魔物(FE)

登録日:2018/12/08(土)13:00:00
更新日:2024/03/14 Thu 22:56:55
所要時間:約 7 分で読めます




ここではファイアーエムブレムシリーズに登場する魔物について紹介する。

FEシリーズは基本的に人間VS人間の戦争を描く作品であるため、魔物という概念はそもそも登場しない作品も多い。
初出は第2作の外伝なのでわりと由緒正しいものの、そこから8作目の聖魔に飛び、もう一飛びして13作目の覚醒以降は継続的に出てくるようになった。
メインの敵となりラスボス邪神魔王の場合もあるが、最近の作品では「設定的に便利な雑兵代わり」や「強敵のアクセント付け」程度に使われることが多い。

自軍に加わる事のない怪物達であり、一時的に味方で使えるケースを除くと敵専用のクラス(兵種)である。
武器は剣や槍といった普通の武器から爪や牙など種族により様々。
聖なる武器など、基本的には魔物に特効のある手段が何かしら出てくる。
外伝Echoesでは魔物を消滅させる魔法ディルがある。
聖魔では司祭の光魔法やグレイプニル以外の双聖器が有効だった。

聖魔の魔物専用武器は射程3以上あるものを除き使用回数が無限。そして魔法系の性能は 明らかにこちらの魔法より強い

目次

ゾンビ/マミー(外伝・聖魔・覚醒・Echoes)

爪で相手を切り裂く、生ける屍。
ゾンビはHPは高いがそれ以外の能力は低い雑魚敵で、主に経験値稼ぎ要員。
上位種のマミーは特に獲得経験値が多く某メタル系並に狙われる。
能力そのものはゾンビと大差ないカモだったが、Echoesで大幅に強化された。

外伝では倒すと稀に鋼の盾を落とし、守備+5と大きな恩恵を受けられる。
マミーは上述のEchoesで大幅に強化され、高い攻撃力を誇る強敵となった。
しかし倒した時のリターンも大きいので迷いの森や秘密のほこらではよく狙われる。
海のほこらや森のほこらではレアモンスターのドラクルが現れ、銀貨を大量に落とす。
有料DLCでは最上位種のキングマミーが登場し、経験値と攻撃力がさらに跳ね上がった。
『憤怒の葬列』ではターンが経過する毎により強いキングマミーが登場するので注意。

覚醒の魔物もこの系統のみが登場。
基本的に雑魚だがルナティックでは『カウンター』や強化版奥義を持つので危険。
DLCは『マミーの楽園』では序盤の経験値要員だが逃げ回るのとスキル『カウンター』がうざい。
『迷宮の追跡戦』では名簿を盗み出した巨大なマミーを追いかけて撃破する事がクリア条件。
スキル『復讐』が危険なので間接攻撃で挑みたい。
聖なる槍や聖なる弓が弱点であり、基本性能も鋼武器以上の威力に毎ターン回復効果と割と優秀。

聖魔ではHP(と、マミーは運)が非常に高く、力も高いが技・速さ・守備・魔防が異様に低い。要するに魔物版ソルジャー
他の作品と違いピンポイントで注意すべき点もほぼなく純粋に雑魚である。加入したての見習いクラスでも回復を怠らずに、一度に多数から狙われでもしないなら大丈夫なほど。
しかしHPの高さは本物で、「むずかしい」だとゾンビですらHP40を超え、マミーになると本編対峙時でもHP60前後、ラグドゥ遺跡深層だと70を超える個体すら居るので一度の戦闘で倒しきれない事態も多発する。
マミーは4章で最初の魔物のボスとして登場するほか、ヴェルニの塔1階と5階のボスとして登場。
1階のボスは突っ立っているだけで移動してこない。そのため見習いトリオに手槍や手斧を投げつけられたり、ファイアーで焼かれたりする。
5階のボスは2体おり、それぞれ「たからのかぎ」を落とす。同マップの宝を回収するのに使えるが、敵全滅でマップクリアとなる(最後の1体にすると宝を回収できない)ため、鍵は別に用意して、こいつらで元を取る形にするとよい。


スケルトン(外伝・聖魔・Echoes)

