プリンセスコネクト!Re:Dive

登録日:2019/03/25 Mon 03:00:10
更新日:2024/03/13 Wed 09:26:53
所要時間:約 58 分で読めます







もう一度、キミとつながる物語




『プリンセスコネクト!Re:Dive』とは、2018年2月15日にサービス開始したCygamesのスマートフォン向けアプリ。

+ 目次

◆概要

開始からわずか1年でサービス終了したAmebaのソーシャルゲーム『プリンセスコネクト!』の続編であり、舞台設定だけでなくストーリーも無印の終わりからそのまま繋がっている。
必須ではないが背景を知っていればよりストーリーを楽しめるかもしれない。
最近では有志のによってまとめられた無印メインストーリーがYouTubeの公式に上げられているので興味があれば見てみよう。
他には『プリンセスコネクト! メモリアル』というキャラシナリオなどをまとめた有志サイトもあるのでそちらもオススメする。

サービス開始後1年が経った2019年にはTVアニメ化が発表され、2020年4月から6月まで放送。(全13話)
基本設定を押さえつつもオリジナルエピソードを中心に構成されており、ゲーム版のユーザー、未プレイ者共に楽しめる内容となっている。
ちなみに監督が『この素晴らしい世界に祝福を!』と同じなため、女性キャラの扱いが割と残念だったりやたら濃い男のモブキャラが出たりと作風に類似点が見られている。
誰が呼んだか「きれいなこのすば」。

更に2期『プリンセスコネクト!Re:Dive Season2』が2022年1月から3月まで放送されたが、こちらは一期を引き継ぎつつも、ゲーム版との意外な繋がりが明確に明かされることとなった。ギャグのノリは相変わらずである。
第4話~第5話に関しては同時期に開催された4周年イベントと見比べるのも面白いかもしれない。


○ゲーム内容

言ってしまえば美少女たくさんバトルファンタジー。
キャラを集めて育てて一緒に冒険したり、イチャイチャしたり、世界の謎に挑んだり、装備を集めたり装備を集めたり装備を集めたりするゲームである。装備のくだりが某大作RPGに似ている……
豪華声優陣によるフルボイスのストーリーと随所に盛り込まれたアニメーションが特徴。
イベントストーリーの度に気合の入った新規アニメEDを作成するゲームはそうそう無いはず。

声優陣以外も、ストーリーの脚本を大御所ライトノベル作家の日日日*1、オープニングテーマもこれまた大物作曲家の田中公平氏と、豪華な布陣が敷かれている。
メインテーマがサクラ大戦にソックリなのもむべなるかなというものである。
何の因果か、アニメ版プリコネRと新サクラ大戦はどちらも2020年春アニメである。

好意を寄せる個性的なヒロインたちに囲まれ、イベントストーリーは概ねカオスなギャグ展開と、
本編シナリオ以外は明るい雰囲気のラブコメもので、手軽にキャラの魅力とストーリーを楽しめるゲームとなっている。
しかし、本編シナリオに限っては自身の立場を人間関係ごとラスボスに奪われたメインヒロインに始まり、
どことなく不穏な雰囲気の漂う世界観、ドッペルゲンガーじみた謎の存在、暗躍する『七冠』たちとそれに翻弄される登場人物等、
明るい部分が皆無というわけではないが、物語が進むほどシリアスでハードな展開が目白押しになっていく。
+ ストーリーのネタバレ注意!
実は本編の舞台「アストライア大陸」は『レジェンド オブ アストルム』というVRゲームの世界であり、
主人公を含むそこの住人たちは、現実世界の記憶と「ここはVR世界である」という認識を奪われてVR世界に閉じ込められたプレイヤーたちである。
(ただし、住人の中にNPCが混じっていることも一部キャラのストーリーで明かされている。)

