隠れ里(NARUTO)

登録日:2019/01/19 (土) 06:21:34
更新日:2024/04/12 Fri 22:49:29
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漫画『NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』に登場する架空の集落の総称。

●目次

概要

NARUTO世界の忍者は、チャクラと呼ばれる人体を流れる特殊なエネルギーを操り忍術を扱う一種の傭兵や戦国時代の侍に近い存在。
実際の歴史で存在したいわゆるスパイや暗殺者に近い存在ではなく、海外でイメージされる「ジャパニーズニンジャ」をそのまんま表現したような連中である。(というより、チャクラを介した超能力じみた技を多用する辺り、もっとファンタジーな存在でもある)
そのため登場する忍者も多種多様で、手練れともなると単独で城や国を攻め落とす者さえいる。

殆どの忍者は各国にある隠れ里に属しており、隠れ里は依頼を受けると忍を派遣する。任務では通常数名でチームを組むが、場合によっては単独で任務に派遣されることもある。
依頼内容も諜報や暗殺、護衛など現実の忍者が行うようなものから遺失物(落とし物や迷子のペット)探しや買い物の荷物持ちといった雑用など多岐にわたる。
任務は難易度別にランク・報酬があり、内容によって派遣される忍者のレベルが変わる。

作中では主に忍者同士の戦いが描かれ、それ以外の者(侍、盗賊など)との戦いはあまり描かれていない。
このため、隠れ里を除いて国が持つ軍隊などの戦力は鉄の国の侍など一部を除き不明である。

隠れ里には忍者だけではなく多くの一般人も暮らしている。
また隠れ里はそれぞれがその国を勢力圏としているため、国力は隠れ里の力に大きく依存している。

なお、作中に登場する国及び里以外の国土を含めた世界地図は登場しておらず、それに伴い忍界から外れた国が舞台となる事は滅多に無い。


歴史

隠れ里が設立されるまでは、忍者は一族単位の傭兵集団に過ぎず、長年各国で忍の一族同士が覇権を争う時代が続いていたが、初代火影・千手柱間が隠れ里のシステムを考案し、
世界初の隠れ里である「木ノ葉隠れの里」を設立したことで、各国の実力者達が木ノ葉を真似て隠れ里を設立した。
現在では1つの国に1つ存在しているが、隠れ里は国からの資金で成り立っているに等しいため、小国の中には隠れ里を持たない国も存在する。
そのような国は近隣の国の隠れ里やのような裏組織に依頼をすることが多い。
かつては3度もの大戦に見舞われたが、第一部の開始時では表面的に友好関係を保っている。
戦争時には国は里に頼るしかないが、平和な時代が訪れたため里の力は小さな里から順に弱まり始めている。

NARUTO‐ナルト‐』時代は戦乱が長く続いたせいで文明の発達が停滞していた(映像機器は白黒、アニメ映画で登場した鉄道は蒸気機関車etc...)が、
平和が訪れた後は10年あまりで飛躍的に社会成長が成された。
第四次忍界大戦から約16年経過した『BORUTO‐ボルト‐』の時代は電車や携帯ゲーム機が当たり前のように存在し、アニメ版では未だ描写のない砂隠れと雲隠れを除き、木ノ葉、霧隠れは高層ビルが乱立するなど凄まじい発展を遂げている。
しかし発展しているのはあくまで里とその近隣の町のみで、里からある程度離れた地域は戦前からほとんど変わらない生活水準のままであるなど急激な経済成長による貧富の差も顕著になって里の政策へ不満を持つ者や失業者も増えるようになる。

更に平和な期間が長期間続いたことで依頼の減少や国境地帯の治安悪化に加え忍五大国以外の小国の情勢不安になると同時にこれまで対外政策を重視し、里内のゴタゴタを秘密裏に処理もしくは隠蔽してきた事が仇となり、本来なら里内で解決すべき問題が他国にまで影響を及ぼしかねない事態に発展するケースもある。*1
中でも戦後世代にあたる若い忍の意識・実力の低下は各里で大きな問題となっており、戦後世代の忍には忍界大戦以外の過去の事件や歴史に影響を与えた出来事*2が教えられていないためか、当事者の関係者を除いて事件の内容を知らない者が多く、大戦経験者やそれに近い世代の忍との任務での意識の差異も見られる。

なお、原作で書かれていない内容に関する記載は疾風伝などのアニオリ、『BORUTO』関係の記載は殆どがアニメ版『BORUTO』で判明した内容となっている。


共通用語



五大隠れ里

隠れ里を持つ国の中でも特に強大な力を持つ火の国・水の国・雷の国・風の国・土の国の隠れ里の総称。
各里(+滝隠れ)は、柱間から尾獣を分配され、それぞれ保有している。

