グリッドマン

登録日:2018/10/25 (木) 10:33:29
更新日:2024/02/17 Sat 14:42:07
所要時間:約 12 分で読めます






私はハイパーエージェント・グリッドマン。

コンピューターワールドに魔王カーンデジファーが逃げ込んだ。

君達の協力を要請する!




画像出典:アニメイトタイムズより(https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1532577183)
2018年10月25日閲覧
Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会


■概要

『グリッドマン』とは、特撮テレビドラマ『電光超人グリッドマン』及びアニメ『SSSS.GRIDMAN』に登場する主役ヒーロー。

CV:緑川光
スーツアクター:岡野弘之、遠藤城利


■スペック

身長:ミクロ~70m
体重:0~6万t
飛行速度:マッハ25
走力:555km/h
ジャンプ力:200m
補足:上記のスペックは現実世界に出た場合の数値
出身:ハイパーワールド
家族構成:弟(グリッドマンシグマ)


【『電光超人グリッドマン』において】


画像出典:電光超人グリッドマン 第1話「新世紀ヒーロー誕生!」より
1993年4月3日~1994年1月8日1993年4月3日までTBS系列にて放送/全39話
©円谷プロ


主人公・翔 直人達が住む宇宙とは別の宇宙であるハイパーワールドからやって来たエネルギー生命体。
彼がやって来た目的は、ハイパーワールドから脱獄した次元犯罪者・魔王カーンデジファーを倒す事。
しかし、エネルギーに過ぎないハイパーエージェントはそのままでは現実世界で行動できないため、
直人の「世界(弟)を守りたい」という強い気持ちを感知し、3人組が作ったパソコン「ジャンク」に侵入、
馬場一平がジャンクの守り神として作ったCG「グリッドマン」の名と姿を借りた。
そして以降、3人組と協力しながらカーンデジファーの手先である怪獣達とコンピューターワールド内で戦っていく事になる。

この実写版グリッドマンは本項目冒頭のメイン画像左の人物だが、前述した通りこれは一平がデザインした姿を使っているだけに過ぎず、本来の姿は不明。
それどころか本当の名前も不明。分かっているのは「グリッドマンシグマ」と呼ばれる事になる弟がいることくらいである。

性格は基本的に真面目なのだが「説明は後だ!」と説明を後回しにしたり、「やあ」と話しかけてきたり、割とフレンドリーなところがある。
ある時ジャンクがハッカーに荒らされた時は普通に素通りさせるというジャンクの守り神とは思えない事をする。
なんでも相手が直人たちと思いハッカーとは気づけなかったらしい。
カーンデジファーが武史と割と頻繁に会話しているのに対し、グリッドマンは3人組に自ら話しかけるという事は少ない。


普段は一平の家にあるジャンクと一体化している。
直人がジャンクの前で「アクセス・フラッシュ」の掛け声と同時にアクセプターのボタンを押すことで、
瞬時に青いインナースーツを纏いジャンクの中に吸い込まれていき、光のファイバーで頭部と頭部がリンクしてグリッドマンと一体化し出動が可能となり、
その後コンピューターワールド内で巨大化……という特撮ヒーローとしてはかなり面倒な変身プロセスを経るため、途中から一体化プロセスは描かれなくなっていった。
実体化したグリッドマンは普段はコンピューターワールド内で戦っているが、現実世界に出る事も可能である。

ウルトラマンと違い普段から一体化しているのではなく、別個に存在する直人とグリッドマンがジャンクの中で一体化するというプロセスを踏む以上、
いちいちジャンクの前に行く必要に迫られる事と、、アクセスコード「GRIDMAN」をキーボードで入力しなければならないという欠点がある。

一応ジャンク以外のパソコンからでもジャンクにアクセスし、グリッドマンが「Gコール」で直人を呼びよせる事で遠距離からでも合体可能。
しかし、グリッドマンのエネルギーを大幅に消費して活動可能時間が減る上、グリッドマンの呼び寄せが失敗すると直人がコンピューターワールド内で永遠に彷徨う事になる致命的な欠点がある。

おまけにアクセスコードは大文字。
ひとつでもワードが欠けていたり、「GRID『O』MAN」というように余分なワードが入っているとコンピューターワールドに急行できない*1

ジャンクと一体化しているため、グリッドマンのパワーとエネルギーの源はジャンク。
そのため、戦闘が激しくなってジャンクがパワーダウンを引き起こすとグリッドマンも消去されてしまう。


▲能力

  • グリッドビーム

グリッドォォォォ……ッ! ビームッ!!

