ペガッサ星人ペガ

登録日:2019/01/06 Sun 10:41:41
更新日:2023/12/22 Fri 13:51:51
所要時間:約 5 分で読めます






君はベリアルの息子。でも君は君だ。




ペガッサ星人ペガとは『ウルトラマンジード』の登場キャラクターの一人である。

CV:潘めぐみ スーツアクター:丸田聡美

●目次

概要

かつて『ウルトラセブン』に登場したペガッサ星人の子供。性別は(←ここ重要)。
詳しい年齢は明かされていないが、恐らく地球人に換算してリクと同じくらい(=十代後半)と思われる。

それまでに登場した他のペガッサ星人と比べると等身が低くてタレ目でぱっちりとしている等、
何処かオリジナルをデフォルメしたかのような愛嬌のある外見の持ち主。胸部の発光体がハート型になっているのが特徴。
また、他の個体と違い服を着ている。今までの奴は裸だったのか。
より詳しく説明すると、上は白と黒のパーカー、下はジーンズでカラフルなベルトを巻いており、白いスニーカーを履いている。

本編開始6年前に両親から「宇宙を旅して大人の男になっていつか戻ってこい」と言われ、
「カプセル」(恐らく宇宙船の類)で宇宙を旅していたのだが、そのカプセルが故障し、地球に漂着。
空腹と孤独感に怯えて彷徨っていたところ、当時まだ中学生だった朝倉リクと偶然遭遇。
「自分の家が分からない者同士」として意気投合し、彼の厚意もあって以後行動を共にするようになる。

一人称は「ペガ」または「僕」。
基本的には些細なことですぐにパニックを起こすような臆病な性格でそれ故にドジを踏むことも多いのだが、
実際は友達・家族思いの心優しい人物であり、自身の出自から苦悩するリクに対しても上記の台詞で鼓舞する等、
彼にとっては戦う上で無くてはならない大切な心の支えの一つである。

リクと初めて会った際に彼が大好きな爆裂戦記ドンシャインを教えられて以降ペガ自身もそのファンになっている。
一方でリクの無駄遣い癖を知っていながら止められなかったり、レムの制止も聞かずにリクと共に室内野球に興じる等、
リク同様に年齢の割に子供っぽい言動もあり、リクとは良くも悪くも似た者同士となっている。
それ故か普段大人しい分、リクに対しては割と無遠慮な一面もあり、彼の悪口に言い返して大喧嘩に発展したり、
二人分のお菓子を全部平らげて自身は雲隠れするという一幕もあった。

それまでの個体と同様に異次元空間「ダークゾーン」を作る能力も持っており、
外を出歩く際やまだリクが相崎家に居た頃は彼の陰にダークゾーンを作り、その中に潜んでいる。
掃除機をしまえるなどそれなりに広さはある模様。手先も器用であり、普段は造花作りの内職で家計を支えている。
機械にも強く壊れた時計くらいなら簡単に修復できる。語学も堪能らしく、スペイン語を翻訳してみせたこともある。
またリク達の食事も作っていることから料理もできる模様。

ちなみに戦闘に参加することはほとんどなかったが、スナイパーのバド星人相手に掃除機でそれなりに対抗できていたり、
ダークゾーンを生かした奇襲攻撃をかけられる
等、一定以上の戦闘能力は備えている模様。


マスコットとして

『ジード』放送期間中のウルトラシリーズのマスコットキャラクターも務めており、
youtubeでは『ジード』に登場する変身・必殺技などのポーズをレクチャーする「ウルトラマンジード・アクションファイル」、
ウルトラシリーズのDVD作品について解説する「ペガのジーっとしないで○○しようぜ」と二つの冠動画を持っていた他、ウルトラマンフュージョンファイトの宣伝役も担っていた。

なお本編で割と大人しかった反動か、これらの中では割とはっちゃけており
「○○しようぜ」ではあの闇の紳士の真似をした結果中の人が同じ狐面の忍者みたいな声色になったり、
大きいお友達を誘うかのような声色になったり、ジェネクロ11話では同じく中の人が同じ王女さまの口癖を行ったり、リクとお風呂に入るシーンが(音声だけ)流された。
フュージョンファイトの宣伝では最後に後ろの遊具に一直線に突っ込んでいって、幼児の如くそれらと戯れたりと本編では見られない様々な姿を見ることが出来る。