里の長「五影」は全世界何万もの忍の頂点に君臨する忍である。
影を名乗れるのは五大隠れ里の里長だけだが、第一部のアニオリでは、小国にある隠れ里の長が代々「星影」を名乗っているが、五大国からは正式に認められていない。
しかしこの星影は隠れ里システムが考案される100年以上前から名乗られているらしい…
なお、作中で起こった第一~第四次忍界大戦はこの五大隠れ里がメインであるため、小国の中には五大隠れ里を疎ましく思う者たちもいる。
一方で五大隠れ里側も小国同士の小競り合いには無関心な部分が多く、小国で内乱が起ころうが他の小国と戦争状態になろうが、依頼がなければ例え同盟を結んでいても忍を派遣することは滅多にない(仮に派遣したとしてもそれは自里を守るため)

木ノ葉隠れの里

詳細は個別項目を参照。

砂隠れの里

詳細は個別項目を参照。

霧隠れの里

詳細は個別項目を参照。

雲隠れの里

詳細は個別項目を参照。

岩隠れの里

詳細は個別項目を参照。

その他の里

五大隠れ里以外の隠れ里は基本小国に存在しているため、雨隠れや滝隠れのように強い忍や秘術を擁し、大国とも対等に渡り合える里を除き、その多くが里の維持・存続に苦心している。特に第三次忍界大戦以降は軍縮が進み、小さな里から規模の縮小あるいは消滅している。
里を維持するために大国と同盟を結び、大国同士の戦争では便乗するなどしているが、自里のある国が戦場になることもあるため、大国に強い反感を持つ者達も多い。

『BORUTO』では五大国同士の大きな争いがなくなった反面、小国間での紛争が増えるようになったことから、大国に対して不信感を持つ者も増えている。

音隠れの里

里長:大蛇丸

田の国の隠れ里。象徴となるマークは八分音符(♪)。
木ノ葉の抜け忍である大蛇丸が、自らの研究を進めるための隠れ蓑として作り上げた新興の里。
アニオリでは自来也の口から無理な軍拡を企てる田の国の大名に大蛇丸が漬け込むことで設立した里だと語られている。
里と言いつつも実情は「大蛇丸一派」というべき小規模な勢力だが、フットワークが非常に軽く暗躍を得意とする。
名も無き下っ端の忍もそれなりの人数を抱えてはいるが、成長したサスケに1000人まとめて斬られたりしている。*6

物語序盤では砂と組んで木ノ葉崩しを実行するなど第一部の敵組織ポジションだったが、第二部で大蛇丸がサスケの乗っ取りに失敗し、逆に吸収されたことで里としては一時壊滅。
さらに香燐、水月、重吾がサスケに引き抜かれたことで、所属する忍は実質的に薬師カブトだけとなっていた。

第四次忍界大戦に前後して大蛇丸が復活したことで復興、後に木ノ葉に帰還したサスケと別れた三人が戻っている。
『BORUTO』の時代には里長の大蛇丸が要注意人物として監視を受けているものの、隠れ里の一つとして扱われており、ミツキはここからの留学生に近い扱い。

ちなみに、第二部でサスケが終始着用していた「白基調で背中に綱」という服装はこの里の忍装束である。


滝隠れの里

里長:シブキ

火の国の北部に位置する小さな里。角都の出身地。
象徴となるマークは滝壺を模している。

かつては優秀な上忍を次から次へと輩出する軍事に優れた里であり、それゆえに他国から恐れられていた。
この強さが認められ、五大国以外で唯一尾獣の1体である七尾・重明の管理を任されている。
また、以前は口にした者のチャクラを一気に増幅させる「英雄の水」が存在したが、現在は失われている。

原作では全くと言っていいほど描かれず、「英雄の水」はジャンプフェスタオリジナルアニメ、その他の詳細はアニオリなどで判明している。


雨隠れの里

里長:半蔵→ペイン→不明

火・風・土の三大国に囲まれた里。「」発祥の地でもある。
象徴となるマークは縦四本線。

湿潤な気候で、常に雨が降り続けており、内部はビルが乱立するごちゃごちゃとした近未来的な構造になっている。忍装束もゴーグルやシュノーケルマスク等を装着していたり雨傘やカラ傘を携えている者が多く、カラ傘は武器が仕込まれている。

