登録日：2019/01/18 (金) 00:29:19
更新日：2022/11/27 Sun 18:14:49
所要時間：約 4 分で読めます
難しく考えるな、ベオクの英雄よ。
その剣で、私に斬りかかればよい。私はこの牙で応戦しよう。
出典：ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、（C） 2017 Nintendo ／ INTELLIGENT SYSTEMS
■概要
テリウス大陸の東側、死の砂漠によって隔たれた場所にある幻の国、ハタリ王国の女王。
狼に変身する力を持つ
ラグズであり、夫のラフィエルは
鷺の民の王族であり第1王子。
そのためリュシオンと
リアーネはニケにとって義弟・義妹にあたる。
ハタリはかつて
暁の女神アスタテューヌによって起こされた大洪水で生き残ったラグズとベオク達の国であり、
死の砂漠で遮られているので他の国には一切関与していない。
そのためニケは自国以外に国がある事を知らなかったが、
これは同時にアスタルテと
ユンヌの戦いにも関与していないという事でもあり、アスタルテもハタリの事を知らなかった。
つまりニケの存在自体がアスタルテが女神として不完全な状態である事の証明でもあるのだ。
23年前の『セリノスの大虐殺』で自分以外の鷺の民が死滅したと思い込んだラフィエルは、失意のどん底で死の砂漠に迷い込んだ。
そこで気を失っているのをニケが発見し、彼を自分の伴侶にする事を決める。
ラフィエルは3年前から謎の声――負の女神ユンヌの声が聞こえ始め、それに導かれるように外の世界に出向こうとしたため、ニケは護衛を兼ねて同行した。
ハタリという国自体過酷な環境故、種族がラグズかベオクだとか、出自とかは一切気にしない土地柄なのでニケもベオクに憎しみなどは持っていない。
また戦闘好きな一面もあり、種族を問わず強い奴と戦う事ができて喜んでおり、作中で
アイク達と交戦する事になった時は、これ幸いといわんばかりに戦った。
ヒーローズの世界に召喚された際にも、各異界から英雄が集まる世界を気に入り、自分以上の強者が集まる闘技場に入り浸っている。
戦争が終結するとラフィエルと共にハタリに帰っていった。
■性能
○初期値と成長率
狼女王 LV33
HP-66(60)
力-17(30)
魔力-5(15)
技-23(20)
速さ-19(20)
幸運-35(45)
守備-16(30)
魔防-13(30)
移動-7
重量-16
体格-9
属性-風
スキル-邪眼・守護・王者・体当たり・威風
打SS
なんとラグズ王族でありながら一部終盤という早期に加入する。当然その時点での強さは
バランスブレイカー。
専用スキルに『邪眼』があり、確率で敵を
石化(行動できなくなる)状態にする事が出来る。
ただ彼女の強さなら一般の敵はわざわざ石化させる必要はなく、逆に名有りキャラは石化させられない。
回復杖を持った敵がそばにいる時に経験値稼ぎ用のサンドバッグにするぐらいか。
その後は三部終盤に敵として登場し、四部は一章から味方に加入する。
ラグズ王だが専用BGMはなく、上限値も技が48と突出している以外は他のラグズ王より低め。
…と言っても、力・速さ・守備が全て40とベオクの最大値かそれ以上の水準ではあるが。
しかし第4部終章だと同じ獣牙族でよりステータスの高いカイネギスやジフカを連れていけるため、優先順位は落ちるか。
■台詞
- ……白状しよう。おまえを初めて見た時から…………どうしても一度、戦ってみたかった。
- 去った者がいるのだ。こうして増えてもよいだろう。
- ラフィエル…………！ これ以上は無理だ。すぐにその場を離れよ。私を残して先に死ぬなど許さぬからな。
- その顔、懸想した相手に振られでもしたか？ 慰めに歌のひとつでもと思ったが、あいにく私の柄ではなくてな。
- 砂漠の暮らしは過酷だが、自由だ。出自や種族の違いで争うことはない。皆生きることに必死なのだ。
- 恐れを知らぬ愚かな者どもよ。我が邪眼に魅入られ、残らず石となるがいい！
- お前は何かあるとすぐに顔に出るようだな。悩みがあるなら聞いてやろう。話してみろ。
なるほど……自分に戦う力がないことか。召喚した者たちを前線に送り出し、戦わせていることを気に病んでいるのか？
……よいか、エクラ。適材適所という言葉がある。お前に与える答えはそれで十分だ。
私の伴侶も闘う力など持たぬ男でな。だが、それゆえの優しさ、心の美しさに私は癒されている……そういうものだ。
