姫川花恋

登録日:2019/03/17 (日) 19:42:39
更新日:2024/03/12 Tue 14:57:29
所要時間:約 6 分で読めます




*1
「うわぁ、なつかしいなぁ……」


姫川花恋(Karen Himekawa)とは、ういんどみるOasis制作のエロゲー、はぴねす! 2 Sakura Celebrationに登場するヒロインの1人。

CV:榊原ゆい
身長:160cm
3サイズ:92(F)/57/87
血液型:A
誕生日:5月20日(牡牛座)


外の町から作中舞台である御咲市にやってきた魔法使いの少女。
幼少期の頃に住んでいた御咲市に戻ってくるのは実に10年振りのことであり、到着直後から和やかな笑顔と共に懐かしさに浸っていた。
その少し後に偶然にも町中で、主人公の和綺と出会うことになるのが全ての始まり。
一度目は本当にただ出会った、というだけであったが後日にまた町中で再会。
その際和綺が助けようとしていた小さな女の子とのやり取りも経て、本格的に和綺と関わるようになり、
更に後日、桜ヶ丘学園に転入してからはすぐに和綺とその周囲の輪に溶け込んでいくことになる。

基本的に温和な笑みを絶やさない、おっとりぽわぽわで優しい性格の女の子。
上述した和綺との再会時においても、ふとした誤解で不審者扱いされていた和綺を見て、
その時点では他人も同然だったにもかかわらず、正面から堂々と和綺を庇おうとしたり、
和綺と一緒にいた女の子の壊れてしまったプレゼントを、自分の魔法で直してあげたりしたことからも、その優しさが窺える。

…が、優しいというか優しすぎるを通り越して、純真且つ天然な面も強め。
軽い冗談のつもりで投げかけられた言葉を、そのままの意味で受け止めてしまったり、
和綺が何かと周囲の女の子と中睦まじそうにしているの目にして、
「お似合いのカップルだと思います」的なことを口走ることもしばしば。
そのあまりの純真っぷりについて、璃乃からお説教をされてしまうなんてシーンも。

魔法の腕前については同年代の中でもトップクラスに優秀。
「薔薇のラ・ピュセル」というブライトネーム(二つ名)で呼ばれ、その年の魔法使いの中では希少なクラスBの資格を有する。
共通ルート中盤の魔法力測定試験の模擬戦においては、
今まで学園内でも有数の使い手であった璃乃とも互角に渡り合ったほど。
ただ、花恋自身は優しいと同時に悩みやすい面や他人を傷つけることを嫌っている面もあるため、
試合形式であろうと、なかなか本気を出せないという押しの強さに欠けるという弱点も持っている。

因みに本作における魔法という概念は、それほど一般に幅広く浸透しているというわけでもないみたいであり、
長いこと外部にいた花恋は、魔法を使うには手続きやら許可やらが必要なのを当たり前と思っていたようで、
魔法特区である御咲市では、そんな面倒な手順など要らずに平然と魔法を使えることに、
一種のカルチャーショックを受けていたりもした。

愛杖の名称はロッシュ。
花恋の背丈以上の大きさを誇る、先端に青いスフィアが組み込まれた如何にもな魔法の杖といった外見。
天然さんの花恋を制するお姉さん、といった感じの性格であるが、割かしマイペースで少々ドライなきらいもあったり。

10年振りに御咲市へと戻ってきた理由の一つとして、
過去に自分がこの町に住んでいた頃に、自分を身を挺して助けてくれた、
「ゆうくん」なる男の子を捜していると語っていたが……

以下、ネタバレ含む。





















作中舞台である御咲市の裏に隠されている秘密の一つ「高峰の遺産」
それによってもたらされる10年周期の呪いに巻き込まれてしまったことがあり、
その時一緒にいたのが紛れもないゆうくんこと、主人公の和綺であった。

しかし、花恋を庇った結果、和綺は命にも関わる重傷を負ってしまうことになり、
そこに居合わせていた弥篝珠洲子の蘇生処置と同時に、事故に関する記憶の封印も行われたために、
それだけの大事件でありながら、和綺は花恋の存在含めたこのことを当初は一切覚えていなかった。