地理の関係で大国の戦場になることが多く、後に長門がペインを介して統治するまでは内情が安定していなかった。
かつての里長である半蔵は当時の「暁」への裏切り*7が原因で長門に抹殺されており、長門統治時は霧隠れ以上に秘密主義が徹底しており、後に木ノ葉と衝突するまではこの内情自体が割れていなかった。
長門死後の現状は不明だが、アニメ版『BORUTO』では第四次忍界大戦から16年経っても未だに復興が進んでおらず、木ノ葉でも問題となっており、住民の中にはそんな現状に不満を抱いている者も多いことが描かれている。

なおジャンプ掲載時の初回のみ、「月隠れの里」表記であったりした(額当てのマークも月のマーク)。単行本収録時には修正済みの為、当時のジャンプを読んでいた読者しか知らない豆知識である。


湯隠れの里

湯の国の隠れ里。
火の国の北東部に位置する小国の隠れ里。飛段の出身地。
象徴となるマークはタテ三本の湯気マーク。
湯の国はその名の通り国内の至る所から温泉が湧き出ており、観光に力を入れている他、豊富な天然資源の恵みによって栄えている。
このため湯の国は平和主義を掲げており、軍縮の流れについては好意的。
その影響は国の軍事力である隠れ里にも及んでおり、湯隠れの里は他国から「戦を忘れた里」「ぬるま湯隠れの里」と呼ばれている。
また、そのせいで忍者の練度は低く、抜け忍の飛段が見逃されていたのも、単純に湯隠れの里の忍の中に飛段に勝てる忍がいなかったからである。
第四次忍界大戦では戦場となったため避難勧告が出された。

草隠れの里

火の国の北西部に位置する小国の隠れ里。象徴となるマークはギザギザの草である「w」。
香燐の出身地。ゼツもここの額当てをつけていた。
戦闘よりも裏工作や諜報に長け、中忍試験の決勝では、会場に向かう我愛羅の前に立ちはだかり、彼に八百長を持ちかけて試合に負けるよう脅そうとした忍がいた(なお暴走しかけていた我愛羅に返り討ちにされた)。
詳細は不明だが、劇場版に登場した各国で問題を起こした忍を収監する「鬼灯城」はここにある。



渦潮隠れの里

里長:うずまきアシナ
渦の国の隠れ里。うずまき一族はここの出。クシナの出身地で、ナルトもここの血を引いている。
独自の封印術に長け、長生きの人が多かったことから「長寿の里」とも呼ばれる。
物語開始以前に滅びており、住民は散り散りになって暮らしている。里のマークは渦潮を象ったもので、これは強い同盟関係にある木ノ葉のマークに取り入れられている。

霜隠れの里

霜の国の隠れ里。
木ノ葉隠れの里の北西に湯隠れと雲隠れに挟まれて位置している小国の隠れ里。
湯隠れの里と同様、第四次忍界大戦の戦場となってしまったため避難勧告が出された。

般若衆の里(正式名称不明)

林の国の隠れ里。
般若の面を着けた「般若衆」と呼ばれる暗部を擁している。
作中では般若衆は専ら「林の国の~」としか語られてないため、隠れ里の名前は不明。

谷隠れの里

川の国の隠れ里。
火の国と風の国の間に位置する小国の隠れ里。

石隠れの里

土の国と風の国の間に位置する小国の隠れ里。


隠れ里と関わりの深い国

隠れ里は持たないが独自の戦力を保有していたり隠れ里と密接な関わりを持っている国も存在する。

波の国

隠れ里を持たない小さな島国。
大名ですら満足な資金を持っていないという貧困国で、ガトー率いる一派に実質上支配されていたが、ナルト達第七班と国民の協力によりガトーが死亡し息のかかった者たちも全員国外逃亡したため、大名の統治に戻っている。
大工のタズナが完成させた、大陸と波の国を繋ぐ橋には、「ナルト大橋」の名が冠せられ、国の名物となっている。
第四次忍界大戦が終結した1年後を描いた小説版「カカシ秘伝」では、波の国は運送技術が発達し飛行船を完成させるほどに国力を向上させていった。
しかしガトー死亡以降は裕福になった反面、人々の大半が金の為なら何でもするようになっている。


鉄の国

長:ミフネ
三狼と呼ばれる三つの山からなる国。寒冷で猛吹雪が吹き荒れている。
独自の文化・権限・強力な戦力を持つ忍世界の中立国であり、対忍用の鎧を身に纏った侍たちが国を守っている。
侍達は和に忠義を誓い死を恐れず、その意思は未来永劫へと信じ行動するが、近年では侍は時代遅れとされ忍となる者も多く、剣技をも忍の世界へと流れたとされている。
その中立性から作中では五影会談の会議場に選ばれ、忍連合軍にも参加している。