守備が高いが、他の能力は全体的に低い骸骨の兵士。
外伝やEchoesでは剣を使い、聖魔では剣と槍を使うものと弓のみを使うものがいる。

外伝では倒すと稀に暗黒の剣を落とす。
他作品でいうデビルアクスの様なものでハイリスクだが、使い方次第では強いかも。
終章のラストダンジョンでは上位種のリッチーが群れをなして襲ってくるので回復床で迎撃したい。
アルムの王家の剣が猛威を振るう場面である。
Echoesではクリア後のシナリオで最上級職のデイモスが登場し、物理攻撃に加え魔法も使う強敵に。
守備と魔防が両方20前後あるユニットでないと相手をするのは危険。

聖魔では剣と槍を使う前衛型と、弓を使う弓兵型が登場。
これといった強みの無い、ソルジャーやアーチャーの様な雑兵ポジション。
前衛型は装備(剣・槍いずれか)を見極め3すくみを活用すれば苦も無く倒せるが、マップ上アイコンでは見分けがつかないのでステータス画面で確認しよう。
なまじ人間様の武器を使うため、手槍を投げたりキルソードや特攻武器を振るう奴もいる。
適当に騎兵を放り込んだら斬馬刀で馬刺しにされた…なんて事態も起こり得るので油断は禁物。
弓兵型はアーチャーと同じく、弓による飛行特効に気をつければさほど脅威ではない。
上位種のヘルボーンは強力な武器を使う分、若干注意したい所。
ヴェルニの塔6階ではボスを務め、「ゆうしゃの剣」を装備している…が、得物ばかり立派で本体はぶっちゃけ弱い。
ちなみに剣槍型と弓型は上限が違う。弓型はスナイパーと同じだが、
剣槍型はソドマスの力・守備・魔防とウォーリアの技・速さを合わせた独自の(やけにショボい)上限を持つ。
「むずかしい」の弓ヘルボーンは地味に技(命中)が高く、はがねの弓やキラーボウだと回避80前後のユニットでも命中30前後を保ってくる&大抵集団で襲ってくるので油断は禁物。

ガーゴイル(外伝・聖魔・Echoes)

空を飛び、槍で獲物を狩る悪魔。素早さが高い。
飛行ユニットなので弓に弱いが、魔物特効よりも優先度が低い。

外伝やEchoesでは守備や魔防も高く、基本値はペガサスナイト並。
複数でやってきて高い移動力で自軍を取り囲む難敵。
倒すと稀に必殺が出やすい強力な槍「流星」を落とすのはありがたい。
ラストダンジョンでは上位種のバルログが登場し、リッチーに続き群れで襲ってくる。
Echoesではレアモンスターのガルーダが追加され、3章の盗賊のほこらに登場する。
こちらもやはり流星目当てに狩られている。

聖魔ではドラゴンナイトより若干劣る能力で、魔法にも弱い。
ただ相変わらず大群で押し寄せる上、ホースキラーだのキラーランスを使う事も多いので騎馬兵は要注意。
上位種のデスガーゴイルは相応に攻撃力も高く、上限はドラゴンマスターと同じ。「むずかしい」の高レベルの個体はヘルボーンの上位互換なステータスなので油断できない。
ヴェルニの塔7階ではボスとして立ちふさがる。
ちなみにニーズヘッグ(魔物に2倍ダメージ)よりも銀の弓(飛行系に3倍ダメージ)の方が効く。

ドラゴンゾンビ(外伝・聖魔・Echoes)

牙やブレスで敵を攻撃する、その名の通り竜のゾンビ。
どの作品でも魔物の中でトップクラス能力を誇る強敵。
その分、魔物・飛行・竜特効と弱点は最も多い。

外伝では技と速さが低いが、それ以外は力・守備・魔防・移動力といずれも高い。
4章で大量に相手にする事になるのでFナイトやエンジェル持ちを育てておきたい。
倒すと1章で存在感を発揮していた強力な防具「竜の盾」を落とす事がある。
ラストダンジョンではリッチーとバルログに続き上位種の白竜が2体出現する。
Echoesではレアモンスターのファフナーも追加され、4章の恐山のほこらで登場する。

聖魔では全魔物中最高の能力を誇る上、Echoesの火竜やダゴンに先駆けて守備無視のブレスを吐く。しかも間接攻撃可能の鬼仕様。
全体的に難易度が低いとされる本作では際立って厄介な相手。「むずかしい」だと本編終章の個体でも「HP??」(80オーバー)表記である。
特にラグドゥ遺跡に登場するものは90近くあるHPを筆頭に極めてステータスが高く*2、守備無視37ダメージなのでどんなキャラも1回しか耐えられず、命中も極めて高い*3ので回避もしづらい。特効武器を以てしても必殺が無ければ1度の戦闘で倒しきれない事もザラ。魔力カンスト司祭(魔力25)が特効付きアルジローレ(威力36)の追撃や同じく力をカンストさせたフォレストナイトのゆうしゃの弓4連撃にすら耐えるのはまさに腐っても竜。
間違いなく強敵なのだが速さだけは穴になっており、追撃を受けたり回避をされる事はまず無く、キャラの育ち方次第だが削岩魔法イクリプスですら現実的に当てられたり、いい感じに育った司祭でパージを撃つと魔物特効&追撃で安全に大ダメージを出せたりする。

