ピクシー(モンスターファーム)

登録日:2010/04/22(木) 22:44:06
更新日:2024/04/02 Tue 22:09:54
所要時間:約 23 分で読めます




モンスターファームシリーズに登場するモンスター。
モンスターの中では知能が高く、魔法攻撃(かしこさ技)を得意とする。性格はずるがしこく、よくイタズラするらしい。
モンスターファームのキャラクターにしてはかなり露出度が高い。「マニア」に掲載されてる資料ではセクシー枠を想定されていたので必然か。

目次



【概要】

初代モンスターファームから数多くのナンバリングに出演している古参の種族。
妖精と小悪魔の中間点のような姿をした人間型のモンスター。角や羽根、衣装の様な体毛(!)といった違いはあるが、とってもヒトに近く、知能の高さもゲーム中にも反映されている。
モンスターファームマニアによればFimba地方のリゾート地、バリーズではじめて円盤石が見つかったとされている。
いつの時代もブリーダー人気のある種族であり、非力でわがままだが作中世界でも「ピクシーマニア」みたいなブリーダーが多いようだ。
一方で、DS版のモンスター図鑑では「わがままを本気で叱ってくれるブリーダーを探しており、しっかり向き合えば力になってくれる」とも語られている。

全作品に共通して、賢さ回避の適性が高く、成長しやすい。次点として命中が続く。
その反面、丈夫さライフは伸びにくく、ちからの伸びもイマイチ。
特にライフは最低の成長適性であることが多く、他のモンスター以上に傷つきやすい。試合的な意味でも、ケガのしやすさという意味でも。

技の威力は全体的に抑え目であり、手数や搦め手で逃げ切り、通常育成ならそこに加えてパラメータの高さで押し切る、典型的なスピードタイプのモンスター。
肉体的にはひ弱だからか、かしこさ技が多数を占め、ちから技は数が少なく、最大威力でも差をつけられている。
ガッツ回復がとても早いので、それで消費は大きいが効果の高い技を積極的に使用したり、とにかく技を連発して相手に反撃の余地を与えないようにして戦うのがメジャーである。
また、移動速度が速く相手にとって有利な距離をスカさせたりするなど、位置取り能力の高さもウリ。


一方で、市場などで貰える初心者向けモンスターに比べると、すこし育成が難しいよという立ち位置となっている。
非力でわがままなのはともかく、シリーズ通じて短命気味。また、早熟の傾向もあり手を焼かされるうちにピークが…というノリで、育てにくいところはある。
ピクシーというのは派生種が多く選択肢が多いので、SUBプラントのリーフとかで慣らすのも手ではある。

【初代、MF2世代】

1では回転率の高さがモノを言いがち、2では溜めて補正を稼ぐだけでなく、相手のガッツが減った瞬間に技を刺し込むガッツ重視ゲーである。
そんな中、ピクシー種は初代では一番ダメージの高い技でさえ威力B表記(他はA表記が多い)で、超必殺技が回復とガッツダウン専門のキスだったため火力が低い。
これを補うため、ピクシーの場合はガッツ回復の早さをいかしたガッツロック*1という戦い方が流行った。
開幕してからすぐに技を出せなくなるゴーレムやドラゴンを見ると…ほくそ笑んだりできますよ?

スマホ・switch移植版の1ではCDによってはガッツ回復5という超速のミントが誕生する場合がある。
ベニヒメソウのガッツ回復の弱体化に伴い、女王の座を得られるかもしれない…?
ただし、まじめさ低下などで育成難易度は上がっているので注意。

続編のMF2では高威力のバン(ビッグバン)などを修得。威力S(50以上相当)の技がひとつもないのはネックだが、
これら「バン」系や「ギガレイ」や「ギガフレイム」で破壊力は確保できるようになった。
ちから技も多数修得し、なかでもヒールレイドは高めの威力とさりげないガッツダウン、そしてパンチラ(一部のピクシーだけ)と使い勝手が良かったため、体育会系ピクシーを育てる紳士な人たちも現れ始めた。
特にCMソングCDから生まれる「ミーア」はちからの適性が高く、初期からヒールレイドを覚えていて力ピクシーにうってつけ。
次点ではジャンヌ・カスミあたりが続き、移植版では後継種がまた増えている。

一方で早熟で寿命が300~320週くらいなので、短命のためピークが短いので育てにくい部類に入ると思われる。
一体目ならあまり気にならないかもしれないが、慣れてくると物足りなくなる要素は確かにある。
しかし、移動速度のアップという要素もあり、ガッツ回復が速くなって補正が軽くなるデメリットを差し引いてもピクシー派生の採用率は高い。

2020年の移植版MF2モンスター甲子園(2997制限)においては下馬評の時点でトップメタになる事が予想されていたメタルナー種を超えて最多エントリー*2であったが、戦績はベスト128でリーフがたった1体残ったのみであり、そのリーフもそこで敗退してしまった為ベスト64にすら残る事ができなかったとのことである…。

【PS2版世代以降】

3ことPS2版では世界観の変化に合わせてやや露出度が落ち着いた。あと2に登場していた「ウンディーネ」が海岸派生として統合された。
特別種を含む派生種の中には力も伸びる個体も存在しているが、今作は力技が弱すぎるのでかしこさ技がメインとなる。そちらの性能はそこそこ。

4ではこれまた種類が非常に多く、姿形の変化が多種多様だった為、ユーザーが何を使うかで揉めた事もあるくらいだったらしい。

基本的に今までのスタイルと変わらないが、力技のハートブレイカーで相手の心臓を握り(叩き)潰したりキッスのみでダンジョンのボスをハメ殺したりと、なかなかにフリーダム。

ちなみにこの頃のキッス、威力とクリティカルは最低クラスだがガッツダウンだけがSでガッツ消費も初期技並みに少ないという非常に使いやすい…
を通り越してもはやバグの領域に達する技で、使うとピクシーの斜め前方からのアップからカメラ目線で両手で投げキッス→ハートが飛び交うというイカした演出である。
またちから技の「サマーソルト」も、威力C命中A消費ガッツ10という壊れ性能。

一方、携帯機作品「モンスターファームアドバンス」では性能的にかなり厳しい立ち位置に。
というのも本作の仕様は、
  • 全体的にガッツ補正の影響が大きめ、かつガッツ回復速度の種族ごとの差が小さめなので、ガッツ回復の遅い種族の方が基本的に有利
  • 命中・回避の値が最終的な命中率に及ぼす影響が小さく、技の命中補正を命中を上げて補ったり、回避を大きく上げて敵の攻撃をかわしきったりといった戦法を取りづらい
と、とことんピクシーにとっての逆風となる要素しか揃っていない
よりによって本作のピクシーはガッツ回復速度が全種族中最速な上、技も全体的に低威力かつ命中補正が低めに設定されているため、ガッツ補正の低さが性能にモロに響いている。
低火力・低耐久なのに大して避けないし当てられないためとにかくダメージレースに負けやすく、ガッツロックを仕掛けようにも投げキッスの微妙な命中不安ぶりのせいでいまひとつ安定しない、と勝ち筋にかなり乏しい。
愛好家の愛が試されるところと言えるかもしれない。

ソーシャルゲーム「LINE:モンスターファーム」では美少女モンスター枠ということでキュービ種共々☆3モンスターの追加実装が多く、かなり優遇されている。登録できるランク4技も近距離のビッグバン、中距離のギガサンダー、遠距離のギガレイと3種類もある。
そのせいか不遇気味な種族のファンにとっては不満のタネになってしまっているフシも。*3

【主な技】

他のモンスターに比べて全体的に威力が抑えられているが、1ではガッツ回復の速さのお陰でどんどん攻撃できる。ガッツダウン狙いとの相性もよい。
また、珍しく自分のライフを回復する技を覚えられる。
2ではシステムの変化に合わせて全体的に威力が上昇したが、そのガッツ回復の速さのせいで溜めた時の補正は得づらくなり、やはり全体で見ると低火力。

