屍人(SIREN)

登録日: 2009/05/30(土) 23:27:11
更新日:2024/02/29 Thu 18:08:14
所要時間:約 6 分で読めます





やあ(´ω`)

ようこそ、屍人の項目へ。

この赤い水はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

ここからはトラウマになるような内容だから、心臓が弱い人は帰って欲しい。

でも、この項目を見終った時、君はきっと彼らに言葉では言い表せない「ときめき」を感じてくれるはずだ…






「ご存知、ないのですか!?彼こそ、羽生蛇村からチャンスを掴み、スターの座を駆け上がっている、超時空死んデレら・名越栄治ちゃん(享年55歳)です!」

二カッ☆


SIREN】/リブート版【SIREN ReBIRTH】

異界に取り込まれた羽生蛇村を徘徊する化け物の総称。
屍人化していない人間を見つけると襲いかかって殺そうとする。

異界から流れる赤い水を体内に一定量摂取すると変異する。
肌は青白くなり、目から赤い液体を涙のように流すのが特徴。
この現象は赤い水を取り入れたことによって不要になった体内の血と入れ替えているために起きる、謂わば生理現象のようなもの。

生前の記憶が残っており、普段は農作業したり、台所仕事をしたり、トイレに行ったり、テレビを見たり、仏壇を拝んだり、
病院勤務したり、絵を描いたり、ぬか床を混ぜたり、幼女を追い回したりと人間だった頃の行動を繰り返している。
赤いゼリー状の物体を食べている姿が見られるが、これも人間だった頃の行動を繰り返しているだけで、屍人に食事の必要はない。
中には集落を板で覆ったり、銃を携帯し辺りを警戒するなど明らかに別系統の意思で動いているものもいる。

彼らの怖ろしさは人間を超える生命力であり、どんな致命傷を負っても時間経過で再生する。
頭を切開されても、解剖されても、しばらく行動不能になるがなんとかして蘇生してしまう。
彼らを通常兵器で殺すことは不可能であり、殺すには特殊な武器が必要になる。

1日に4回響き渡るサイレンを聞くと、何人かの屍人は赤い海の向こうに消える(通称:海送り)。
これは屍人が神の世界に行くためだが、基本的に準備が整っていないため、約5時間後にさらに異形化が進んで海から戻ってくる(通称:海還り)。

屍人には世界がオーロラと浮遊する光体に包まれた幻想的なものに見えている。
人間を殺そうとするのは、自分たちの仲間入りをさせてその美しい世界を味わってほしいため。要はありがた迷惑である
なお、屍人化していない人間から見れば屍人は(特に異形化が進んだ者は)化け物じみた見た目になっているが、
逆に屍人の視界では、自身と同じように屍人化したものは生前の姿に、普通の人間は化け物のようにそれぞれ見えており、
この特殊な視界のおかげで、屍人は既に屍人化した者と未だ屍人化していない者を見分けることが出来る様子。

屍人化が進むにつれて人間らしい知能や生前の記憶は失われていくが、
最初の段階である半屍人の状態では、常人よりは低下しているものの、人間だった頃の自我や記憶を有する者が多く、
生前に親交があった人物への攻撃を止めたり、「未だ人間である他の村人を襲いたくない」という強い意志で永い間サイレンの誘惑に抗い続けた人達も登場している。

屍人文字と呼ばれる独特の文字を使い、アーカイブの中には屍人文字で書かれたものもある。
とある場所に屍人文字で書かれたコックリさんがあるのでそれで解読できる。

当初は恐怖の対象だが、慣れてくると愛らしく見えてくる不思議。


二カッ☆


・主な種類


  • 半屍人
いわゆる人間の姿を残した形態。
手にした武器や首絞めで攻撃してくる。
ある程度ダメージを与えるとその場にうずくまり動かなくなる(通称「シェル化」)が、前述の通り死んではおらず一定時間が経つと再び動き出す。
手もカチカチに固まってるらしく武器は奪えない。倒したら復活する前にさっさとその場を離れよう。


  • 蜘蛛屍人
男性の屍人が海還りしたもの。
首が背中側に捻じれて頭には複眼が形成され、ブリッジをしたような体勢で蜘蛛のように壁をはい回る。
知能は人型の屍人の頃よりも下がり、四足で行動するようになったため扉は開けられない。
攻撃力は並だが名無し屍人の中では最も感知力が高く復活も早いため、集団で襲われると危険。


