ラブライブ!サンシャイン!!

登録日:2019/01/04 Fri 14:15:54
更新日:2024/01/14 Sun 21:50:06
所要時間:約 8 分で読めます





助けてラブライブ!




ラブライブ!サンシャイン!!とは、総合メディアミックスプロジェクトラブライブ!の派生作品。



概要

前作『ラブライブ!』の正統続編ではあるが、前作との繋がりは無く、『静岡県沼津市内浦にある『浦の星女学院』に通う女子生徒9人で結成されたスクールアイドル『Aqours』を主人公とする。
企画のメインは雑誌でのイラストストーリーの連載で、そこを中心としてコミカライズ・アニメ化・ゲーム化などを果たしている。

前作よりも「ご当地作品」を意識した作品作りがされており、作中には沼津市各地と周辺が登場している。
一例:
  • 沼津駅
  • ゲーマーズ沼津店
  • 沼津港
  • 上土稲荷
  • 三津浜
  • あわしまマリンパーク
  • 伊豆・三津シーパラダイス
  • 木負堤防
  • 大瀬崎
  • ※伊豆長岡駅
  • ※伊豆の国パノラマパーク
  • ※修善寺虹の郷
  • ※狩野川ドーム
頭に※がついているのは沼津市外。
またアニメでは名古屋市、函館市、東京都も登場している。
ご当地作品らしく地元企業とのタイアップも強力で、ロケハンなども都心に比べてやりやすいことから作品内の風景と実際の風景を照らし合わせるとその精密さに驚くだろう。
市内を走る路線バスやタクシーでAqoursのラッピングを施した車両も走っている他、伊豆箱根鉄道や西武鉄道の電車でもラッピングを行っている。
またAqoursを演じるキャスト陣は沼津市PR大使を務めている。

なお、作品の主な舞台となった内浦地区はあくまでも住宅街であり、観光地主体ではないことをお忘れなきよう。

あらすじ

音ノ木坂学院に在籍していたスクールアイドル『μ's』が、全国大会『ラブライブ!』で伝説を残してから数年後。
廃校が間近に迫る浦の星女学院に通う、ごく普通の女子高生「高海千歌」は、そんなμ’sの大ファン。
彼女らの輝きに魅せられた千歌は2年生への進級を機に、自らもスクールアイドルとなり、ラブライブ!への出場を目指して決起した。
そんな折、なんとあの音ノ木坂学院から、桜内梨子という少女が転校してくる。
紆余曲折を経て9人のメンバーが揃った『Aqours』は、消えゆく母校の名をラブライブ!の殿堂に刻むことができるのだろうか……。

登場人物

本作の主人公となる9人の少女。詳細は「Aqours」の記事と個人項目を参照。

アニメ版においてAqoursのライバル兼強力なパートナーとして登場する北海道のスクールアイドル。詳細は個別記事参照。

  • 高海志満
CV:阿澄佳奈
高海千歌ので浦の星女学院のOG。自宅でもある旅館「十千万」を切り盛りしている。
母親にも思えるがあくまでも姉。三姉妹の長女である。運転免許持ち。
おっとりとした性格で滅多に怒ることがないが、怒らせると怖いらしい。

  • 高海美渡
CV:伊藤かな恵
高海千歌の姉で、志満の妹。姉同様浦の星OG。旅館のことは姉に任せ、自身は会社務めをしている。運転免許持ち。
気が強くて短気なものの快活な性格。千歌が彼女を怒らせると怒って追い回す。
飼い犬のしいたけの世話は大体彼女が行っている。

  • 千歌の母
CV:釘宮理恵
本作のママライブ!要員の一人で高海三姉妹を産み育てた母親。座敷童ではない。
末娘の千歌以上に小柄で童顔で巨乳という合法ロリ。推定年齢は30代以上。
普段は東京に住んでおり、時々沼津に帰ってくる。

  • 千歌の父
CV:なし
本作で唯一のパパライブ要員で、前作の穂乃果の父と同じく無口かつ顔出しNG。
アニメ2期の終盤で初登場し、旅館の台所で調理するシーンが描かれた。また、劇場版の終盤でも登場し、後ろ向き状態でみかん色のペンライトを振っていた。

