アナザー電王(仮面ライダージオウ)

登録日:2019/01/04 Fri 23:06:20
更新日:2023/07/20 Thu 13:59:09
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DEN-O

2007

「俺、参上……」


2019

「どけッ!俺にはあの電車が必要なんだぁ!」


アナザー電王とは、『仮面ライダージオウ』に登場する怪人「アナザーライダー」の1体。

身長:190.0cm
体重:87.0kg
特色/力:アナザーデンライナーの使役、4本の剣を用いた荒々しい剣術
変身者:「ライダーのいない世界」における2018年の久永アタル/2019年の遠藤タクヤ
契約したタイムジャッカー:ティード*1オーラ(2019)
モチーフ:仮面ライダー電王
登場話:『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』/第39話・第40話
デザイン:篠原保
※身長・体重は仮面ライダー電王 ソードフォームと全く同じ。


概要

劇場版個体

『平成ジェネレーションズFOREVER』に登場したアナザーライダー。
スーパータイムジャッカーティードの配下の1人で、物語のキーキャラクターである特異点の少年シンゴを狙う。

変身者は本作のゲストキャラクターであり、仮面ライダー好きの青年である久永アタル
物語中盤、常磐ソウゴ/仮面ライダージオウと共にタイムマジーンで2000年の時代にやって来たアタルに対し、
本来の仮面ライダー電王野上良太郎から奪った力で生成したと思われる「アナザー電王ウォッチ」をティードの配下であるアナザーWが埋め込んだことで誕生した。

変身者であるアタルの自我は殆ど無い様子で、アナザービルドアナザーゴーストのようにアナザーウォッチに意識を乗っ取られた状態となっている。
ソードフォーム(モモタロス)同様、「俺、参上」の決め台詞を発しながらポーズを決めているが、本家とは真逆に気怠そうに呟き、ポーズも迫力が無い。本家もやったことあるけど
また本来のアタルとは異なり、味方であるフータロスやソウゴに容赦なく攻撃を加える等、凶悪な人格に変貌している。

本来の電王が本来悪の存在になるはずだったイマジンらと「協力して」体を貸し与えつつ戦っていたのに対し、
アナザー電王はイレギュラーな存在であるウォッチに「完全に支配されて」理性を失い暴れ回っているという点は、
『電王』作中に登場した敵イマジンの設定に似ている(『ファイナル・カウントダウン』で良太郎を乗っ取ったゴーストイマジンなど)。

2019年製個体

第39話、第40話にて登場。変身者は遠藤タクヤという青年。
こちらはデザインこそほぼ変わらないが、年号が「2019」になっているのが特徴。また、劇場版個体と違ってアナザーデンライナーの使役能力はないようで、オーラとの契約内容も「時の列車を奪い、復讐を遂げること」になっている。
変身者の遠藤タクヤはかつて姉を喪っており、それの原因だという姉の婚約者・大澄ユキヒロを恨んでいた。*2

能力は「荒々しい戦闘」となっており、四本の短剣を扱う点は変わらないが暴走してないこともあってか使いこなしており俺の必殺技Part2エクストリームスラッシュに似た攻撃も行っている。ただしどついたのは欲しがっていたデンライナー。壊す気か。
目的はデンライナーのハイジャックで、ガオウのオマージュと思われる。

なお、ソウゴ達はこちらのアナザー電王と遭遇した際に初めて見たようなリアクションを見せているが、これは『FOREVER』が本編とはパラレルな出来事であったのが理由。
本編でも殆ど同じような事件は起きていたらしく、クウガとダブルのウォッチはそこで継承している。
劇場版との差異は恐らく電王絡みのエピソードの有無であり、パラレルであっても「ライダーのいない世界」は事実として歴史に存在するため、本編側でもその分岐点となるティードの暗躍自体はあったのだろう。

ただその一方、公式側では『FOREVER』での出来事が正史であるかのような言及もあり、正確なところは不明。*3

容姿

容姿は仮面ライダー電王 ソードフォームを模した姿。
全体の配色は元のソードフォームに似通っているが、造形はアナザーライダー特有の歪で禍々しい怪人そのもの。
デザイナーの篠原氏によるとコンセプトは石川賢の『桃太郎地獄変』をベースに「鬼になった桃太郎」とのこと。

頭部の輪郭は全体的にシャープで、桃をモチーフにした「電仮面」の赤い複眼は山羊のツノを思わせる長い形状に変貌。
その見た目は、桃太郎赤鬼をモチーフにしていたモモタロスとは逆に、山羊のツノを持つ西洋の悪魔を想起させる。
または、ロイコクロリディウムという寄生虫を連想させる意見もあるようだ(ロイコクロリディウムの詳細は項目参照)。*4
少々わかりにくいが、アナザーライダー共通の歯を食いしばった口も存在する。