  • 犬屍人
女性の屍人が海還りしたもの。
四つん這いになり頭から触角が生える。
敏捷でどんな段差も飛び越えるがこちらもやはり知能は低く、手が使えないため扉は開けられない。
強さの振り幅が大きく、蛇の首谷には須田を一撃で殺すものがいるのに対し、
合石岳では逆に宮田神に一撃で撲殺される。
倒されると「ウラキ!」と叫び声を上げる。


  • 羽根屍人
その名の通り羽根が生えた屍人。顔の全面が昆虫のような甲殻に覆われている。スナイパー要員。
「こちらの手の届かない遠距離から一方的に攻撃してくる」というシンプルな脅威で、雑魚の中でも特に危険な屍人。
半屍人と比較して銃の命中率が下がってはいるものの、行動範囲も攻撃範囲も広く、倒さないと行動の支障になるステージもある。しかし近づく事すら困難な為、倒すには銃はほぼ必須。
どういう条件で変異するのかは不明だが、主に生前に銃の扱いに長けた者がこの形態となっている。女性の羽根屍人は確認されていない。
羽の音がうるさいので、近くにいるとすぐわかる。


  • 頭脳屍人(ブレイン)
頭が変異した屍人。他の変異体とは異なり、生前の記憶は失われていない。
主にフジツボやタラコ、ヒトデ、クチビルゲ、タコに似た形に変異する。
犬、蜘蛛、羽根屍人を操っており、倒されると復活するまで辺りの屍人も行動不能になる。
しかし倒すことがクリア条件であることも多く、恩恵はあまり感じられない。
ほとんどが非力で逃げ回る存在だが、一部例外もいる。
特に名前付きの奴には凶悪な武器持ち、スーパーアーマー、高体力などがいたりするので注意。

どういう条件で頭脳屍人に変異するのかは不明。
強い執念を持つと変異するとも言われるが、執念を持っていても変異しなかったものもいるため不明。
正式には「ブレイン」と呼ぶがファンには定着していない。また、海産物とも呼ばれている。


  • ゴルゴ屍人
狙撃銃を持った半屍人の通称。
プレイヤー以上の視力と精度(いわゆるオートロックオン)を持ち、多くのプレイヤーを殺したことからそう呼ばれる。
攻撃力も異常に高く一発の被弾が致命傷になるため、コイツの恐怖に怯えて物陰から動けなくなるプレイヤーが続出した。
こいつを巧くかわし、赤十字を見て返り討ちにできるようになったら、このゲームに慣れてきた証拠だ。


  • 次元屍人
拳銃を持った屍人。初心者の壁。ゴルゴ程ではないが、射撃の命中率、射程からそう呼ばれるようになった。
慣れたら大体ボコれるようになる。序盤から終盤まで出てきてゴルゴと同様、プレイヤーを射☆殺する。


  • 大工屍人
様々な場所で確認できる半屍人。金槌片手に補修作業を繰り返している。
大抵は一定間隔でプレイヤーが通る場所を監視しているが、中には物音を出さない限り
いっさい振り向かず一心不乱に金槌を叩き続ける大工もいるので、至近距離から作業を観察することも出来る。
特に高遠先生の最初のシナリオにいきなり出てくるこいつはいろいろイジれる。
なぜこんな事をしているのかというと、後述の堕辰子を迎え入れるため、苦手とする日光を遮断する歪な巣を形成するためである。
しかし何故か、巣と関係ない民家や学校でも窓や扉の板張りやバリケードの制作を行っている。


  • 鍵屍人
初日の19時に合石岳の坑道で確認される半屍人。
鍵を探しているらしいのだが、彼を視界ジャックすると明らかに目的の鍵らしきものが見えている。
にもかかわらず、「か〜ぎ、か〜ぎ〜ぃ、かぎっ」と探し回る(そして隙を見てプレイヤーに鍵を奪われる)哀愁漂う姿から名付けられ、AAまで作られた。


  • 壱屍人
高遠先生が爆☆殺するシナリオに出てくる屍人。
灯篭の前で壱ということからそう呼ばれた。SDK勝利のきっかけのヒントをくれたありがたい奴。
ちなみに彼の言う「壱」は、灯篭にをつける順番である。


「宮迫でっす☆」
  • 宮迫屍人
第2日の20時に大字粗戸の食堂で確認される半屍人。
某お笑い芸人に似ていることから、制作スタッフからもそう呼ばれてきたらしい。