ラグドゥ遺跡最下層となる10層は狭いマップにひしめく10体ものこいつらを相手にしなければならない鬼畜マップ。1マスの配置ミスがそのまま死に直結すると言っても過言ではなく、ぶっちゃけ魔王()より遥かにキツい。なお遺跡でドラゴンゾンビはここにしか出現せず、他の魔物も10層には出現しない。ドラゴンゾンビ達の縄張りの様な場所である。
攻略法としては右上か左上の2匹を遠距離魔法や双聖器を使ってでも1ターン目で倒し、その場所を安全地帯にしてしまう事。もしくは1匹倒して範囲内の味方のHPを安全圏まで回復する。全力で1体を倒した後にリザーブ(双聖器を惜しまない&使えるキャラが居るならラトナも可)でまとめて回復すると良いだろう。亡霊戦士を出しておいてデコイにする手もある。
この時宝箱近くの個体は動かないので気にしないで良し。後は1体ずつ釣り出して相手をすればOKだが、上の2匹を倒す時に下の個体を釣らない様に。もしここでリセットになれば1層からやり直しなので慎重に。10層最大の敵はこれによる緊張からのミスと言っても言い過ぎではないだろう。なおここの宝箱は殆どの場合が白の宝玉だが、メンバーカード未所持の場合に限り10%でメンバーカードが入っている。

ビグル(外伝・聖魔・Echoes)

不気味な目玉のモンスター。
体当たりや魔法による攻撃をしかけてくる。

外伝では4章以降と登場が遅めな分、極めて厄介な難敵。
素早さがずば抜けて高く、他の能力も隙がない上に毎ターン分裂してくる。
オマケにディルも効かない。
4章のドーマの沼、5章のドーマの祭壇での増殖ぶりにはローローも真っ青。
囮となるユニットを置いて増殖より攻撃を優先させたい所。
倒すと最強の攻撃力を誇る槍「太陽」を落とす事がある。
Echoesではレアモンスターのバロールが追加された。

聖魔では高威力の闇魔法で攻撃してくるため魔防の低いユニットは注意。命中も地味に高い。
しかしそれ以外の能力はかなり低いため、魔防の高いユニットなら恐れる相手ではない。
上位のアークビグルはドルイド(女)と同じ上限を持つ。
イービルアイは攻速が落ちず、ブラッディアイは高威力な上必殺つき、
暗黒の魔弾はサンダーストームやパージをすべての面で上回る遠距離攻撃で割と手ごわい。
というか魔物の闇魔法は一般の魔法より明らかに性能が高い。
ただしゴーゴンと比べるとステータスはやや低め。それでも「むずかしい」だと魔力カンストしたりするが。

魔人(外伝・Echoes)

バロンに似た姿の怪物。能力も同等。
ディルが効かないのが厄介だが、倒すと稀に敵の守備を無視する強力な槍「月光」を落とす。
とはいえ他の魔物と違い、敵の祈祷師の召喚では出てこないため数を倒すのは大変。
Echoesではレアモンスターの守護者が出現する事がある。

モーサドゥーグ/ケルベロス(聖魔)

モーサドゥーグは血に飢えた凶暴な狼。
ケルベロスはその上位種で3つの頭を持つ魔獣である。

モーサドゥーグは速さや技、移動力が際立って高いが、力が低いのでさほど脅威ではない。
しかしケルベロスは弱点だった攻撃力が一気に跳ね上がるため、一転して恐ろしい相手となる。いわば必殺補正と引き換えに移動力を得たソードマスター。
「ふつう」でも最終的には速さ20を越え、「むずかしい」だと本編時でも20以上、ラグドゥ遺跡だと最終的には27~8近く達する。極稀だが30に達する個体も居る。
こちらも速さと守備が高いユニットで相手をするか、司祭の間接攻撃で倒したい。回避も相応に高いので手槍や手斧、闇魔法だと避けられやすい。
ヴェルニの塔4階ボスのケルベロスは、周りのモーサドゥーグとは比べ物にならない強さなので気を付けてかかろう。
ちなみにケルベロスの上限は男ソードマスター、灼熱の牙はてつの剣・焦熱の牙はぎんの剣と性能がほぼ一緒(違いは使用回数と、3すくみ対象外な事)。