画像出典:電光超人グリッドマン 第1話「新世紀ヒーロー誕生!」より
1993年4月3日~1994年1月8日1993年4月3日までTBS系列にて放送/全39話
©円谷プロ

グリッドマンの代表的な必殺技
左腕にあるグラン・アクセプターを前に両腕を交差するとエネルギーが集まり、そこから破壊光線を放射する。

  • スパークビーム
グリッドマンの基本技の一つで、グラン・アクセプターからエネルギー光弾を連射する。
グリッドビームよりもエネルギーチャージは少なめで、牽制に使われる事が多い。

  • 超電導キック
こちらもグリッドマンの基本技の一つ。ジャンプ力の高さを生かして宙返りしながらキックを繰り出す。
強化技に「ネオ超電導キック」がある。

  • グリッドライトセイバー
両腕にエネルギーを集め、三日月状のカッターを放って怪獣を切り裂く。

  • グリッドキネシス
グリッドマンの精神力をエネルギーに変え、アクセプターを通じて解き放つ事でコンピューターワールドから現実世界に干渉する技。
使用後はエネルギーを大幅に消耗してしまうため、多用はできない。
劇中ではダズルバに眠らされた直人達を目覚めさせるために使われた。

  • フィクサービーム
胸のトライジャスターから放つ、コンピューターワールドを瞬時に復元する事が出来る光線。
主に戦闘終了後に使われ、現実世界や洗脳された人間も浄化する事が出来る。

  • グリッドハイパービーム
最終回でのみ使われた、グリッドマン最強最後の必殺技。
武史が開発したPC破壊プログラムとジャンクの全エネルギーを集めて打ち出す超破壊光線で、
カーンデジファーに向けて放った後画面がホワイトアウトし、グリッドマンと直人の生存が危ぶまれた。


●アシストウェポン

製作者は全て一平で、一部を除いてゆかのプログラミングによるもの。
土壇場のひらめきで制作したものもあり、何度もグリッドマンのピンチを救っている。
初期は使う度にプログラミングをしていたが、ジャンクの性能アップに伴いにアシストウェポンセレクターというソフトを完成させ、
それ以降は迅速にアシストウェポンを使えるようになった。

  • プラズマブレード&バリアーシールド
初登場は第5話。
記念すべきアシストウェポン第1号。
一平がお気に入りのベーカリーのメニュー「スペシャルドッグ」をヒントに生み出した(盾から剣を引き抜くというアイディアが、パンに挟まっているソーセージを元にしている)。
バリアーシールドは怪獣の強力な攻撃をも防ぐ優秀なだが、物語後半は防ぎ切れずに弾かれる事が多くなった。
プラズマブレードは刀身から「プラズマウェーブ」というカッターを繰り出し、その切れ味はバギラの両腕をもぎ取り、顔を切り裂くほど。
なかなかに残酷な武器である。まぁ円谷ではよくあること
シノビラー戦とネオメタラス戦の殺陣はガチでかっこいい。必見。

  • 電光雷撃剣 グリッドマンソード
初登場は第6話ラスト、戦闘に使用されたのは第8話。
武史が組み込んだ殺人音楽から電子アニマル アノシラスを救った後、
彼と音の妖精・ユニゾン*2の力によって生み出された、プラズマブレードとバリアーシールドが合体した大剣
ゴッドゼノン登場以降はバリアーシールド自体がかませになることが多く、
使用する際もプラズマブレードのまま使用したりする事が多かったので出番は多くない。
超音波怪獣 ニセアノシラスの角を粉々に砕いたのが最後の活躍。
最大出力で光の刃を形成してぶった切る「ライトニングサンダーボルト」という必殺技があるが、劇中未使用。
設定上はサンダーグリッドマン、キンググリッドマン時にも使用可能だが、実写ではスーツの問題(手が握り拳状態で固定されている)でこちらも劇中未使用。

  • サンダーアックス
グリッドマンソードの剣身を短くし、のように変形させた武器。
書籍では紹介される事はあれど、実際に使われたのは第9話でシノビラーの分身の術を見破り、ブーメランのように投擲して本体を撃破した場面のみ。
出オチとか言わない。

一平が参考書代わりに本屋で購入した戦闘機図鑑や戦車図鑑からヒントを得て作成したアシストウェポンである、サンダージェットツインドリラーゴッドタンクが合体したサポートロボ。
ジャンクとコネクトしたジョイスティックでゆかと一平が交互に操作する方式で、両腕から拳を放つ「ゴッドパンチ」や豪快なアッパーカット「ゴッドブレイカー」でグリッドマンをサポートする。
容量が大きいためか、動きがやや鈍重なのが欠点。

第17話においてハッカーのデータ破壊を受け、不完全な状態で突撃したためニセアノシラスに破壊されてしまう。ちなみにその時一平はよそ見をしていた。
その後、第28話のアイガンガー戦でパワーアップして再登場。再登場回までしばらくエンディングの映像にも登場するという愛されっぷりである。

