モンスタースレイヤー(千年戦争アイギス)

登録日:2019/03/17 (日) 22:39:34
更新日:2023/06/22 Thu 20:41:36
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DMMのブラウザゲーム千年戦争アイギスに登場するクラスの一つ。

モンスタースレイヤー→(第一覚醒)モンスターバスター→(第二覚醒)ヘビートリガー/ペネトレーター

長い名前なので「モンスレ」と略して呼ばれることも多い。

クラスの特徴

2016年4月に実装されたクラス。初出は小説版の付録。
全員が大型の狙撃銃を武器とするスナイパーである。
パイレーツより長い射程と高い攻撃力、遅い攻撃速度と低い防御という、さらに尖ったステータスを持つ遠距離ユニット。攻撃には短時間の鈍足効果もついている。
量より質といった傾向の攻撃なので同じく量より質で攻めてくる大物を狙うことに適正があり、逆に量で攻めてくる雑魚の殲滅は苦手。

最大の特徴はモンスターブレイカーと並んで特定種の敵を倒すことに特化したクラスとなっていること。
ブレイカーと比べるとこちらはスキルによる特攻対象への攻撃力増加と優先攻撃が主体であり、バフやデバフによる味方支援はほぼ無く単独で完結している。
それぞれ特攻対象が異なるので同クラスでも替えが効かない場面は多い。
一方でこのクラスに匹敵する長射程・高攻撃力の物理攻撃クラスは他にあまり類が無いので、特攻を無視して活用させることも可能ではある。

たまに演習や洗脳などで敵として出てくると、その射程と攻撃力で後衛を次々と撃ち抜き、場合によっては前衛であっても瞬殺してしまう油断ならない相手となる。配置順と避雷針には気を配りたい。

第二覚醒はヘビートリガーとペネトレーター。
ヘビートリガーは攻撃力が上がり、鈍足効果上昇、スキル効果時間増加、スキル再使用時間短縮。
スキルの回転が大幅に向上するため、スキルが特徴のクラスとしてはかなり良い内容。
ペネトレーターは攻撃力が下がる代わりに常時貫通攻撃(防御力魔法耐性無視)になる。
固い敵に安定してダメージを与えられるため汎用性が高い。二覚前からの攻撃力の下げ幅は誤差レベルなので、低防御の敵にはダメージが下がることを心配する必要は(ほぼ)無い。

ユニット一覧

ゴールド

  • ちびソシエ

  • ちびドルチェ

プラチナ

  • 悪魔ハンタードルチェ
2016年5月に実装。
実装順は2番目だが1番目が小説付録なので、ゲーム中で完結する入手手段のユニットとしては最初。
銃と比べても小柄な体格、可愛らしい衣装、甘いもの好きなど幼さを感じる要素もあるが、言動は芯の通った考え方をしている仕事人である。

特攻対象はデーモン。
強敵が多く出番も頻繁な属性なので活躍の場は多い。

スキル『対デーモン速射弾』は攻撃後の待ち時間やや短縮、デーモンに対して攻撃力上昇、デーモン優先攻撃。
攻撃速度が上がるので大群に対してもある程度の殲滅力を発揮できる。
覚醒スキル『スナイプモード』になると待ち時間短縮が消えて攻撃力上昇が追加され、自動発動・永続になる。
デーモン以外にもダメージアップとなるり、それが永続するのでかなり強い。
ただし発動までの時間がかなり長くなることと、攻撃速度上昇が消える点には注意が必要。

覚醒アビリティは『ホークアイ』。攻撃力と射程が伸びる代わりにコストが上がる。
コストの上昇の影響はそれほど無く、長所をさらに伸ばす優秀なアビリティ。
第二覚醒はペネトレーター。
覚醒スキルの永続攻撃力上昇に常時貫通が加わり、デーモン相手でなくとも固い相手に強く出られる。


  • 帝国猟兵レーゼル
イベント「帝国猟兵とオークの勇者」の報酬。
肩書きの通り白の帝国所属のスナイパー。父や部隊の仲間をオークとの戦いで失っており、イベントでは一人きりでオークの大群に挑もうとしていた。
体調管理にはやや無頓着で、半ば保護者になっているエリアスには頭が上がらない。

特攻対象はオーク
体力が減ると危険な相手なので遠くから撃ち抜いて処理できるのは大きいが、大抵のボス格オークは数の多い下位オークと共に出てくるため少々工夫が必要なこともある。
なおオーク族の戦いの美学的には遠距離からの狙撃は許されざる行為である。