胸部アーマーの中心部分には、元の電王同様に線路を思わせるラインがあるが、上へ登るにつれて裂けていくデザインとなっており、胸を突き破って露出した肋骨のようにも見え、また電王本編でのキーワード『分岐点』が裂けて現れた様にも見えなくはない。
胸部アーマーの両側には白い帯のような装飾が垂れており、肩アーマーは元の電王に比べると鋭利的かつ大型化している。
背中には火炎をイメージした翼状のパーツがあり、正面から見ると武士の纏う(かみしも)を着ているように見える。

腰部分には元の電王には無いスカート状のアーマーが存在しており、尻に当たる部分の右側に「DEN-O(電王)」があり、左側には劇場個体の場合は「2007」が、2019年製個体の場合は「2019」の文字が描かれている。
腰部分には、デンガッシャーを模したと思われる4本の剣を装備している。

腹部にはデンオウベルトを模したと思われるベルトを巻いているが、バックル部分は本家のデンオウベルトとは全く似ておらず、
寧ろその見た目は上述の胸部アーマーの白い帯のような装飾も合わさって、『仮面ライダークウガ』のグロンギ
特に『クウガ』のラスボスであるン・ダグバ・ゼバのベルトのバックルに似ている。
劇場個体の相方であるアナザーWにもクウガのツノに似た触覚が生えているという、奇妙なデザインの繫がりがある。

能力

固有能力は正確には説明されていないが、アナザーデンライナーを召喚・使役することが出来る。
戦闘では腰に装備した剣を取り外して使用し、巧みな剣術で敵と戦う。
猿渡一海/仮面ライダーグリスとの戦闘ではアナザーWと協力してダブルライダーキックを放つ等、単純な戦闘能力は高い。

一方、本編に登場した2019年個体はアナザーデンライナーの召喚能力がなく、これが本編でのデンライナーへの執着に繋がっている。

アナザーデンライナー

劇場版個体のアナザー電王が使役している時の列車。
「悪のデンライナー」と称されており、作中ではティードの移動基地として機能する。ネガデンライナーェ……
時空トンネルを通って時空転移することが出来、任意の時代へ素早く移動できる。
本家のデンライナーの制御車両部分がアナザー電王の顔になっている不気味な外観だが、それ以外の車両の見た目はデンライナーとほぼ変わりない。
デンライナーと同じく戦闘モードへの変形ができるかどうかは不明。

歴史改変の影響

電王の力を奪い産み出されたアナザーライダーではあるが、
本来の電王である良太郎は「特異点」であるが故に歴史改変の影響を受けておらず、仮面ライダーとしての記憶を保っている。
良太郎の記憶が消えていないためか、彼に味方するモモタロス達も存在が消滅しておらず、良太郎に憑依して仮面ライダー電王に変身することも可能。
これにより、アナザーライダー誕生による歴史改変は『電王』における特異点のライダーについては、何をどうやっても消滅させることが出来ない模様。*5

だが一方で、「力と記憶を奪われたのは『ジオウ』の世界における良太郎」であって、
『平成ジェネレーションズFOREVER』作中における良太郎は「フータロスの能力で原典『電王』の世界から召喚された良太郎」という考察もある。

2019年製個体の方は「時空の歪み」の影響でやはり改変は起きておらず、恐らく特異点の影響もあってかモモタロス達も健在である。


劇中での活躍

平成ジェネレーションズFOREVER

序盤では、ティードの命令に従ってシンゴを狙う。
だが開始早々、アナザーデンライナーがゲイツのタイムマジーンと衝突し大破するというダイナミック交通事故失態を犯してしまう。
歴史改変によって、自分が仮面ライダーであることを忘れていたソウゴとゲイツと対決するが、形勢不利と判断しその場から撤退する。

その後は一海やアタルと共にいたシンゴを狙って現れ、仮面ライダーグリスと戦闘になる。戦闘の末、ダブルライダーキックでグリスを撃破し、シンゴを連れ去ることに成功。
また、この際に頭部を変形させ顔を露出させることでアナザー電王の変身者がアタル本人であるという事実を彼に見せつけている。