黙の国

長:ゲンゴ→不明
元々は小説版「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」に登場した国。
かつては大名が統治していたが、10数年前に国に現れたゲンゴが指導者となると独裁政治が敷かれるようになり、大戦での失踪者や抜け忍達が一斉に流れ込み、忍の依頼を不法に請け負っていた。
シカマル達の活躍でゲンゴは倒され、その後は暫くは平和が続いていたが、やがて権力闘争が勃発し、『BORUTO』の時代になると世界中の犯罪者達が集まるなど再び治安が悪化し、ブラックマーケットには忍の証である各里の額当てや柱間細胞が流通するまでになってしまう。



アニメオリジナルの里

雪隠れの里

アニメ第1作の劇場版で登場。
海に面しており、寒冷な気候で万年雪が積もっている。
雪の国と呼ばれる小国の有する独立勢力であるが、大名・風花早雪が弟のドトウの起こしたクーデターで殺されたことにより、
ドトウと結託して早雪派閥の殲滅を行っていた。
早雪の娘・風花小雪がナルトたちとの協力でドトウ一味を倒し、雪の国の長となったことで再び支配下に入った。

星隠れの里

里長:星影
里長は代々星影を名乗っているが、他国からは認められていない。
里には二百年前に墜落したチャクラを増幅させる星(隕石)が存在しており、その星を他国の忍から狙われる事もある。
この星はチャクラを増幅させる代わりに体内の経絡系を破損させる危険性があり、三代目星影は星を用いた修行を禁止していた。しかしそれをよく思わない強硬派に暗殺されてしまったため、修行は再開させられていたが、アニオリでの騒動で強硬派が一掃され、星も破壊された。
なお、星影は200年間で三人存在していたが、どう考えても少なすぎとか突っ込んではいけない(創設70年前後の五大隠れ里を治める五影ですらオオノキの40~50年が最長の在任期間)。

ちなみに「大昔に降ってきた隕石」「チャクラを実体化させて操る秘術」など、大筒木一族と関係がありそうな設定が多いが、原作で大筒木カグヤどころか六道仙人すら登場してない頃のアニオリのため関係性はない。

土蜘蛛の里

アニオリ「六尾発動の章」に登場。代々強力な術を保有してきた土蜘蛛一族の隠れ里。
第三次忍界大戦の頃までは大戦の行方を左右するとまで言われたが、その術を危険視され、禁術に指定する代わりに有事の際は一族を守るよう一族の頭領が三代目火影・ヒルゼンと密約を交わしていた。
この術は凄まじい威力で、第三次忍界大戦では一発で里一つを丸ごと焼き尽くしたといい、劇中で強制的に発動させられた際にはウタカタが尾獣の力を借りることでようやく抑え込むことに成功している。
また術を狙われることが多く、一族内では頭領だった役の行者と里長との間で意見の相違が見られ、一族は役の行者派と里長派に二分しているが、役の行者に付いていったのは従者と孫娘だけだった。


陽炎の里

昔、木ノ葉隠れの里との戦争で滅びた里。

錠前の里

戦いよりも諜報活動に秀でている里。

撫子の里

何故か女性しか生まれないため全員がくノ一。
撫子の里では、里長になるくノ一が、自分と戦って勝った男を婿にむかえるという習わしがある。

匠の里

忍者が使用する忍具を生産している。


追記・修正は、『NARUTO』世界において上記以外の国を見たことのある人がお願いします。

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最終更新:2024年04月12日 22:49

*1 「根」残党による鵺事件、新・忍刀七人衆によるクーデター未遂、三代目土影オオノキによる人造生命体製造及びその暴走など。

*2 ナルトが人柱力となるきっかけになった九尾事件、雲隠れによる白眼奪取未遂事件、イタチによるうちは一族殲滅事件の背景、霧隠れにおける血霧の里の真相など。

*3 額当てを扱っていた露店商曰く「抜け忍が売れるのはこれくらい」とのこと。

*4 ただし、この設定では第三次忍界大戦中に戦死扱いとなったオビトが「うちはマダラ」を名乗って長門達に接触した時期が矛盾する(オビトがリハビリを終えて暗躍を始めたのは大戦後程なくだが、長門達が自来也に師事し、独立して“暁”を立ち上げるまでには10年近く経過しているため)

*5 正確に書くと49〜52巻が偽マダラが五大国に宣戦布告をする五影会談編、53〜54巻が九尾修行等の準備期間、そして55〜57巻が大戦1日目、58〜71巻が大戦2日目、最終72巻がナルトとサスケが最後の戦いをする大戦3日目及びエピローグという構成になっている。15年のNARUTO連載期間の内5年を費やしている。

*6 大蛇丸曰く死んではいないらしいが。

*7 ダンゾウの策略も原因。