スキル『対オーク弾』は、攻撃力上昇、オークに対してさらに攻撃力上昇、オーク優先攻撃。
ドルチェとは逆に通常スキルで攻撃力上昇が付く。
覚醒スキル『対オーク三連弾』になると攻撃力上昇は特攻のみとなり3連射になる。
ほとんどの敵に対してはこちらの方がダメージが出るのでスキル覚醒推奨。

覚醒アビリティは『追撃』。30%の確率で攻撃後の待ち時間を0にする。
攻撃間隔が長いため発動すれば恩恵は大きい。
第二覚醒はヘビートリガー。


  • 帝国狙撃兵ラルフ
2016年12月に帝国召喚に実装された男性モンスレ。帝国所属のモンスレは2人目となる。元は帝国とは違う国の出身で、故郷を滅ぼし姉を傷つけた魔物(おそらくゴブリンなのだろう)を強く憎み、救援に来てくれた帝国への恩義から戦っている。
男性で長射程は希少なので上手く活用していきたい。

特攻対象はゴブリン。ゴブリンのモンスタースレイヤー、つまりゴブリンスレイヤー。
クラスの特徴でも書いたようにモンスレは大物狙いを得意とするクラスなので基本的に質より量で来るゴブリンは苦手なのだが、そこはちゃんと考慮された性能になっている。
補足しておくと、大物クラスのゴブリンもいないわけではなく昨今はむしろ増加傾向にある。ただしそいつらはモンスレの攻撃力でも抜けない防御力を持つケースも多いのが悩みの種。

スキル『対ゴブリン速射弾』は、攻撃後の待ち時間やや短縮、ゴブリンに対して攻撃力上昇、ゴブリン優先攻撃。
ドルチェの通常スキルから特攻対象が変わっただけ。待ち時間短縮で大群への対応力が上がるのは対ゴブリンとしては順当。
覚醒スキル『対ゴブリン速射爆裂弾』になるとさらに範囲攻撃になる。
雑魚ゴブリンの集団をまとめて倒せるようになるし、大物と雑魚の混成も対処しやすくなる。特効抜きでも範囲物理攻撃としてはかなり高い火力を誇り、ゴブリン以外へ起用する際も頼りになる。
効果時間がやや下がる程度でスキルの待ち時間は同じなので、スキル覚醒可能ならこちら一択と考えていいだろう。

覚醒アビリティは『必殺の一撃』。20%の確率で攻撃力1.9倍。
攻撃力の高いクラスなので発動すればかなりのダメージとなる。
第二覚醒はヘビートリガー。
強力なスキルを使いやすくなるのはいいのだが、ゴブリンが飛行&高防御の浮遊戦車(通称UFO)を頻繁に出してくるようになったため
対ゴブリンでもペネトレイター勢のほうが便利になりがちでゴブリンスレイヤーとしての立ち位置が危うくなっている。


  • 討妖の狙撃手アオバ
イベント「討妖の狙撃手」の報酬。
東方の国の出身で妖怪退治を専門としている。バシラとネーニャを化け猫と間違えたのはご愛嬌、むしろお約束。
故郷を滅ぼした酒呑童子を討つべく、妖怪でありながら酒呑童子と敵対する天狗に教えを乞おうとしていた。
そして天狗山の主コノハに認められ修行を付けてもらい、強力な討妖の力を獲得している。
時期的には酒呑童子の魔神級が開催されている最中での加入であった。

特攻対象はもちろん妖怪。
東方の国では酒呑童子を筆頭に大小多くの妖怪敵が出てくるため、活躍の機会は多め。

スキル『対妖怪弾』は、攻撃力上昇、妖怪に対してさらに攻撃力上昇、妖怪優先攻撃。
こちらはレーゼルの通常スキルから特攻対象が変わっただけ。
覚醒スキル『天狗流妖滅十匁玉』になると攻撃後の待ち時間が長くなるが、攻撃力上昇の倍率が両方とも上がる。
通常スキルでも一撃で倒せてしまうような相手でなければ、こちらの方がダメージが稼げる。
より大物狙いに特化した方向性になるので、敵の出現傾向によって切り替えていきたい。