  • 堕辰子(だたつし)
天武15(西暦684)年、彗星とともに現れた「常世の存在」。
羽生蛇村に眞魚岩とともに降臨し村人にとして崇められる。
しかしその年に村を襲った飢饉のため、八尾を含む村人の数人によって肉を食べられてしまう。
そのせいで災厄が起き、八尾は不死の呪いを負うこととなった。

本編中では少なくとも3つの形態が出てきており、2のたらこのような幼生体、透き通るような細長い虫のような姿の不完全体。
そして土偶のような頭に、女王蟻のような巨大な腹部を持つ完全体がある。
完全体になると姿が見えなくなり、腹部がくぱぁと開きはむはむして攻撃してくる。
この時こっちはチート武器持ちなので、対処法さえ分かれば他の屍人より楽勝であるが、攻略法はノーヒントのためそれに気づくまでが勝負。

弱点は日光で、宮田が引き起こした鉄砲水でバリケードが破壊されたために身が焼かれ、瀕死になった。

実は羽生蛇村を流れる赤い水は堕辰子の血、サイレンのように聞こえていた音は堕辰子の鳴き声である。
堕辰子の血は微量でも体内に入るとその人間はやがて屍人となり、その鳴き声は屍人となった者達を「海還り」へと導く。


SIREN2


夜見島近辺のに巣くう『屍霊』が、人間の死体に取り憑き、活動している存在。
人間を見つけると手にした武器で攻撃したり噛みついたりしてくる。

前作の屍人とは違って不死性を持たないが、倒されて取り憑いた屍霊が抜け出してもまた別の屍霊が取り憑けば動き出す。
そのため、ゲーム上では擬似的とはいえ不死性を有した敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。
しかし前述した通り不死性(再生能力など)は持たないので、死体そのものを破壊されれば(その死体を元にした)屍人は再起不能となる。
まあ、そんな『DEAD SPACE』みたいな対処法はこのゲームでは出来ないのだが。

動きそのものは緩慢で、知性もかなり劣化しているらしいが、やはり銃などの武器を持った屍人は強敵。
しかし実質上位存在である闇霊に屍霊が対抗できなかったらしく、シナリオ中盤で闇霊が復活してからは瞬く間に屍霊が駆逐され、
それに伴い、元々屍霊に取り憑かれていた島の死体も闇霊に取り憑かれて闇人と化すため、屍人も姿を消してしまった。

なお、前作の屍人は死んだ人間が変異して蘇ったような存在で、生前の記憶や人格を有し、それに基づく言動を取ることもあったが、
今作の屍人は前述のように、人間の死体に屍霊が取り憑いて活動しているだけで、死体(死人)そのものが蘇ったわけではないためか、
生前の記憶や人格を有している様子はなく、行動の主導権は屍霊であると推測される。
また、今作に登場する敵には『闇人』も存在し、こちらも人間の死体に『闇霊』と呼ばれるモノが取り憑き、死体を『殻』として行動しているのだが、
闇人は言葉を話したり、独自の自我に基づいて行動しているのに対して、屍人はうめき声・叫び声を上げるだけで、行動に知性は感じられない。
これは、闇霊と屍霊は元々同族であったが、屍霊はとある事情によって闇霊よりも劣化している所以と思われる。
ただし、あまりにも現世に強い執着・未練を残して死亡した者の死体に屍霊が取り憑いて屍人となった場合、
肉体の主導権は屍霊側にあるにもかかわらず、生前の執着に影響を受けたと思しき行動を見せることがある*1

ちなみに、屍霊は遥か昔に別たれた、闇霊の集合体である『母胎』の下に還ることを目的としているため、
彼らが取り憑いた屍人も(基本的に話したりしないので推測の域を出ないが)それを目的としていると思われ、
『母胎』を地上に出すために岸田百合ら“鳩”が行っている冥府下りに乗じて『母胎』に接触しようとしている。


  • 堕慧児(おとしご)
屍霊の融合体。
自分たちのかつての同胞である闇霊の集合体である『母胎』を模倣し、水死した少女の遺体を元に身体を造ったが、
屍霊そのものが闇霊と比べて劣化した存在であるためか、奇怪ながらも顔や細部は整った、人魚めいた容貌の『母胎』に対し、
堕慧児は巨大な頭(顔)から細い手足が生えているような、非常に醜い容貌となっている。

