにしては珍しく星座カーストが発生していない。悪い意味でだが

詳細は個別項目参照。



【宇宙星空連合】

星空界宙域の数多くの惑星が加盟している惑星連合。
惑星サマーンや聖域スターパレスも連合に加盟している。
この連合に属する惑星の住人は、宇宙の法律「宇宙法」を守る義務があり、その法には絶対に逆らえない。


  • P.P.アブラハム
CV:青山譲

主にSF映画を手掛けている世界的な映画監督で、ひかるの憧れの的…なのだが、その正体は小型宇宙人の『ミニチュラ星人』であり、宇宙星空連合の調査員。
地球人と何ら変わらない容貌をしているが、実はその姿は擬態用のアバターであり、頭部のコクピットに乗り込んでペコポン人スーツのような感覚で操縦している。
なお、映画監督となった理由は、地球を訪れた時に観た映画に魅了され、自身でも映画を撮りたいと思うようになったからとの事。
モデルとなった人物はおそらくスティーブン・スピルバーグであると思われるが、この手の子ども向けアニメの宿命でパロディの元ネタがあまりにも分かりやすすぎる&パロのセンスがベタすぎるため、巨匠というよりかはZ級監督のようにも見えてしまうのは御愛嬌。
なお、駆け出しの無名時代に手掛けた作品はその低予算ゆえに本当にZ級レベルの代物だったようであり、ひかるが持ち出した古いビデオテープでそれを鑑賞したララとユニはあまりのレベルの低さに呆れかえっていた。

ララの正体がバレそうになった際、偶然を装ってその場に乱入し、うまくその場をごまかして助けてくれたが、独断で地球に留まり続けるララをきつく咎め、強制送還をチラつかせる。
が、とある成り行きから、彼女たちを主役にした映画撮影をする事に。
当然演技経験などない4人は失敗を連発するも(えれなだけは割と上手く適応できていたが)、それを通じてひかる達の絆の強さを確信し、彼女達はララや宇宙人を裏切るような人物ではないと判断。ララの強制送還を(宇宙星空連合には秘密で)白紙にしてくれた。

そして、ララに地球での姓『羽衣』と国籍を与え、要所々々で地球滞在に協力してくれる事になるなど、意外な重要人物。

しかし、アブラハムもまた宇宙星空連合の一員である都合上、彼の決断は宇宙星空連合にとって重大な裏切り行為に等しい事でもある。実際、視聴者から危惧されていたとおり、宇宙星空連合がプリキュアを追いかけて地球に降り立った回では、ひかるが「ララの地球滞在を許可してくれたのはアブラハムさん」とうっかりゲロってしまったためにコッテリと油を絞られる羽目となり、情状酌量で辛うじて首の皮一枚繋がった。


【その他の登場人物】


  • 空見遼太郎

ひかるの実家の近くにある天文台の管理人をしている老人。
ひかるとは幼い頃からの付き合いで、彼女の最大の理解者ともいえる人物。そのため、「遼じい」と呼ばれて日頃から慕われている。
本編開始前、後にトゥインクルブックとなるノートをひかるに授けた。

穏やかな性格をした度量の広い人格者で、素性を知らないララにも分け隔てなく接し、彼女のためにプラネタリウムを開放して、星座を喩えに出しながら仲間との結びつきの大切さを説いた。
そのため、彼がノットリガーの被害者第一号となってしまった時は、ララもいつになく悪への怒りを露わにした。

地球人では最初にララ達の「秘密」を知ってしまうこととなったが、事情を理解し、彼女たちを快く受け容れた。

ひかるの祖父母とは幼馴染だったようでかつて仲良く遊ぶ関係だったがやがて2人は結婚した事で当時の彼は複雑な胸中を抱いていたがこの経験が後にひかるがトゥインクルイマジネーションを開花させるきっかけとなった。

20年以上前には小学校教師として、ビーロボの一番星の相棒である少年の担任を務めていたらしい。


  • 香久矢冬貴
CV:成田剣

まどかの父親。内閣府宇宙開発特別捜査局の局長であり、近頃噂になっている宇宙人騒ぎを調査している。

厳格な性格をした仕事人間であり、自らの家柄に強い誇りを持っている。
そのため、娘のまどかにも常に完璧である事を要求し、さまざまな稽古で鍛え上げるなど厳しく接している。