  • ひっかき(基本技(1))
ワイルドに相手を左右からひっかく小技。そんなに使わない。

  • タッチ系(バランス技(2))
タッチ→はり手と派生する。相手に「えい」とお手つきする小技で、命中率は高いが他は強くない。
こちらがリードを奪っていて試合終了間際のハメ用。
「はり手」はフル戦でのピクシーのダメージ源の一つ。

  • キックハイキック(基本技(1)/バランス技(2))
文字通りの蹴り。初代では軽やかな回し蹴りをお見舞いするが、一転して2ではかわいらしいローキックになっている。
「キック→ハイキック」と発展し、勇ましい感じになる。性能的には悪くないが、普通の育成下だと適性とのミスマッチもあり使われない。

  • ヒールレイド(大ダメージ技(2))
高足からのかかと落としをお見舞いする魅せ要素のある大ダメージ技。足技だけあってハイキックを使い込まないと覚えられない。
無性に肉弾戦をするピクシーが育てたくなった時はダメージソースとして覚える価値がある。

  • ワン・ツー(バランス技・専用技(2))
2におけるセピアリエーヴル専用技で、ハムの同名の技を再現している。
相手めがけて高速のワン・ツー・パンチを放つ、バランス技で専用技という珍しいジャンル。
消費ガッツが増え、使用距離は変化したが、実は数値設定はハムのそれを完全移植している。当てやすさがウリ。

  • 雷系サンダー系(命中重視技(1・2))
1では雷→電撃、2ではサンダー→ライトニングという上下関係。雷を落としたり、投射して攻撃する魔法のような技。
かしこさ型で軽量級のピクシーにとっては適性を活かせる命中させやすい技なので、基本技/バランス技よりもメインで使うことが多くなる必修技である。
どちらの作品でも距離を取っていないと使えないのには注意。

  • 影爪(命中重視技・専用技(2))
2におけるファー専用技で、アーケロの同名の技を再現している。
こちらは瞬発力で飛びこんだ直後、爪を出しつつ宙返りしながら相手を切り裂く早業。
ちから技なので真価を発揮させるのは難しいが、ほぼ「ライトニング」に近い数値設定を持つ。

  • 気功(大ダメージ技(1))
気を練って相手に放つ距離2からの大ダメージ技…なのだが、大ダメージ技としては威力は最低クラスで、その代わり命中率が保障されている。
むしろ2にさきがけて登場したバランス技みたいなポジション。

  • 体当たり(大ダメージ技(1))
上空から敵めがけて一直線に体当たりを行う。グレードAの対戦相手エィミィが好んで使う。
成功すると光を纏って飛んでいくが、失敗すると纏わず飛んでかわされる。
初代のピクシーの攻撃技ではもっとも威力が高いが、後述するショットガンとはあまり差がない。
そもそもちから技なのでトロカチン系アイテムでも使わない限り実戦投入が面倒。

  • ライトニングショットガン(遠距離技(1))
初代のピクシー種にとってはこれが真の大ダメージ技。それだけ威力があるが命中率はかなり低い。
グレードを上げないとカララギに行けず修行で覚えられないが、純血種は最初から覚えている。
ライトニングは遠距離から魔力弾を直接相手にぶつけ、ショットガンは光の矢を一度にたくさん相手めがけて発射する。
かしこさ技ということもあり、大ダメージを与えたい場合は早めに覚えさせたい。

  • キスなげキッス(超必殺技A(1)/ガッツダウン技(2))
初代では「キス」、2では「投げキッス」。
相手めがけて投げキッスをして骨抜きにし、ガッツを下げる技。作品をまたいだ結果ジャンルが変わったがコンセプトは一貫している。
ガッツダウンが本領なので威力は低く、2のそれはライフダメージを与えられない仕様になっている。
「キス」はガッツダウンこそ大きいものの、命中率がとても低いので、封殺手段としては相手も使いどころも選ぶ。
「なげキッス」は命中が大きく改善されており、気軽なガッツロック手段として使いやすくなった。

  • 炎のカベ(ガッツダウン技(1))
相手に炎を浴びせる魔法の類。ピクシーにとっては適性にマッチした近距離での牽制手段でもある。
炎は威力がかなり低い代わりに当てやすいが、炎のカベになると命中率が低くなった代わりに気功並の威力に。

  • フレイム系(大ダメージ技・ワル技(2))
フレイム→ギガフレイムと派生する。ギガフレイムの修得はワルモンである必要がある。
初代の炎系と違い大ダメージ技に鞍替えした。
ピクシーの技としては威力が高いが、対を成すレイ系に比べて命中率が悪い。
ユキはこの系統を自力で修得できないため、使わせたいなら合体で継承させるしかない。

  • レイ系(クリティカル技・ヨイ技(2))
レイ→メガレイ→ギガレイと三段派生する。ギガレイの修得はヨイモンである必要がある。
遠距離から光線を放つ技で、メガレイは多数のレイを一度に発射し、ギガレイは収束した巨大光線を撃つ。前作のライトニング系にあたる技でもあるようだ。
威力と命中率を両立したような性能で、遠距離戦におけるダメージソースの一つ。

  • 回復(1)/リフレッシュ(2)(超必殺技B(1)/超必殺技・ヨイ技(2))
初代では「回復」、2では「リフレッシュ」名義。
ガッツを大きく消費してエネルギーを集め、試合中に自分のライフを回復するという風変わりな超必殺技。
消費ガッツが一律50と大きく、技自体の命中(成功率)も低いため使うこと自体が一種の賭けである。
初代だと修行の仕様の関係上、丈夫さが高くないと覚えられないので修得が難しい。

  • ドレイン(超必殺技・ワル技(2))
相手に魔法攻撃を仕掛けてライフをそっくりそのまま奪い取る超必殺技。相当ワルモンでないと覚えられない。
ライフドレイン技の中では威力があまり高くないので、ギリギリ判定勝ちが狙えそうな時に使うもの。大差をひっくり返したい時は他の技の出番。

  • ファイアブレス(超必殺技・専用技(2))
2におけるダイナ専用技で、ドラゴンよろしく魔力の炎を口から吐き出す。
ビッグバンを超えるピクシー種最大火力を発揮する技であり、使用時のモーションが短いのも役に立ちそうである。
命中補正は低いので切り札的な運用をすべきだが、対戦相手によってはこれメインで勝負に出るのも手。
せっかくダイナを育成するなら、違いを見せる意味も込めて覚えるのも悪くない。

  • デスファイナル(超必殺技・専用技(2))
2におけるリリム専用技。ジョーカーの超必殺技を再現し、すれ違いざまに致命の一撃を加える。
性能の方も踏襲しているが消費ガッツが増え、ダメージ・命中・ガッツダウンで1割くらい弱体化しているなど、本家よりは劣化している。
しかもちから技のため、フルモン育成時でもないとお披露目は難しい。
リリムはガッツ回復がジョーカーよりも早いとはいえ、ファイアブレスに比べ賭けに出てしまう(或いはそれしかできない)性能なのは否めない。
一応当たればデカいし、専用技なので逆転用に覚えさせるのはアリだろうか。

  • バン系(超必殺技(2))
自分の目の前にエネルギーを集中させて爆発を起こし、それで相手を痛めつける超必殺技。バン→ビッグバンと派生する。
性質はフレイム系に近く、ビッグバンは固有技を除けばピクシーの技の中では最大威力。ただし命中率は低い。
なんとか相手とのライフ差を埋めたりKOを狙いにいったりするための手段として、覚えておく価値はある…はず。