そのため、本作には現実世界で昏睡状態のまま生命維持装置に繋がれたプレイヤーたちの刻一刻と近付く現実の肉体の死を防ぐべく、
暗躍する(味方側の)『七冠』たちと彼女たちに協力する主人公たちが、様々な人間や現実の国家の思惑と対峙しながら、自分たちが閉じ込められたVR世界から脱出する方法を模索する所謂「デスゲームもの」という一面もあり、
時には現実、ゲーム内の世界問わず強烈な殺害描写等も含まれることがある。(アプリだと規制の関係で文章での描画に限られるがアニメ2期だと割と顕著に描画している。主に主人公とか)
また単純なデスゲームだけではなく、メインストーリー第二部では暴走したコアAI(今回の事象を引き起こした張本人)を止めなければ全世界の人類の生命すら脅かされるという状況に陥っている。
(ターミーネーターのスカイネットみたいなもの。暴走したAIによる人類浄化戦争が起きる可能性もある状態)
そしてメインストーリー第三部冒頭では、なぜかプリンセスフォーム等第二部の一部出来事が無かった事になっているような状況になっており、現実側の策動も新展開を迎えている。

それ以前に今作におけるモニカのようにドイツのような先進国でさえ少年兵を雇用しなければならない程、世界情勢は非常に不安定になっており、
今回の事件によってとある国家(日本ではない)が世界的に孤立していたりと現実も非常に不安定な状況に陥っているが。
なお、幽霊…つまりそもそも死人がデスゲームに巻き込まれていることは気にしてはいけない。気にしすぎるとプリンにされるぞ!




◆ストーリー

それは、どこまでも非現実的な、美しく尊い夢──

美しき大地アストライア大陸。
その中心にあるのは、いくつもの種族──獣人(ビースト)、エルフ、魔族、──人間(ヒューマン)が助け合って暮らす街、王都『ランドソル』。

主人公であるあなたが目を覚ましたのはその近くの平原だった。
穏やかな風の音、
瑞々しい草花の匂い。
しかし、記憶だけがすっぽりと抜け落ちている。
見知らぬ世界でたった一人、
戸惑うあなたを導いたのは
小さなガイド役の少女だった。


次々に生まれた絆が、
あなたを世界に繋ぎとめていく。

例え記憶が戻る方法は分からなくとも──
和やかな暮らしにも慣れ、
それなりに楽しく生きていけると思っていた。

だが、平穏な時は永遠には続かない。
ランドソルに巨大な陰謀の影が差し込む時、
あなたと少女たちの運命が大きく動き出す──。

公式サイト「ストーリー」より


◆キャラクター

○ギルド所属キャラクター





















○所属ギルド不明のキャラクター






◆システム

  • 基本
このゲームは通称盆栽ゲームと言われる程、課金よりもどれだけ毎日欠かさずゲームをプレイしたかが重要になる。
(ガチャに関しても石配布が結構多く、有償限定キャラが存在せず、天井も他作品と比べると低い為、無駄遣いをしていなければ無課金でも容易に天井が狙えたりする。)

ゲーム自体も既クリアコンテンツのスキップ要素が豊富であり、ある意味1日に費やせるスタミナに制限が存在する為、
ある程度コンテンツをクリアしている場合、1日15分程度しかプレイ時間を取られないという忙しい人にも優しい仕様になっている。
また、各種期間限定イベントも1日の参加回数に制限が存在するため、他プレイヤーと競うために数時間ゲームにつきっきりになるような内容は存在しない。

育成に関しても装備の合成といったややこしい仕様などは存在せず、ひたすら必要な装備をかき集め、足し算方式で装備させていけばいいという分かりやすい内容。
その分クエストなどで出撃させるキャラクターの相性等で戦略性が要求されるが、
クエストやボス戦では必ず他のプレイヤーが編成した例(クリア済みの編成に限る)が見られる上、ボタンひとつで同じ編成にして出撃が可能(そのキャラクターを持っている場合に限る)な為、
よくわからなければひたすら育成して、他プレイヤーの編成を真似るだけでもエンドコンテンツまでたどり着くことが可能でスマホゲームとしての敷居値が低い、他人におすすめしやすいゲームでもある。