一応、「人間的には」善人の部類に入り、機密情報を多く取り扱うような職に就いていながら、家族を無条件に信用して仕事内容を正直に伝えたり(曰く「家族に秘密など無い」)、「リーダーたる者は常に目下の者の模範となる存在でなければならない」という信念から休日返上で誰よりも真っ先に職場に駆けつけたり、ノットリガー・トリニティの襲撃に遭った際は自分以外の部下が全員退避するのを見届けるまで決して逃げ出さず、気絶させられるまで屈さないなど高潔な一面もある。

が、良くも悪くも人々の頂点に立とうとするその姿勢は一種の「傲慢」とも取れるうえに、まどかにもその価値観を押し付け、知らず知らずのうちに娘に過度の期待を背負わせ、プレッシャーを与えて苦しめているのは事実であり、だいたいこいつのせい感は否めない。

それに加え、職業抜きにしても何故か宇宙人全般に否定的…というよりも憎悪に近い感情を抱いており、「宇宙人も、それに協力する者も容赦しない」と、事実上のララ達に対する抹殺宣言とも取れる発言までしてしまっている。※女児向けアニメです
その為、まどかが自分のやっている事を正直に打ち明けられず、ますますストレスを溜める最大の要因を作り出してしまっている。

  • 姫ノ城桜子
CV:大地葉

ひかるのクラスメイトの一人。自称「観星中の金星」。
過去シリーズにもちょくちょく出てきた、テンプレ的な自意識過剰な噛ませ犬高飛車系お嬢様の脇役キャラ。
生徒会の役員の一人であり、会長であるまどかを尊敬しつつもライバル視しており、次期生徒会長になるべく野心を燃やしているが、どこか抜けたところが多く失敗ばかりしている。
遼じいに次ぐノットリガーの第二の被害者となってしまうが、プリキュアによって助け出され、以後は日常パートでちょくちょく顔を見せることとなる。

ここで特筆すべきは、彼女はパッと見だと単なるイヤな奴にしか見えないが、実はその知識量と規範意識、自分の夢を叶えるための努力と熱意は本物だという事。
まどかが弓道の試合に赴いた際は弓道のルールを視聴者に的確に説明し、ララが学校に転入してきた際は校則を厳しく説明していた。
また、ノットリガーによってイマジネーションを塗りつぶされた際は、「どうせ生徒会長になんてなれやしない」と苦悶していた。生徒会長になりたいというその夢と情熱は、(やや滑稽ではあったものの)紛れもない本物であったことがうかがえる。

その後、まどかが生徒会長を現役引退するにあたって、後任の生徒会長の校内選挙で、なんとまどかの推薦により候補者となったひかると直接対決
まどかのやり方を徹底的にコピーし、周囲の心を掴んだひかるが優勢かと思われたが、彼女が陰で弛まぬ努力を重ねていたことを偶然知ったひかるが、なんと壇上で「桜子さんが生徒会長になるべきだ」と持論を展開。それにより、とうとう本当に生徒会長に就任してしまった。

  • 軽部タツノリ
CV:榎木淳弥

桜子と同様、ひかるのクラスメイトの一人(彼もノットレイダーに利用されたことがある)。愛称は「カルノリ」。
陽気でお調子者な三枚目のキャラクターであり、名前のとおり「軽くノリで生きる」を地で行くような性格の持ち主。
自分が面白いと思ったものは素直に称賛し、誰とでも分け隔てなく接するため、まだ学校に慣れていなかったララの心に多大な影響を与えた。
そのため、ララ押しの視聴者から盛大に嫉妬されるという憂き目に遭った。
どんなヘマをやらかしても全て笑いに変える、チャラチャラしているように見えて実は物事の本質をよく捉えている、固定観念に捉われない等、三枚目キャラではあるがぶっちゃけ作中屈指の完璧超人にして聖人君子
彼の何気ない発言が、ひかる達の現状打破のためのヒントとなることもあった。