ゴッドゼノン自体はあまり出番は無かったが、再登場時は洗脳されたグリッドマンを「死ぬ寸前」まで一方的にボッコボコにして追い詰めるという、かなりのパワーアップぶりを見せてくれた。
ゆかが止めなければ本当に殺していたかもしれない。

破壊されたゴッドゼノンに代わり生み出されたドラゴニックキャノンダイナファイターと、
キングジェット合体した大型戦闘機・ドラゴンフォートレスが二ホンティラノサウルスのデータを得て変形した、恐竜型のサポートロボット。

前足の爪「ドラゴンクロー」や口から放つ火炎放射「ドラゴンロアー」でグリッドマンを援護する。
キンググリッドマン登場以降は転送されてすぐに合体することが多くなったため、出番は少ない。


合体超神 サンダーグリッドマン

初登場は第13話のジェネレドン戦にて。
グリッドマンがサンダージェット、ツインドリラー、ゴッドタンクの3機と超神合体した姿。
高いパワーと防御力を誇る反面、機動力に難がある……とのことだが、防御力が半端無いために敵怪獣の攻撃が一切通じず、本編では終始無敵だった。
怨念鬼獣 チドゲラーのミサイルをものともせず前進する姿はまさに超神の名に相応しい。
初登場時には怪獣に合体を邪魔されそうになったため、ツインドリラーやサンダージェットで援護しながら合体していくという珍しい形の合体となった。
必殺技はグリッドビームの強化版「サンダーグリッドビーム」
両肩のドリルを飛ばす「ドリルブレイク」や、胸部のクリスタルから放たれる「サンダーグリッドファイヤー」も強力。
28話でゴッドゼノンが復活して以降、下記のキンググリッドマンとは状況に応じて使い分けする形になった。
詳細は個別項目にて。


合体竜帝 キンググリッドマン

初登場は第26話
ダイナドラゴンとグリッドマンが竜帝合体した姿。サンダーグリッドマンよりパワーや防御力で劣るが、その分機動力が高い。
元々防毒マスクの意味合いで誕生した合体だったため、ベノラを始めとした毒ガスを使う怪獣相手と戦う場面が多い。
必殺技はグリッドビームの強化版「キンググリッドビーム」
両腕部アーマーにはレーザー砲「キンググリッドランチャー」を内蔵し、胸部から放つ「キンググリッドファイヤー」もサンダーグリッドファイヤー以上の威力を誇る。
サンダーグリッドマンと比べると攻撃力とスピードは勝るものの前述通り防御力が劣るためか、やや押され気味な場面が多かった。
詳細は個別項目にて。

なお、グリッドマンは全アシストウェポンと合体する事でドラゴニックキャノンを持ちキングジェットに乗ったサンダーグリッドマン……、
フルパワーグリッドマンになるが、諸事情で劇中で未登場に終わっている。



【『SSSS.GRIDMAN』において】


画像出典:SSSS.GRIDMAN 第3話「敗・北」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会



私はハイパーエージェント・グリッドマン。

思い出してくれ。君の使命を!


CVは実写版以来、25年ぶりに緑川氏が担当。
ページ上部の画像の通り、実写版(左側)より重装甲なデザイン。劇中での呼称はないが「プライマルファイター」と形態名が設定されている。
実写版と比較すると、いくつかの光線の発射口が覆われているように見えるが……。

未知の空間ハイパーワールドからやって来たハイパーエージェント。アニメ版における主人公・響裕太と合体して戦う。
変身方式は実写版と同じく、ジャンクの前で「アクセス・フラッシュ」の掛け声と同時にアクセプターを押す方式。
何故か宝多六花の自宅であるリサイクルショップ「絢」の商品「ジャンク」と一体化していた。
しかも本作でもエネルギー体らしいのだが、このグリッドマンの姿になっている理由は不明。
また、実写版と違って裕太と合体すると現実世界にグリッドマンが現れるが、実体化できる理由も(実写版と同一人物とするなら)不明。

裕太と合体する理由は不明で、口ぶりから記憶喪失前の彼との間に何かあったと推測できるが、原作以上に説明する気がないらしく、上述の姿や実体化する理由なども含めて謎が多い。
その後、第4話にて実は裕太同様にグリッドマン自身も記憶喪失になっており、説明しないのではなく、説明すべきことを忘れていることが判明。
ただ、世界に危機が迫っていることと、それに対処する使命を担っていること、味方の新世紀中学生のことなどは覚えている様子。

原作同様、生真面目な性格だが結構フレンドリーであり、下記の最適化後は合体前でも(「ジャンク』の前にいる場合は)たまに裕太達に話しかけてくる。
自分に話しかけられたと思って六花の母親の言葉に返事したり、裕太と共に失言を連発して二人揃って内海に黙っているように言われたり、
自分(ジャンク)について捨て猫のような扱いをされても「(自分の処遇で悩ませて)すまない」と謝って「グリッドマンは悪くない」と裕太にフォローされたりと、
特に本編の幕間を描くボイスドラマではグリッドマンの天然っぷりが描かれている。