  • キャラクター
ガチャで引くか、クエストやショップで各キャラクターのメモリーピースを集めることで入手できる。
レアリティは☆1から☆3まで。星が多いほど出づらく強力(あくまで傾向)だが、どのキャラクターも「才能開花」によって☆5まで育てることができる。
ただしレア度とは別に、期間限定のストーリーイベント開催中にしか入手できないキャラクターも複数。
最初からガッツリ課金するつもりの石油王などでもない限り、安易に実装キャラコンプリートなどを目指すと(主に懐が)大変なことになる。

強化は冒頭で述べた通り装備を集める他、装備強化、レベルアップ、スキルレベルアップがある。
何れも考え無しにやっているとリソースが枯渇しがちなので、慣れないうちはよく使うキャラに絞って育てるとよい。
一方、初心者を卒業したプレイヤー向けのコンテンツでは「同じキャラは一日一度しか使えない」などの制限があったりするので、
ある程度主戦力が整ったら、同じような役割の別キャラを同時進行で育てていく必要が出てくる。

また、キャラクター毎に絆レベルがあり、バトルに連れて行ったり、ギルドハウスでプレゼントを渡したりして好感度を一定以上貯めるとレベルアップし、
キャラクター毎の個別エピソードが見られる。個々の人物像などが掘り下げられているので必見。
個別エピソードを見ることでジュエルがもらえ、そのキャラのステータスも強化される、と実益もあるので、気になったキャラとは積極的に絆を深めていこう。

2019年9月には才能開花で☆6まで強化できるようになるアップデートが発表され、第一弾として【美食殿】3人に☆6が実装された。
☆6にすることで絆レベルが12まで上限解放され、性能も強化される他、新規イラストと☆6以上の新バトルキャラが解放されるが、
従来のメモリーピースに加えてそのキャラのピュアメモリーピース、そして専用の強化アイテムを一定数集めなければならない上、
高難度の解放クエストをクリアする必要がある、と上級者向けの仕様になっている。


  • バトル
最大5キャラを選択してチームを編成する。
各キャラには前衛・中衛・後衛のうちいずれかのポジションが割り当てられているので、前衛キャラを後ろに配置することはできない。
前衛キャラだけでチームを組めば全員横並びになるが、同じポジションのキャラでも前後関係は決まっている。
「堅いキャラを前に、脆いキャラを後ろに」を基本に色々試してみよう。

戦闘はセミオートで行われ、ユニオンバースト(必殺技)の発動タイミングのみプレイヤーが操作する。
めんどくさい人はオート操作にして眺めてもいい。
なおユニオンバースト発動演出は設定によって「オフ」「一日一回だけ見る」といった具合に調整できる。

特定のキャラ同士を編成に入れていると、UB使用時や勝利時などに掛け合いが発生することがある。
基本的に同じギルドに所属していることが条件になっているものが多いが、それ以外にも組み合わせはあるので試してみよう。
ちなみに、勝利時の掛け合いはクリア評価(☆1~3)それぞれに別ボイスが収録されているという手の込みようである。

一部のボスは複数の部位に攻撃が可能な「マルチターゲット」という仕様になっている。
各部位に一定のダメージを与えるとしばらくの間ブレイク状態となり、ステータス低下などの効果が発生する。
攻撃する部位を任意に指定することはできず、単体攻撃は基本的に最も耐久が高い部位に当たるため範囲/全体攻撃スキルが有効。
2019年5月のクランバトルより実装され、それまで単体ボスとの相性が今ひとつだったキャラも活躍が見込めるようになった。



◆常設コンテンツ

  • クエスト
メインクエストのほか、探索、調査がある。
いずれのモードも全員生存でクリアすれば、スキップチケットを使用することでスタミナ消費のみでクリア扱いにでき、大変快適。

