芥ヒナコ

登録日:2018/12/05 (水) 00:26:14
更新日:2024/03/25 Mon 11:21:52
所要時間:約 17 分で読めます





全ては過ぎし日の夢

求め続けた、たった一つの祈り


Fate/Grand Order』の登場人物。
CV.伊瀬茉莉也


プロフィール

身長:160cm
体重:49kg
出身地:日本
特技:歴史学(年代と地域に偏りあり)、薬草学、動物の餌付け
好きなもの:読書、トレッキング(シーズンオフに限る)
嫌いなもの:騒がしい雰囲気、人混み、他人からの詮索


概要

かつてのカルデアAチームの一員であり、クリプターの一角。
ロストベルトNo.3「人智統合真国シン」、通称中国異聞帯担当。

時計塔で魔女学として知られる植物科の出身者で、元々はカルデアの技術者だったが、レイシフト適性があったため、Aチームに組み込まれた。


……と、いうことになっていたが、それは嘘であった。
これらの記録は全てマリスビリーによって用意された偽りの経歴であり、彼女がどこから来た何者なのかはマリスビリーしか知らない。
ただし、ペペロンチーノは何か気付いていた様子。

Aチーム在籍時は、他のメンバーとはほとんど会話せず、常に文庫本を読んでいたという。
ダ・ヴィンチちゃん曰く「日がな一日、物陰で本を読んでいるのが幸せ、という女性」

何故か健康診断を拒否していたらしく、ロマニは困っていたそうな。

カドックによれば「人嫌いだが付き合いはいい方」との事だが、これは単に誰に対しても一定の距離感を保ち、人付き合いをそつなくこなしていただけで、
「敵対するほどの悪印象を避けつつも、友好的にさせるほどの好印象も持たせない」という程度の関係を全員と構築していた。
常に本を読んでいたのも実際は「関わりたくない」というポーズであり、誰も見ていないところでは常に他人を警戒し、誰に対しても全く心を許してはいなかった。

サーヴァントライダーを強く希望してたらしいが、実際に契約しているのはセイバー蘭陵王
ライダーを希望していたこと自体が嘘だったのか、それともライダーを召喚する必要がなくなったからなのかは定かではない。
蘭陵王はヒナコに忠誠を誓っており、関係としては良好。ただし、マスターとしてはレベルの高くないヒナコが蘭陵王の足を引っ張ってしまっている状態。

クリプターとなった後も異聞帯の領土争いには全く興味を示さず、勝手にやればいいと会議への出席も面倒がっている。
本人によれば、「今度こそ最後まであそこにいたい」というのがその理由らしい。その結果として自分の異聞帯が消えることになっても別に構わないという。

当然カルデアにも興味はなかったが、コヤンスカヤが主人公の毒殺のために中国異聞帯由来の毒を使ったため、解毒剤を入手するために中国異聞帯に乗り込まれる事態に。
これ以前からコヤンスカヤのことは「国を滅ぼすことしかできない女」と呼んで蛇蝎の如く嫌っている。

ダ・ヴィンチちゃんは記録を見る限り話し合いで解決できる余地があると思っていたが、上述の通りカルデアでの態度はただのポーズだったため思惑は外れ、異聞帯に侵入したカルデアを早々に殺しにきた。
なんとしてでも排除したいらしく、異聞帯の王である始皇帝の命令も無視する有様。

しかし、項羽に対してだけは別人のようにしおらしい態度を見せ、「項羽様」と呼んでいる。
始皇帝の命令を無視した罰として項羽が自害を命じられそうになった時はそれまでの雰囲気から一転、怯え切った顔で即座に恭順の姿勢を見せ、項羽の命を嘆願している。

そして『儒』と認定されたカルデアの排除を決定した始皇帝の元、蘭陵王と共にカルデアと戦うが、敵に回ったコヤンスカヤのブービートラップで瀕死の重傷を負ってしまう。
しかしコヤンスカヤは仕留め損なった事に狼狽。蘭陵王をヒナコに近づけないように指示したが、奮闘虚しくヒナコのもとに辿り着いてしまう。
それを見たコヤンスカヤは「詰んだから逃げなさい」と珍しくガチの忠告をしてくる。

あの駄狐にそれほどまで言わしめるヒナコの正体は………






※注意※



この先には『人智統合真国シン』の重大なネタバレが含まれています。







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最終更新:2024年03月25日 11:21

*1 彼女は自然発生した精霊種であり、人間を律するために朱い月をサンプルに地球が作り出した「真祖」の厳密な定義から外れている。

*2 項羽には「騅(すい)」という名の愛馬がおり、『垓下の歌』で言及されている。

*3 正体を現した直後の戦闘では、なんと毎ターン宝具を発動してくる。おまけにスタン無効。

*4 その時も虞美人が赤の7に賭けていたのを見て「黒の7なのだが…」と内心で思っていた

*5 異聞帯で召喚された時の記憶は持っておらず、虞美人は自分の現在の境遇をどう説明すべきか頭を抱えることに……

*6 これは彼なりに思っての発言なのだが、パイセンの言動や余りにもストレートな言葉でシュールに見えるのは言うまでもない