六花ママ

登録日:2019/01/01 (火) 00:00:00
更新日:2023/10/22 Sun 15:35:08
所要時間:約 4 分で読めます






君達ちゃんと働いているの? ねぇ、働いてんのぉ~!?



画像出典:SSSS.GRIDMAN 第1話「覚・醒」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会


概要

『六花ママ』とは『SSSS.GRIDMAN』の登場人物。

CV:新谷真弓

ヒロインである宝多六花の母親。本名は「宝多織江」だがアニメ本編ではクレジットに記載されず、円盤特典でのみ記載された。
身長は169㎝、1975年11月6日生まれの43歳。B型。

家族構成は夫と予備校に通う息子(二人とも本編未登場)、娘の六花の4人暮らし。
六花の祖父、つまり六花ママの父親は本編が始まった年に亡くなっている。母親は健在かどうかは不明。


予備校に通う息子がいるだけに若く見えるが40代であり、「おばさん」ないし「ババア」と呼ばれるとブチ切れる。流石にベスパに乗ってベースギターで殴ったりはしない。
また自分を「シャーリーズ・セロン」「アンジェリーナ・ジョリー」と言ってはばからない。

長身の女性で初対面の人間を自宅の夕食に誘ったりもする(ボイスドラマ2.2回)フレンドリーな性格と基本的にクールで若干小柄な六花とは対照的である。
外見も六花に似ておらず、六花自体は父親似の可能性が高い。
アロマディフューザーを買ったり、エッグベネディクトやチーズフォンデュなどの一般家庭ではなかなか食卓に上がらない料理を手作りしたりと、
新しいもの好きなのかなんなのか、六花さん軍団に「やっぱ宝多家ヘンだよ…」と言われるくらいには変わっているお母さんでもある。
ボイスドラマでは娘の六花と息の合ったやりとりをしていることが多いため、親子仲は良好な様子。

喫茶店兼リサイクルショップ『絢』を経営しており、グリッドマンが宿っているジャンクもここの商品として扱っている。
一度新世紀中学生がジャンクを買い取った事もあったが、なんやかんやでママが買い取る事になった(マックスがレシートを貰わなかったので返品できなかった)
ジャンクがここにある関係上常に新世紀中学生がたむろっており、昼間から居座る彼らにちゃんと働いているのか心配している事も。
一方で『絢』で待機しているヴィットのことはイケメンと高評価であり、店番を任せる事もある。

本編の出番はあんまりないのだが、その分ボイスドラマではママの独擅場になっている。
ボイスドラマ9.9話「反省してます反省しました」ではドブ臭いほうじ茶ラテに新世紀中学生が困惑。
その味に悶絶したボラーが抗議しても全く聞き入れず、
「ババアーッ!! オイ聞いてんのかババアーッ!!」と怒鳴りつけられるが逆にキッツイおしおきを与えている。
この時の口論は聞けば腹筋崩壊間違いなし。
また、サムライ・キャリバーのことは「キャリ(ー)ちゃん」と(言われた当人も最初困惑した)あだ名で呼んでいる他、
出かける際には彼を含む新世紀中学生に「お土産を買ってくる」と言うなど、彼らにもどことなく母親めいた接し方をしている。

なお、脚本上の六花ママは実は本編のより幾分か普通らしい。
というのも、演じる新谷氏が2話以降の収録の際脚本に無い台詞をアドリブでガンガンぶち込んでいるため。
スタッフもそのアドリブに合わせて絵を描き直したりして対応した結果、現在の六花ママ像が出来上がった。
そのためアドリブがまだ少なかった1話はその後の話数に比べても真面目になっているが、1話ですら「冷奴オンリー」という台詞はアドリブであり、
それに対して六花がやけにリアルな驚き声を返しているのは、六花役の宮本侑芽氏がホントに驚いているからである。
当然と言うべきか、上述の六花ママの独壇場となっているボイスドラマでも、新谷氏は本編同様にガンガンアドリブをぶち込んでいる上、
ボイスドラマは一発撮り、かつ新谷氏は練習と本番でアドリブを変えてくるため、親子役ということもあって掛け合いの相手となることが多い宮本氏は大変らしい。