屍霊の融合体であるだけに、その目的は彼ら同様に『母胎』に還ることを目的としているようで、
『母胎』へのアピールとして、彼女(?)が使役する“鳩”を模倣して自分の容姿のモデルとした水死体を元に“模倣体”という分身を生み出して送り込んだり、
現実の夜見島の海底ケーブルを切断する事件を起こしたりしたが、いずれも失敗に終わっている。

『SIREN2』の公式外伝である「ブライトウィン号の怪」で語られるブライトウィン号が座礁したのも、
船に積み込まれた“鳩”である分裂体から『母胎』の気配を感じ取った堕彗児が船に衝突したせいであり、
分裂体の一人が暴走して船内の人間を見境なく取り込んでいったのも堕彗児の影響を受けたせいなので、色んな意味でこの事件の元凶である。

なお、ここまで還りたいと熱望している『母胎』や闇霊たちには「自分たちより遥かに劣化した邪魔な存在」としか認識されておらず、
シナリオ中盤で闇霊に屍霊が攻撃されているのも、『母胎』からすれば目障りな劣化種としか見られていない証左である。
ちなみに、屍霊や屍人も闇霊や闇人からの攻撃に対抗し、反撃などを行っているが、
これは、『母胎』の下に戻りたいと強く思う一方で、自分たちを現世に置き去りにして虚無の世界に逃げ延びた『母胎』を憎んでもいるという、
愛憎入り交じった感情を持っていることと、(屍霊たちから見て)『母胎』に還るチャンスを妨害する闇霊や闇人を排除しようとしているためである。


  • 模倣体(もほうたい)
『堕慧児』が『母胎』に倣い、自分の分身として生み出した存在。
本編に登場する矢倉市子の正体であり、登場時点では自分が“模倣体”だという自覚がなく、「矢倉市子」として行動していたが、
徐々に“模倣体”としての覚醒が始まり、完全に覚醒後は『堕慧児』の意識に支配される。

屍人の大本である『堕慧児』から分かたれた存在であるためか、人間はもちろんとして闇霊・闇人にも害意を向ける他、
「矢倉市子」に迫っていた屍人が、覚醒が始まった影響で彼女が笑みを浮かべた瞬間、慄いたかのように撤退する描写がある。
また、『母胎』の分身体たる“鳩”には人間の男を誘惑して「冥府の門」を開けさせるという役目があった*2のに対し、
どうやら“模倣体”には役目らしい役目がなかったようで、覚醒後は『堕慧児』の意識の影響で『母胎』に還るべく行動している。

敵としては機関銃と日本刀を持って人間や屍人に襲い掛かり、耐久も高ければ倒してもすぐ復活するほど再生力も高い。
また、敵を発見すると狂ったように笑いながら機関銃を連射し、対象が逃げれば追跡してくるという異様な攻撃性を見せるが、
これに関しては大本の『堕慧児』が『母胎』に比べて劣化しているため、“模倣体”の分身体としての完成度も“鳩”よりも低く、
その身体には「矢倉市子」でも『堕慧児』でもない、凶悪な意識が芽生えており、異様な攻撃性はその影響だという。

最終的には一樹たちや『母胎』を追って登った鉄塔から落下し、『堕慧児』に吸収されるという結末を迎えた。
どうやら元々は『堕慧児』の目であったらしく、『堕慧児』に吸収された後は潰れていた片目が治っている。

ちなみに、本物の「矢倉市子」は外伝「ブライトウィン号の怪」に登場しており、1・3話は彼女の視点で書かれている。
親友であり、後に本編に登場する木船都子・多河柳子を産む木船倫子を、暴走した“鳩”から救うべく奮闘し、最終的に彼女を逃がす際に大荒れの海に転落し死亡。
その遺体が『堕慧児』の下に流れ着き、その肉体、及び本編に登場する「矢倉市子」こと“模倣体”のモデルとなった。
なお、「ブライトウィン号の怪」に登場した“鳩”は二人おり、水死体と間違われて船に回収された後、上述の経緯で片方が暴走。
もう一人の“鳩”は暴走する“鳩”を止めるべく本物の市子に協力した後、時空を移動して乗船前の市子に船に乗らないよう忠告している他、
「矢倉市子」の記憶と『堕慧児』の意識が混濁している状態の“模倣体”は、岸田百合をその時の“鳩”と混同して「生きていたの…?」と声を掛けている*3