覚醒アビリティは『天狗の印可状』。悪天候無効、スキル発動時に妖怪に対して時止め。
該当する相手が無いステージでは無意味だが、その分だけ活かせる場面では非常に強力。
苦手な雑魚妖怪の大群もこれで停止させて他の仲間の範囲攻撃で殲滅ができ、攻撃が痛い大物の動きを止められるのも重要である。
これによりモンスレとしては珍しく他の仲間との連携もこなせるユニットになっている。
第二覚醒はペネトレーター。

  • 帝国狙撃兵ヒルデ
2019年4月に帝国プレミアム召喚に実装された3人目の帝国属性のモンスタースレイヤー。
帝国は積極的にモンスタースレイヤーの育成をしているのだろうか……。

元は小国のお姫様だったが、人間同士の争いにより国が滅び一人落ち延びたところを子のいない傭兵夫妻に拾われた。
夫妻が引退した今ではその恩義のために夫妻の故郷である帝国の軍に所属している。

最初から妙に王子に対して好感度が高いが、それは幼い頃に出会っていた王子に一目惚れしており、今に至るまでずっと王子を想ってきたから。
運命的な再会を果たした今では王子最優先で帝国への忠誠は王子の二の次という有様。帝国ェ…
積極的に色仕掛けを仕掛け、尽くし、過剰なまでに王子を求めてくるが、それは幼い頃に両親と国民といった愛するものをすべて失ったことで、
愛せるものが王子しかいないからという空恐ろしい理由がある。養父母に恩は感じても愛情を抱くことはできなかったようだ。
愛に狂ったが故に壊れるタイプのヤンデレであるエヴァとは対照的な、壊れてしまったことで愛に狂ったタイプのヤンデレである。

特攻対象は機械のため、相手が少ないことが難点と言えば難点。
しかしながら実装後まもなくに開催されたデウスエクスマキナ戦では敵が全て機械属性であったため猛威を振るった。

スキル『二点バースト対機械弾』は、攻撃力上昇、機械に対してさらに攻撃力上昇、機械優先攻撃。……そして 二回攻撃
基本スペックの高さとも相まってとかく高い打点を発揮できる。
通常攻撃で2.5~3撃の間に倒せる相手に対しては3倍速で処理できるので最も効果的になる。

覚醒スキル『対機械帯雷弾』は基本の攻撃力上昇が下がり二回攻撃もなくなるが、代わりに機械特効の威力が上がる。また、麻痺も追加される。
説明だけだと一見すると攻撃力が下がっているように見えるが、攻撃速度がとてつもなく(およそ3倍)速くなっており実際は通常スキルよりも火力は高い。
非特効でも十分すぎるほどに強力なその火力が特効で引き上げられた際には、その前にスクラップの山が積み上がることだろう。
上の一撃条件に当てはまる敵でもない限り手数による無駄撃ち減少のほうが効果が大きいため、基本的に運用は覚醒スキル一択。

覚醒アビリティは『ディザームショット』。攻撃をヒットさせた相手の攻撃力を一時的に20%下げる。
なんとか受けられる大物相手なら機械でなくとも非常に役に立つアビリティ。
おまけとして編成時に帝国の遠距離ユニットの攻撃力を+5%する。これは自分も受けられるので無駄になることはない。

第二覚醒はペネトレーター。手数で攻めるスキルであることと、
特効対象が防御力の高い機械ということで相性は抜群に良い。

  • 滅蟲の狙撃手エイル
試練型イベント「世界樹に巣食う妖虫」の報酬として登場したキャラ。
副官アリアの妹で、新たに王国軍に入隊したばかりの新兵。

当然ながら特攻対象は虫。ただゴブリンと同様数で押してくるタイプの敵なので、クラス特性とはあまりかみ合っていない。

スキル『対インセクト弾』は攻撃力上昇、インセクトに対してさらに攻撃力上昇、インセクト優先攻撃の基本セット。
この辺りは報酬ユニットであり、仕方のない面もあるか。
ただ、覚醒スキル『滅蟲灰燼弾』は基本の攻撃力上昇がなくなる代わりに魔法属性の広範囲攻撃になる。
真剣に対インセクト要員として起用するなら、是非スキル覚醒を考えたいところ。

アビリティは『クイックトリガー』。射程が-20される代わりに攻撃速度が上がる。
対インセクトと考えれば妥当なところだろう。射程はそれでもなお380あるため、通常はそれほど問題にはならないはず。

