なみこ/はっす

登録日:2018/11/15 (木) 03:50:28
更新日:2024/02/05 Mon 12:29:30
所要時間:約 3 分で読めます





おい、昨日見たぞ~。昨日響君と歩いてたっしょ。

男だ~。




画像出典:SSSS.GRIDMAN 第5話「挑・発」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

概要


『なみこ』と『はっす』とは『SSSS.GRIDMAN』の登場人物。

CV:三森すずこ(なみこ)、鬼頭明里(はっす)

二人とも偏差値がそこそこ高めのツツジ台高校に通う高校一年生。
1年E組に所属しており、響裕太宝多六花内海将新条アカネとはクラスメイト。
席は教壇前の最前列であり、なみことはっすの間にモブ男の席がある。
二人揃って六花と特に仲良しで基本的にこの三人で行動、内海からは『六花さん軍団』と呼ばれている。

クラスメイトに本作の元凶であるアカネがいるため近隣でよく怪獣が暴れているが、なんだかんだで生き残っている幸運の持ち主たち。
グリッドマン同盟とは近い位置にいるものの、グリッドマンとは特に関わりを持たなかったためか
第11話に至るまで怪獣の記憶は保持できず、世界のおかしさには気づけなかった。


両者ともに本編ではモブキャラだが、雨宮監督直筆のボイスドラマではガールズトークで大活躍。

  • 第1.1話「男子には言えない」では六花にまつわる話や裕太に関する話題を展開
  • 第3.3話「でもでも本当は」ではミスドを舞台に裕太と内海を交えながらイジりトークを展開
  • 第7.7話「罰としてリュック開けよう」ではスタバでUFO(実はアンチが作った怪獣ヂリバー)を写メった後、
    カバンの中身を開けて『宇宙船』(内海の所有物である特撮専門雑誌)を発見しいたたまれない気持ちになる

この軽妙なトークの中に刺さる人にはとことん突き刺さる部分がある……かもしれない。


  • なみこ
外見は猫科を思わせる茶色い髪をショートカットにした少女。
身長は150㎝、2002年7月10日生まれの16歳。O型。趣味はカラオケ、雑貨屋巡り。

クールな六花とは対照的に明るく元気な女の子で、恋の話にノリノリだったりイケメンYouTuberに目を輝かせたり、今どきの女子高生。
運動部に所属している風の外見・性格なのに実際は茶道部に入っているようで、第8話の学園祭では着物姿を披露している。

弟がいるらしく、弟と一緒に『ウルトラマン列伝』を見ていたので一応ウルトラマンのことは知っているが、最近のは知らない。
とはいえ特撮の専門雑誌を高校生にもなって買っている人にはドン引きしている。

六花が裕太と一緒にいるところを目撃した人物であり、以降何かと六花と裕太にどういう関係なのか問い詰めている。

名前の由来は『コナミ』のアナグラムだと思われる(超星神シリーズなどを出していたので玩具メーカー由来ではある)。
キャラモチーフには『トランスフォーマー シャッタード・グラス』版のスタースクリームではないかと考察されている。

  • はっす
長い黒髪をした少女。普段から青いタオルを被っている。意外と巨乳。
身長は155㎝、2003年3月24日生まれの15歳。A型。趣味は配信、アニメ、演劇鑑賞。

マスクを常にしているのが特徴であり、内海は同じクラスになってから一度もはっすの口を見た事がなく、そもそも輪郭すら知らないらしい。
最終話でもマスクは外さなかったため、その素顔は謎に包まれている。
裕太と内海は流石に校外学習で水着になればマスクを外すだろうと考えていたが、
結局水着に着替えてもマスクを着けたままラフティングするという、非常に危険な行為をやっていた。

また4話での発言から『絶対無敵ライジンオー』を知っているらしい。

「はっすん」という名義で『YouTuber』としても活動している。
割と人気があるのか、同じくYouTuberのイケメン大学生集団『アーカディア』との合コンをセッティングできたほど。
しかし危機管理が甘いのか、1話で怪獣が出現した際に「学校が休校決定」という内容の生配信をし、
どうも学校名も具体的に言ったのか、放送のコメントには「学校の名前言って大丈夫ですか?」とあった。

名前の由来は他のキャラクターが玩具関係の会社なので、『ハズブロ(ハスブロ)』だと言われている。
キャラモチーフには『トランスフォーマー シャッタード・グラス』版のサウンドウェーブではないかと考察されている。


本編での活躍


  • 第1話 覚・醒

夜7時ごろ何の用事かは分からないがコンビニ近くを歩いていたなみこはコンビニの前で裕太と六花を目撃。
翌日はっすと一緒に六花を尋問する。
昼休み裕太を心配げに見る六花をニヤニヤ見ているなみこが印象的。
怪獣が出現した時、はっすはYouTubeで生配信していたらしい。

  • 第2話 修・復
世界修復に巻き込まれたので二人とも昨日のことを綺麗サッパリ忘れる。
そのため記憶が残っていた六花にいもしない問川という人物を聞かれたため、ヤバイ奴扱いした。
その後三人でプラザに行こうと六花を誘うが断られる。

  • 第3話 敗・北
教室で六花が来るのを待っていたら連絡もなしにサボられる。
そして突如窓を割って入って来たサムライ・キャリバーと、学校に近づいて来るアンチに驚きつつスマホで撮影。
その後教室にいなかったので避難したようだ。

