綾崎ハヤテ

登録日:2009/10/25(日) 02:24:27
更新日:2024/04/19 Fri 10:30:17
所要時間:約 6 分で読めます




ハヤテのごとく!の主人公。
とてつもなく不幸(薄幸)な少年。

CV:白石涼子
演:胡宇威(台湾版)

11月11日生まれ。
初登場時、高校1年生(現在2年生)。
A型 168cm 57kg
進級した時の出席番号は「あ」から始まるにもかかわらず20番
理由は某魔法先生の生徒とハヤテが同じ声優だったからと思われる(しかも同じ年齢で誕生日も1日しか違わない)。
特技はヴァイオリン。右利き。髪の色は水色(父親似)。
両親と額に十字傷の兄貴(綾崎イクサ)がいる。

…間違ってもどっかの人斬りの弟ではない。

両親がダメダメだった為、幼い頃から年齢を偽り、いろんなバイトをしていた。
その経験が後に執事の仕事&人付き合いに活きる事になる。

+ 両親の実態
なお両親の性根はダメダメのレベルではなく完全なる「悪人」ないし「毒親」であり、最終巻ではハヤテにたかるため父はハヤテ・ナギが住むアパートを大家を騙して売ろうとし(ハヤテが父と再会し詐欺行為に気づいたため事なきを得た)、
母の方は看護師に変装してナギに取り入り、父との遭遇でそれを知った息子が止めに来た際、ハヤテとナギの出会いの真実を悪意的に解釈し息子を同類扱いしてナギが暴走、結果的にラスボス候補の決戦予想図すら覆してしまう様な「外道行為」をしでかし、そのまま逃走した
…言い放ったことはある意味真実をついている様な息子への苦言の様にも聞こえるが、動機が「息子を餌にして金あさり」なのでおまえが言うなである。そもそもハヤテがそこまで追い詰められたのは、失踪前にハヤテのバイト先の給料17万円を回収した上に1億5680万4000円の借金を押しつけ、彼の臓器を売り渡す契約を結んでいたからである。
だがそんなやり逃げして只で済むわけはなく、逃亡時も懲りずにハヤテを利用する事をまた考えていたら、(間接的に)2人のせいでナギから三千院家の財産を譲られ不完全燃焼に終わってしまったラスボス候補こと初柴ヒスイが襲来。
得た財産全てでバカ2人に地獄を見せようとするヒスイの超常的能力をも駆使した猛威にまず母が捕獲され、嫁を置いて逃げ出した父もバカ親をとっちめに来た息子イクサが確保し叩きのめした。ヒスイはハヤテからすれば姫神、両親、自分自身を含めた「ナギを傷付ける敵」であるがヒスイが両親を襲ったのは自身の鬱憤だけでなくナギの姉としても許せなかったようである。
その後の行方は定かではないが、少なくとも2年後においてもハヤテの前に現れることは無かった。
つまり綾崎夫婦の我欲とエゴが、巡り巡ってナギが相続放棄とハヤテ等と離れての一人での自立を実行する切っ掛けになったと見ると皮肉な話である。
というかこんなクズに育てられてよく息子達は真人間に育ったものである。

以下、ナギに雇われるまでやってたバイトの一例

  • 酒屋の荷運び
  • マグロ漁船での下働き
  • 清掃業
  • プールバーの店員
  • ケーキ屋
  • 麻雀の代打ち
  • アニメ会社の下請け
  • 首都高の機動隊のアシスタント
  • 自転車便

え~っと、雇った側もいろいろ問題あるんじゃないかなこれ。

さてそんな彼だったが、高校1年のクリスマスイブに、両親の作った1億5680万4000円の借金を押し付けられる。
それを返済するために誘拐を企てていたところ三千院ナギと出会い、彼女を誘拐しようとする。
が、なんやかんやで色々あり、勘違いに勘違いを重ね、結局ナギの執事として三千院家に仕えることに。

ナギに雇われて以降、執事という立場もあり誰にでも敬語で接するが、それ以前から同級生にも穏やかな口調を使うなど物腰は穏やか。
しかしながらナギの飼い猫ならぬ飼い虎であるタマに対してだけはかなり砕けた口調を使っており、どちらかと言えばこちらが素なのだろう。

体が人よりかなり丈夫で、
ヤクザに囲まれても
車にはねられても
虎やロボット・鮫・熊に襲われても
ジェットコースターから落ちても
時計塔から飛び降りても
電車から飛び降りても
瓦礫に押し潰されても
石柱を粉砕する程の蹴りを受けても
剣で斬り裂かれても
死なない。というか死ない。
その丈夫さはガン○ムに匹敵する。
幼少期には父親に「肉を食わせてやる」と騙されてサファリパークに投げ込まれ、それでもライオンの餌を分捕って逃げ帰ってきたらしい。
もはや不死身。異能生存体レベルである。まぁギャグ漫画ならよくある話だが。