  • ドラムス
CV:木村昴

ひかる達がゼニー星で出会った宇宙人。
宇宙一の大富豪「ドラゴン家」の出身で、緑色の肌を持つ竜人のような姿をした人物。
何かにつけて「金にモノを言わせて○○したのさ」と得意げに語る文字通りのドラ息子で、宇宙オークションに出品されたものを片っ端から買い占めることが趣味。
出品されたプリンセススターカラーペンも買ってしまおうとするが、まどかの"ハッタリ"にかかって競り負けた。その後アイワーンにノットリガーの素体にされる。
ゼニー星での事件が解決した後、17話に再登場。あの時のまどかの作戦がハッタリであった事に気付き、ブルーキャットとプリキュア達をダンジョンのように改装した自らの屋敷に招待し、おとめ座のプリンセススターカラーペンを賭けて勝負を挑むが、そこにカッパードが乱入し、再び歪んだイマジネーションを利用される。

ブルーキャットからは「鼻持ちならない金持ち」と見なされ利用されていたが、道楽のみならず真っ当な金の使い方もそれなりにわきまえている人物であり、彼の“金にモノを言わせて”張り巡らせた情報網は他のゲストキャラの宇宙人だったらまず知らないようなレベルまでプリンセススターカラーペンの事を把握していたほか、自分を助けてくれたプリキュアに対し「幾ら出せばいい?」と彼なりの感謝の言葉を述べたりしている。
ひかる達からも特に悪人だとは思われなかったようで、たびたび回想シーンで他の宇宙人たちと同列の扱いで登場したりしている。


  • 那須ゆみか
CV:小市眞琴

弓道大会に出場していた少女。中学一年。
「天才中学生」と話題の人物で、弓道の腕前はまどかと互角。
他人と馴れ合うことを好まない孤高な性格で、友達に囲まれるまどかを一方的にライバル視している。
だが内心では友達がいないことを気にしており、アイワーンから「本当は寂しいのに強がってるだけ」と本質を指摘され、その心の闇をノットリガーにされてしまう。(アイワーンがゆみかに言ったこのセリフは、後にアイワーンの身に起こる事を考えると皮肉な言葉である。)


  • ヤンヤン

プルルン星出身のヤドカリのような宇宙人の少女。
ひかる達がララの故郷でもある惑星サマーンに向かう途中スターロケットに密航。
その後、カッパードの襲撃でスターロケットが損傷した事でヤンヤンの提案でロケット修理のためプルルン星に寄る事になった。
プルンスは彼女の事を異性として気になっていたようでいいところを見せようと何かと奮闘していた。
ヤンヤン自身もまんざらでもなさそうでカッパードの攻撃から身を呈して守った彼に後で頬にキスをした。
最終話の冒頭で再び登場。スターパレスを訪れており、プルンスと一緒にドーナツを食べようと誘っており彼とより親密な関係になってる模様。


ノットレイダー


宇宙支配を企む異星人集団。
その鍵となるスターカラーペンとフワを狙っている。
詳しくは項目参照。


☆アイテム★

  • スターカラーペン
今回の最重要アイテム。

プリキュア達が使う「変身用」と、プリンセス達の魂が宿った「プリンセス」の二種類がある。
「変身用」は羽根ペンを模したデザインで、「プリンセス」はそれぞれのプリンセスの肖像が描かれている。
触れた者が資格者(プリキュア)でなければただの(光る)ペン程度でしかないが、プリキュアが手にすれば星座の加護を受けて必殺技の性能が底上げされ、対応するプリキュアはそれぞれ異なっている(キュアスターの場合は「おうし座スターパンチ」)。

アイワーンは覚醒してないプリンセスペンを専用の機械に挿入する事で「ダークペン」を作り出せる。

バケニャーン曰く、プリンセスペンが全て集まると「とんでもない力を得られる」そうだが…
それが尾ヒレが付いて「12本集まるとなんでも願いが叶う」とデマが回っている。
31話で12のペンが揃ったが、何の願いも叶えられてない為、「願いが叶う」「力を得られる」というのは完全なデマであった。