  • 第4話 疑・心
はっすが人気YouTuber集団『アーカディア』と合コンを取り決めたが、4人で来ると言ってしまったため六花を誘う。
あと一人足りなかったが、とある目的があったアカネも一緒に来る事になった。
カラオケでのアーカディアとの合コンで浮かれていたものの、一次会でアカネが帰った事でアーカディアのテンションが下がったらしく、
「二次会に行こう」とアーカディア側が誘っていたものの、結局二次会に行かず解散。
ファミレスで愚痴を言いまくっていたらしい。

  • 第5話 挑・発
水着回にも関わらず、はっすは相変わらずマスク常備。
お腹がぷよぷよしている内海のお腹を引っ張り「くそもち、くそもち~」*1と楽しんでいた。
戦闘終了後、水着姿のまま裕太と内海を追いかけた六花をからかった。

  • 第6話 接・触
午前授業だったが、放課後なみこは部会と午後練の為部活に行き*2、はっすは大量に残った課題を終わらせる為居残りに。
課題に六花を付き合わせようとしたが、あっさり断られてしまった。

  • 第7話 策・略
六花を含めた3人で、スタボで勉強会をしていたようだが上空にUFO(怪獣ヂリバーの一部)が出現。
なみことはっすは仰天していたが、六花は唐突にトイレに行くと言って抜け出してしまう。

  • 第8話 対・立
学園祭回。
冒頭で学校に現れた不審者新世紀中学生を目撃する。
その後は各々学祭に向けて準備を進めていったようだ。
学祭当日、なみこは茶道部として着物姿を、はっすはクラス企画の男女逆転喫茶の為学ラン姿を披露している。

  • 第9話 夢・想
『SSSS.GRIDMAN』全12話のうち、唯一二人共登場しない回。

  • 第10話 崩・壊
ナナシAが出現した際、教室から飛び出していくグリッドマン同盟を見届けた。

  • 第11話 決・戦
ツツジ台の管理怪獣が殺され真の姿が顕になった世界で学校に避難していたところ、様子を見に登校した六花と出会い、話し込む。
管理怪獣の不在により記憶がリセットされず、グリッドマンやグリッドナイトを写した画像もバッチリ持っていた。
その後、またしても怪獣が現れた為六花が離脱した。
この時、特に理由を言わなかったことをなみこは訝しんだものの、はっすの「六花なりに言えない理由があったんだよ」という言葉で一応(?)納得した。
終盤では出撃していくグリッドマンとアシストウェポン達を見送った。

  • 第12話 覚醒
電光超人としての姿を現したグリッドマンを目撃する。
なみこは「昨日のでっかい奴(=プライマルファイターのグリッドマン)」と認識したが、はっすは「昨日…ううん、もっと前から…」という記憶を取り戻したような、あるいはメタいような、意味深なセリフを残した。
エンディングでは曇り空の下で二人揃って下校する姿を見せた。


グリッドマン ユニバースでは


2年に進級し、なみこは六花・内海と同じクラスに、はっすは裕太と同じクラスに分かれた。
しかし六花との交遊関係は相変わらずで、3人でよくつるんでいるようだ。

なみこは学園祭でのクラス演劇の差配を行っているようで、六花と内海の書いた台本をチェックしていた。
だが友人であっても台本には厳しく、当初書いた内容(『SSSS.GRIDMAN』で起きた事件を描いた)について、
「アカネの存在や怪獣にリアリティがない」とボツとなった理由に関して身も蓋もない指摘をして二人を悩ませた。
一方で、六花が次元を超えてきたガウマ隊の面々から聞いた話(『SSSS.DYNAZENON』の出来事)を参考に、
「アカネの部分を削り、代わりに『DYNAZENON』の要素を盛り込む」という、むしろリアリティが余計無くなりそうな修正には好意的で、
読み終わったなみこは「いいと思う」とゴーサインを出し、隣で読んでいたはっすも「(物語は)カオスな方が面白い」とコメントしている。
これに世界のカオス化が影響していたのかは不明。

はっすはいつも通り『六花さん軍団』として、六花やなみこたちと一緒にいる姿が描かれる一方で、
内海と二人でバッティングセンターに行っている、彼に配信者としてのスケジュールを話している、
台本の修正会議で内海の発言に好意的な反応を示す、彼と話すときだけ声のトーンが少し高い、
髪の毛に内海がよく身に付けている「緑色」のメッシュを入れているなど、別世界の二人ほどではないが関係が進展していることがうかがえる。

なお、裕太と六花の関係については、二人とも彼らが「両片想い」であることを察していたらしく、
特になみこは、六花に話しかけようとする裕太に意味深な笑いを向ける、
最終盤で六花を連れ出そうとする裕太に気付き、さりげなくアシストするなどしていた。

小説版では、裕太と六花が二人でアイスの買い出しに行った際、互いに声に出すことはないものの、
内海も交えた三人が内心で「流石に少しは進展するだろう」と二人の関係の進展を願い、
そして戻ってきた二人の様子があまり変わっていないのを見て、三人で一瞬アイコンタクトを交わしていた。
もしかしたら、『GRIDMAN』から『ユニバース』に至る二年間、同じようなことが何度かあったのかもしれない。


余談


なみこ役の三森氏は『ウルトラマンジード』のレムや『怪獣娘』のキングジョー、『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズ(「大いなる陰謀」以降)のウルトラの母などほかの円谷プロ作品にも幾度か出演している。
同時期に放送していた『ウルトラマンR/B』ではED曲も担当していた。


追記・修正出来るっつったらしたいっしょ?

いやいや、そんな感じじゃないっていうか……

でもでも本当は~?

したい……です。



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最終更新:2024年02月05日 12:29
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*1 草餅説もあったが、コミカライズでは「くそもち」と表記されている

*2 合宿が近いらしい。茶道部なのに。