【メインクエスト】
その名の通り本作において最も周回することになるであろうクエスト。
難易度はノーマル、ハード、ベリーハードの3つが存在する。
ノーマルはプレイ回数に制限は無く、キャラのランクを上げる装備を集めるためには基本的にこのノーマル周回が必要。
また、進行に応じてメインストーリーが順次閲覧できるようになるほか、各種コンテンツも解禁されていく。
ハードではキャラクターのメモリーピースを獲得できるが、1日の挑戦回数に制限が設けられている。
ベリーハードは☆6の実装に合わせて追加されたもので、☆6解放に必要な「ピュアメモリーピース」が獲得できる。こちらも1日の挑戦回数に制限が設けられている。

【探索】
キャラクター強化アイテムを獲得できるクエスト。このモードのみスタミナは消費しない
「経験値クエスト」ではレベルを上げる「EXPポーション」を、「マナクエスト」ではスキル強化等に使用する「マナ」を獲得できる。
それぞれ1日の挑戦回数は基本的に2回ずつだが、課金で増やすことが可能。
いくつかのレベルに分かれているが、挑戦回数は全難易度で共有なのでその時点で行ける最高レベルのものに絞ろう。

【調査】
キャラクターの更なる強化に必要なアイテムを獲得できるクエスト。
「聖跡調査」では専用装備の作成に必要な「プリンセスハート(の欠片)」を、「神殿調査」では☆6解放に必要な「プリンセスオーブ」を獲得できる。
こちらは探索と異なり各レベルごとに挑戦回数が設けられているので、スタミナに余裕があれば可能な限り回っておきたい。
特にプリンセスオーブは1人当たり100個必要となるので、常日頃から集めておくといざ実装となった時に困らないかも。

また、ストーリーイベント(後述)のうち、初回開催から約2年経過したものが「サイドストーリー」として常時プレイ可能になっている。
ハードの周回制限数が増えていたり、ボスモンスターとは各難易度につき一度ずつしか戦えなかったりと、イベント版とは一部仕様が変更されている。


  • ダンジョン
手持ちの全キャラクターの総力を結集しての勝ち抜き戦。
1FごとにNPCの編成と対戦し、最上階はボスモンスター戦となる。
挑戦できるのは基本的に1日に1回まで。
戦闘不能となったキャラは再起用できないが、時間切れで戦闘終了した場合は生き残ってさえいれば再起用可能。
そのため、脱落者を出さない程度に耐えられるならば時間はかかってもクリアすることはできる。…低難易度のうちは。
高難易度のダンジョンでは残り時間が少なくなると発狂モードに突入するボスや、果ては時間切れ時に強制的にパーティーを全滅させるボスが登場するようになり、相応の戦力が必要となってくる。

1つのダンジョンを完全クリアする事によって、スタミナ生産アイテムを獲得できる。
実は「最新のダンジョンのボス前までの収入>その1つ前の完全クリアの収入」という風になっているため、
どんどん先のダンジョンに進んだほうが効率がいい。
途中の敵は割と簡単に倒せるため覚えておこう。
スタミナ生産アイテムは間違いなく美味しいアイテムのため、十分に倒せるレベルになったらボスを倒して回収しよう。


  • バトルアリーナ / プリンセスアリーナ
他のプレイヤーと戦うランキング戦。相手の防衛用編成と対戦し、勝利するとその相手と順位が入れ替わる。
双方オート操作かつ判定は残り人数ではなく時間内にチームを全滅できたか否かなのがポイント。
その性質上耐久型チームが有利だが、順位を上げるには相手の耐久型チームをなんとか攻め崩す必要がある。
極まったレベルでは防衛パーティに明確な対策ができる攻撃側有利だが、頂点以外は基本的に防衛側有利。
プリンセスアリーナは3チーム3戦で先に2勝した方の勝ちとなる。プリンは許さない。