  • よしみ
  • いつき
  • むつ
CV:松田利冴(よしみ)・金元寿子(いつき)・芹澤優(むつ)
前作のヒフミトリオに相当する千歌のクラスメイトの3人組。
それぞれの名前の頭文字から取って「よいつむトリオ」と呼ばれている*1
Aqoursの活動を影から支えている行動力の高い3人。
むつが中心で動くシーンが多く、千歌からは3人まとめて「むっちゃん達」と呼ばれる傾向にある。
全員性格が似ており、身振り手振りが大きい。

  • 渡辺月
CV:黒沢ともよ
渡辺曜の従姉妹。劇場版初登場のキャラクターで、浦の星女学院の統合先である静真高校の生徒で、静真高校の中では数少ない浦の星、そしてAqoursの良き理解者。
映画の予告ムービーで初登場した時のアオリ文が「曜の彼氏!?」だったことから一部がざわめき立ったが*2ボクっ娘でした。
幼少期にイタリアにいたことがあるらしく、Aqoursがイタリアに行った際には案内人として同行した。

  • 梨子の母
CV:水樹奈々
本作のママライブ!要員の一人。Aqoursメンバーの母親で一番早く登場した
梨子をそのまま大人にしたかのような落ち着いた雰囲気だが、前髪の向きが異なる。
娘の部屋で掃除機をかけていたところ、ゴスロリ姿で絶叫しながら実の娘が飛び込んできた光景を目の当たりにし、呆気にとられていた。
お隣さんの志満とは娘の悩みを相談できるほどの仲。2期からは善子の母親とも交友関係を持ったことが明らかになっている。

  • 善子の母
CV:椎名へきる
本作のry。姿はアニメ1期から、声がついたのは2期から。
善子同様、髪型はシニヨンを結っており、善子の成長した姿とも。
梨子ママと交友関係があり、善子が保育園に上がるようになっても哺乳瓶を手放さなかったことなどを話している。
職業は学校教員だが、勤務先は浦の星ではない*3

  • 鞠莉の母
CV:矢島晶子
本作のry。テレビアニメ2期の頃からちょろっと出ていたが、本格登場したのは劇場版から。
悪いことを考えている時の顔が娘にそっくり。
果南をハグゥ、ダイヤをデスワァと呼び、2人の事をあまり快く思っていなかった。声優が初代野原しんのすけの矢島晶子である事そして服の色と髪色がしんちゃんカラーである事から、一部の視聴者には「小原しんのすけ」と呼ばれている。劇場版では、行方不明となった3年生を見つけて欲しいと千歌達に依頼するが・・・?

  • しいたけ
CV:麦穂あんな
高海家で飼っている。首輪にしいたけ(キノコ)のアクセサリーが付いている。
犬が苦手な桜内梨子のことを気に入ったらしく、よく追いかけまわしている。
性別はアニメ2期最終話でメスであることが判明*4
年齢は推定7歳以上*5
つぶらな眼が隠れるほど体毛が非常に長い。
アニメでは何故かラブライブ東海予選会場に頭にサイリウムを巻き付けて入り込んでいた。何故入れた。

  • わたあめ
CV:麦穂あんな
喫茶店松月で飼われている小型犬。
黒い体毛と麻呂眉のような模様が特徴。
モデルはキャラデザの室田氏が飼っている犬。

  • ノクターン/ライラプス/あんこ
CV:麦穂あんな
善子が2期で拾ったシェルティの迷子犬。
善子曰く「出会いに運命を感じた」らしいが、善子の住むマンションはペット禁止のため、犬が苦手な梨子が引き取ることに。
名前は善子がライラプス、梨子がノクターンと名付けたが、元の飼い主のところに戻った時、本当の名前があんこだと判明した。
愛着が湧きかけていた頃にサヨナラしたので、善子も梨子もしばらく立ち直る事が出来なかった。
モデルは前作キャラデザの西田女史が飼っていた犬*6

  • プレリュード
CV:麦穂あんな
梨子がアニメ2期最終話で飼っていることが判明した犬。犬種はパグ。
名前のプレリュードは「前奏」を意味し、ピアノを嗜む梨子らしいネーミング。
犬嫌いをノクターンの保護を通じて克服し、窓際で抱きかかえて待機するほどにまで進歩した。

  • アキバレポーター
CV:高森奈津美
前作から唯一続投したキャラクター。
前作では超ハイテンションだったが、前作から時間が経った本作では比較的おとなしくなっている。



