アサシンクラス(Fate)

登録日:2018/12/10 Mon 21:25:31
更新日:2023/12/28 Thu 00:38:10
所要時間:約 13 分で読めます




※この記事はFate/Grand Orderに登場するサーヴァント一覧の項目から一部内容を移転して編集した内容となっています。ご了承ください。


アサシンクラスとは、ゲーム『Fate』シリーズに登場するサーヴァントのクラスの一つである。


概要

暗殺者」のクラス。「暗殺・殺害に関する逸話」を持つ英霊が該当する。
その性質上、真っ当な英霊というよりも反英雄に属するサーヴァントが多い。
例によって解釈の幅が広がってきており、隠れ潜むとか人を欺くなどの特徴でアサシンになっている例も出ている。

直接戦闘においては「全クラス最弱」と揶揄されるクラスであり、実際そのステータスは基本7クラスの中では最低。
が、代わりに自身の気配を消すことが出来る「気配遮断」スキルを有しており、サーヴァントにも気付かれることなく敵マスターに接近することができるため、
まさしく「暗殺者」として、サーヴァントとの直接戦闘を避けてマスターの暗殺を主とする特殊なクラスである。
トリッキーな戦術を主とするだけに、召喚した際の運用法も難しいクラスだと思われるが、
第四次聖杯戦争において、自身も暗殺を狙う衛宮切嗣は、最優と名高いセイバーよりも自身のやり方に合致したアサシンを召喚したいと内心考えていた。

また、「気配遮断」は敵マスターやサーヴァントの情報収集をするという観点では最高と言っていいスキルの一つであり、
第四次聖杯戦争では言峰綺礼が実際にその用途で運用し、情報戦で有利に立っていた他、
切嗣がアサシンを召喚したかったというのも、彼の戦術上重要となる情報収集への高い適性が理由の一つであろうと思われる。

そして聖杯戦争においては「マスター殺しのサーヴァント」としても有名。
この気配遮断は攻撃の際には大きく効果が低下するものの、仮にも英霊である彼らの奇襲は人間であるマスターに対しては十分すぎる脅威。
聖杯戦争において各マスターが表立って大きく動けないのは、このアサシンが存在するからに他ならない。

なお、ハサンの制限を抜きにした条件は非常に緩く、正真正銘の暗殺者と呼べる者は少数派。
イレギュラーで召喚された名もなき剣士(農民)に始まり、武術家、殺人鬼、悪霊、スパイ、侠客、処刑人、傭兵、拷問官、忍者、秘密警察、妖怪……と、バラエティ豊か。

あえて共通点を見出すなら「戦場以外の場所で殺害をした」「裏の世界で活動をしていた」といったところが当てはまりやすいだろうか。
全員に共通するという訳はないが、「本当の得物を隠している」という特徴もある。
凄腕の暗殺者だったらそもそも歴史に名が残ってないというのは禁句


基本ステータス

※サーヴァントによって変動する。
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運
D D B E B

クラス別スキル

  • 気配遮断…自身の気配を消す能力。攻撃態勢に移るとランクが下がる特性がある。
※その他、サーヴァントによって異なる。


ハサン・サッバーハ

冬木の聖杯戦争においては、通常はどんな魔術師がどんな触媒を使っても必ず「ハサン・サッバーハ」という英霊が召喚される。
「アサシン」という単語は元々この「ハサン」を教祖としたイスラムの暗殺教団の名前であり、
英語やフランス語としてはこの教団のイメージから「暗殺者」を意味する言葉になった。
故に厳密な意味では「ハサン」以外に「アサシン」と呼べる英霊は存在せず
召喚においては「アサシン」というクラス自体が、この英霊を呼ぶどんな聖遺物にも勝る触媒となる。

なお型月世界での「ハサン」とは教団歴代の長たちが襲名する名前*1であり、召喚される英霊はこの歴代のハサンたちの中から誰かが選ばれる。
歴代のハサンたちは、それぞれ独自の暗殺術を極めた者達であるため、同じ「ハサン」であってもその能力は一人ひとり異なる。

ただし、これは「正規の手段で」アサシンのサーヴァントを召喚した場合の話である。
例えば『Fate/stay night』(第五次聖杯戦争)では、召喚者がルール違反を犯していた*2影響で、
ハサンではない英霊がアサシンクラスのサーヴァントとして召喚されるイレギュラーが起きている。
また、「正規召喚では必ず歴代ハサンのうちの誰かがアサシンとして召喚される」というのは冬木の大聖杯、及びそれを模倣した場合のルールであり、
冬木以外の場所で行われる聖杯戦争では、触媒次第でハサン以外のアサシンが召喚されることもある他、
作品によってはそもそもハサン縛りそのものが存在しないこともある。


各作品のアサシン

ここには名称のみ記載。重要なネタバレになるので、詳細は各項目を参照。


Grand Order

今作では数多くのアサシンが登場する。
ライダークラスキャスタークラスとは三すくみの関係で、ライダーに有利、キャスターに不利なクラス。
Quickカードが多いサーヴァントばかりの為、クリティカルスター回収率が高くデバフ持ちも多くトリッキー。
キャスター同様、クラス補正による火力不足があるが、手数が多い上にスター回収率のおかげでクリティカル率が高めなので、キャスター程は気にならない。

かつては単体宝具持ちがほとんどで、全体宝具持ちのサーヴァントは極めて少なかったが、2021年現在その差は少なくなっている。
とはいえ、ほとんど期間限定か配布鯖のため、入手機会は逃さないようにしたい。
アーチャー同様宝具発動までのチャージが短いばかりか、クリティカル発生率も高く、しかも攻撃してもNPをちょっと稼ぎにくいなど、敵として出会ったら怖いクラス。

一覧

重要なネタバレになるので、閲覧は自己責任にてお願いします。
※恒常(スト限含む)排出は◆、限定は◇で記載します。






関連項目



追記・修正は骨の仮面を被ってお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • Fate
  • TYPE-MOON
  • Fate用語項目
  • オンラインゲーム
  • EXTRA
  • FGO
  • 英雄
  • 神話
  • 偉人
  • 英霊
  • アサシン
  • アサシンクラス
  • 空の境界

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月28日 00:38

*1 日本の伝統芸能における「〇代目〇〇」みたいなもの

*2 本来サーヴァントを召喚するのは今を生きる魔術師(生者)なのだが、第五次聖杯戦争ではキャスターのサーヴァント(死者)が、山門を依り代とする非正規の手段でアサシンを召喚した。