  • ギルドハウス
家具を配置してカスタマイズを楽しめる、所謂マイルーム。
家具はショップで購入できる他、ダンジョンやイベントクリアの報酬として手に入るものもある。
一定時間ごとにスタミナやスキップチケットを獲得できる家具もあり、実益の面からも地味に便利。
キャラクターを配置することもでき、歩き回ったり、セリフを発したり、家具の前でリアクションを取ったりと、眺めているだけでも楽しい。
初めは1階部分のみだが、クエストを進めていくことで3階まで解放される。とあるキャラが関わっており、解放することで登場する。



◆期間限定イベント

  • ストーリーイベント
月イチで開催される期間限定イベント。
専用のイベントマップを周回して「ボスチケット」を集め、それを一定数消費してボスモンスターと戦闘、
倒せばアイテムと交換*14できる「討伐証」が手に入る…というのが基本的な流れ。
高難易度のボスほど討伐証が多く手に入るが、VERY HARDは1日に1回、SPECIALは1回のイベントにつき1回までしか戦えない。
戦力が不十分なうちは無理をして高難易度ボスに挑むよりも、低難易度ボスを多く倒した方が効率が良かったりすることも。

マップの周回は通常のクエストと特に仕様は変わらず、全員生存でクリアすればチケットによるスキップが可能。
加えてボスバトルも全員生存でNORMALは3回、HARDなら1回勝利することでスキップ可能になる。
VERY HARDやSPECIALのボスは基本的に複数回戦闘をして倒していく。
イベントによってボスの性質が変わるので一概には言えないが、前回よりも凸数が減ったりと成長を実感できるところでもある。
SPECIALをクリアするとEXHIBITIONが出現し、SPECIALと同様の敵編成と無制限に戦うことができる。こちらは純粋な腕試しモードのため討伐証等の報酬はない。*15

進行に応じてそのイベントのストーリーを閲覧できる。
概要にもあったように、毎回主題歌付きのEDアニメーションが用意されており、本作の名物にもなっている。
イベントによってはその他にもミニゲームが遊べたり、登場キャラとの信頼度イベントがあったりとバリエーション豊富。
ストーリーに登場する新キャラ、別バージョンキャラは期間中のピックアップガチャの対象だったり、イベントクリアの報酬になったりも。
対象キャラ*16が3人いる場合、イベント期間中PUガチャ、イベント配布、イベント終了後PUガチャと割り振られるパターンが多い。

初回開催から約1年経過すると復刻イベントが開催され、さらに約1年(初回開催から約2年)経過したものは「サイドストーリー」としてアレンジされて順次常設コンテンツに加わる。
『Re:ゼロから集まる異世界食卓』(2019年6月イベント)は他社とのコラボということもあってか通常のスケジュール通りに復刻が行われず、以降のイベントが1か月前倒しになっていたが、2020年11月に復刻開催された。


  • ルナの塔
ダンジョンと同じようにHPやTPを持ち越しながら各階に登場する敵を倒し、塔を登っていく。
モンスターとシャドウが出現し、10の倍数階はボスモンスターを含む編成となる。
階層は開催の度に追加されるが、クリアした階数などの進行状況は保存されるため、前回の続きから始めることが可能。
2020年7月の時点で400階を超えているが、一定の階層まではボス以外をスキップできるので後発プレイヤーも安心。

時間内に倒し切れないと強制的にチームが戦闘不能になるというのがダンジョンとは決定的に異なる点。
全体的に敵のHPが高めに設定されており、更にシャドウは開幕の時点でTPが半分以上溜まっているなど難易度は高め。
練習用の「模擬戦」モードもあり、また本戦でも途中リタイアすればペナルティ無しで再挑戦が可能なので、最適な編成を見つけ出そう。
また、一日に一回全員のHPを全回復(ただしTPもリセット)させることが可能。
上述のように進行状況は保存されるため、どうしても厳しければ翌月以降に仕切り直すなど自分のペースで攻略しよう。
前回は手も足も出なかったボスをあっさり倒せたりなど、こちらでも成長を実感することができる。