【主な派生種】

上述した通りバリエーションの豊富さは、スエゾーやロードランナーやゴーレムに並んで最多のグループである。
そのため、ワガママなタイプもいれば真面目なタイプもおり、初心者向けも見つけやすいという親切設定。
ただ、ピクシー自体が極端なスピードタイプなので、完全なパワータイプがいないともいえる。

ピクシー派生は全体的に体表でピンクと肌色を強く受け継いだり、女性的な面を強く継いだりもするが、外観上の当たり外れは大きいとされる。
「2」ではかしこさと回避の適性向上に加えて、ガッツ回復に加えて移動速度まで加速するので、ガチガチの対人戦に向けて選ぶ旨味は大きい。
しかし、丈夫さやちからに加えてライフ適性まで下がるのは中々の痛手で、育成難易度が高くなりやすい。

また、シリーズ初期では元となった派生種の特徴を捉えつつも、さらに先に進んだ感じのハイセンスなデザインのモンスターが多数登場している。

【初代から】

  • ディクシー
ディノ、ロードランナー派生。
髪の毛は緑、肌は黄緑、身体をビキニのように覆うウロコはオリーブ色と、緑がかった色で統一されたピクシー種。原産地はジャングルらしい。
緑色の肌に堅いウロコで一定の層にウケそうだが、モンスターファームの世界観だと愛好者の多いピクシーの中では人気がイマイチ。
本人はいたずらのつもりでも、鋭い爪で引っ掻かれると大きな怪我になることもあり、たびたび図鑑機能で注意喚起されている。
まじめなディノやロードランナーの血を引いているにもかかわらず、いたずら好きでブリーダーを引っ掻く癖があると、メインであるピクシーの性格のほうが強く出ているようだ。
初代の頃は、純血種の適性からちからと命中を一段階上げてみただけという、なかなかコメントに困る強化点どまりのモンスターである。
2ではロードランナーの「命中↑/かしこさ↓」傾向との喰い合わせが悪そうだが、実際はかしこさ適性はBで踏み止まっており、弱点のライフと丈夫さの補強に成功している。
寿命アップ、成長タイプ普通、ヨイワル度もUPと、実は普通に育てやすくなったピクシー種となった。入門向けにどうぞ?

また、2のモンスター合体においては「ライフD/ちからD/かしこさB/命中B/回避B/丈夫さD」というわかりやすい適性から、ピクシー、ライガー、アーケロ等の賢さ&命中&回避型のモンスターの合体材料として重宝する。
ピクシー✕ロードランナーという極めて血の濃い組み合わせで、誕生させたい種族の誕生率を下げて初期能力を高めやすいという点*4や、状態変化・余裕の継承、リメイク前なら要求なしおねだりがない点もメリットなので、他候補*5との差別化は十分可能。

ちなみに、スーパードンキーコング2に登場する、ポニーテールスピンで空を飛ぶ某コングとは名前以外一切関係ない。
だが…移植版では初代・MF2問わず「スーパードンキーコング2 オリジナル・サウンド・バージョン」から再生できるようになってしまった。

  • ビーナス
ゴーレム派生。名前の由来は彫刻像である「ミロのヴィーナス」だろうか。
外見としてはピクシー種の中でもより人間い生態で、頭飾りが取れるらしいが、体の頑丈さは人間の比ではない。
石だけに意志が強く、近寄りづらい雰囲気をかもし出しているとされる。今でいう「ツン」か、「クー」というやつか。
初代ではその説明文どおり、ピクシー種の弱点であるちからと丈夫さの適性が二段階も上がり、まじめさも上がっている。
かといって命中や回避がそこまで下がっていることはなく、回避が一段階下がっただけ。ライフ以外の能力は全て平均以上に伸びる。
2でも、ちからや丈夫さが上がっているがかしこさや回避の適性は減少。それでもライフ以外は平均以上なのは相変わらずで、適性バランスはよい。
寿命も多少伸び、成長タイプが早熟から晩成に変わったので終盤に向けて大幅なパラメータアップが見込める。
強いていうならゴーレム派生の関係上、ピクシー種の中では移動速度とガッツ回復速度が遅めなのが弱点。
補正は乗せれるがガッツ回復は11と並のモンスターよりは早く乗りにくい。マニュアル操作で挽回なるか?

移植版MF2では、サンダーどころかライトニングまで初期修得しており「憤怒」する特別な個体の再生が確認されている。
出所はfrip sideの「only my railgun」…wiki籠りなら多分ピンとくる、とある科学の超電磁砲」の御坂美琴がモデルだろう。

  • ミント
ライガー派生。
ライガーのような青と白のふさふさの体毛と尻尾を持つ、スピードに優れた種族。
人懐っこく素直なライガーの血を取り入れた影響で、とても真面目な性格となっている。
初代ではかしこさの適性が少し下がった代わりに、回避の適性が最高値になっている他
ガッツ回復速度がベニヒメソウに並んで最速で、まじめさも高く育てやすいという有力候補。
2では純血種の適性が底上げされているので、結果として変動なしになっている。ただし初期ヨイワル度の上昇で育てやすさは上がっている。
ディクシーと並んで、ピクシーというモンスターを知るのにはうってつけな入門用モンスターになった。
初代Bランクに登場する「ユノウ」として有名。

アドバンス以降は「アエロー」名義に取って代わられ、「4」以降の見た目はライガーっぽいツンツン頭のボーイッシュなヘアスタイルとなっている。

  • ナハトファルター
ワーム派生。
芋虫の形態であったワームからさらに先に進んで、蝶々のような羽根を広げたという、一歩進んだデザインセンスが光るモンスター。
頭から触覚も生えており、これで敵の行動を事前に察知することができる。もともとは夜光性の種族らしい。
初代ではワーム派生のイメージに反してライフ適性の伸びは小さく、回避の適性が最高値になるという、図鑑の説明を反映した、派生元に捉われない形の強化が特徴。
2においては計算式の変化で、ライフの適性がCにまで上がり、回避もCにまで下がる形に。丈夫さはダメなままなので注意は必要。
適性はリーフと一緒になったが、成長タイプや寿命、ガッツ回復速度等、違いは多い。

実用性はともかく、MF2でイワムシ、カメンワーム、クロザザムから羽化すると最重量ピクシーになれる。
ピクシーにしては強烈なビッグバンなどを撃ってみたい時は覚えておくといいだろう。出会いのシチュエーションもよくハマっていることだし。
ただし、MF1では趣味以外でやるメリットは薄いので、混同には注意を。

  • ナギサ
ゲル派生。
やはり他のゲル派生と同じくボディは半透明で、非常に涼しげなイメージだが体温は人と大差ない。
みずみずしく透明感のある肌を「ナギサ肌」と称賛するとMF2のモンスターカードに書かれているほど、作中世界でも評価されているようだ。
初代では回避適性が一段階下がった代わりに、丈夫さの適性が二段階も伸びて、耐えるピクシーを目指せるようになっている。
2ではバランスの良いディクシーに似た成長適性で、あちらと違い回避が下がった分かしこさに回っている。
成長タイプも普通に変わって寿命も伸びており、更に丸太受けが得意なので純血よりもメリットの方が多め。

  • スエコ
スエゾー派生。
全身黄色という目立ちまくりな外見であり、2のモンスターカードによればマコツ博士と呼ばれる人物によって発見されたらしい。
遠くから、正面から見ると顔の部分が一つ目っぽく見えて、「人型フォルムのスエゾー」に見えるのだが、
実はわざわざ視界の悪化まで招きながら、自分の正面に姿見代わりのプリズムを超能力で浮かばせており、素顔は普通のピクシー種なのである。
その姿に惚れ惚れしているというかなりナルシストな面も持つ。当然、前は良く見えていないことが多い。ちなみに英語名はVanity、そのものズバリ「傲慢」という意味である。
このように、スエゾー派生であるが単眼/一つ目に走らない形で、元の種族らしさを表現したナイスデザインなモンスターである。