物語の中盤、アタルはソウゴと共にタイムマジーンでフータロスを追って、自身の誕生日である2000年1月29日へ移動。
この時、ソウゴからシンゴが行方不明となっていた自分の兄であることを伝えられている。
だが先に2000年にやって来ていたフータロスがアナザーWに返り討ちにあった後、アナザーWによってアナザー電王ウォッチを埋め込まれアナザー電王にされてしまう。
アナザーデンライナーを召喚し、ティードやアナザーWと共に2018年の時代に帰参し、上述冒頭の2018年におけるタイムマジーンとの衝突に至ることになる。

終盤ではティードの本拠地に乗り込んで来たソウゴ、ゲイツ、フータロスを迎え撃ち、ティードの時間停止能力や戦闘員怪人によって3人を追い詰める。
だが、突如その場からソウゴ達や戦闘員軍団と共にターミナルと思われる別の空間へと転移させられ、そこで本物の仮面ライダー電王と遭遇。

一応同じ「仮面ライダー電王」である筈だが、仮面ライダーになるべくしてなった者とそうでない者の差故かその実力には大きな開きがあり、
オリジナルのソードフォームの変身者である当のモモタロスからは「俺の癖に弱ぇじゃねえか!」と評されてしまう。
配下の怪人達は電王のソードフォームに全て撃破され、自身もアックスフォームの一撃で吹き飛び、ガンフォームの乱射で怯んだところにロッドフォームのソリッドアタックを受けて身動きがとれなくなってしまう。
最後は動けないところへデンライダーキックを喰らって倒された。

アナザー電王ウォッチが破壊されたことで、自我を乗っ取られていたアタルは無事に元の姿に戻ることが出来た。
これにより、アナザーライダーはライドウォッチの力を借りたジオウやゲイツだけでなく本来の仮面ライダーの力でも撃破できる事が証明され、
同時に本物の仮面ライダーが撃破した場合アナザーウォッチを状況に問わず破壊できる事も判明した。

本編

第39話「2007:デンライナー・クラッシュ!」

「お前のせいで姉ちゃんは(死んだんだ)!」と姉の墓参りに来たユキヒロを突き飛ばした後にオーラと契約、デンライナーを襲撃する。
ジオウらと交戦するも、やはり元が素人ゆえか苦戦。ジオウトリニティと交戦かと思いきやそこに桜井侑斗が登場。ゼロノスに変身しジオウトリニティに戦いを挑む。
完全に蚊帳の外になったアナザー電王はその隙にデンライナーのハイジャックに向かうが、そこでゼロノスの攻撃を受け変身解除。オーラと一時撤退する。

その後デンライナーそっちのけで街で暴れていたがそこにモモタロスが憑依したゲイツが登場、ゲイツリバイブ剛烈を相手に劣勢を強いられる。その時のモモタロスが非常に可愛い。
しかしそこにユキヒロと契約した*6モールイマジンが出現し、アナザー電王を攻撃。

駆け付けたソウゴはジオウトリニティに変身して戦おうとするが、「世界を滅ぼす力」を手に入れさせまいとするゼロノスがその妨害に走る。さらに、タイミング悪く順一郎が修理を終わらせたデンライナーが戦闘の場に到着。それを見てモールイマジンを振り切ったアナザー電王はデンライナーに飛び込み、制止に入ったキンタロスを一蹴すると制御を乗っ取り過去である2017年5月11日へ急行。
モールイマジンも「あいつの目的を果たすのを助けた」として一方的に契約完了を通知、過去に飛んでしまった。

第40話「2017:グランド・クライマックス!」

タクヤが過去へ向かったのは、ユキヒロが姉を外へ連れ出すのを阻止するためだった。
この一件がきっかけで姉は亡くなったとタクヤは思い込んでいたが、
実際には病気でもう助からないと悟ったサユリは、ユキヒロに自分を外に連れ出すように懇願した。
ユキヒロはタクヤに生きる目的を与えるために、あえてこのことを話さず恨まれ役を買って出た。

そのことを知らず2017年5月11日に降り立ったアナザー電王は病院まで訪れたが、そこにタイムマジーンでやって来たゲイツ・ウォズ・モモタロスが駆け付ける。
自身はゲイツリバイブと対峙し圧倒されるが、ウォズ(に憑依したモモタロス)との戦闘から逃走したモールイマジンがデンライナーを奪取して援護し、以後結託。

その頃遅れてやって来たソウゴは2017年のタクヤに姉についての真相を話した。
この事実を知った2017年のタクヤは、アナザー電王となった自分を止めるようにソウゴ達に頼み込む。