ルナの塔だよ。とか言ってたら後に本当に実装された。


  • クランバトル
クランのメンバーで協力して規定数のボスキャラを倒していく、所謂レイドバトル。
周回制であり、最後のボスを倒すとまた一体目からの戦闘となる。一定回数周回するごとにボスが段階的に強化されていく。
クエストなどをプレイしてスタミナを消費することで挑戦権が得られ、一日に最大3回まで挑戦可能。
一度採用したキャラは(生き残っていようがいまいが)翌日まで再使用ができず、
また、クリア評価はない(=何人倒れても問題ない)ため、アタッカー多めの攻撃的な編成が有効。
制限時間内に撃破できた場合、残り時間+αで次の敵と戦う*17こともできる。

ルナの塔同様に「模擬戦」モードもあるため、編成や戦術を吟味することが可能
あまり模擬戦に時間をかけすぎているとその間に他のメンバーが倒してしまっていることも…。

後のアップデートで、ソロプレイヤー向けに難度が調整されたバトルモードも実装されている。

2021年7月開催分より、5体のうち任意のボスと戦えるように変更された。
現在の周回数の次までのボスと戦うことができる。
例えば、「1周目」のボスが残っている状態では、それ以外のボスの「2周目」までと戦うことができるが「3周目」は出現しない。
加えて、強さの段階が切り替わるタイミングでも同様に「1段階目」に該当するボスが残っている状態では「2段階目」に移行できないようになっている。



2020年4月現在、定期イベントは毎月概ね次のようなローテーションで開催されている。
上~中旬*18:ストーリーイベント(約2週間)
中旬:ルナの塔(約1週間)
下旬:クランバトル(約1週間)
この他に、中~下旬頃に1週間程度、過去のストーリーイベントが復刻開催されることも。



◆用語

  • ランドソル
アストライア大陸最大の国家。また、その首都である城塞都市。

  • アストルム
この世界全体を示す単語。アストライア大陸の語源ともなっている。ただ、この「アストルム」の語源は定かになっていない。

  • 種族
アストルムの住人が属する種族。
まず最も人口が多い「ヒューマン族」。ランドソルの施政はヒューマンの貴族を中心に行われている。
ヒューマン族に次いで人口が多く、獣の耳と尻尾が特徴の「獣人(ビースト)族」。一般的に他種族よりも身体能力が高い。
尖った耳が特徴であり高い知性を持つ「エルフ族」。彼らは自然を愛し、森で生きる者が多い。
最も人口が少なく、頭部に角を持つ「魔族」。魔力・知力・運動・感覚など、特定の能力に秀でたものが多い。
以上4つの種族で成り立っている。

  • ギルド
特定の目的を持って活動する人たちの集合体。ランドソルでは、国民に「ギルド」に所属することが義務付けられている。
所属していることで受けられる公共サービスもあり、逆に未加入の人間は社会的信頼が得られない。

  • ロスト
存在するはずの人間の記録や記憶が消失するという怪現象。
例を挙げれば、とある子供の両親が『ロスト』してしまうと、その子供ですら両親についての記憶がなくなり、
書類などからもその両親に関する記述は消失し、名実共に「存在しない」ことになってしまう。

  • シャドウ
実在する人物にそっくりな容姿を持った、正体不明の存在。
背後から見ると本人と間違えるほどだが、その目は虚ろで、オリジナルの言葉や仕草を繰り返すが、
他人とのコミュニケーションは取らず、自我があるようにも見えない…という、ドッペルゲンガーのような化け物。
アメス曰く「この世界のバグのような存在」であり、主人公に再三「あまり関わらないように」と警告している。
アニメ版では具象化前は黒いオーラを放つ影として表現されており、異様な動きと相まって不気味さが強調されている。