第二覚醒はヘビートリガー。

  • 火遊びハンタードルチェ
夏恒例のサマー属性持ちユニット。ドルチェが水着に着替えた姿である。
手にはパラソルを持っているが、これがどうも仕込み銃のようだ。
同一キャラのためか特攻対象は変わらずデーモン。

スキルは『対デーモン冷凍弾』。モンスレスキルの基本3セットに加え、攻撃命中時に短時間相手を停止させる。
手数での早期撃破を目指すのが通常側のスキルなら、こちらは相手の行動を制限して倒すための時間を稼ぐイメージか。
その特性上、特に他ユニットと連携できる状況で強い。

覚醒スキルは『キンキンかき氷』。恒久的に最大HP-30%、攻撃力1.3倍される。急いで食べると頭がキーンとなるあれ。
また、発動時にはデーモンが停止され、その後スキルは『対デーモン冷凍弾』となる。
HP低下と初動の遅れが許容範囲内ならば、単純な攻撃力の上昇は強みと言えるだろう。出撃させるマップに合わせて選びたいところ。

アビリティは『パラソルガンナー』。
悪天候の影響無視、通常時は30%、スキル時は60%の確率で敵の攻撃を無効化する。何でできてんだあのパラソル。
悪天候マップ自体は少ないとは言え、長射程ユニットにとってネックになる雨などを無視できるのはやはり強い。
攻撃無効化については言うまでもないだろう。

第二覚醒はこれまたある種のお約束、オリジナルとは違うヘビートリガー。


ブラック

  • 聖魔殺しの銃手ソシエ
2017年5月に実装された黒モンスレ。
生まれた村で天使による"救済"から唯一生き残り、それを「神は私を救うに値しないと判断した」と捕らえ、そのような価値観の神や天使を愚かとみなし天使殺しとして軍人を経由し王子軍に加入した。

特攻対象はデーモンと天使。
経歴からするとデーモンはとばっちり感があるが、こちらも人間の敵なのでそこまで変な話でもない。

スキル『対聖魔弾』は、攻撃力上昇、デーモンと天使に対してさらに攻撃力上昇、デーモンと天使優先攻撃。
プラチナユニットの対○○弾と比較して、基本の攻撃力上昇が高めで特攻倍率が低め。
特攻対象以外に対しても高い攻撃力を維持してダメージを稼げる。
覚醒スキル『聖魔殲滅弾ラグナレク』になると双方の倍率が上昇。代わりに再使用までの時間が少し増える。
基本的にはこちらの方が良いが、回転の悪化は状況によっては問題になるので注意しておきたい。

アビリティは『攻撃力アップ』。自身の攻撃力+10%で、ステータス画面ですでに反映されている。
覚醒アビリティ『ブーストミサイル』になるとさらに配置中遠距離ユニットの攻撃力+10%。
自身は両方の恩恵を受けることができ、かなり攻撃力が伸びる。

第二覚醒はブラックなので選択可能。
スキルの攻撃力倍率や素の攻撃力差の影響により、かなり固い敵でない限りヘビートリガーのダメージの方が上となる。
特効倍率も込みで考えるとその差はさらに大きくなるため、特攻を目当てにするならヘビートリガーが適している。
一方で特攻対象以外も含むと「かなり固い敵」は低くない頻度で出てくるため、安定してダメージを出せるペネトレイターの汎用性も魅力的。
その他の特性や他ユニットとの連携も含め総合的に考えると一長一短の範囲には収まっているので、自分の使い方を考慮して決めればいいだろう。

  • 南瓜に潜む狙撃手ソシエ

サファイア

  • 竜殺しラーティ
小説版5巻の付録として実装されたモンスレ第1号。人見知りが激しくぼっち気質。

特攻対象は肩書き通りドラゴン。
空を飛んだり範囲魔法ブレス吹いたりと基本的に厄介で大物な相手なので、それを長射程で撃ち抜けるのはわりと便利。

スキル『対竜弾』は、攻撃力上昇、ドラゴンに対してさらに攻撃力上昇、ドラゴン優先攻撃。
覚醒スキル『ドラゴンスマッシャー』になると特攻部分の倍率が増え、他は全部据え置き。
完全に上位互換になる珍しいタイプで、使うのならばスキル覚醒させて問題ない。
覚醒アビリティは『貫通攻撃』で、20%の確率で攻撃が防御力魔法耐性無視となる。
第二覚醒はヘビートリガー。

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最終更新:2023年06月22日 20:41