初代では「かしこく攻めが強い」スエゾー派生らしく、命中とかしこさの適性が最高値になり、何故かライフ適性まで二段階伸びている。
一方でスエゾーゆずりの防御の弱さと、図鑑解説のうぬぼれっぷりがダブルで反映されたらしく、回避適性は二段階下がり伸びづらくなってしまった。
強化点もあれば、弱くなった点もある、そんなピクシー種といえる。
しかし、2では純血種の上方修正があった結果、あちらとくらべて回避適性が下がっただけで、長所は寿命+20くらいと、やや選ぶ旨味の薄いモンスターになってしまった。ワル技の使い込み世代として純血と好みで選んでもいい。
初代ではSランクの「キャロ」として様々な大会に出場する。

「4」ではプリズムはそのまま(用途以外。詳細は後述)だが本体は人間*6に近い見た目をしており、紋黄蝶の羽に黄色のシャツ、オレンジのパンツといった風貌。
羽がないのが特徴だったはずのピクシー種なのにもはや革命的ともいえるこのフォルムチェンジはもとより、目の前に浮かぶプリズムは、スケジュール帳代わり、それも忘れっぽくおっちょこちょいな自分をカバーするためにマメな性格になったからと、性格までもはや原型のスエコをとどめてすらいない。2の対抗戦のモペトもびっくりな元の種族からの乖離具合である。
傲慢とは口が裂けても言えないいい子ちゃんに更生した影響で英語名もSuecoで統一されてしまった。確かにお前のようなVanityがいるかって話ではある。

  • セピアリエーヴル
ハム派生。
ウサギのようなふわふわの体毛と長いウサミミを持ち、体温調節に役立てている、見た目より寒さに強いピクシー。
もう少し顔がウサギっぽかったらケモナー歓喜だったのだが、それは今となっては別の超有名ゲームの後輩格に譲ってあげた方が、差別化にもなっていいのではないだろうか。
初代ではハム派生らしくちからの適性が平均値に上がり、命中の適性も上昇している。一方で、意外にも回避適性は下がり守りは不安に。
ミント程ではないがまじめさも上昇しているので、育てやすくはなっている。
2ではかしこさ適性が大幅減少する代わりにやはりちから適性が上がり、なんともマイルドな感じに。残念ながら回避適性Aは得られていない。
固有技としてハムの技としてお馴染みの「ワン・ツー」を修得可能になっている。
2のF(フリー)ランク・ヒーローズ杯に「サティア」の名で登場。
能力的にはBランクレベルだが、初心者の頃に何も知らず生まれたばかりのモンスターで参戦し、瞬殺された人も居るのでは。

  • エンジェル
ガリ派生。
その名の通り正に天使のような風貌を持つモンスターであり、純白の羽根とレオタードやニーソックスが清楚なイメージを醸し出す。リボンもつけてるあたりオシャレ。
性格も真面目で慈悲深く、手に入れたブリーダーはしあわせであるとも、争いは好まないがブリーダーは裏切らないともいわれている。
初代ではガリ派生らしく命中とかしこさの適性が上昇、ちからも平均的に伸びるようになり最悪だったライフ、丈夫さも多少マシになっている。
まじめさピクシー種トップクラスに上がっているなど、純血の完全上位互換と言ってもよく、初心者にもオススメのモンスター。
だが、2では一転して純血から回避適性が下がっただけと弱体化気味。
ガリ派生なので初期ヨイワル度が高い+成長タイプ普通なのはいいのだが、ただでさえ短命なピクシーから更に寿命が減少しているのは痛い。
実を言うとバグによって適性がスエゾー派生のスエコに上書きされているのだが、丈夫さ適性以外は同一なのでそこまで大差は無かったりする。
一応、移植版ではプールバグ諸共修正された上に、無限延命によるバナナ育成ルートがなくなったので、きちんと意味のあるバグフィックスを得ることができた。

移植版MF2では「1984/バン・ヘイレン」から、初期パラメータが「19」と「84」でのみ構成された、出オチ系ネタ個体が再生可能になっている。
この手の例によって寿命はかなり延びているので、アイテム活用してレギュレーション大会に参加する際の選択肢に。

3では雪山派生として続投、真面目な性格に加えピクシーとしては珍しく丈夫さも伸びやすく育てやすいのだが、グラフィックの方向性が180度変わってそんなに可愛くないのが難点。

  • プリズムシャドウ
モノリス派生。
超能力や魔法を使うピクシーが、守りが堅く神秘性のあるモノリスの要素を取り入れた結果、
漆黒のタイツっぽい見た目の身体に加えて、自身を守る全方位のバリア・シールドを展開しているというかなり個性的な見た目。
…なのだがそのタイツ、初代マニアによるとなんとこれ、某いいおとこのパンツと同じように、肌の色に過ぎない、つまり何も衣服は身につけてないすっぽんぽんなのである。ちょうどメカニズムとしては黒化した彼女に近いか。
さらに言えば他の服を着ていないタイプのピクシーは何かしら体毛で恥部を隠してるモノだが、彼女に毛の類はない、つまり公式が天然モノを公言している。
ごていねいに2で比較する限りピクシー種としては大きい部類なので、この秘密を知った諸兄は存分にそのギャップ萌えに悶えるとよいだろう。
ぱっと見の印象、真実を知って改めて変わる印象ひっくるめて総じて好印象であり、ナハトファルターやスエコに通ずる、派生種をデザインするという仕事ぶりに関しては拍手を送りたい発想のデザインである。
初代ではモノリス派生らしく、回避を犠牲にして丈夫さ適性を一気にBまで上げ、もっとも丈夫なピクシーになっている。
続編でも丈夫さ適性はCまで大きく上昇したのだが、かしこさ・命中・回避の適性が一段階落ち、更には寿命も縮むなどマイナス面は大きめ。
また、特徴的なバリア・シールドが消滅してしまい、ツノマルなどと並んで外見の個性を奪われてしまう形になってしまったのが残念。

  • ラベンダーキール
ナーガ派生。
全身紫色の妖艶な見た目をしており、さびしげで妖艶な瞳で男を騙して、生命力を奪い取るという危険な習性も持つといわれる。
それでも育てたがる男性ブリーダーが絶えないというのだから、これも男のサガなのだろうか…。
ナーガ派生のモンスターだが、彼ら特有の狂暴な気性を表面に出さず、内に危険性を秘めるという形で反映している珍しいパターン。
一方、4の図鑑によると、本当は自分に自信が無く、男どもを誘惑するのも弱い自分を隠すためのカモフラージュと書かれている。対象層の変化とそれにともなう考慮の結果ととるか、違う角度からの萌え狙いととるか。
初代ではちからの適性が大幅に上がり、ナーガの派生でありながらかしこさの適性が最大に。
回避は落ちたが攻撃方面はピクシー随一で、潜在能力のあるモンスターといえる。
2では一転してかしこさ適性がダウン、ちからが平均値になりライフと丈夫さが多少マシになっている。
寿命は下がっている上に伸びやすいのは命中くらいしかないので、環境が整わないと強く育てるのは難しくなってしまった。