浦の星女学院

内浦地区にある私立の女子高校。略称浦女。生徒数の減少により
  • 雑誌連載版では現在の在校生の卒業をもって廃校。
  • アニメ版では入学希望者数次第では廃校延期。
と崖っぷちの瀬戸際。
雑誌版ではミッションスクールという設定があるが、アニメ版ではなかったことにされている。
田舎の生徒数の少ない学校のため、学食や購買の類はなく、昼食は生徒が自分で持ってくる。弁当を忘れると先生が出前を取ってくれるが、あまりにも忘れすぎると出前を取ってもらえず、カロリーメイトが配給される。
図書室には図書ボランティアが詰めており、蔵書の整理・修理や地域の子供達への読み聞かせなど図書委員では抱えきれない仕事の補佐をしてくれている。

アニメ版では、全校生徒は74人で1年生は12人という、生徒数の減少が限界に近いところまで来ている。
廃校を延期するため内浦地区でトップレベルの財力を持つホテルオハラが財政支援などを行っている。財政支援の条件なのか、それまでの理事長は退任しており、現在の理事長は浦女在校生でホテルオハラの娘である小原鞠莉。
廃校を阻止すべくスクールアイドルAqoursが立ち上げられ、ラブライブ予選出場などで知名度を上げることに貢献したものの、後一歩のところで廃校撤回条件を満たせず、全在校生の卒業を待たずに廃校が決定。在校生は沼津市街地の高校に転校が決まった。

余談だが、アニメ版の生徒数で浦の星女学院の経営状態は大幅な赤字であると推定される。
  • 入学金:21万
  • 年間授業料:43万円
と推定した場合、以上の数字から分かるアニメスタート時点での確定収入は、

21万円×12人+43万円×74人=3434万円

となる。ここから教師や用務員への給与、毎月の電気・水道代、消耗品などの購入費、税金などを差し引いていくと、学校経営には到底足りない。
公共性の高い学校法人と言えど、ある程度利益を出せないことには資金ショートからの経営破綻に繋がるため、廃校もやむを得ないと言えるだろう。

モデルは沼津市立長井崎中学校。現在は、周囲の内浦小学校と西浦小学校と統合し、長井崎小中一貫学校となっている。原作では廃校になったことを考えるとなんとも胸熱。
Aqoursのシンボルと言える場所なだけあってつい聖地巡礼したくなるが、訪れる際は他の聖地以上にマナーを守ること。
池田小の事件や登戸の通り魔以来、学校関係者は部外者に神経を尖らせているのだから。
敷地内の侵入や無断撮影、生徒への接触などもっての外だ。



メディアミックス

コミカライズ

作画はおだまさるで電撃G's magazineにて不定期連載。
漫画版とアニメ版は設定が独立しているものの、学校が廃校になる運命にあるのは共通。
同誌では竹之内トシオによる花丸が主役の4コマ漫画『マルのヨンコマ』も不定期連載中。

電撃G's magazine.comでは作画中音ナタの4コマ漫画が連載されている。
こちらはほのぼのギャグ系。

アニメ化

2016年夏アニメと2017年秋アニメとして全26話が放送。一部局では字幕放送も行われた。
アニメスタッフの緻密なロケーション・ハンティングと地元企業の協力により、内浦地区や沼津市が綺麗に再現されている。
前作からは5年後の世界で、μ'sは伝説のスクールアイドルとして扱われている。浦の星の廃校は避けられない運命となり、2期最終話で廃校となった。
アニメ2期では函館市も登場。こちらも函館市や地元のバックアップが行われている。
キャラクター設定が雑誌版・コミカライズ版から大きく変更されている。これは前作でもあったことなので、さほど気にすることではない。
2019年1月より新作劇場版『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』が公開。舞台は沼津を飛び出してイタリア。
奇しくも公開時期には同じイタリアを舞台にしたアニメ作品が放送されていた。
またテレビシリーズを元にしたテレビアニメ絵本も発売されている。

ゲーム化

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』にも登場。プレイヤーが使用できるのはAqoursとSaint Snowの11人。
アーケード版は2018年12月より参戦。3Dモデルでダンスを披露する姿を見られるのはゲームセンターだけ!稼働初日には衣装が消失するバグに見舞われた。

2018年3月よりサービスインし、2019年5月末にサービスを終えた『ぷちぐるラブライブ!』にもAqoursメンバー全員に加えてSaint Snowが登場している。

