犬マユゲでいこう

登録日:2010/07/25 Sun 21:05:26
更新日:2023/10/12 Thu 21:23:42
所要時間:約 5 分で読めます




ゲーム及びホビー雑誌『Vジャンプ』に連載されている漫画。作者は石塚2祐子で、本人役としても登場する。

作者が毎月ゲームのレビューをする(たまにイベントやゲーム会社の取材等で別の事もやる)漫画。
連載初期はVジャンプ期待の新作レビューが多かったが、中盤からは作者が好きな古いゲームやマニアックなタイトルをレビューするようになる。

Vジャンプ刊行当初から連載していて、今では我輩はゲームである。に並ぶ代表作。
連載当初は毎月4ページ間隔で連載していたが、人気の高さから6ページに増え現在に至る。

単行本に関しては最初は2年間隔で発行していたが、作者が気が向いた時に突然発行されるようになり、新作は7年後に発売された。その後はまた2年間隔で発行するようになったが、再版はされておらず現在はシリーズ通して入手困難。A-TiEMPO以降が何故名前が変わっている。
作者曰く「1・2巻が絶版なのに3・4巻という名称で販売すると色々問題が起きるだろ…。いっそ数字から離れてみるか。」というメタ発言から、以降は新刊の度にタイトルを変えるようになった。


■シリーズ
  • 犬マユゲでいこう 1巻

  • 犬マユゲでいこう 2巻

  • 犬マユゲでいこう A-TiEMPO(上記2冊の総集編)

  • 犬マユゲでいこう URGENTE(3巻)
A-TiEMPOと同時発売。

  • 犬マユゲでいこう SORPRESA(4巻)
表紙はダークな雰囲気のDVDのパッケージ風で、表紙の石塚の恰好は「どうぶつの森」内の服装にスコップを構えている。

  • 犬マユゲでいこう 熊田クリスピー(5巻)
表紙はお菓子のレシピ集のような感じになり、ますます漫画から離れていっている。

  • 犬マユゲでいこうGX X(6巻)
『遊☆戯☆王GX』のパロディ。
内容もそれに準じた作り。

  • 犬マユゲでいこう 犬辞林(7巻)
大辞林のパロディ。辞書っぽく犬マユ関連の用語が収録されている。所々に『仮面ライダーW』に関するネタがある。


■登場人物
  • 石塚祐子
作者であり主人公。
ファンからの敬称は、「石塚さん」「メガネ」。メガネがとても似合う女性で、作中ではほとんどメガネを取ったことがない。
いぬまるだしっの作者こと大石浩二によると美人らしい。
対人関係に相当強く、初対面の相手に呼び捨てとかが普通。

ゲーム歴は長いらしく初めてクリアしたゲームはディスクシステムの『ゼルダの伝説』、シューティングは『R-TYPE』と語っていた。
最近はまだマシになったが読者の空気を読まず古いゲームをプレイしていたり、新作をプレイするにしても超自分流で自分勝手。
一番有名なのは『真・三國無双』で約3ヶ月、『2』も2ヶ月通してレビューした。
ちなみに三國無双で好きなキャラは夏候惇、石塚は惇兄と呼んでいる。

仮面ライダーW』にハマっていた時のガンバライド特集では6ページ丸々赤い刑事さんを紹介しようとした。
その前の号のライダーとは無関係の喧嘩番長4のレビューでも赤い刑事ネタを入れていた。

発売当時に購入しながら長らく未開封だったWiiを「箱が日に焼けて変色してきた」という理由から約3年の歳月を経てこの度ようやく箱から出した。

Vジャンプ(集英社)誌上で秋田書店のチャンピオンコミックスを読んだりする自由人。 
ドラゴソの生みの親。

  • ナマサ(高橋雅奈)
初代担当。イヨクが担当期間が長かったことからかなり影が薄い。週刊少年ジャンプ編集部を経て現在は小説すばる編集部に在籍している。

  • イヨク(伊能昭夫)
二代目及び四代目担当。作中では仕事をしていない描写が多く、石塚のファンレターも長期に渡って貯め込んで渡す為石塚を困らせてる。そのウザキャラっぷりで読者から「イヨク死ね」と言われている。159話では念願の副編集長に昇格し、担当を離れる事になった。他の編集部からもトラブルメーカーや給料泥棒として睨まれている。担当を離れた後も時々登場している。2010年6月よりVジャンプ編集長に昇進。 

  • マユナシ(鳥嶋和彦)
元Vジャンプの編集長でナマサやイヨクの上司だった。元・担当だった鳥山明の漫画キャラのモデルになっていることが多い(アラレちゃんのマシリト、DBのピッコロ)。現在専務取締役。

  • コンドウ(近藤裕)
イヨクの上司で元Vジャンプ編集長。フリーザのモデル。部下であるイヨクを殺したくなる程憎んでいる。現在ライツ事業部部長。

  • ヨッシー(吉倉英雄)
元Vジャンプ編集長。温厚な性格だが、イヨクに対してはとても厳しい。現在集英社関連会社にて泥酔中。

  • ケンG(岡本堅史)
石塚の三代目担当。本業はキャスティング(石塚曰く「なんか釣竿をシュッてやってヒュッてするやつ」)で、作中ではそっちの方が忙しいらしい。しかし仕事はきちんとこなしていて、ファンレターも毎月こまめに石塚に渡していたらしい。

  • サイトー(斉藤征彦)
現在の担当。
キモメンフェイスに描かれており、語尾には「プハ」が付く。
このキャラクターは他の漫画家もサイトーが登場する時に使うことが多い。
キャラは兎も角、性格はわりと常識人で暴走する石塚をフォローしようとするが、わりと邪険に扱われている。


■作中のオリジナルキャラ
  • 熊田
石塚の家にあるぬいぐるみ。突然登場して、いつの間にかレギュラーキャラになった。作中では中々の毒舌家で、石塚に突っ込める数少ないキャラクター。
  • ロボ○号
ナマサが石塚にPSを紹介するために買ったロボ。ナマサがエミリオを買ってから解雇され石塚の家に在籍している。悲惨な目に会う事が多く、最近では登場する度に姿を変えナンバーも日々変わっており、ついに人造人間のナンバリングを超えてしまった。

  • エミリオ
ナマサが買ったロボット。担当を降りて以降は石塚がDQ3の商人にジョブチェンジさせ、現在は執事として働いている。

  • メモリーカード
石塚のPSのメモリーカード達。何故か喋れたり、赤い水性により手足が生えてるように改造されている。

  • 赤い水性
イヨクがロボット虐待の罪に問われ、『世界ロボット保護機関』から送り込まれたエージェント。親戚がたくさんいる。
決して一般と比較し3倍の能力はない。

  • シーマン
ロボがPS2で飼っていたシーマン。ロボがヒーターで高温にまで上げてしまいイグアナ態にまで進化する。石塚にかなり虐待されており、金魚鉢を部屋にされたこともあった。



ページが少なくてあまり目立たない作品だが連載期間が長いのでVジャンプの読者ならほぼ誰でも知っており、
「単行本持ってないけど好き」
「単行本あったの?」
という人が結構多い。

生徒会役員共』作者の氏家ト全もこの作品のファンらしい。 


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最終更新:2023年10月12日 21:23