  • リーフ
プラント派生。
ハイレグ風のライトグリーンの衣装が実にエロチックなピクシーで、名前の通り羽根も葉っぱのよう。
プラント派生らしく、全身に含まれた物質で光合成を行い栄養を賄える。でも食事をとることは好き。
初代ではプラントの性質が強く反映され、ライフ適性がBまで大きく上がっているのが何よりの特徴。
しかし、反動で命中と回避の適性が両方ともDにまで落ちてしまい、図鑑通りバトルはあまり得意ではないモンスターになってしまった。
こだわりがなければ、トロカチンシリーズが使える環境で育てた方がいいだろう。
2でもライフの適性がCまで上がった一方、純血ゆずりのかしこさと命中の適性は高いままで、回避適性もCと前作よりはマシになっている。
そして寿命も大幅に伸びており、前作に比べるとたいへん育てやすいモンスターになった。
機種によってはプールバグの恩恵を得ることもできる。
初代Cランクに「ミーシャ」の名で登場。
「LINE」ではフレンドポイント交換という限られた手段でのみ入手出来るのだが、このフレンドポイントがログインボーナス等で微量で貰える以外は
アシストカードをレンタルしてもらうというごく限られた手段でしか入手出来ない。
当然手持ちの弱い無課金・微課金プレイヤーはポイントを集められず、交換レートも異様に高いため下手すればガチャモンスターより入手が難しいという有様になっている。
一説には限定アシストカードをすぐ完凸したにも関わらず一ヶ月程ですぐレンタルして貰えなくなったプレイヤーもいるとのことであり、入手ハードルの高さがうかがえる。

  • バニー
レア種。見た目はどう見てもショートボブのバニーガールさん。
ピクシー種の中でも特に出現率が低く、マニアックな支持層を持つ。その衣装の関係で男性だけでなく女性からも一目置かれたりするらしい。
バトルであまり見ないのはレアさだけでなく、傷つけたくないという思いがあるのか、それとも図鑑イラストのようにお店が主な活躍の場だったりするからなのだろうか…。

昭和のバブリーさとつなげられたのか、東京パノラママンボボーイズ「マンボ天国」から再生可能。

移植版ではゆいかおり(小倉唯&石原夏織)の「Bunny」、シェリル・ノーム starring May'n「ユニバーサル・バニー」、「ご注文はうさぎですか??バースデイソングシリーズ08 メグ(CV.村川梨衣)」、
ラ・セーヌの星の「キューティーハニー」、テクモの「デッド オア アライブ」など、バニーさん系やお色気系なタイトルからも再生できるようになっている。

  • プラチナ
レア種。プラチナ色のかみの毛ときれいな瞳をもつ。
ヘソだしルックとスパッツの衣装がかわいいと、女性ファンも多い珍しいピクシー。歌とダンスが得意と評判である。
一説にはコムローという有名なブリーダーのモンスターとして、バトルではなくコンサートツアーという興行をおこなっている…らしい。

上記のモンスターファームマニアの解説ネタ通り、小室哲哉プロデュースのgloveのアルバム「glove」から再生可能。

移植版でも上記の一枚に加え、名前ネタを中心に再生候補は大幅に増えている。
坂本真綾の「プラチナ」、moveの「platinum」、後藤沙緒里「platinum*」、有名なスタンド名繋がりで「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース O.S.T. Departure」などに加え、
「THE IDOLM@STER PLATINUM MASTER 00 Happy!」や「TVアニメ『アイカツオンパレード!』OP/EDテーマシングル 「君のEntrance/アイドル活動!オンパレード!ver.」」等、アイドルものからも出現が確認された。

  • イヴ
レア種。見た目は刻命館のサウンドテストモードに出てきそうな使い魔ルック。まじめさんである。
上記の通り、本編には関わらないがそれ以外の形で出てきたキャラが元ネタという、変化球な自社ネタ系モンスター。胸元のアクセがおしゃれ。
イヴの円盤石が発見された遺跡も、もしかしたらある世界軸では「刻命館」と呼ばれ、血や命を吸い続けていたのかもしれない…。

来歴を反映して、サイトロン「刻命館 オリジナルサウンドトラックス」から再生可能。当時から品薄品であり、確かに貴重な種である。

移植版ではバニーやプラチナ同様、名前繋がりで探りを入れると結構見つかるようになっている。
EVEの「BEST SONGS OF EVE」、あるロボットの名に捧ぐ「MOTHER オリジナル・サウンド・トラック」、オムニバス「アダムとイヴの林檎」、椎名林檎「歌舞伎町の女王」等などから登場。
テクモの「影牢 〜刻命館 真章〜」からも出るようになっているなど、ちゃんと元ネタは意識されている。

【MF2から】

  • ダイナ
ドラゴン派生。
ドラゴンのような真紅の鱗に、派生元ゆずりの高いプライドを合わせ持つピクシー。カードイラストでも描かれているように熱い温泉が大好き。
回避適性が下がったものの、ちからの伸びが平均的にまで上がり、ライフ、丈夫さも多少マシになっている。
更に技の威力不足に悩むピクシー種としては、最高威力の固有技である「ファイアブレス」を覚えるのが嬉しい。
だがドラゴン派生らしく短命の早熟でモタモタ育てることは出来ず、ガッツ回復速度や初期ヨイワル度も低下しているなど、育成難易度は高い。
四大大会の一つ、ワールドモンスターズ杯のボス格「シアラ」がこの種族なので有名。

「4」では仮面を付けた風貌にリメイクされている。

  • ユニコ
ケンタウロス派生。貴重なケンタウロスSUBのモンスター。
悪のモンスターを倒す正義感の強い性格であり、この気性と下半身にケンタウロスの特徴が色濃く出ている。
適性的にはライフが多少マシになったくらいで、代わりに回避の適性が下がってしまっている。砂漠修行が得意なのはオマケ。
ピクシー種で最も真面目という説明文句に恥じないくらいヨイワル度は高いので、そのへんで手を焼かされることは少ない。

  • ジル
チャッキー(ラッキー)派生。
シルクハットに蝶ネクタイ、天使っぽいデザインの羽根を生やしたオシャレで個性的な外見。
とても悪戯好きで男性を魅了し騙すのが得意。それでも被害者の数が減る気配が無いというのがまた、この世界の男のサガを感じさせる。
なお2のピクシー種としては比較的小振りなのもある意味チャッキーという種族の派生としては馴染む符号かも知れない。
ピクシー種にチャッキー派生のボーナスは相性が良かったらしく、強化点は数多い。
命中の適性がCにまで下がった代わりにライフ適性が上がって打たれ強くなり、純血種の長所を多く維持したまま最速の移動速度をもキープ。
そして寿命が大幅に上昇、成長タイプも晩成になり、能力上げの観点では最高の立ち位置を獲得している。ここまでくると激ワルなのも些細になるくらい…。
変動ゆかが得意なのもジルの適性や、重トレを増やしたいMF2の育成のセオリーに対して好都合。
欠点は、リフレッシュを覚えて試せない点と、チャッキーが2初登場の隠し種族のため、最初からはじめたときに気軽に再生できないところ。

  • ジャンヌ
デュラハン派生。
銀色の鎧を纏った金髪ピクシーという、派生元の要素を継いだ、精悍なイメージの強い女騎士系の見た目。
古代の戦いの悲しい記憶を思い返しては、一人で泣いていることもあるのだという。
気丈でプライドも高いのか、ブリーダー視点だと女騎士然としたその見た目に反して純血以上のワルモンと見なされる
ちからと丈夫さに特化し、回避は捨てたデュラハンと、かしこさ&回避に特化し、丈夫さはあきらめたピクシーの組み合わせということで、
両者の長所と短所が混ざり合ったバランス型の適性へと変貌。ビーナスに似た適性で、あちらより命中が延びる。
寿命の上昇、成長タイプが持続化、ドミノ倒し得意、オイリー・オイルでストレス軽減と、豊富な特典を駆使して育てると良いだろう。