タルヴォス/マグダイル(聖魔)

強靭な肉体と高い移動力を誇る半人半馬の魔物。
タルヴォスは斧、マグダイルはさらに弓も扱う。
つまり騎馬版の戦士→ウォーリア
移動力が高く、それ以外は平均的な能力を持つ。ソードキラーなど厄介な装備を持ってる事も多いので移動範囲は常に確認しておきたい。
また弓持ちのマグダイルもマップ上では斧を持っているので、飛行系を動かす際にはよく確認しないとトンボとりされるハメになる事もある。
騎馬兵扱いなのでホースキラー等の騎馬特効武器が有効。ただしレイピアやレギンレイヴは特効がつかない。何故だ。
そのためレイピア・レギンレイヴついでにアーマー特効武器は通信闘技場を考慮しなければ、クリア直前の19章を最後に特効が発生する相手が居なくなってしまう。*4
ヴェルニの塔2階ではマグダイルがボスとして出現。本編がまだ9章クリア後だというのに高い能力に加えトマホークを投げつけてくる外道。
打たれ弱いユニットは1発でぶっ飛ばされてしまうので、自信が無いならこいつの相手だけでもゼトなどに任せたい。
マグダイルの上限はパラディン(男)と同一で装備が反転(剣槍→斧弓)しており、
上限的にはウォーリアなのは彼らではなく↓の魔物。

バール/エルダバール(聖魔)

山から人里に降りてきて人間を食らう巨大な毒蜘蛛。
バールの武器は、威力が低いが毒の追加効果を持つ「毒の爪」か、威力の高い「鋭い爪」。
上位種のエルダバールは高い攻撃力と猛毒の効果を併せ持つ強化版「猛毒の爪」持ち。
おまけに固いときており、弱点も魔物特攻だけなので力の低いユニットは手こずる。
山賊やバーサーカーの様に山を移動する能力を持つ。

ステータスはHPや攻守が高く、技や魔防が低い脳筋型。というかほぼウォーリア。魔法なら簡単に殺虫できる。
一撃がかなり重い(個体によっては毒まで入れてくる)ので、受ける場合は回避率の高いユニットを。

6章ではバールに村人が襲われているのでヴァネッサを向かわせ囮にしたい。
ヴェルニの塔3階ではエルダバールがボスとして登場。しかし宝箱から3000Gだけ回収されて目の前で退却されたりする、少々不憫なヤツでもある。
フリーマップではメレカナ海岸にいるエルバダールがブーツ持ちなので乱獲の対象になる。
エルダバールの上限はウォーリアと同一…しかし設定ミスなのか、バールの上限もウォーリアと同一である。

ゴーゴン(聖魔)

半人半蛇の魔物。
魔力と魔防以外は低いが、高威力の闇魔法や石化魔法「ストーン」を操る曲者。
特にストーンは射程1~3で命中65と厄介で、石化してしまうと行動不能&必中・被必殺率30付与と極めて危険。
この30%分は支援効果やポプロンの守護でさえ無視して無条件で付与されてしまう。
レスト持ちを控えさせるか相手に射程内に入る前にキル系などで仕留めたい所。回避しまくって武器破壊…は余程回避に自信がない限りリスクが高い。なお、魔防がやたら高いため魔法は魔防無視のルナか、特攻の乗る司祭の光魔法でもなければロクに通らない。
上限はドルイド(男)と同一…アークビグルと入れ替わっているのだろうか?
魔幻の波動はイービルアイとブラッディアイの中間の性能…だが、ゴーゴンの体格がやたら高いため攻速落ちせず強力。
なお、見た目に反して浮遊でもしているのか地形をかなり無視して移動してくる。

また、特定のマップにのみ「ゴーゴンの卵」が敵ユニットとして出現する。
敵フェイズになるとランダムでHPが5ずつ回復し、満タンになるとゴーゴンになる。ランダムなので回復しないターンもある。
孵化する前の卵は攻撃して破壊する事が可能。破壊するとクラス・レベル問わず固定で50もの経験値を得られるので経験値稼ぎに最適。
HPは必ず5からスタートし、最大値も必ず5の倍数になっている。

なお18章ではボスとして登場する…が、
このマップの初期配置のゴーゴンはやたらと弱く、ボスに至ってはステータスが序盤の山賊レベルである…
逆に孵化したての方は終盤に相応しいステータスになっている。初期配置のものは老いた個体なのだろうか?