他作品とのコラボ

2018年8月には『グランブルーファンタジー』においてコラボイベントが開催された。
2年生チームが水属性、3年生チームが火属性、1年生チームが土属性のSSRキャラとして実装される事となる。
内容は新作PV撮影に苦心していたAqoursメンバーが居眠りをしたところ、目が覚めるとグラブル世界に迷い込んでしまい…というもの。
謎の魔物に襲われているところを偶然出会った主人公たちに助け出され、彼らと共に舞台となるテナシーの街の異変を解決するために奔走することになる。
劇中のとあるイベントの関係もあってか、イベントスタート時に主人公の性別を女性(いわゆるジータちゃん)にすることを推奨されたことが物議を醸した。
また同イベント内における投票で1位になったチームに最終上限解放が実装されることとなり、結果2年生チームに後日最終上限解放が実装された。
現在はサイドストーリーという形で恒常化されている。

実写化

2017年4月1日のエイプリルフール特別企画として実写化が行われた。
なお実写化は実写化でも人形劇で実写化である。
タイトルは『シーラカンス!サンシャイン!!』
ストーリーはドラマCDを担当する子安秀明脚本のためとにかくカオス。浦島太郎やらカチカチ山やら桃太郎やら三匹の子豚やらめだかの学校やら色んな昔話などなどをミックスして、アクセント的にシーラカンスを添えている。
ちなみに人形の制作・操演を担当したのはざわざわ森のがんこちゃんなどを手がけた実績がある人形劇団プーク/スタジオ・ノーヴァと人形劇団ひとみ座。
映像はエイプリルフール限定公開だったものの、アニメ2期BD第4巻に収録されている。

スピンオフ

2022年2月末からラブライフマガジン『LoveLive!Days ラブライブ!』にて、漫画『幻日のヨハネ』の連載がスタート。
元々は2020年から展開されていたイラスト連載からで、Aqoursメンバーがファンタジー世界の住人として描かれている。
そして2022年のエイプリルフールでのアニメPV公開を経て、2022年7月に正式にアニメ化が決定。2023年夏に放送を予定している。



広告ラッピング

要するに、外装にイラストを施した公式の痛車広告車両の事である。

ラッピングバス

沼津市内と周辺に路線を持つ伊豆箱根バス・東海バス・富士急シティバスの3社でAqoursメンバーが描かれたラッピングバスを運行している。
伊豆箱根バス(と、その母体の伊豆箱根鉄道)は西武鉄道、東海バスは小田急電鉄の傘下で、この両社(プラス、小田急の背後に回った東急電鉄)は1950年から60年代にかけて、箱根の輸送シェアを争い訴訟合戦にまで発展した、いわゆる「箱根山戦争」を繰り広げた犬猿の仲だった事から、本作でも特に相当気合の入ったバスを出し合っている。
なおいずれの車両も定期点検や修理・整備などで運休することがあり、特に高速路線バスは2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運行停止措置が頻発している。運休は各社のホームページで告知されるため、乗車・撮影を希望する場合、前もってホームページを確認しておくこと。
既に運行を終了しているが期間限定で富士急山梨バス(現在の富士急バス)でもラッピングバスを運行していた。

  • 伊豆箱根バス
伊豆200か・259、伊豆200か・260、沼津200か・663、伊豆200か・289の4両体制。
259号車は『恋になりたいAQUARIUM』衣装、260号車は私服、663号車は『未来の僕らは知ってるよ』衣装、289号車は『未体験HORIZON』となっている。
当初、1号車は107号車(伊豆200か・107)が受け持っていたが、2021年10月19日を以てラッピング解除となり、259号車(元小田原営業所、湘南200か738)へラッピングが引き継がれた(新旧共に前面のライオンズカラーは残している)。
このうち260号車は、西武バスが所沢市から受託運行している所沢市コミュニティバスとして使用されていた車体で、西武バス所沢営業所から移籍してすぐにラッピングが施された。また289号車も西武バス狭山営業所からの移籍車で狭山市駅を拠点に狭山市・入間市・飯能市周辺を走っており、その前は大宮地区を走っていた。
どの車両も固定ダイヤでの運行で、107号と663号は伊豆長岡駅と伊豆・三津シーパラダイス、260号は沼津駅と伊豆長岡駅、289号は沼津市街地をメインに運行している。
イベントでの出張が多く、107号と260号は東京都内で、663号は名古屋市内で展示されたことがある。

