邀撃!ブイン防衛作戦(艦隊これくしょん)

登録日:2019/1/17 (曜日) 05:00:00
更新日:2024/02/02 Fri 00:53:47
所要時間:約 39 分で読めます








艦隊これくしょん -艦これ-の2018~2019冬に開催されていたイベント。
イベント規模は小規模イベント
前回から実に2年ぶりの小規模開催となった。
年を越しているが、運営からは2019冬イベントと呼称する旨が発表されている。

開催は12月10日前後、運営Twitterにて告知された。
イベント期間は12/26より開始予定。
…だったが、案の定開始は遅延し、実際に開始されたのは12/27の3:30前後である。
当初は前段・後段作戦が分けられる予定だったが、この遅延に対するフォローとして開始時点で全マップへの出撃が可能になったのは不幸中の幸いであった。
イベント(および新春任務の)終了日時は1/18の予定だったが、下記のサーバー攻撃のこともあって1/22の11:00まで延長。終了時は10分前後のロスタイムがあった。

初めて年を跨いだイベントだったこともありこともあって新春任務と期間が丸被りしてしまった。
幸い、第二期に入って殆どの海域でルート固定できるようになり、あの1-3ですらボス前まで固定になったのと、昨年猛威を振るった5-5には行かないなど難易度自体は落ち着いたものなので
並行してこなすのは不可能ではないどころか、消費した資源の回復に使える*1とか最終的に強風改か紫雲が貰えるので先にこっちをこなして水戦の数を増やすべきという意見もあるが、
忙しかったり甲攻略で詰まっている場合は要注意。
そして5-5任務がないと喜んだ提督に待っていたのはイベント終了直後の節分任務におけるウィークリー5-5任務であった。

また、このイベント特有の問題としてイベント終盤の執拗なサーバー攻撃が挙げられる。
1/12の各サーバーへの攻撃を皮切りに、一切途切れることなく数日に渡って連続したゲームサーバーへの攻撃が行われ、プレイが不安定となっている。
今までもサーバー攻撃は行われていたが、これほどまでに大規模かつ連続したものは無かったため被害が大きい。
1/17現在では防御強化によってやや落ち着いているが、予断を許さない状況なのは変わらない。長時間プレイする場合は逐次サーバー状況をチェック。
様々な憶測が飛び交っているが、攻撃を仕掛けた敵の正体や目的などに関する確定した情報は無い
短慮な発言は無用なトラブルの元になるので控えるべし


イベント期間終了後に発表された各海域の出撃に対する突破率はE1:90%、E2:90%、E3:95%で全海域の総計は75%前後。
難易度がやや控えめだったこともあり、それなりに高い数値となった。


イベントのモチーフはソロモン沖海戦及びビラ・スタンモーア海戦
史実においては度重なる鼠輸送作戦を察知したアメリカ軍が行った、レーダー射撃による一方的な攻撃である。
攻撃された帝国海軍側は戦闘ですらなかったと認識しており、海戦名の呼称はアメリカ軍によるもの。


そして久々のソロモンで、さらにイベント中に開催された新春鎮守府JAZZ祭りにてアニメシリーズに動きがあったが……やっぱりアイツは出番を逃していた。まぁ、そうなるな


主な新要素


今回のイベントに合わせて実装された新システムは以下の通り。
また、厳密には新要素ではないが水上電探の装備数によるルート分岐が実装された。
電探の開発は割と資源を食うが、運営からも水上電探が重要と告知されていたので、ちゃんと告知を見て準備した提督が電探不足に悩むことはないはず。
ただし、索敵値が重要になると踏んで水上電探の改修に取り組み、改修のために電探を使ってしまった提督も割といた模様。
むしろ悩みは電探をいかに編成に組み込むかであろう。

  • レーダー射撃マス

  • 陸上偵察機

  • 長門改二の一斉射

出撃制限

  • 鼠輸送部隊:E-1
  • ラバウル艦隊:E-2通常艦隊
  • 連合艦隊:E-2連合艦隊
  • ブイン派遣隊:E-3

今回の出撃制限札は4枚
E-2では通常艦隊か連合艦隊かでさらに札が分かれる。
最終海域も札があり、乙作戦以上は通常通り専属となる。

札の制限そのものが脅威であることに変わりはないが、マップ数の少ない小規模イベントな上に、正規空母がE-3しか出撃出来ないので致命的な事態に陥ることは少ない。
とはいえ、甲勲章を狙うなら無暗な逐次投入はご法度。
また、本イベントは特効艦が多い。冗談抜きで無茶苦茶多い。なんと特効艦の数だけで50隻を超える。
が、全ての海域で札が付くにも関わらず、複数の札*2で特効が付く艦娘も多く、特効倍率もかなりバラけている。
特にバナーにも描かれている嵐・萩風・磯風はE3まで温存しておくことを推奨。同じくバナーにいる村雨は初っ端が大舞台なんで気にしなくていい。



新規実装艦娘


今回実装された艦娘は4隻。

  • 朝潮型駆逐艦 峯雲
  • 夕雲型駆逐艦 早波
  • Fletcher級駆逐艦 Johnston(ジョンストン)
  • 日進型水上機母艦 日進

このうち、日進は前イベントの開催時から本イベントの目玉として喧伝されており、スペックには大きく期待が寄せられていた。
またJohnstonに関してもランカー装備と2019年カレンダーで予告されており、峯雲は早々に登場が示唆されていた。そして早波も2019年カレンダーで登場が予告されていた。
つまり全員イベント前に出るであろう事が予想されていた