お前が短命なベオクであるならば尚のこと。秀でた部分を生かすが良い。それが、お前らしいということだ。
私は砂漠の王国ハタリの女王、ニケ。
隻眼と侮る者は、残らず痛い目を見ることになる。残らずな……。
出典：ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、（C） 2017 Nintendo ／ INTELLIGENT SYSTEMS
スマホゲーには2019年1月にラグズの王たちガチャで追加された。イラストはп猫R氏。
青属性の
獣・歩行ユニット。
同時参戦はリュシオンとリアーネであり、まさかの義弟義妹と同時にだった。旦那の参戦はもう少し先になってから。
武器スキルは奥義が発動しやすい『狼女王の牙』
他にも戦闘中、攻撃、速さが周囲2マス以内の味方の人数×2だけ上昇(各能力の強化の最大値は+6)する。
またターン開始時、竜、獣以外の味方と隣接していない場合化身状態になる(そうでない場合、化身状態を解除)
化身状態なら、攻撃+2、かつ奥義発動時、奥義によるダメージ+10になる。
Aスキルに敵から攻撃された時、距離に関係なく反撃する『遠距離反撃』
Bスキルは戦闘中、自分が受けている反撃不可を無効にする『見切り・反撃不可3』
Cスキルには戦闘中に攻撃していれば、戦闘後に敵とその周囲1マスの敵の移動を最大1マスに制限させる『邪眼』
ラグズでは唯一、遠距離反撃を最初から持っている。
武器スキルも味方が固まっているとステータスが上がる仕組みで得意の速さで追撃を狙える。遠距離からでも安心して戦闘を行える。
そして大きな話題を呼んだのが『見切り・反撃不可』で今まで悩ませていた、
幻惑の杖と火薙ぎ系武器の反撃不可にする効果をこのスキルで無効化してくれる超高級スキル。
継承できるの兵種は歩行のみ。主に耐久力のある歩行にはかなり相性の良い効果。
しかし肝心の本人は守備は中途半端で魔防が低めとどれもステータスと噛み合っていない。
素の火力もラグズとはいえ、高いとは言い切れない。使いこなすのには愛と慣れが必要である。
遠距離反撃を捨てて一撃系のスキルで攻撃型に変えるのが得策だろう。
どれも実戦より素材として使われる事が多い。
当時、遠距離反撃の素材だった
ヘクトルに続いて遠距離反撃と追加された見切り・反撃不可の素材を求める召喚師が現れてしまった。
そんな彼女はヘクトルよりスキルが豪華な事から
第二の高級素材として扱われる形に……。
そんな彼女に2021年12月のアップデートから『狼女王の牙』錬成可能。獣ユニット初の錬成にもなる。
効果を見えると……めちゃくちゃ長い。
まず、戦闘開始時に敵のHPが75%以上の時、または周囲三マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ+5と条件の大変更。
そして両方の条件が整っていると戦闘中、敵の攻撃、守備-5の追加効果を得る。
化身時、【再移動(残り+1)】も得た。
自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、直後に移動できる移動できる距離は上記の行動前に移動した分の残り+1で邪眼が噛み合う。奥義カウント変動量のスキルを無効の効果が追加となったが代償に固定ダメージが+7へ減少した。
特殊錬成は戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+4、かつ攻撃するだけで自分のHP7回復する。さらに化身状態時のみだけ再移動の効果を得る。
条件の緩和とステータスの強化と弱化、機動力増加、回復とかなりの個性を習得した。
砂漠の国、ハタリを治めるニケだ。
我が想い人と未来に歩むため、こたびの祭りへ参列するぞ。
出典：ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、（C） 2017 Nintendo ／ INTELLIGENT SYSTEMS
2020年5月のジューンブライドの超英雄で旦那と共に参戦した。イラストは引き続きп猫R氏。
歩行・獣ユニットは同じだが緑属性。
砂漠の国で縁の無い華やかな衣装を着た事に旦那一同嬉しく感じ取っていた。
武器スキルは『狼花嫁の牙』
奥義が発動しやすい(発動カウント-1)
戦闘開始時、敵のHPが75%以上の時、戦闘中、敵の攻撃、速さ、守備-5かつ戦闘(または戦闘前)で奥義を発動し戦闘中に攻撃していた場合、戦闘後、奥義発動カウント-1