耳につけているイヤリングは中の人がかつて『宇宙パトロールルル子』にて演じていたミドリ・セイブザワールドのオマージュである。
ミドリは最終回にも人形として出演していたりする。

本作のキャラは目の色でおおおよその役割が分かれている。
一般人は青色で、敵サイドあるいは怪獣は赤色。そして六花ママは黄色である。何故か青色ではないのだ。

本作で黄色のキャラはグリッドマンとアレクシス・ケリヴと六花ママの三人だけ(怪獣少女アノシラスは見方によっては黄色い要素も見られる)。
TRIGGERの生放送でも黄色の目に言及していたので意図がない訳でもないようだ。
グリッドマンとアレクシスの共通点は他所の世界からきた住人ということだけである。

そのためママもまた異世界人か、はたまたアカネ世界に元からいたコンポイドか、単にミドリの目の色と合わせているだけか……。


本編の活躍


  • 第1話 覚・醒

六花に記憶喪失になっていた裕太を病院に行くように言いつける。
翌日裕太たちは店に来た後、外回りに出かける。

  • 第2話 修・復
お店が休みなのに男二人連れて来た六花に「ごゆっくり~」と笑みを浮かべながら外回りに。

  • 第3話 敗・北
朝食を作った後、お店の方に顔を出したら六花が店で寝ていたことに驚く(実際には徹夜)
呆れたような優しいような笑みを浮かべながら、朝食を食べるように促さす。

  • 第4話 疑・心
日曜日!
お店に居座る様になった怪しい中学生たちにすっかり馴染んでいた。

  • 第5話 挑・発
昼間から居座る中学生たちに働いているのかと核心をついてしまう。
そしてマックスたちに37429円でジャンクを売った。

  • 第6話 接・触
前回売ったジャンクをまた買い取ることになった。
予備校に通う息子が忘れ物をしたらしく、ヴィットに店番を任せ届けに出かけている。

  • 第8話 対・立
店の中で突如倒れたアンチに驚愕しつつ、娘同様に彼にご飯を与えた。どうやら新世紀中学生の友達と認識したようだ。
ラストは六花たちの学園祭にお邪魔し、男装した六花と女装した裕太と内海に驚いていた。

  • 第9話 夢・想
裕太が見ている夢の世界に登場。何故か顔が映っておらずホラー。
その分ボイスドラマではギャグ全開だったが。

  • 第11話 決・戦
裕太がアカネに刺され意識を失っている場面に遭遇。当初は状況を飲み込めないままだったが裕太を病院に連れていく。
その後は中学生たちが裕太を目覚めさせる方法に気付いたため、彼らと共にジャンクの元に。
一応商品であるジャンクを勝手に改造しているので咎めるものの、結局はヴィットとマックスの頼みを受け黙認。
その後は裕太のアクセスフラッシュを目撃してしまったが……。

  • 第12話 覚醒
裕太と中学生たちのことはよく理解できていないものの、とりあえず受け入れてくれた。
その後は六花や内海と共にジャンクの前でグリッドマンの最終決戦を見守る。



本編後日談の映画でも変わらずに登場。
すっかり常連になった裕太や内海には「変わらないわねぇ」と言ったり「変わったわねぇ」と言ったり、彼らの歩みを見て楽しんでいるようだ。
怪獣出現後、新世紀中学生やガウマ隊が現れた時も嫌な顔一つせずに受け入れる度量を見せる。
特に蓬とガウマが再会したときには、感極まって言葉が出ないでいる蓬とガウマのところに今晩は焼肉よと買い物袋を持って割り込んで来てくれたおかげで、二人はいい意味で緊張の糸を切って打ち解け合うことができた。
本作では本編では存在だけ語られていた長男も登場。無事大学に合格して一人暮らしをしているなかなかのハンサムで、六花との仲もよいようだ。
終盤、裕太が雨の中をジャンクに駆け込んできたときには長男から「誰?あの変な人」と尋ねられて「大丈夫。いい意味の変な人だから」と答えていた。
将来のあなた方の義息子と義弟ですよ
エピローグではあのバイクの青年もジャンクにやってきていて、どうやら本格的にこの店が電光超人から続くグリッドマンユニバースを繋ぐ特異点になったようである。


追記・修正は冷奴オンリーの方がお願いします。

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最終更新:2023年10月22日 15:35
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