一方、秋月型は2014年から1年に1隻ずつ*3実装されていたが、今回実装されなかった事によりその法則が崩れた。
涼月「お冬さんどこ」

今回の報酬装備は二式陸上偵察機とその熟練、甲標的 丙型の3つが新装備となる。
またランカー限定報酬であった5inch単装砲Mk30改+GFCS Mk37も入手可能。*4



BGM


E1~E2・マップ:中部ソロモン海作戦
E1~E2・道中:村雨と峯雲の出撃
E1~E2・ボス:敵電探の罠を破れ!
E3・マップ:六〇三作戦
E3・道中:日の進むところ
E3・ボス:邀撃!ブイン防衛作戦

E-3のBGMは、通常海域6-5道中のBGMである「海鷲の翼」を、緊迫感を強くしたアレンジ。



海域解説


小規模イベントということもあり、海域数は3とイベントにおける最小水準。
とはいえ恒例の輸送ゲージや複数の戦力ゲージによって一筋縄ではいかない相手となっている。

…というのはイベント中盤までの話。
E1にまで友軍艦隊が来訪している現状ではクリア難度自体はさほど高くない。
難所となる箇所もせいぜい2か所程度であり、特効艦が非常に多数存在することも難易度にかなり影響している。
甲種勲章を狙うのも歴代のイベントと比べれば難しくないと言える。
運営によればE1・E2は大半の提督が甲で攻略し、最終海域も甲と丙がトップで伯仲しているとのことである。

攻略そのものは簡単な反面、新艦掘りはいずれも難関だったりするが。


※解説は甲作戦選択時の難易度を基準にしています。
また便宜上、戦力ゲージ1本目をEx-1、2本目をEx-2と呼称します。


E-1『中部ソロモン海域鼠輸送』-ブラケット水道/クラ湾沖-


E-2『六〇三作戦』-ラバウル/中部ソロモン海域-


E-3『南海第四守備隊輸送作戦』-中部ソロモン海域 ブーゲンビル島沖-





追記修正はカップヌードルを食べてからお願いします


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最終更新:2024年02月02日 00:53

*1 各任務で燃料・弾薬・鋼材・ボーキのいずれかが2019貰える

*2 E-2通常と連合の両方で特効が付く場合もあるのでこのように記す。

*3 2014年秋:秋月 2015年夏:照月 2016冬:初月 2017秋:涼月

*4 GFCS Mk37単品は水上・対空両方の機能を持つ電探だが、残念ながら5inch単装砲Mk30改+GFCS Mk37は水上電探扱いされない。

*5 本来の鼠輸送は本来の輸送船を用いた輸送が制空権がとれない故に危険極まりなくなったため、夜間に駆逐艦に輸送をさせる作戦である。輸送量も多くなく、海に投げ込んで回収させたものの多くが海の藻屑になったりと、効率は悪かったが苦し紛れの作戦であった。

*6 実は髪・目の色共にほぼ村雨と同一

*7 アーケード版では17春にアクロバティックな登場を果たしたことで知られる。

*8 ブラウザ版では初登場の2013年夏イベント以来の再登場。2013年春イベントで登場した先輩である泊地棲鬼・泊地棲姫は2013年秋イベントで再登場しており、同期の南方棲戦鬼・南方棲戦姫は通常海域でのレギュラー経験がある。

*9 実は5-3と5-5に出現するものも強化されており、難易度が上がっている

*10 魚雷3つのカットインであれば550~600×2程度のダメージを与えられる

*11 育成具合によるが、低レベルから無条件先制できる五十鈴も候補ではある。

*12 先行隊ではこのメンバーから藤波がいない編成

*13 bob氏はイベント海域には3~4年ほど参加していなかったが、今回日進が実装されたため1/20の夕方頃から丁難易度でE1から一気にE3まで駆け抜けて1/21朝に日進を迎える強行プレイを行っており、図らずも復帰勢にとっての丁難易度の有用性を証明する事になった。ちなみに「イベントには」と前置きしていた事やその後のスクショで正月任務も全てこなしている(=第二期開始時の海域リセット後、最低でも4-5まで解放している)事がわかっているので完全に引退していたわけではなかった模様。

*14 これにより、甲になって全スロットに二式大艇を積め込んだ日には圧巻の大艇ちゃん32機が実現する事態に。な…何を言ってるかわからねーかもと思うが、あたしにも何をされたかわからなかったかも…頭がどうにかなりそうだったかも…催眠術だとか馬鹿力とかそんなチャチなもんじゃあ断じてないかも…もっと恐ろしいものの片鱗を味わったかも…

*15 かつては瑞穂も一時期は高速だったが史実に反する設定ミスだったためアプデで低速になった

*16 装甲で勝るコマンダン・テストに比べて20近く高い

*17 Johnstonが掘れるまでに到達したレベルを日進指数と呼称することも…

*18 被弾によって重傷を負いながら最後まで指揮を続けた

*19 「どれだけの勇気や度胸があっても俺たちは助からない、だが俺たちがあの空母達を助ける事は出来る、一分でも時間を稼ぐんだ」

*20 過去の照月のドロップ場所は道中かドロップ無しの可能性のあるボスマスのどちらかだった