「4」では眼鏡型のパーツをかけている。ヨイワルの概念もない中、見た目通りまじめな性格に更生した

  • ファー
アーケロ派生。
ミントやセピアリエーヴルに並ぶ、ケモナー歓喜なトラ猫っぽい外見のピクシー。平たい尻尾が特徴。そしておてんば。
このモンスターを題材にしたミュージカルは、作中世界ではロングランヒットしている。
適性自体は純血と全く変わらないが、寿命の大幅上昇・成長タイプの晩成化・めいそう得意と特典の多さが魅力。
しかし、ガッツ回復速度や移動速度が低下しているため、手数で勝負するピクシーとしては悩ましいところ。普通に名人や殿堂入りを目指す場合は気にならないが…。
「影爪」は彼女の専用技であり、美しい宙返りと共に敵を引き裂く命中重視技。
専用技ではあるが、相川七瀬の「Crimson」からはこの技を覚えた純血種が誕生する。
Aランクやニューイヤー杯に出場する「キティー」の種族としても有名。

  • ジーニヤー
バジャール派生。名前のせいで紛らわしいがニャー派生ではない。
小麦色の肌に白いターバンと、アラビア要素満載な姿をしている。
カードイラストの様子に反して、普段考えているのはファッションのことばかりで根はズボラ。
バジャール派生の反映で、かしこさ適性が一段階ダウンしたもののまだ伸びやすく、
命中と回避の適性の高さも保ったまま、ライフやちからの適性、寿命も上げているなどなかなかに高水準である。
ちなみに、何故かメインとサブとも関係ないトーブル海岸の修行が得意。
…バジャールの隣はグジラ種なので、そのへんのプログラミングミスがあったのだろうか。

  • フューチャー
メタルナー派生。
宇宙服に、黒目の薄い瞳、メカメカしい両手両足の装甲、頭頂部から生えているアンテナなど、
派生元の影響が表れたので、カラクリ仕掛けのようでシュールな見た目をしている。しかしちょうど実機でのMF2全盛期で乱立したファンサイトのひとつ今は亡き「ぴゅんじの目線」では数あるピクシーの愛を惜しみなく注ぎ、なかでも本種を主役に大抜擢したという、熱狂的な愛好家がいるのもまた事実である。
メタルナー自体が「速さ」で勝負するモンスターだったので、純血種同様にピカイチの移動速度とガッツ回復を武器に出来る。
一方で成長適性は長所が真逆で、短所が共通のために、命中の伸びやすさ以外は少し苦しい形に落ち着いている。
かしこさが大きく、回避が下がってしまったものの、丈夫さの適性が一気に平均まで上がっている。

なお、移植前・移植版問わず本来の寿命は320週のはずだが340週になっているというバグがある。アッパー傾向なリメイクの環境に助けられて、プラスではある。

移植版では、宇宙人相手に踊って暴れるゲーム「スペースチャンネル5」から、全パラメータ「5」で統一されたネタ個体が再生可能。
くじら12号切りのモンスターだが、寿命が100週以上は伸びた晩成タイプなので、育成においてはあちらに比べて大幅有利だったりする。
「ちからD/残りC」というまったいら気味な適性なので合体でも役に立ちそうだが、初期値や適性などで壁が多い。ディクシー同様、発生確率絡みへの影響点を利用するべきだろう。

  • ユキ
ジール派生。
雪男モチーフのジールが関わった事で、見た目はまんま白装束の雪女に。初代を思わせるデザインセンスである。
そしてヒールレイドでパンチラを実装した。
モンスターカードの説明はまんま「鶴の恩返し」だが、これは我々の世界にも共通した話があることをうかがわせる。
命中と回避の適性ダウンと引き換えに、ちから・丈夫さ・ライフの適性が各一段階ずつ上がり、成長タイプも晩成化。
せっかくだしちからも上げて蹴りの威力や防御力も上げておきたい、という人には候補になる。
ただし雪女という見た目の所為か、フレイム系の技を修行で修得不能という変わったこだわりのあるモンスター。
デュラハンのように、専用技に置き換わるなどといった補填はない。
モンスター合体を駆使すれば継承できるので大きな痛手ではないが、円盤石から直接再生した個体を育成する場合は注意。この場合は他の技で火力を補おう。

  • リリム
ジョーカー派生。
青白い肌に漆黒の翼を生やした、正に小悪魔といった感じの外見。
ジョーカー派生らしく凶暴な面もあるようで、キレると手が付けられない。
メリットもデメリットも大きなジョーカー派生なのだが、残念ながら元から適性が似通っていた両者の組み合わせではライフくらいしか強化が見られず、回避の適性は寧ろダウンしているなど、弱体化のほうが目立つ結果に終わってしまった。
成長タイプが持続になったのは数少ない長所だが、寿命もヨイワル度もイマイチで、上級者がこだわって育てたいタイプのモンスター。
専用技の「デスファイナル」は消費ガッツに性能が見合っておらず、さらにちから技(しかもちからは改善されてない)なので、通常育成中ですら採用が難しい。

「4」では肌の色が肌色になり、KOFシェルミーの様に前髪で目から上が隠れている。
対戦画面などで密着すると下アングルから目が見えるが、予想通りというか何というかややキツめの切れ長の目をしている。

  • フォレスト
モック派生。
大概の派生種がモックの外見を色濃く現すコワモテ系になる中、唯一の例外と言える存在である木の精。
人に近い外見と肌色のまま、木の衣装を僅かに纏うだけという、かなり露出度高めなピクシーである。
モック派生のメリットもデメリットもあまり目立たず、適性的には純血から命中と回避が下がったくらい。いちおう初期のライフは伸びたので、そこで序盤は楽できると前向きにとってもいいか。
一方でプラント派生のリーフと同じく、寿命が大幅に上がっている。
あちらよりかしこさ適性は高いのでそのへんが勝負のしどころか。

  • ポワゾン
レア種。見た目はエナメル質のレオタードを纏った、悪魔的なものになっている。
「毒」という名の通り、決してブリーダーに甘えるような性格ではないとされる、貫禄のワルモン。
育てたブリーダーによるとヒステリックな所があるらしいのだが、本当はどうなのだろう…不思議ではないが。

反町隆史の「POISON~言いたいことも言えないこんな世の中は~」からは、余裕持ちでプールとトーブル海岸の修行が得意な個体が、
Xの「Vanishing Vision」からは、根性とヒールレイド持ちでめいそうが得意な個体が再生できる。
成長適性とヨイワルはすべてリリム基準であり、「本気」持ち。

移植版ではALI PROJECTの「跪いて足をお嘗め」、ノーナ・リーブスの「BAD GIRL」、相川七瀬の「Bad Girls」など、女王様の気風を感じさせる題名から登場するほか、
ある登場キャラつながりで「ファイナルファイト オリジナルサウンドコレクション」から再生することが可能になっている。

  • カスミ
レア種。見た目は武闘着に身を包んだ白い翼のピクシー。
桜の花びらと共に現れたり消えたりするという、忍者のそれに似た術を使いこなし、真面目に武闘するピクシーなのだが、
ゆれるムネばかり注目されバトルの中身を見てもらう事が少ないモンスター。これも宿命」(原文ママ)。

テクモでカスミといったらアレしかなく、「DEAD OR ALIVE」のPS版・SS版のいずれでも再生可能。
適性と得意トレーニングはジャンヌ準拠だが、あちらと違いヨイモン寄りで、寿命はジル並みに長い。
また、ふーみんつながりで細川ふみえの「スキスキスー」から、ライフ以外ジル適性準拠の個体が、
ゆれるムネ繋がりだろこれって感じでパイレーツの「INCANTATION」から、やはりライフ以外ジル適性準拠の個体が再生できる。

移植版では上記の続編「DEAD OR ALIVE 2 ハードコア」や、女子が格闘するゲームに関連して「アドヴァンスドV.G.」や、篠原涼子with t.komuroの「恋しさとせつなさと心強さと」等に加えて、
ZARDの「揺れる思い」や、「おっぱいバレーオリジナルサウンドトラック」、パルコ・フォルゴレ(高橋広樹)の「チチをもげ!~モアもげ!ヴァージョン~」など、別方面でも充実した。いや、してしまった。

