登録日：2019/02/27(水) 10:27:05
更新日：2022/12/04 Sun 22:23:06
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「神とよばれた吸血鬼」とは「おじさまと猫」の桜井海著のスクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』にて連載されていたコミック。全６巻。
概要
土地神となった
吸血鬼が神社にお参りをしに来る人間や妖怪の願いをかなえていく様子を描いたストーリー。
【登場人物】
100年前に異国の地から日本に移り住んだ黒髪長髪のイケメン吸血鬼。
亡くなった土地神の月形様の後釜として土地神となり、人間の願いを叶えるべく奔走する。
縁結びの願いを叶えるのが苦手。
というのも人間だったころは王族の出身のため利益の生まれない愛や恋が理解できない。
しかし結婚は二回している。
だが一回目は政略結婚。二回目は戦略的結婚。
性格はとても穏やかで狛犬の阿月に不遜な態度や我儘を言われても決して怒ることはない。
しかし以前は凶暴かつ好戦的な性格だったが月形様に負けてから徐々に現在の性格へと変化していった。
土地神である以前に吸血鬼であるためもちろん血を吸う。
昔は人間・妖怪関係なく血を吸っていたが現在は妖怪の血しか吸わない。
元々は月形様に仕えていた狛犬。人型と狛犬とに変化できる。
土地神がヴラドに変わった際相方である吽月が出て行ったのに対し神社に残った。
最初はヴラドのことを認めておらず、ヴラドと契約をしないことで生命力を失い死ぬつもりだった。
しかしヴラドに対する情やヴラドの覚悟により契約を結び生きながらえた。
その際狛犬姿で契約を行ったため基本の姿が二頭身の狛犬になった。
口や態度は悪いがヴラドのことは大切に思っており、ヴラドが殺されかけた時は守る動きをする。
かわいい。
人の姿の時は癖のある髪型で目の下に隈がある青年の姿になる。
三神の一人。明るく社交的な性格であるが、大の女好き。
その女好きのせいでトラブルに巻き込まれることがあり、ヴラドにあったときは女性に誘われ一夜を共にした後、力を奪われ雀の姿になっていた。
その後もまったく懲りずわざわざ人の姿になってまで人間の女性をナンパしたりしていた。
しかし情には厚くヴラドが危機に陥った際は身を挺して助けようとするなどの面もある。
神使には慕われているが助兵衛とも認知されている。
以外にも生花が得意。
三神の一人。キツネのケモ耳しっぽがはえた男神。落ち着いた性格で常に敬語を使って話す。
ただし夜日古に対しては雑に扱うことがほとんど。
生まれつき神で小さいころから比べられてきた夜日古と初めて会った際、夜日古が女風呂を覗いていていたため比べられていたことと合わせて嫌いになった。
天覧という鳥のような神?によって夜日古と体が入れ替わった際、夜日古のエロ本を全て捨てた。しかし白蓮も夜日古の無精によって部屋がゴミだらけになり生命(G)が発生し、ふとんにキノコが生えてくるような惨状にされていたためどっこいだろう。
ヴラドとはヴラドが土地神になった時からの知り合い。
顔の左側に刺青のようなものが入った男神。
生前戦争の時代に首を切られたがそれ以前に殺した人間の怨念により妖怪に変化していたため死なず首が無い状態で生きていたがある日人間に祀られるようになり神へと変化した。
のちに月形様が首を持って現れ無理やり首を付けられた。
その後亡くなった月形様を生き返らせるため月形様に関わったものの記憶を阿月の相方であった吽月と抜きまくっていたところ月形様との記憶を抜かれ昔の好戦的な性格に戻ったヴラドによって滅多切りにされ更生した。
実は結構な人見知りで和多津以外には恐れ多いといった態度で接している。
阿月の元相方。黒鳥が更生したあと正式に黒鳥と契約した。
契約の影響からか狛犬姿は黒くなった。
人型の状態では阿月同様くせ毛だが阿月とは異なり長髪である。
三神の一人。他の2人に比べると少し小さめな男神。
中性的な見た目だが話し方がじじ臭く「ほっほっほ」と笑ったりする。
あまり公の場に顔を出さないが恐らく極度の方向音痴のため。
目印を付けることができ、目印を付けた物の見たものや位置を把握することができるが、気に入ったものにしか付けずそれがたぬきや鶴だったりするためほとんど役に立っていない。
黒鳥のことを気に入っており黒鳥にも印がつけられている。
白蓮同様キツネのケモ耳尻尾が生えた女神。しかし白蓮との関係は特にない。
ヒカワという兄がいたが少しの罪も許さず人間を殺しまくっていたため白蓮によって封印され、自身も兄のしたことが間違っていないと信じていたため5年間人間の姿で過ごすように命じられた。
その5年で兄が間違っていたことを知り、封印された兄を退治しようとしたが反撃にあったがヴラドに助けられそこからヴラドに対し恋心を抱いている。
ヴラドが過去に2度結婚していたことを知った際は強いショックを受けていた。
ヴラドの前の土地神。
水害によって村を沈めようとしていた龍神をヴラドが止めようと殺したところ更なる怒りを買ってしまい、その怒りを鎮めるため犠牲となり亡くなった。
ヴラドはとても慕っており神としての目標にもしている。
■余談
実際に字は違えど三神の名を冠した寺社が存在する。
「おじさまと猫」が有名になったことで本作も注目されることとなり売り切れが続出し、全巻重版となった。
追記・修正お願いします
最終更新：2022年12月04日 22:23