SIREN:New Translation

基本的な設定は無印に準ずるが、海送り・海還りの設定がなくなっていたり、変異に性別制限がなくなっていたりと微妙に違う。
デザインモチーフも、無印は海産物だったが、海外で忌避する人が多い昆虫や虫に変更されている。
より強く自我を残した屍人が多く、より攻撃的。よく喋るので飽きない。
犬屍人は登場しない代わりに、怪力屍人が新たに登場する。


  • 半屍人
無印の半屍人と違い、肌の色は変化していないが、目が赤く染まっている。
人間だった頃の行動を反復していたり、人間を見つけると襲い掛かってくるのは同じだが、
武器を持っていないと首絞めくらいしかしてこなかった無印とは異なり、
殴りかかってきたり、プレイヤーキャラを一撃死させる「フェイタルムーブ」を繰り出してくることも。


  • 蜘蛛屍人
本作では女性もこの形態に変化する。
無印同様、反り返るようにねじれた下半身と頭、ブリッジで歩いているような姿勢が特徴的な他、
背中部分がまるで昆虫の腹部のように異様に膨れ上がっている。
壁や天井をはい回ることが出来るが、扉を開け閉めすることはできない。


  • 羽根屍人
本作では女性も(ry
両目から触角のようなものが生えており、頭部から生えている点も含めて羽根はセミのそれのようになっているが、
前作の羽根屍人と比べると、まだ頭部は人間だった頃の面影を残しているものが多い。
また、本作では銃を使っているものはごくわずかで、大抵の羽根屍人は手に持った柄杓などで近接攻撃をしてくる。


  • 怪力屍人
本作初登場の屍人。
普通の人の二倍くらいの大きさの、巨大な芋虫に細い人間の手足を付けて頭を人間の顔に挿げ替えたような、異様な風体をしている。
名前の通り、片手でポストなどを投げ付けられるほどの怪力を持つが、その声は赤子のような高さで、より不気味さを際立てている。
ゲームでは実質的に中ボスのような扱いで、要所要所でプレイヤーを苦しめる。


  • 頭脳屍人
無印同様、頭部以外は人間の頃と変わらない者が多いが、その頭部の変化は無印のそれよりもいっそう人間離れしており、
頭がムカデの身体のように変異して宙づりになっているものや、羽根が生えて蛾のようになっているものがいる他、
身体が完全に退化して巨大な顔になっていたり、蠢く黒い肉塊のようになっていたりと人型ですらなくなり、自力では行動できなくなったものも登場。


1にいた宮迫屍人のように有名人そっくりな個体も確認されている。

「殺ってもいいかな?」
  • タモリ屍人

「素敵やん?」
  • 島田紳助屍人

「ズバリ言うわよ!」
  • 細木数子屍人(怪力屍人)
の三体。

なお、タモリ屍人はとあるステージでただひとり直立不動で畑に突っ立っていたり、鉱山内部にて襲い掛かってきたりと、存在感が異常に高いため固定ファンが多い。


  • 蚕子
無印でいう「堕辰子」に相当する存在で、本作のラスボス
設定も同じらしく、常世から落ちてきた蚕子を飢饉に苦しんでいた村人たちと共にアマナが食べてしまい、
その報いとしてアマナは不死の呪いをかけられ、呪いを解くために蚕子に生贄を捧げ続けることとなった。

不完全な状態では巨大な蛆のような姿だが、完全体になると様々な昆虫のパーツに分かれ、それを自在に組み合わせることで様々な形態に変化する。
攻撃を受けると一度バラバラのパーツに分かれ、再びそれらを組み合わせて襲い掛かってくる。
最終的にハワードに倒されるが、無印の八尾と違ってアマナは絶叫などはせず、蚕子が倒されたことで「ウロボロスの輪」が完成したことを喜びながら異空間に落ちていった。





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      ―――しないと・・・。




二カッ☆

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最終更新:2024年02月29日 18:08

*1 例えば、太田ともえの屍人は、生前の彼女の死の遠因となった髪飾り(どこかに落としてしまったそれを探すのに気を取られて転落死した)を拾った一樹をしつこく追ってくる

*2 ただし、送り込んだ“鳩”の中で『母胎』に忠実だったのは実際に「門」を開けさせた岸田百合くらいだったようで、大抵の“鳩”は死亡、あるいは役目を放棄し、『母胎』の下に帰ってこなかったことが明かされている。

*3 “鳩”はそれまでどんな顔であっても、“鳩”として覚醒した直後に『母胎』と同じ顔に変貌するため。