ターン開始時、竜、獣以外の味方と隣接していない場合、化身状態になる(そうでない場合、化身状態を解除)
化身状態なら、攻撃+2、かつ奥義発動時、奥義によるダメージ+10
Aスキルは自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+6、速さ+7の『鬼神飛燕の一撃3』
Bスキルはターン開始時、敵軍内で最も速さ+守備の合計値が高い敵の速さ、守備-5の『速さ守備の封印2』
Cスキルは通常版同様『邪眼』
問題だった守備力を一転して近距離アタッカーに変化。
比較的武器スキルは敵のHP依存となるが発動はしやすく、戦闘中で敵の弱化とダメージはかなり出る。
遠距離反撃は付いていないが通常版はステータスとスキルが噛み合ってなかったのでアタッカーに変わった事で実質上位互換に等しい。
大方の弱点は通常版と同じで防御側と対応力は劣っている欠点も増えてるがアタッカーとしては別に問題ない。
砂漠の王国ハタリを治める女王、ニケ。
我が国に伝わる武の祭りをこのアスクの地で催すのも一興。
出典：ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、（C） 2017 Nintendo ／ INTELLIGENT SYSTEMS
2022年1月にはハタリの祭りを模したイベントに義妹と共に参戦。イラストはAzusa氏。
獣・歩行ユニットはいつも通りで今度は赤属性。三色揃った。
武器スキルは化身時、【再移動(残り+1)】を発動可能。奥義が発動しやすい『砂漠の狼女王の牙』
自分から攻撃した時、または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃、速さ、守備、魔防+5、
かつ、敵の絶対追撃を無効、かつ、自分の追撃不可を無効。
ターン開始時、竜、獣以外の味方と隣接していない場合化身状態になる(そうでない場合、化身状態を解除)
化身状態なら、攻撃+2、かつ奥義発動時、奥義によるダメージ+7、
戦闘中、敵の奥義発動カウント変動量+を無効、かつ自身の奥義発動カウント変動量-を無効にする・
【再移動(残り+1)】
自分から攻撃、補助、地形破壊の行動をした後、直後に移動できる。
移動できる距離は上記の行動前に移動した分の残り+1(ワープ移動時は残りは0として扱う)
Aスキルに自分から攻撃した時、戦闘中の攻撃+7、守備+10、かつ戦闘中、奥義による攻撃でダメージを与えた時、
自分の最大HPの(10+自分の奥義の発動カウントの最大値×20)%回復する『鬼神金剛の迫撃』
Bスキルは戦闘中、敵の速さ、守備-3、かつ敵の速さ、守備の強化の+を無効にする『速さ守備の凪3』
Cスキルはお馴染み『邪眼』
コンセプトは花嫁版と同じアタッカーだが逆にこっちは自分を有利にする効果を複数持っている。
全ステータスの強化に見切り・追撃効果と自分を有利にするものばかり。追撃関係の効果を封じて速さと守備の強化も掻き消す利点が容易く行える。
おまけに問題の守備は攻撃する側限定となるがカバーも出来て奥義でHPも回復。
弱点は概ね一緒だが化身状態を維持する事が前提になる。
攻め続けても耐えられるとマス内に味方がいない限り他の遠距離武器で隙を突かれる。
追記・修正は石化させられてからお願いします。
- 女王様はすごいなぁ。女王様はラグズの女王様だ。ぼくにはとてもできない。 -- 名無しさん (2019-01-18 01:33:09)
- 1部の頃はめちゃくちゃ強いけど4部になると他のラグズ王の方が強すぎてニケは弱く感じてしまう。ラグズ王の強さがバランスブレイカーなんだけどさ -- 名無しさん (2019-01-18 19:53:39)
- 古い表現だけど旦那の前では素直クールなのがいいよね -- 名無しさん (2019-01-18 23:30:57)
- 元々はアスタルテの攻撃として石化能力を使うつもりだったがバランス的にお蔵入りになったのでニケの特殊能力として再利用した…みたいな事情を想像してみる。 -- 名無しさん (2020-06-15 19:06:08)
- 女神が認知していない場所（ハタリ）で生き延びてたり名前の由来が勝利の女神ニケからだったり石化能力だったり、実は女神に近しい所にいる存在だったのを設定没ったとかなんじゃ -- 名無しさん (2020-12-15 16:16:53)
最終更新：2022年11月27日 18:14