  • 東海バス
沼津200か・707、沼津200か・465、沼津200か・622、沼津230あ1549、沼津230あ1572、沼津230あ1571の6両体制。
707号車は浦女制服、465号車は『君の心は輝いてるかい?』衣装、622号車は探偵服風衣装。
1549号車は『Brightest Melody』、1572号車はNISCサイバーセキュリティ月間PR衣装、1571号車はJR東海の制服となっている。
どの車両も運行ダイヤは固定で、一般路線車4両は朝夕は三島駅-沼津駅や沼津市街地を、日中は内浦地区をメインに運行し、707・465・622は内浦地区でそれぞれCYaRon!・AZALEA・Guilty Kissによる車内放送が流れる。また1572号車・1571号車を除き前面の東海バス通常塗装を残している。
1549号車は高速車(且つ、他社含めた初の三菱車)で、三島と新宿駅東名高速道路経由で結ぶ三島エクスプレス号の1往復を担当。東海バスの高速車及び貸切車は全車両、小田急電鉄グループ統一塗装を身に纏っている為、こちらの前面の小田急塗装は残されている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で同社の全ての高速路線が運行停止になった為、この車両の運行も一時停止していた。
1571号車は2023年に開催されたJR東海主催の観光キャンペーンとの連動企画であり、東海道新幹線N700Sの塗装を基調にJR東海の制服(名札入り)を着用したAqoursメンバーをあしらっている。
伊豆箱根バスと対照的にイベントでの出張は控えめ。全車両東京都内まで自力走行で入っていける車で揃えてるんだけどね。
465号車は2020年に東海バスの親会社・小田急電鉄の壁紙画像無料提供企画にも登場した。

  • 富士急シティバス
沼津230あ3408、沼津230あ3661、沼津230あ3882の3両体制。
ラッピングは3408は伊豆箱根の260号とはまた別の私服。3661号車はららぽーとの制服、3882号車はJリーグ・アスルクラロ沼津のユニフォーム。
3408号車は高速車で、富士急ハイランドのタイアップ期間中は沼津駅と富士急ハイランドを往復する貸切バスツアーに専属使用されていた。
富士急ハイランドのタイアップキャンペーン終了後もラッピングは解除されず、沼津駅と東京駅の間を結ぶ高速バスでの使用が決定。東京駅発は朝、沼津駅発は夕方の固定ダイヤで運行。こちらも新型コロナウイルスの影響で一時運行停止に追い込まれた。ちなみに東京での滞泊場所は富士急グループの車庫ではなく、運行支援業務を行うジェイアールバス関東の基地である。
その他の車両は一般路線車で、3661号車はららぽーと沼津のラッピング広告車、3882号車はアスルクラロ沼津の広告車という扱いになっている。このため運行路線・ダイヤの固定はなく、遭遇難易度が最も高い車両になっている。

  • 富士急山梨バス(終了)
富士山210あ1604の1両体制。
ラッピングは富士急ハイランドとのタイアップキャンペーンに際して書き下ろされた富士急の制服姿。
他社と違って運行路線の固定がなく、同社の担当する高速バスや特急バスであれば、新宿駅渋谷駅羽田空港など、夜行路線以外ほぼどこにでも出没した。
富士急ハイランドのタイアップ終了後にラッピングは解除され、今度はBanG Dream!のラッピング車となった。

ラッピング電車

伊豆箱根鉄道駿豆線・西武鉄道・富士急行でラッピング電車が運行されている。

伊豆箱根鉄道

  • 3501編成(終了)
2016年7月から2018年3月まで運行。2ndシングル『恋になりたいAQUARIUM』に西武グループの伊豆・三津シーパラダイスが登場する縁でラッピングが行われた。
2018年3月を以て運行を終了。ラッピングが解除された編成は今度はかつて存在した軌道線の車両をイメージしたカラーリングに塗り替えられた。

  • 3506編成
2017年4月から運行。3rdシングル『HAPPY PARTY TRAIN』に自社線が登場する縁でラッピングが行われた。
駿豆線では初めてのフルラッピング車で、窓の部分にまでラッピングイラストが貼られている。

  • 7502編成(終了)
2018年12月から運行。完全新作劇場版の公開を記念してラッピングを実施。
Aqoursメンバーの誕生日前後には各メンバーのヘッドマークが掲げられ、三島向き先頭車の一番前には高海千歌のラッピングが来るため、バースデーヘッドマーク掲出期間中はアングルを工夫するとヘッドマークとラッピングの両方を収めることが出来た。
2021年9月を以て運行を終了した後、2023年6月から「幻日のヨハネ」のラッピングが施されて再びラブライブに関わる事に。