その正体は人間の体から抜き出した魂。*19
厳密には魂の欠片、記憶の断片からでも生じるので、自分自身のシャドウに出会うケースもままある。

  • ソルの塔
ランドソルの中心にそびえ立つ巨塔。
アストライア大陸における最大の建造物であり、最大の謎でもある。

  • 七冠(セブンクラウンズ)
この世界において特別な役割と固有の異能を持つ7人の超越者。
一纏めにされてはいるが一枚岩ではなく、中には敵対関係にある者達もいる。
明らかになっているのは

覇瞳皇帝(カイザーインサイト)」ユースティアナ
誓約女君(レジーナゲッシュ)クリスティーナ
変貌大妃(メタモルレグナント)ネネカ
跳躍王(キングリープ)」ラジニカーント
迷宮女王(クイーンラビリンス)」ラビリスタ

これに加えてコッコロの父親であるエルフの里の「長老」こと「嚮導老君」*20の6人が判明している。
7人目は2部ラストで「幻境竜后」なる称号のみ判明したが正体と詳細は不明。一時はドラゴンズネストのホマレがそれなのではないかとレイジ・レギオンも疑っていたが、結局ホマレは「幻境竜后の元友人」であり本人ではなかった。
ラビリスタの発言によると「まだ夢の中」とのことなのでアストルムにいるのは確かのようだ。

  • プリンセスナイト
七冠がその権能の一部を譲渡した眷属のような存在。
明らかになっているのは無印時代の設定も含めると、

ユースティアナ→キャル
ネネカ→マサキ
ラジニカーント→ダイゴ
ラビリスタ→主人公

  • 世界の裏側
第三部のキーワード。
アストライア大陸と繋がる「別な世界」の総称であり、これまでアストルム世界にいた4種族とは異なる多種多様な種族が住んでいる。
2024年現在判明している世界は『ジオ・テオゴニア』と『ジオ・ゲヘナ』。

+ 以下、メインストーリーと無印『プリンセスコネクト!』のネタバレに付き注意!

  • レジェンド・オブ・アストルム
通称「アストルム」。世界中で流行しているフルダイブ型VRオンラインゲーム。無印時代はこれにダイブするプレイヤーの物語が描かれた。
地味に幽霊や動物、プレイヤーに憑いている守護霊的存在でもログイン可能な凄まじいスペック・ユーザビリティを誇っている。
…なお、ムイミの背景ストーリーでは、ゲーム内での「魔法・スキル」は現実でも超能力者なムイミを拘束してやらせた実験や彼女を強制的にテストプレイヤーにする事で制作された事が判明している。

  • ウィズダム
アストルムを運営している国際組織。トップに位置する7人の天才を「七冠」と呼ぶ。

  • ミネルヴァ(無印時代のCV:大関英里)
「七冠」によって作られたアストルムを実質的に管理している人工知能。「技術的特異点を超えたAI」とされ自我とアストルムにおける絶対的な権限を有する。

  • ミネルヴァの懲役
アストルムにログインしていたプレイヤー全員が昏睡状態に陥り、目を覚まさなくなってしまった怪現象。
管理を司るミネルヴァが原因なのではないかという疑惑から、この通称で呼ばれるようになった。

実は『Re:Dive』世界の殆どの登場人物はこの事件の犠牲者でもあり、
「現実世界でVRゲームをプレイしていたプレイヤー」としての記憶を失い、「元々アストルムの住人である」という前提を核に記憶が改竄されている。
例:「ネトゲで遊ぶ変わりものの動物」(現実)→「牧場で働く珍しい獣人」(アストルム)等
そしてさらに恐ろしいのは、リアルに家族を残したプレイヤーの場合、何らかの形で「家族」の代わりをする別キャラクターが割り振られてしまうケースも存在している(その「家族」がプレイヤーかNPCかは謎)。
只その一方で一部の「種族」「特殊能力」「家族関係」と言った「現実でもアストルムでも変わらない前提」はさほど変わらず残っており、
ごく僅かなキャラは「前の世界」こと現実世界と無印時代の記憶を何とか保持している。