共通ルートでは記憶が曖昧ながらも、思い出の男の子である和綺との再会を果たせたことに喜び、
それを境に和綺との交流もより深いものになりつつ、和綺自身への信頼も強めていくことになるのだが、
ルート中盤において改めてお互いの覚えている過去について話し合った際、
和綺の側が自分の中の思い出の女の子を、当時出会っていたもう一人と勘違いしていたことから、お互いの気持ちがすれ違ってしまう。

急変した事態に思わず花恋はその場を飛び出していってしまうも、璃乃の後押しを受けた和綺がすぐさま彼女を追いかけてきて、
それをきっかけに花恋は自身の中の気持ちを更に高めると同時に確固たるものとし、
過去の助けられた思い出に縛られているわけではなく、再会から今日まで紡いできた和綺自身のことが好きになっていたのだと、その恋心を告白。
それを受けた和綺もまた、花恋に惹かれていたことを告げ、急展開ながらも二人は恋人同士になる。

「一条くん、わたしは、あなたのことが好きです」

「一条くんは、思い出の中の人じゃなくて、今現在、大切だと感じる人です」

「恥ずかしいとかみっともないとかで、距離を作ってしまいたくないんです」

告白それ自体が少々急だったこともあり、当初は自分たちはちゃんと恋人同士なのだろうか? という風に感じており、
手を繋ぐだけでもいっぱいいっぱいだったり、自分って実は(精神的な意味で)重い女じゃないだろうか? なんて悩みを打ち明けたりもしながらも、
それでも異性として惹かれた和綺のために、あたふたしながらも一生懸命恋人らしくしようとアプローチを重ねていき、
じっくりと時間をかけていきながら二人の仲は段々と濃密なものとなっていく。

その最中で和綺を自宅の部屋へと招き、10年前の事故の際に負った背中の傷痕を見せつつ、
これは自分の大事な証であり、自分を守ってくれた和綺にもっと自信を持って欲しい、なんてことを告げたりもしていた。

そして花恋は御咲市へとやってきたもう一つの目的である、嘗ての和綺の魔法の師である弥篝珠洲子への弟子入りのために彼女の下へと訪れ、
和綺との連携と作戦勝ちによってそれが認められると同時に、珠洲子の口から10年前の真実についてと、
それを教訓とした現在彼女が進めている計画…Project Happiness2.0への協力を行うことになる。

二度と自分たちのような呪いの犠牲者を生み出してはならないという決意も含めて、二人は計画協力のために努力を重ねることになり、
その一環として二人でのシンクロを軸とした魔法共同詠唱の特訓やら、お姫様抱っこからの突発アクシデントで水浸しになり、
流れで二人揃って背中合わせにピッタリくっつきながら一緒にお風呂に入ってみたり、
更に後日、エッチな時に彼氏が喜ぶことが書かれた雑誌を講読していたという花恋が、
これまたその肉感的なボディを活かして和綺と一緒にお風呂場プレイに勤しんだり……
なんて具合にイチャイチャを満喫しつつ、己自信の気持ちに素直になるということの大切さも知っていくことになる。

そしてルート終盤、嘗ての10年前と同じく高峰の遺産による呪いが暗躍を開始。
その矛先がなんと和綺の妹である瑞月に向けられたり、高峰の遺産の守り神である「はる」が、
珠洲子の娘である真白に憑依して襲い掛かってきたりと、数々の困難が立ち塞がるも、
和綺との触れ合いで培ってきた強い心と共に、花恋は見事にそれを退けることに成功。
完全解決…には至らずとも、当面の脅威は取り払うことに成功し、10年前の悲劇は繰り返されずに済んだ。

全てが終わった後で花恋は思い出の高台において、嘗て和綺をゆうくんと呼んでいたその理由を明かすと同時に、
これからもずっと共に歩んでいくことを誓うのであった。

「これから、ずっと一緒ですね」

「よろしくお願いしますね、和綺くん」






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最終更新:2024年03月12日 14:57
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*1 出典:はぴねす!2 Sakura Celebration ゲーム画面 ういんどみるOasis 有限会社アレス 2019年2月22日 ©Windmil / ARES Inc.