オマケに体力も明らかに人間離れしており、
  • 自転車を特急列車並の速度で漕ぎ、お嬢様を乗せたままAE86とレースをして勝利
  • 32㎏のワタルと45㎏のサキを小脇に抱えたまま木立を忍者のように渡る
  • なまくら剣で岩塊を大根の様に瞬時に輪切りに
  • 直径2mはあろうかという岩を叩き割れる虎徹の斬撃を弾き返す
  • ナイフを投げて金属製のロボットの足の甲を床に釘付けに
  • 機関銃の弾丸と誘導ミサイルを至近距離から発射後に回避
  • トラックが傾いて荷台から落ちてきた無数のタコを、1匹残らず地面に着く前に荷台に戻す
  • 鮫に喰われそうになっても顎の間で両手両足を突っ張って堪える(しかもこの時点で既に重傷を負っている)
  • ベランダの柵から転落した雪路を、落下し始めたのを見てから走り始め、一瞬で室内からベランダまで十数mの距離を詰め落下を阻止
  • 重機関銃を片手でぶっ放す
  • 巨大な木の怪物が振り下ろしたパンチを素手で受け止める
  • 300㎏のタマを左手で持ち上げ、トラックに跳ねられそうになっている所を救い出す(右手はタマが追っていた猫のシラヌイを救出済み)
  • 剣技だけなら作中最強レベルのヒナギクの斬撃を見切って躱しまくる
  • 飛び蹴りで恐竜のような巨体の熊を薙ぎ倒す(が、全然効いてない様子)
  • 素手で喫茶店の壁を粉砕
  • 空中を飛ぶ戦闘ヘリにジャンプして飛び乗って操縦者を殴り倒す
  • 自分とカチ合える剣技の天王州アテネが振り回すサーベルを片手で掴んで止める(しかもちょっと血が出ただけ。おかしいだろ!?)
  • 箪笥を軽軽と運び息切れもしない
  • 煙突脇の階段から水平に飛び出し、空中で平泳ぎして上から落ちてくるワタルと伊澄をキャッチして無事着地(アニメ1期)
など、一体このまんがのジャンルは何なのかと問いたくなるレベル。
空想科学読本では「競輪に出れば1年で借金は完済できる」と断言されていた。
執事とらのあな編で超高速移動能力らしき必殺技を手に入れたが、マリアさんからセクハラ技扱いされて封印した。

頭脳に関してはあまり良い描写はないが、それは周りが凄すぎるだけでそこまで悪くない模様。

顔が中性的すぎて女装すると女の子に間違えられる。というかマリアさんとクラウスを見事に撃墜した。
ドラマCDでは「学園の男子で一番女装が似合う」と言われていた。タイガくんはどうした。
…しかし、台湾版では美形扱いされているものの、原作やアニメ版では「そこまでハンサムでもないじゃん」と言われている。
余りに顔が男らしくないからだろうか?

また、綾崎ハーマイオニーという少女にそっくりだという話も。
……え、本人だって?まさかwww


また、かなりのフラグクラッシャーである。
周りにはハヤテに想いを寄せている女性(+男性)がたくさん居るというのに全く気づかない。
鈍感である。超絶朴念仁である。
しかしハヤテがそこまで鈍感な理由は天王州アテネとの過去の思い出に関係している。

……でもまぁあの鈍感さはアーたんのせいだけじゃなく、元々本人が鈍感なだけだが。


このように書くとまるで性欲が無いかのように見えるが勿論そんなことは無い
ストライクゾーンは同年代以上らしく、ヒナギクがスカートをめくった時や胸をパタパタした際には露骨に動揺(アニメ版では顔芸していた)し、
マリアさんに関してはサービスシーンに出くわすたびにマリアさん本人以上に慌てまくっている。
が、具体的にヒナさんやマリアさんやアーたんにかける思いが「恋」なのかどうかは、本人もわかっていない様子。


ちなみにとある番組で声優スペシャルがあった時にドラえもん役やピッコロ役などメジャーな役の声優が出てた中で
綾崎ハヤテ役で白石涼子が出ていた。
執事はそこまで有名になったのか?





「追記・修正は、釘宮の執事になってから頼むぞ。」
「お嬢様、ハードル上げ過ぎです!」

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最終更新:2024年04月19日 10:30