マックス(SSSS.GRIDMAN)

登録日:2018/11/06 (火) 09:06:21
更新日:2024/02/16 Fri 20:12:14
所要時間:約 6 分で読めます






グリッドマン。我々は集まった。もう一度戦えるな?


画像出典:SSSS.GRIDMAN 第4話「疑・念」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

マックスとは、『SSSS.GRIDMAN』に登場するキャラクター。英字表記はそのまま「MAX」。
新世紀中学生と呼ばれるグリッドマンサポートメンバーの一人であり、アシストウェポンであるバトルトラクトマックスへと変身する。



概要

顔の下半分を覆う金属製のマスクを付けた黒服の巨漢というかなり厳つい存在。
よく見るとマスクだけでなく胸元にまで鎧のような金属質なパーツがあることが確認できる。あと指ぬきグローブ完備。
OPでのキャリバーさんと一緒にいるカットなどとても味方側に見えない凄い形相をしているほど。
コメンタリーによれば実は20代であり、キャリバーより年下である。

だが、そんな見た目に反して冷静沈着で真面目な性格(あとわりとノリも良く、空気も読める)。
一人称も「私」で物腰も非常に丁寧。他人の心の変化にもわりと対応しており、響裕太の相談にも乗っている。
……一方、第4話では事実上のストーカー行為している二人やパンを大量買いしているボラーに(荷物持ちのキャリバーとともに)奇異の視線を向けていた。

画像出典:SSSS.GRIDMAN 第4話「疑・念」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会


恋愛等で奥手な裕太たちの恋路をまどろっこしいと思ってはいるが、同時に嫌いじゃないと語り見守っている。
小生意気なガキンチョだが面倒見の良い頼れるアニキ分であるボラーとはまた別方向で頼りになる人である。

ただそのマスクは常時装着しており、食事中ですら外さない。
会話の際にはそのマスクがもごもご動く……中の人といいグランドコンボイ司令官にイメージが近いかもしれない。
本人はいたって真面目なので、もしかしたら外さないのではなく外せない可能性があり、シリアスな笑いと捉えるべきかどうか……
同じく決してマスクを外さないはっすとの接点は特にない。

またボイスドラマ第5.5回によれば意外にも繊細で、私生活に拘りのあることがうかがえる。
「他の家具と色が合わない」という理由でジャンクを引きとることを断っていたり(ボラーからは「なに繊細な生活してんだよ……」とツッコまれた)、
ファミレスに食事に行った際に席を「禁煙席」にすることを裕太に念を押す、などタバコは嫌いな様子もみられた。

ちなみに宝多六花の実家であるリサイクルショップ「JUNK SHOP 絢」の喫茶コーナーでは初登場時からラテを注文しており、
その後のシーンでもラテらしきものを飲んでいることがうかがえる。一応、ボラーとヴィットも同時に頼んでいるが、カフェ・ラテが好きなのだろうか?

連絡手段としてキャリバーと似たような灰色のスマートフォンを使用している。
等身大でも戦闘可能。第6話「接・触」では丸鋸で襲い掛かるアンチから裕太を守り、右腕に鋭いスパイクが施されたガントレットを装備してキャリバーと共に迎え撃った。

彼もまたキャリバー達と同じくアシストウェポンの人間態である。
戦闘においては(六花やマックスに)直接言われるまで介入しないキャリバーや、必要と考えるまで自発的に行動しないヴィットと違い、ボラー同様、状況次第ではあるものの初登場時から「私が行こう」と率先してグリッドマンの援護を行うタイプの様子。
指示を出すことも少なくないので、事実上の新世紀中学生のリーダーと言えるポジションである。



バトルトラクトマックス




私が行こう。

アクセスコード・バトルトラクトマックス!


3話から登場したマックスのアシストウェポン形態。
情報公開時はアシストウェポンBと呼ばれていたタンク型メカである。
この状態でマックスが喋る際にはコクピット部分が点滅発光する。

実写版におけるゴッドタンク的アシストウェポンだが、ゴッドタンクが大型戦車だったのと異なり、
このバトルトラクトマックスは2門のキャノン砲「タンカーキャノン」を装備した装甲車両型である。
この状態でタンカーキャノンによる火力支援を行うことができる(その火力は怪獣を倒せてはいないが、足止めには十分な威力)。

そして、グリッドマンと合体することで剛力合体超人マックスグリッドマンとなる。
細身のグリッドマンに巨大な豪腕が装着されたその姿はインパクト抜群。

画像出典:SSSS.GRIDMAN 第3話「敗・北」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会

状況にもよるのだとは思われるが、第4話でジャンクのスペック不足で出動干渉を起こした時、
内海から「なら一番強いのは誰っすか?」と聞かれた際には彼が出動している。
そのため、単体合体かつ怪獣との1対1の闘いでは彼が最強!最速!!Max Power! Max Speed!!とされているのかもしれない。

そのほか、

SSSS.GRIDMANのメカデザインとギミックは、一見 “なんかおもちゃに出来そーな感じ!” がしつつ、各ウェポンとも必ず“無茶振り要素”が入ってる。

とのことで、分離状態をよく見ると設定デザイン段階で玩具のような左右非対称の接続用ジョイントがついているのが分かる。

装備・必殺技は以下の通り。

  • タンカーキャノン
バトルトラクトマックスの車両後部に二門装備されているキャノン砲。
マックスグリッドマン形態でも使用可能。
名前の由来は「スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド」におけるトラクトの操縦者"タンカー"。

  • マックスグリッドビーム
マックスグリッドマンの必殺技その1。
両の拳を組んだ後、タンカーキャノンと合わせる形で巨大なグリッドビームを放つ。

  • 超電撃キック
マックスグリッドマンの必殺技その2。
空に飛び上がった後、両腕部のスラスターで加速をつけて
バトルトラクトマックスとの重量を重ね合わせ強化した超電導キックを繰り出す。

他の新世紀中学生と一緒にグリッドマンと合体する事で『フルパワーグリッドマン』になる。
アシストウェポンのみで合体する『パワードゼノン』では、一転して脚部を担当。


余談

本作の新世紀中学生の名前は基本的に海外版グリッドマンである『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』における、
それぞれの名称(サムライソード、ボラー、ヴィッター)から来ていると思われるが、彼だけ全く新しい名前が設定されている(あちらのパイロット名もタンカーである)。
代わりに海外版ゴッドタンクの名称である「トラクト」は兵器形態の方に付けられている。

また、彼ら4人が着ているスーツの襟には実写版TFのダイノボットの玩具版における模様のようなものがついているのだが、
マックスはそれの形状や色からグリムロックがモチーフではないかといわれている。

DVD/BDのブックレットによれば、デザイナーの野中剛氏のサービスで『恐竜探検隊ボーンフリー』のボーンフリー号っぽくしてくれたとのこと。

担当声優の小西氏は円谷作品ではビースト・ザ・ワンギルバリスを演じている。
加えて、TRIGGER制作アニメの話をすればキルラキルの黄長瀬紬、TRIGGERの前身とも言える天元突破グレンラガン制作チームまで遡れば同作のカミナも演じている。
また本作出演者の内、
と計4人3次元で共演経験のある人物がいたりする。


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最終更新:2024年02月16日 20:12