サイクロプス(聖魔)

一つ目の巨人型の怪物。
ウォーリアとジェネラルを合体させた様な頑強さを誇る斧戦士。
兎に角HPや守備がズバ抜けており見た目に反し技や速さも優れているが、逆に力はそれほど高くはない。味方で言えば必殺補正のないかけだし戦士3。
剣での攻撃はあまり通らず、むしろソードキラー持ちなどもいて危険。
魔法による間接攻撃なら簡単に倒せるので動き出す前に仕留めたい所。この場合は手斧の反撃に注意。
ヴェルニの塔では8階のボス、ひいてはヴェルニの塔に巣食う魔物の総大将を務める。
見事こいつを撃破すればクラスチェンジアイテムやドーピングアイテムなどの貴重品が手に入り、戦績が記録される。
実は漆黒の騎士に匹敵する独自の非常に高い上限を持つ。

ノスフェラトゥ(if)

穴の空いた覆面を被った巨漢のゾンビ。
主に暗夜王国に属し、マクベスレオンが使役する事がある。
しかし暗夜編でも同盟軍にはならず、むしろ度々邪魔してくる。

素手で殴りつけてくるが、威力は低い。
過去作のマミー同様能力も全体的に低いが大群で現れる事が多く、章によってはマップを埋め尽くすほど。
暗夜編では『蛇毒』や『死の吐息』『●封じ(攻撃後にデバフ)』といった嫌がらせスキルででじわじわとこちらの戦力を削いでくる。
経験値を0にする『虚無の呪い』や広範囲にダメージを与える『自壊』、移動を封じる『凍結』といった厄介な敵専用スキルも多い。
透魔編に1体だけネームドボスがいるが弱い。

服剥ぎ効果のスキルや武器を使えば素顔を見る事が可能。
暗夜編か透魔編をクリアするとマイキャッスルの執事にもできる。

ちなみに今作の聖なる槍と弓は鉄武器以下の威力に弱体化した上、装備時に守備と魔防が下がるというデメリットが追加された。
しかし槍に関しては与えるダメージが0だと攻撃して来ない暗夜編の敵AI対策としてブノワなどの守備を適度に下げられるため便利。
回復効果も壁役に適している。

ゴーレム(if・風花雪月)

こちらも暗夜王国に属する土人形。
普段は石の面だけが表出し、攻撃時に地中から本体を現す。
白夜王国の絡繰師や絡繰人形と同じく人形の属性を持つ。

技や速さは低いがHPや攻守が高く、1~5という驚異の射程を誇る投石を仕掛けてくる。
登場は終盤なのでそれまでに絡繰師のスキル『人形崩し』を習得しておくと楽に倒せる。
もっとも相手ターンでは一方的に攻撃を受けてしまうので楽勝というわけにはいかないが。
暗夜21章では『守備隊形』のせいで追撃ができないので、特効か魔法攻撃でないと処理が遅れる。
DLC『恐怖の恐山』では『凍結』のスキルを持っているので大変うざい。
暗夜や透魔のキャッスル戦では同盟軍として使えるが、移動力は0の固定砲台である。

風花雪月にも登場。セイロス聖教会の生み出した魔導兵器で、魔法に対して強い耐性を持つ。
槍装備扱いのため、槍殺しを習得していると有利に戦える。

タイタニス(風花雪月)

風花雪月におけるゴーレムのアガルタ版。
こちらは力・技・守備に秀でており、巨大な剣を振るう。技が高いため必殺が出やすく、幸運の低いキャラで相手をするのは万が一を考えるとリスキー。
「大盾」「聖盾」を標準搭載しており、技の高さから発動率が高い。HPも高いため巨体に違わない頑丈さを誇る。
魔防は低いため魔法攻撃が有効だが、聖盾で防がれると厳しい上に魔法使いの耐久力では反撃が怖い。
射程3以上の魔法攻撃には反撃してこないので距離をとって魔法で攻撃するか、剣殺しを持ったキャラで攻めると楽。

ダゴン/火竜(Echoes)

クリア後に登場。
ドラゴンゾンビ系を超えるステータスに加え、防御無視のブレスを吐く難敵。

異形の者(無双)