ちなみに、魂が甦ってるプリンセスは自身の分身とも言えるプリンセスペンがダークペンに染められてる際は、かなり苦しいらしい。*8
別に即・悪堕ちすると言う訳では無い。残念


  • スターカラーペンダント
変身用アイテム。
ここにスターカラーペンをインク入れに挿すように入れる事で変身・必殺技を発動する。

身に付けていると
  • 近くにあるスターカラーペンを探知出来る
  • 宇宙服なしでも宇宙に出ても平気になる*9
  • 別惑星の環境にもある程度耐えられるようになる*10
  • 自動翻訳機能で異星人と話ができるようになる*11
…など、かなりのハイスペックアイテム。
…ガチで欲しくなってしまう。
視覚には作用しないのか、文字は翻訳されない。



  • トゥインクルブック
ひかるの絵本が変化したアイテム。いつものタブレット系アイテム

フワを育てるのに必要で、フワは普段はこの中に住んでいる。


  • トゥインクルステッキ
途中から登場した、プリキュア4人の共通攻撃アイテム。
「ステッキ(杖)」というにはあまりに短いが、上記の通り『スター=アイドル』と掛けているので、マイクのイメージであると思われる。

4人が力を合わせると、必殺技のプリキュア・サザンクロスショットが放てるようになる。


☆主題歌★


  • キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア

歌:北川理恵
オープニング主題歌。

  • パぺピプ☆ロマンチック

歌:吉武千颯
エンディング主題歌。

両者とも、どことなくレトロな面白みが追求されており、OPではAメロ部分で80年代中半の頃に大流行した所謂「DXエレピ」が伴奏に用いられ、EDはピンクレディーを彷彿とさせるような70~80年代風のメロディ&曲調となっている。

  • 教えて…!トゥインクル☆

歌:吉武千颯
中盤以降の後期エンディング主題歌。
前期に比べてよりアップテンポな曲調となったほか、『大人たちに教えられた事だけじゃ、世の中分からない事だらけ』と子ども達をアジる、ある意味プロテストソングとも言えるような内容の歌詞が特徴。
特に29〜30話の『惑星サマーン』の「真実」を知った後だと、歌詞の印象がガラリと変わること請け合いである。


☆個別項目のあるエピソード★







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最終更新:2024年03月21日 18:32

*1 星空界における各惑星では、メンバーも特にプリキュアの正体を隠す必要が無いため、むしろそちらの方がよほど楽しそうであり、もはや殆ど日帰り旅行感覚。

*2 しかも、プリキュアのお約束で、名乗り口上どころか、どうやらこの歌も本人の意志とは関係なしに発動しているらしい。

*3 一人だけフランス語なのは上の2人に合わせて英語で統一すると「サニー」になってしまい7年前の先輩と被るためだろうか?

*4 余談だが、この場面は児童向けの書籍では極めてザックリとした要約がなされ、「わたくしは きもちに よゆうがなくて、まいにちが つなわたりです。」と貼り付いたような笑顔で仲間たちに伝える構図が極めてシュールであることから度々ファンにネタにされた。

*5 特にまどかは、本人の生真面目な性格と、お互いがお互いとも「屁理屈を駆使して勝った」という第一印象の悪さゆえか突出して反発していた

*6 本来のレインボー星人は半獣人とでもいうべき容貌をしている。

*7 ふたご座のプリンセスは二人だが、「二人で一人」という扱いである模様。

*8 魂が甦ってない時点なら影響はない模様。

*9 宇宙空間は真空なだけでなく、宇宙線による被曝の問題もあるので、それも遮断できるようになっているのだろう。

*10 重力だけはどうしようもないようだが、気温は「暑い」「寒い」と感じながらも耐えられるようにはなる。

*11 メタ的に分かりやすくするために日本語で統一されているが、自分の言葉は相手にとって母語で聞こえるようになり、相手の言葉は自分にとっての母語に聞こえるようになる。しかも作中でかなりの辺境とされていた地球の日本語にも対応している。