他にも一時期ツイッターもやっていたこともあり、そこで「ジードの宇宙のペガッサ市は未だ健在」という事実が分かり多くのファンを喜ばせたこともあった。


本編終了後の動向

その後もリクの相棒としてシリーズに何度か登場している。
メタ的なことを言えば客演の際に身内として掛け合いができる相手役という位置付けである。

ウルトラマン ニュージェネレーションクロニクル

大御所様ことブースカと共に番組のナビゲーターに抜擢された。
リクと共にドンシャインの一挙上映の為にとある映画館に入ったが、そこはブースカが支配人を務めるウルトラマン専門の「ブースカ劇場」であった。
ニュージェネレーションズの活躍をひとしきり視聴し、リクとひょんなことから別れた後にブースカと遭遇。
「お客さんがいない時はウルトラマンについて映画で勉強できる」という言葉に釣られ、劇場でアルバイトすることになる。
日々の業務内容は劇場の清掃。全然お客さんが来ない為、楽ちんに終わる……かと思いきや、本人のドジぶりやブースカの余計な行動もあってそこそこ苦労している模様。
また、ブースカがドカ食いしたラーメン代を払えなくなってしまったせいで彼と共に中華料理屋でも働く羽目になる等、ブースカのマイペースぶりに振り回されてもいる等、
ジードの時以上に苦労人と化している。
ブースカからは「ペーちゃん」と呼ばれている。

ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED

リクと共に、ゼロを始めとするウルティメイトフォースゼロの面々が講師を務める「ビヨンド学園」に通う事に。

ウルトラマンZ

デビルスプリンターの事件を追うリクの付き添いとして度々登場。

ウルトラマン クロニクルD

第10話から登場。
唐突にメトロン星人マルゥルの家に来ていた。デバンやマルゥルと一緒に『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』を観るが、実は星雲荘から家出していた。理由は「ドンシャインの映画を後で一緒に見ようと約束したにもかかわらず、リクが先に見ていた上にネタバレまでされたから」
最終的には迎えに来たリクと仲直りした。

ウルトラ怪獣擬人化計画

KADOKAWA版のコミカライズ『ギャラクシー☆デイズ』を手掛けた爆天童氏による『ウルトラマンジード』BD-BOX販促漫画にて登場。
すでに登場したペガッサ星人をベースとしつつも衣装が擬人化前と同じになっている他、
何より物凄い巨乳(デカ過ぎてパーカーのチャックが上まで上がらない程)として描かれている。リク爆発しろ
ブラック指令には漫画本編に出てくるペガッサ星人との違いに驚かれたり、
ノーバシルバーブルーメに『ウルトラマンジード』は「リクとペガが同棲する話」と言われたり、ペガとリクでお風呂で流しっこさせられそうになったりした。
当該エピソードは『ギャラクシー☆デイズ』単行本4巻に収録。


余談

キャストの潘めぐみはウルトラシリーズの熱烈なファンであり、
本キャラクターに抜擢された際には「願いが叶った」とツイッターを始めとしたネット各所でその喜びを表していた。
ちなみに氏は最初キャラクター名からペガ星人と勘違いしていたらしい。
『ジード』第21話では中の人のアドリブでワックワクーのドッキドキー!と言っていた。
確かにそれぞれの制作会社は切っても切れない関係ではあるが…

映画ナタリーが企画した劇場版R/Bの出演者インタビューでは相棒のリクを演じる濱田龍臣と共にインタビューを受けたのだが、
2人ともウルトラシリーズの熱狂的なファンということもあり、非常に濃いオタクトークを展開している。

ソフビ人形は放送当時は発売されず、2年後の2019年にウルトラ怪獣シリーズで発売されている。


追記・修正はペガ君とお風呂で流しっこしてからお願いします。

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最終更新:2023年12月22日 13:51