また、期間限定データベースである「熱闘!モンスター甲子園/藤田課長」からはパラメータが上から「223/158/48/89/54/85」という特殊なカスミが再生された。
この数字の羅列はモデルになった「かすみ」の生年月日、身長、体重、スリーサイズとなっている。セ、セクハラかーっ?!
しかも成長適性がかしこさDでちからBになってたり、丈夫さがCまで上がってたり、初期技がヒールレイドだったり、ドミノ倒しを得意としていたり、どう考えても肉体派なピクシー。
もしかしこさ技を使ってこない変わり種と対戦モードで遭遇したら、この個体のこと思い出そう。

  • ミーア
レア種の一つ。
モンスターファーム2のCMにも出演した「鈴木あみ」氏をモデルにしたモンスターで、冒険心溢れる衣装も本人が考えたものといわれる。
当然のことながら、ヒールレイドでパンチラを実装した。隙が無い。
明るく爽やか、キュートな見た目のピクシー種であり、「元気」を出したりするなどノリもよい。
初期能力が数値の並びにクセこそあるものの比較的高めで、適性も純血種からちからやライフが上昇した上位互換仕様。
底力や元気といった有用な特殊技能を覚えてる他、初期の時点でなげキッス、レイ、ヒールレイドを修得済み。
猛勉強が得意になり、寿命も純血から多少上がっており成長タイプも普通になっているなど、これでもかというくらい優遇されている。
そのまま育てるのも良し、初期技の多さを活かしてすり替え合体要員として使うにも役立つ。

再生可能CDはモンスターファーム2のCMソングである「Nothing Without You」。これ以外で後発の発見例はない。

移植版では他のモンスターにも合わせて、上記以外にもいろいろ候補は増えている。そりゃあ21年もあるからね、仕方ないね。
ウルフルズの「かわいいひと」、修二と彰の「青春アミーゴ」、倖田來未の「real Emotion/1000の言葉」などから再生されているが、
アニヲタwiki的には「Quiet Night C.E.73 ~ReTracks」や早見沙織「JUNCTION」という、見事なミーア違いで再生できるのがポイントだろうか。

【LMFから】

  • カチョウフウゲツ
キュービ派生。由来は花鳥風月であり課長ではない。
ケモ耳のせいでハム派生のセピアリエーヴルにも見えるが別種。
アシストカードの回避SSR「シノブ」もこの種族。
強力なビッグバンを唯一登録可能な種族なのだが、これがまたハートメダルでの交換不可

ビッグバンを登録する為に彼女を☆5にしようと思ったら、コンマ1単位の確率を最低でも4回、普通は6回引かなければならないのである。
はっきり言って無課金や微課金どころか並の廃課金にも修羅の道であり、理論上は可能というだけで、とても現実的とは言えない。カチョウフウゲツに限った話ではないが、期待値的には誇張抜きで家が建つレベルの課金が必要になる。
白オーラの無償ピックアップでも出るようになったのでこの悲惨な状況は幾分か改善されたが、それでも道は険しい。早急なハートメダル交換の実装が待たれる…。
その後マスターハートの実装でさらなる改善を見たが、同様の需要が多すぎるので今度はカチョウフウゲツに回す余裕がないのが現状。

  • レイリー
1stアニバーサリーが終了した直後に実装された、カワズモー派生。
ディクシーとはまた異なる緑肌の、かなりイロモノなピクシー。
雨のrainをもじったせいか海賊王の右腕みたいな名前になってしまったが、もちろん関係ない。
ちからが伸びにくいピクシー種では珍しく、完全なちからタイプである。

  • ウィッチ
LINE版のレア種。魔女のコスプレをしたピクシー。
一時不具合で図鑑の説明文が「ワームの守護神」となっていた。本作にツチノコボクサーは実装されておらず、騒然となったのはいうまでもない。
記者のアヤやめぐみんと見間違うブリーダーもいたとか…。
ハロウィンにちなんだ登録不可能な専用技を数多く覚えるほか、エンジェルなど一部のピクシー種しか覚えられなかった「ギガレイ」を初めて登録可能。
その魔女じみた見た目のせいでギガレイを使うとどこかのマスパを彷彿とさせるが、多分気のせい。

専用の基本技「ラブリートリック」は使うと距離が近距離まで離れる特性がある。
…が、これが真価を発揮したのはグランドスラムで敵として現れた時だった
というのも、ピクシー種はMF2よろしく接近戦が不得手なのだが、ウィッチに関してはこの技がある事で不得手な零距離を維持して戦う事が難しく、移動速度が遅いと一度打たれれば吹き飛ばすまで近づくことが難しくなり、遠距離の高威力技を撃ちに行けなくなるという厄介者。さらに、飛ばされたとたん近距離のバンの一撃をお見舞いされてしまう危険性まである。
逆にこちら側はちから型や両刀型でもなければ接近戦を挑むのがそもそも得策でなく(そして素質の関係上、グランドスラムレベルの高水準の両刀型を育てるのはプレイヤーには困難を極める)、時間稼ぎが有効になる場面も最後の数秒になってから。そんな状況で至近距離にいるなら吹き飛ばせばよくね?という話で、接近戦からのラブリートリック→バン系のコンボを決めたいようなシチュエーションになる事が少ないのである。

  • ピクシーオリジン
カクカクポリゴンで懐かしい見た目のピクシー。
エイプリルフール企画用のネタ種族…かと思われたが実際に実装された、LINE版のレア種。
レア種といっても、その見た目はMF1の純正ピクシーそのもの。
トレーニングやイベント時のSDイラストも当時のドット絵に変化する(仕事やロード画面で使われていたもの)凝りようである。
秘伝伝授の際に純正ピクシーとして扱われない点には注意。

技もメガレイとライトニングがまんまMF2での性能をした専用技に置き換えられており、LINE版目線だと一回り高性能な代わりにオーラがついていない。当時はそんな概念なかったからね。

【大会に出場するピクシー】

色々なグレードで顔を見る存在。かしこさか回避のどちらかが高く、おおむね当たると脆いというパラメータである。
低ランクでは脆さが際立ってあまり怖くないが、高ランクではその高いかしこさから繰り出される攻撃が非常に危険。

【初代編】

  • ミーシャ
グレードCに登場するリーフ。
プラントSUBだがライフはそこまで高くなく、それなりの回避とかしこさによってピクシーがどんなモンスターであるかを教えてくるポジションである。
このグレードだと遠距離攻撃「ライトニング」はけっこう痛いので開幕は注意が必要。

  • ユノウ
グレードBに登場するミント。初代のライガー派生の敵らしくガリ〜激ガリ体型。
より強力な遠距離技「ショットガン」を覚えてきているが、かしこさはミーシャと大差なく、パンチ力ならレノマウ(ワーム系)やスラン(ゲル系)に譲っている。
しかし、回避が400台もあるため攻撃が当てづらい。命中重視技は必携だ。
実際の強さはさておき、敵同士のバトルでの強さ設定がBランクでは最弱になっており、高確率で全敗(次に弱いのはコウテツ)するので、苦手なら棄権して他の奴と決勝戦を挑むのも手。

2の二大大陸対抗戦ではリストン同様全能力+150と大幅強化されており、回避580とBランクにあるまじき数値を誇る。
CPUの特権か「影爪」「ワンツー」まで使いこなすが、命中は低めで、ガッツダウン技がないのが攻略の糸口。

  • エィミィ(1)
グレードAに登場する純種ピクシー。
なぜかかしこさとちからが同程度で大ダメージ技「体当たり」をしかけてくるが、技威力と能力値の都合でユノウよりも最大火力は低い。
回避もあともうちょいあれば500台になったのにという数値で、計算式の関係上他の400台と変わりはない。グレードAのライバル選手としては弱い方である。