一方アナザー電王は二人の思い出の場所である灯台に向かったが、そこに先回りしていたソウゴ達が登場。
デンライナーで過去の自分を大量に連れてきていたモールイマジンと共に戦闘を開始する。
その後ゼロノスも参戦し、モモタロスが電王ライドウォッチをソウゴに渡したことでグランドジオウライドウォッチが出現。
ソウゴはそれを使って全ての平成ライダーの力を継承した最強形態、仮面ライダーグランドジオウに変身する。
グランドジオウが繰り出す平成ライダーリンチの召喚・使役能力に圧倒され、最後はオールトゥエンティタイムブレークを受けて敗北。
モールイマジン軍団もゼロノスとクライマックスフォームとなった電王に撃破され、アナザー電王ウォッチを破壊された。

変身を解除されたタクヤはユキヒロとサユリのもとに駆け付け、二人で灯台からの風景を見たいというサユリの願いをユキヒロが叶えようとしたことを知り、
ユキヒロに対する恨みが消えると彼と和解した。

第41話「2019:セカイ、リセット」

前話で倒されたばかりだが、加古川飛流/アナザージオウⅡが召喚・使役するアナザーライダーとして登場。アナザー鎧武、アナザーアギトと共に召喚され、グランドジオウと戦う。
アナザージオウⅡの能力で復活を繰り返してジオウを苦しめるも、士の銃撃で一瞬怯んだ隙にジオウに逃げられる。
その後はアナザーアギトやアナザー鎧武と共にソウゴと士の跡を追い2人を発見するも、グランドジオウが召喚した大橙丸とデンガッシャーによる「大橙一刀」と「エクストリームスラッシュ」を受け、アナザー鎧武共々倒された。

第43話「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」

アナザージオウⅡ率いるアナザーライダー軍団の1体として現れ、飛流の屋敷までやって来たソウゴ達を迎え撃つ。
アナザー龍騎、アナザー響鬼、アナザーゴーストと共にグランドジオウと戦うが、グランドジオウが繰り出したキングギリギリスラッシュを喰らってまとめて倒された。


余談

上述にもある通り、劇場版のアナザー電王が誕生したのは『仮面ライダー電王』が放送されていた2007年ではなく、2000年の『仮面ライダークウガ』が放送開始する前日である。
この描写からアナザーライダーはアナザーウォッチさえあれば元のライダーの活躍した年号に関係なく、異なる時代でも生み出すことが可能な模様。*7

また、劇中におけるティード一味はアナザーデンライナーの衝突に始まる失態を次々に犯し、ことごとく目論見が外れている印象があるが、
彼等の運の悪さは、アナザー電王ウォッチを作り出した際に『電王』本編における良太郎の不運までも奪ってしまい、結果自分達がその不運を肩代わりすることになってしまったという見方も出来る。

本編に登場した個体の変身者である遠藤タクヤを演じた後藤大氏は後に『舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』にてパイモン、『仮面ライダーギーツ』にて五十鈴大智/仮面ライダーナッジスパロウ/マーレラジャマトを演じた。




追記・修正は、タイムジャッカーと契約してアナザー電王になってからお願いします。

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最終更新:2023年07月20日 13:59

*1 正確にはアナザーウォッチを埋め込んだのはティードではなくアナザーW。

*2 これは「姉がいる」という点では良太郎のオマージュと思われるが、姉が亡くなっていること、そのパートナーを恨んでいる辺りは良太郎との対比であろう。

*3 強引に繋げて解釈しようとすれば、『FOREVER』と『ジオウ』本編のソウゴ達は同じ時間軸の存在であるものの、アナザー電王のみは本家の電王、つまり特異点である良太郎が倒してしまったため良太郎が持つ記憶に沿って元通りに戻った=ウォッチの継承がなかったためソウゴ達も電王関連だけは忘れてしまった、とも考えられる。 この仮説だと今度はモモタロス達がソウゴ達の事を知らないのが矛盾するが、デンライナーで時間を越えて移動しているためイマジンズが別の時間の存在だと思えば概ね解決できる。

*4 ちなみに、ロイコクロリディウムに寄生されていてもカタツムリは意識があるようなので、「憑依されても意識があるのに自由に動かせない」という、ある意味では本家の電王と似ている。

*5 だが電王は不自然な場所移動を行い、時の線路内の施設で戦っているので、改変の影響を受けているという可能性もある。

*6 内容は「タクヤを助けたい」というもの。もちろんイマジンの事なのでまともに叶える筈もなく…。

*7 ただし、クウガの力を奪う際にわざわざ2000年まで遡っていた事から、ライダーの力を奪うのは対象のライダーが活躍していた時代でなければならないと思われる。