邪竜が召喚する、モノアイに筋肉隆々な4本腕の兵団。
爪による斬撃や体当たりで攻撃してくる。中でも武将格の個体の爪斬撃はちょっとした距離でも当たる間接攻撃なので注意。
典型的な物理特化ユニットで攻撃力・守備ともに高いため、物理特化ユニットでは倒すのに手こずる。
しかし魔防が低いのか魔法攻撃がよく通る。被弾に注意しながら処理しよう。

魔法キャラに慣れなくても大丈夫。シオン、リアン、アクアの専用武器に魔物特効がデフォルトで付いているので、ストーリーを進めれば楽ができるようになる。

スチーム(ヒーローズ)

第五部の後半以降に登場。魔物にあたるかどうかは不明だが一応ここに記載。
丸型をした本体に、機械仕掛けの馬型の鎧「グリンブルスティ」を模した脚部を持つ機械の様な何か。
自立した思考を持って動いている殺戮機械なのか、それとも人間が搭乗して動かしているロボットなのかは説明が無いので不明。
持っている武器により現時点でソード、ランス、アクスの三種類が存在。
いずれも騎馬ユニット扱いなので、明らかに馬ではないのにホースキラーの様な騎馬特効武器が効く。
これらのスチームは聖印の欄に「グリンブルスティ」を付けており、行動後に残り分だけ再移動する。

異形竜(エンゲージ)

物語の16章と後半に差し掛かった辺りから登場する竜系ユニット。実は11章でも登場するが、そこは離脱マップな上に追手の最後尾にいるため基本的には戦う必要はない。
風花雪月の魔獣と同じく2×2を占有する大型ユニット。
威力が高い火のブレスと、射程の長い炎塊と2種類のブレスを使い分ける。
どちらも防御力を無視するほか、長射程の炎塊を使った後は自動で火のブレスに持ち替えてくるという仕様があり威力の高い火のブレスを相手に戦うことを強制される厄介な敵。
また、異形竜という名前とは裏腹に竜特効を無効化するため、ドラゴンキラーは効かない。
その関係上ファルシオンや天帝の剣の特効も効かない。代わりに異形特効と邪竜特効は効くので、そちらを使いたい。

異形狼(エンゲージ)

サイドストーリー邪竜の章の序盤から出現する狼を模した魔物。
竜とは違ってサイズは1マスのみだが、所持するスキル「牙呪」が攻撃した相手の最大HP-5という非常に厄介なデバフとなっている。
Ifの禍事罪穢とは違ってレストで治療できるものの、4回まで重ね掛けされる(驚異の最大HP-20!)うえ、連携スタイルなのでチェインアタックもガンガン決めてくる。
おまけに群れで現れることが多く、頻繁にHP減少をかけられるためレストは多めに用意し、ケチらずに使用して切り抜けたい。

異形飛竜(エンゲージ)

上記の異形竜の亜種で、名前の通り飛行系の竜。
こちらはサイドストーリー邪竜の章の中盤から出現する。
ブレスの射程が長く、更に攻撃後に被ダメージ+20という強烈な地形効果を付与してくる上にフリーズ・サイレス状態にして弱体化地形に足止めするという嫌がらせの権化のような敵。射程が長いため反撃が難しく、弱体化したところを集中攻撃されるとひとたまりもない。
幸い異形飛竜本体は竜系ユニットの割に能力値は低めなので、攻撃されたキャラをレストで治療したら一気に距離を詰めて倒したいところ。



その他、近年の作品では屍兵透魔兵異形兵など、死者を再利用したという設定の兵士が多く登場する。こちらは一般兵と同じクラスだが作中では魔物として扱われることが多い。



追記・修正は全ての魔物を倒してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ファイアーエムブレム
  • FE
  • 魔物
  • モンスター
  • クラス
  • 兵種
  • FE外伝
  • 聖魔の光石
  • FE覚醒
  • FEif
  • もうひとりの英雄王
  • FE無双
  • FEクラスリンク

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年03月14日 22:56

*1 ただし魔法系以外のキャラで行うと力が魔力になってしまい、以降武器を使用すると挙動がバグるので魔法系もしくは武器を使えないキャラで行う事を推奨。

*2 腐敗のブレスによる能力補正込みでHP92力27技19速さ9運12守備32魔防17

*3 腐敗のブレスが命中100

*4 ロストン防衛を行う19章を最後に人間の敵はアーヴとリオン、ラグドゥ遺跡に出現する盗賊のみ。