なお「懲役」後の現実とアストルムとの時間の流れはかなり異なるようで、
季節ものイベントやアニバイベントなどでちょくちょくサザエさん時空化しているのも恐らくはこのため。
一度現実に帰ったラビリスタこと「模索路 晶」があまり長居できなかったのも、この時間差で浦島太郎のようになってしまうのを防ぐためだった。










追記・修正は、期間限定以外の全キャラを揃えたヤバイ方にお願いします☆

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  • 残念な美少女達

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最終更新:2024年03月13日 09:26

*1 別記にもあるが【聖テレサ女学院(なかよし部)】の関連のみ、王雀孫氏が中心となって脚本を書いている。

*2 イベント告知などでもギルド単位の場合、本来三人の所はギルドマスターがセンターになるはずが、【トゥインクルウィッシュ】の場合はユイがセンターになる。一方で、第一部ED等、多くのギルドのキャストが一気に表示される場合は、他のギルド同様にギルマスであるヒヨリ役の東山氏が一番上にクレジットされる。

*3 それでもあくまで全体で見れば【トゥインクルウィッシュ】が物語の主体になっている分、多い方ではあるが

*4 ギルド管理協会からの認可条件として「一定以上の年齢のギルドマスターの配置」が義務付けられている為、10歳のミミでは認可が下りない。ちなみに規定年齢は明確にされておらず登場済みギルドの最年少ギルドマスターは、【アルターメイデン】のギルマスである15歳のリリである為、少なくとも15歳以上なら可能ということになる。

*5 主人公には女性の幽霊が常に何人か取り憑いているらしい

*6 アニメ版のみ。2018年に相坂氏が一時声優業を休業していた影響で、アニメ版への出演を見送ったと相坂氏のTwitterで発表された。

*7 敵をスタン状態にする効果は、プリコネのバトルシステム上、非常に有効な手段である。他にも敵をスタンさせられるキャラがおり、該当キャラは大体必須級の扱いを受けているが、カズマサUBのスタン持続時間はそれらと"比べ物にならない程長く"、どれほどの壊れ性能か窺える。

*8 厳密言うとユキを除く「男性キャラ」の実装はないと発表されている。つまり、主人公も例外ではない。

*9 メタ的には主人公が17歳なのでそれに合わせた形と思われる。ただしグラブルも年齢表記自体変更されないが作中で年数が経っている(体が成長していたり、初登場時から結婚し子供が生まれて幼児程度まで成長しているキャラクターもいる。また、現在グラブルのジータの体型は初回時の15歳程度の体型から20代前半程のナイスバディまで成長している。)

*10 設定上は騎空団としてでギルド申請しているらしい。

*11 ちなみに、シャドバでも後にプリコネコラボでキョウカがリーダースキンとして実装された上、アニメ版で小倉唯氏が演じるメインキャラもスキン化されたため、あちらではCV:小倉唯が3人いる事態に。

*12 両親が殺されて孤児、天性の死霊術師、友達になってくれるという相手を殺そうとする等

*13 本家では盗賊

*14 いわゆるボックスガチャ方式で、メモリーピースやジュエル、装備アイテム等が貰える。

*15 規定回数内に倒すというイベント限定クエストは存在する。SPECIALで条件を満たせばその時点で達成となる。

*16 基本的に別バージョンキャラ及びコラボキャラが該当。【なかよし部】や【ドラゴンズネスト】のような完全新規キャラの場合は1人がPUガチャとして実装され、他のメンバーは後日別の機会に実装される傾向にある。

*17 一日3回の制限にはカウントされないが、参加報酬も貰えない。また編成を変えた場合、変更前後のキャラはどちらも再使用不可になる。

*18 開始は前月の最終日から。

*19 残された抜け殻の肉体は自然消滅する

*20 ただしいわゆるNPCの扱いで、モデルとなった人物は現実世界にいる