宇佐美いちか/キュアホイップ

登録日:2019/02/27 Wed 11:37:14
更新日:2024/02/22 Thu 07:42:00
所要時間:約 5 分で読めるよ!




いちか印のキラキラルに

賞味期限はないのだー!



【概要】
いちご坂に住む、中学2年生。
第8話以降はプリキュアのキッチンを利用したキラキラパティスリー、通称キラパティの店長を務めている。
実家は父親が空手の師範で、母親が世界中の小さな村を回る医師。
誕生日は1月7日。

天真爛漫で飾らない性格。
その明るさから交友関係は広い。
ボディランゲージが激しく、調子に乗ると「ホイップ・ステップ・ジャーンプ!」と飛び跳ねる癖がある。
多少図々しい部分はあるが言語化されない自分や相手の気持ちを汲み取るのが得意。
また何事も「チャレンジ精神」と称して全力で取り組むポジティブ気質。
反面勉強は赤点とかでないにせよ苦手で、時にはその話題から逃げようとする*1*2

一方でいざという時1人で抱え込みがち。
特に多忙な母親に対しては、小学校卒業時から31話まで大好きだからこそ甘えたい本音を隠し続けていた。
また父親のことも同じように好きだが、曰く「しつこい」のと思春期特有の気難しさでなかなか素直になれない。

また、ピンクプリキュアはよくおデコにものがぶつかるが、彼女は7話以降の多くの回の冒頭で画面奥から飛び出して画面(カメラ?)におでこをぶつけ、「私、宇佐美いちか!スイーツ大好き中学二年生!スイーツに込められたキラキラルの力で伝説のパティシエ、プリキュアやってま~す!」と自己紹介しているので、ぶつけた回数は歴代一と思われる。

キャラクターソングは「ダイスキにベリーを添えて」
あふれるスイーツへの愛や、失敗にもめげない前向きな いちからしい歌である。ダジャレが滑ってちょっとショックとかも言ってるけど。
挿入歌として以外にも次回予告後の「プリアラ1ぷんかんクッキング」で毎回使用されていたので、プリアラキャラソンの中でも特に有名であろう。

【スイーツ観】
前提として、その家庭環境ゆえ調理スキルはそれなりにある。

「スイーツには想いがつまっているから」という理由で好んでいる。
これは幼い頃母親が娘を想って作ったショートケーキを食べて育ったため。
キラパティを始めて以降も、素晴らしいスイーツをというよりはまず自分が「大好きだから」楽しむことで周りが笑顔になってくれることを重視している。

お調子者ゆえ細かな計量や手順の正確さを実践するのが苦手だが、それでも食べてくれる人のことが「大好き」という気持ちを最も大好きなもので伝えたいのだ。
その自然体な考えは「キラッとひらめいた!」とデコレーションに活かされている。
またスイーツに込められるキラキラルの量も格別。

何よりまずスイーツそのものや技術に強い関心を持つひまりやシエルとは、そういう意味で対照的な思考といえる。
特にシエルとは、19話ではいちかが、21話ではシエルが互いに弟子にしてもらおうと懇願したことすらあった。
最終的に23話でシエルがプリキュアになったため有耶無耶に終わったが。

自分のやり方がかなり確立してるからこそ、たまに迷走するとやることなすことダメになる。
ただキラキラルを抜かれこそすれプリキュア内で唯一最後まで闇に染めようともされなかったあたり、芯がおそろしく強いのは確か。

その信念は最終決戦を通して「世界中を『大好き』でつなぎたい」という人生の指針にまで変わっていった。
なんと、本編終了から数年後は正式に譲り受けたキラパティで世界中をパティシエとして飛び回っている。
母親と同じように、今日も誰かを笑顔にするヒーローとしてどこかでスイーツを作っていることだろう。








キュアラモード・デコレーション!

元気と笑顔を

レッツ・ラ・まぜまぜ!

キュアホイップ、できあがり!





【キュアホイップ】
いちかが変身するうさぎショートケーキのプリキュア。
イメージカラーはピンク。
母親のために作ったケーキが無駄になってもなお、食べてもらいたかった気持ちそのものを否定したくないと願い覚醒した。

ピンクの大きなツインテールとうさ耳、ホイップクリームのような尻尾と、ショートケーキの断面のようなスカートの模様が特徴。
戦う際は跳躍力と鞭のようにしなるクリームエネルギーを使う。
第1話では高い聴力も披露した。

1年後にそっくりさん?が登場したが関係性は不明。


【ホイップ・デコレーション】
キャンディロッドによる固有技。
ショートケーキ型の巨大なクリームエネルギーを発射し、バリアや攻撃に使う。


【余談】
声を担当する美山加恋は、かつて子役として活躍していた。
2004年に草なぎ剛の娘役を演じて一世を風靡していたのを覚えている人も多いだろう。

ニチアサの同期に仮面ライダービルドがあるが、実はビルドはトライアルフォーム(ラビットケーキ)というホイップと同系統のフォームを持っていたりする。

キラッとひらめいた!
ここをこう追記修正して……
私の項目できあがり!

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最終更新:2024年02月22日 07:42

*1 ただしシリーズ構成の田中仁氏は「実は地頭のいい子で、ドジはするけどバカではない」とアニメージュにて明言しており素質そのものはあるようである。

*2 というか、塾通いしてるリケジョのひまり、こっそりバンド活動しながら成績学年5位以内余裕のあおい、高スペックの高校生コンビという他メンバーがバケモノすぎるだけ。