また三島駅では日中に発車メロディーとしてHAPPY PARTY TRAINをアレンジしたものが時間を限定(10時から15時まで)して流れる。
限定した理由は、三島駅がJR東海(内規でベル以外の発車合図を禁止している)と隣同士で、東海道新幹線に乗り換えて横浜・東京方面へと向かう通勤通学客に配慮する必要から。
JR東海は1995年、この三島駅の東海道新幹線ホームで乗客転落死亡事故を起こして以来、駆け込み乗車には非常に神経質になっており、その影響がこの企画にも及んでいる。

西武鉄道

どちらも西武ドームでのコンサートに関係した西武鉄道のスタンプラリー開催に合わせて、西武池袋線秩父線の特急「ちちぶ」・「むさし」に使用されていた10000系「ニューレッドアロー」にAqoursのラッピングを施した。
コンサート開催日は、この編成を使用した池袋駅発西武球場前駅行き団体臨時列車に充当し、それ以外の日は特急「ちちぶ」・「むさし」で運用された。
いずれも先頭1号車・7号車は各2人、中間車は各1人ずつメンバーを配置した。
  • 10109編成
2017年仕様車。デザインは伊豆箱根3506編成と同じ。
1号車 飯能方:松浦果南
1号車 池袋方:小原鞠莉
2号車:黒澤ダイヤ
3号車:桜内梨子
4号車:津島善子
5号車:渡辺曜
6号車:黒澤ルビィ
7号車 飯能方:国木田花丸
7号車 池袋方:高海千歌

  • 10102編成
2018年仕様車。西武初代レッドアローをイメージした衣装で統一。
1号車 飯能方:高海千歌&しいたけ
1号車 池袋方:松浦果南
2号車:桜内梨子
3号車:黒澤ダイヤ
4号車:渡辺曜
5号車:津島善子
6号車:国木田花丸
7号車 飯能方:小原鞠莉
7号車 池袋方:黒澤ルビィ

富士急行

前述の富士急ハイランドとのキャンペーンに合わせ、6000系6002編成(元JR山手線京葉線205系ケヨ26編成)1本にラッピングを施した。
大月駅寄りから、Guilty Kiss・AZALEA・CYaRon!の順で配置されていた。
富士急山梨バスと同様、タイアップ終了後にラッピングは解除され、すぐにBanG Dream!のラッピング車に切り替わった。

ラッピングタクシー

伊豆箱根交通・伊豆箱根タクシーの2社でラッピングタクシーを運行。
全車両普通車セダンのコンフォートで、伊豆長岡営業所に2年生全員と果南、花丸が、沼津営業所に黒澤姉妹と善子、鞠莉のラッピング車がそれぞれ配置されている。
これらのラッピングタクシーは貸切がメインとなるが、貸切がない時は駅や各地のタクシー乗り場に待機している事もあるので、その時には流し利用も出来る。
貸切は基本的に沼津市内とその周辺が多いが、ライブ開催時には有志が貸し切ってライブ会場まで乗り付けることも。

実は梨子タクシーは2018年のラッピングデザインの変更時に、鞠莉タクシーは2020年にラッピング開始当初の車両から変更されている。

JR東海

常時運行している列車ではなく臨時列車専用の車内装飾になるが、2023年6月にJR東海主催の観光キャンペーンに関連して運行された浜松発静岡経由沼津行き臨時急行「ラブライブ!サンシャイン!!号」では、描き下ろしオリジナルイラストを使った車内装飾が施された。
この臨時急行列車の原点は2020年2月に運行された身延線ゆるキャン△梨っ子号」で、セミコンパートメント区画を使用した展示スペース、車内装飾、特製ヘッドマーク、キャストによる録り下ろしの車内放送、持ち帰り可能なオリジナルシートカバーなどといった企画が行われていた。
その「ゆるキャン△梨っ子号」から3年を経て運行された「ラブライブ!サンシャイン!!号」でもほぼ同様の企画が行われている。


私たち、追記・修正したーーーーい!!

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最終更新:2024年01月14日 21:50

*1 「よいむトリオ」と呼ばれる事もあるが、キャスト自身はこちらの呼称を使っている。

*2 正体が判明するまで嫉妬を抱いた曜推しもいたという。

*3 というか善子の性格からして母親の勤務先と同じ学校へ行くとは思えない。

*4 子犬を2匹出産している。

*5 子犬時代の写真が小学校時代の千歌、曜とともに納まっているのが確認できる。

*6 アニメ2期が始まる半年前に亡くなった事が明かされた。