こちらも2の二大大陸対抗戦に登場。どうやらちから派ピクシーだったらしく、本来覚えられない「影爪」「ワンツー」含めてすべてのちから技を覚えている。
でも本当に恐ろしいのは回避695から繰り出す「投げキッス」。反撃チャンスをなくしたら敗北の恐れがある。
移植版だと丈夫さとかしこさが入れ替わり、「バン」や「ドレイン」の威力は増した。

また、MF2移植版だと「BODY/AAAMYYY」で、エイミィを意識した初期値に「影爪」「ワン・ツー」を搭載した、特別な個体の純血種が再生できる。
さすがにデスファイナルは無理だったが、もうかしこさ技を捨ててちから技だけで戦う、技巧系肉体派ピクシーとして育ててもいいかもしれない。

  • キャロ(1)
グレードSに登場するスエコ。
なんとピクシーとは思えないほどの回避の低さ(100台)が目に付くが、一方でちから、かしこさ、命中のいずれもが高水準である。
スエゾー派生らしい能力傾向とはいえ、まさか薬物アイテムを効果的に使って育成でもしたのだろうか…。
ショットガンの洗礼を受けないよう接近戦に持ち込み、積極的に技を振って圧倒してしまいたい。ライフと丈夫さはピクシーらしく低めなので難しい事ではないはず。
ただし距離1だとガッツダウン技「炎」が飛んできたりするので注意。

  • ガレオン(1)
データ上だけ存在する没モンスターで種族はエンジェル。合計値が5050を超えるとち狂ったパラメータを持ち、なんとあのアキレールをも上回る。

同じくデータだけ存在するアキレール、マッドキャップ、ハメッドと共に2の二大陸対抗戦で日の目を浴びることになるのかと思いきや彼女だけは大して強くもないゴースト種の「アバーレル」に差し替えられており、登場することが叶わなかった。

もし2に登場していれば、アキレールを超える真のラスボスとして君臨した可能性もあっただけに非常に残念である。

【MF2編】

※二つ名は「モンスターファーム2マニア」の大会マニアから。

  • ミリアム
グレードDに登場する純血種。
命中、回避、かしこさがどれも高めで後はてんでダメという実にピクシーな能力をしている。
遠くからの「レイ」「投げキッス」は厄介だが、距離さえ詰めればこちらのもの。命中重視技でKOでも狙おう。

  • キッチュ
二大大陸対抗戦、グレードCで出場する純血種。FIMBAからやってきた。
ライフの高さは上記の初代Cランク「ミーシャ」っぽいが、回避132と非常に低く、全体的に見るとピクシーというかむしろプラントっぽいパラメータの持ち主。
更に純血種では覚えられないはずの「ワン・ツー」と「影爪」も持っている。エイミィも持っているのであちらの大陸では覚えられるのだろうか?
かしこさは高いが他はDランクレベル。先述した通り回避が低いので速攻を狙いたい。

ちなみに、移植前の方が正しいパラメータの振り方をしているという珍しいモンスター。そのため移植版ではあまり強くなくなった。

  • キティー
グレードAに登場するファー。ワイルド・ハニー。
CPUの特権で基本技の「タッチ」「キック」を覚えず、上位の「はり手」「ハイキック」を覚えている。
固有技の「影爪」もあるが、ちからはさほどでもない。
ミリアムを順当に強化したような能力値を持っており、グレードAの中ではかしこさがシヴァ(ドラゴン)と並んで最も高い。
技威力の低いピクシー種とはいえここまで来ると「フレイム」「バン」でそれなりに大ダメージを受けてしまうかもしれない。
半端に近寄ると「バン」を使われるので、使われたくない時は距離のキープの仕方に注意。
そんな彼女をより印象付けているのが、悪名高い初見殺し大会の1つ「ニューイヤー杯」の初手であるという事。
グレードF(フリー)ということで軽い気持ちで出場し、彼女に相棒モンスターを無残にオーバーキルされ、🏠🌠の映像を見るハメになってしまった新米ブリーダーは数知れない。
当時は出場モンスターのレベルによって戦う敵のステータスが変わるような仕様もなかったのだ…。

  • サティア
グレードF(フリー)の大会のひとつ、ヒーローズ杯に登場するセピアリエーヴル。癒しヒロイン。
Bランクでは強い方、な感じのそこそこの能力値に加え、ヨイ技にして回復技「リフレッシュ」と固有技「ワンツー」を両方覚えている。
ピクシー種でヨイモンということもあり、一撃の破壊力は高くない。接近戦が得意なモンスターなら楽に戦えるだろう。

  • シアラ(2)
グレードSの四大大会、ワールド・モンスターズ杯に登場するダイナ。同大会に登場する四強ポジション。龍炎女王。
同率1位のかしこさに加え、オルドーフには負けるが四大大会出場モンスターの中では最も高い回避を誇る。
高威力のかしこさ技である「ギガフレイム」「ビッグバン」「ファイアブレス」で、色々な距離から大ダメージを狙ってくるため、安全位置が限られがち。
それなりには痛いちから技「ヒールレイド」を耐えて命中重視技あたりで攻めたい所だが、相手側に吹き飛ばされた時は注意。

移植版では、「ビューティー・マークス/シアラ」で、彼女をイメージしたような特別な個体が再生可能。
ライトニング、ヒールレイドを初期修得しているので彼女の技欄を再現できるし、小技切りという珍しいことができるようになっている。
ダイナをフルモンにする際の一体目にする時なんかに重宝するモンスター。一応、ライフ適性が上がっているので合体材料にする時はここだけ注意。

【アニメでのピクシー】

ワルモン四天王の一人として登場。CVは三石琴乃氏が担当。
性格はピクシーとしては冷徹そのもの、しかし部下のブルーマウンテンを気遣ったりする優しさをもっている。
人間を憎んでいたため、物語の序盤においてゲンキ達と戦いを繰り広げる。
しかしゲンキとの触れ合いを通じて考えが変わり独自の行動をはじめ、ブルーマウンテン共々ムーを裏切った。
物語終盤、ムーの手によって瀕死の重傷を負うがブルーマウンテンと合体し、ビーナスとして生まれ変わった。
絶対にすり替え合体でデトナクリスやヘビーダイアナになっていたらどうするんだろうなどとは考えてはいけない
必殺技はビッグバン、ライトニングなど。

他には魔将軍デュラハンのもと数々の悪役ムーブを見せたリリム(CV.高萩晴子)や、『伝説への道』ではママニャー、ゴビとトリオで登場していたポワゾン(CV.長沢美樹)が目立っている。


追記、修正は世代の新旧問わずピクシーマニアの方を中心にお願いします。

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最終更新:2024年04月02日 22:09

*1 相手の体力を削って、ガッツ消費の少ないガッツダウン技(例えばピクシーなら「投げキッス」)で相手のガッツを減らし続けて、攻撃させずにタイムアップを狙う戦い方のこと

*2 ピクシー7.6%、メタルナー6.9%。なおピクシー種最多エントリーのミーアは19.5%、メタルナー種最多エントリーの純正メタルナーは70.2%だったので大きな差はやはりあった

*3 特に☆3モンスターが初期からの1体しかいないガリ、ディノにとっては深刻な問題。本作においては基本的に☆3の新種族が出ない=新技が出ず新規の技登録もできない、なので「ずっと新技が増えていない」のと同義なのである

*4 リセット地獄は覚悟しなければならないが

*5 汎用性の高いヨロイモッチーや、移植版ならオールCのナースボーン等が候補として人気がある模様。

*6 どことなく化粧っ気の薄い幼い顔立ちをしている。