一方、本編ではグリッドマンが雑談をする機会が少なめなこともあり、天然発言こそあまり目立たないものの、
六花が「ジャンク」の電源を無理矢理切って実体化が解除された直後、状況が把握できずにモニターの中でキョロキョロしていたり、
「ジャンク」ごと外に連れ出された時には「ここはどこだ?」と困惑し、怪獣を倒して「ジャンク」に戻った後も周囲を見回していたりと、
たまにヒーローとは思えないほど可愛く見える挙動をすることもあり、一部視聴者からは本作の萌えキャラ扱いされることも。

初登場時は何故か青色の「グリッドマン(Initial Fighter)」であり、この状態時は裕太にしか見えず、声も聞こえなかった。
ジャンクの中で裕太と一体化した時からは六花と内海にもその姿が(画面越しに)見えるようになったが、当初はキーボード越しでしか彼らとは会話できなかった。
その後サムライ・キャリバーにジャンクを弄ってもらい、最適化されたことで本来の赤色の姿へと変わり、戦闘力が向上すると同時に語彙が増えた。
どうやら第1話の姿はウルトラマンネクサスアンファンスのような形態だった様子。

普段は50mほどで戦っているようだが、特撮版同様に最大70mまで巨大化も出来る。
ただし、サイズを大きくすればするほどエネルギーの消耗も激しくなり、裕太とのアクセス・フラッシュを維持できない。

後述の形態の存在により、この姿は弱体化形態のような印象があるが、とある少女との絆によって生まれた強化形態であることが後に判明する。


▲能力

  • グリッドビーム

グリッドォォォォ……ッ! ビームッ!!

画像出典:SSSS.GRIDMAN 第2話「修・復」より(2018年10月6日~2018年12月22日)
TRIGGER、「GRIDMAN」製作委員会
©円谷プロ ©2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会


最適化前から使用可能な必殺ビーム。
実写版と同じく左腕のグラン・アクセプターから放たれるが、最適化する前は出力調整ができないのか極太ビームだった。
第2話で最適化された後は実写版同様のビームになったが、敵怪獣にビーム対策をされてしまいかませに。
特撮スーツの肩パーツによくあるようにビームの発射動作でパカパカするなど芸が細かい。
第7話で円盤に使用した際には連射してもエネルギー切れにはならなかった。

  • グリッドライトセイバースラッシュ
特撮版におけるグリッドライトセイバーだが、グラン・アクセプターから放つ光の剣として使用。ヂリバーを真っ二つにした。


●アシストウェポン

『SSSS.GRIDMAN』におけるアシストウェポンはグリッドマンの仲間として登場しており、普段は人間の体を借りて「新世紀中学生」というグループを名乗っている。

  • 電撃大斬剣 グリッドマンキャリバー
登場は第2話から。
無数の刀を持つ空気に乗らない人サムライ・キャリバーがジャンクのディスプレイの前で「アクセスコード・グリッドマンキャリバー」とコールすることでジャンク内に突入、本来の姿に戻る。
実写版のグリッドマンソードよりも大振りの大剣で、これを手にしたグリッドマンが背部のスラスターを噴射して「グリッドキャリバーエンド」を繰り出し、怪獣を一刀両断する。

  • バトルトラクトマックス
登場は第3話から。
巨漢のマスクマンであるマックス「アクセスコード・バトルトラクトマックス」とコールすることでジャンク内に突入、本来の姿に戻る。
実写版におけるゴッドタンク的アシストウェポンだが、ゴッドタンクと異なり、このバトルトラクトマックスは2門のキャノン砲を装備した装甲車両型。
グリッドマンと合体することで剛腕が唸る剛力合体超人マックスグリッドマンとなり、「マックスグリッドビーム」・「超電撃キック」で怪獣を粉砕する。

  • バスターボラー
登場は第4話から。
金髪ツインテールショタっ子であるボラー「アクセスコード・バスターボラー」とコールすることでジャンク内に突入、本来の姿に戻る。
こちらは実写版のツインドリラーと同じドリル戦車だが、何をどう考えたらツインドリラーがクソ生意気な金髪ツインテールのガキンチョになるのだろうか……。
第5話でグリッドマンと合体、不動の砲撃形態である武装合体超人バスターグリッドマンとなる。
ドリルが展開した2門のビーム砲から発射されるツインバスターグリッドビーム」で怪獣を粉砕する。

  • スカイヴィッター
登場は第4話から。
さわやか系イケメンであるヴィット「アクセスコード・スカイヴィッター」とコールすることでジャンク内に突入、本来の姿に戻る。
実写版のサンダージェットを思わせる大型ジェット機だが、カラーリングは青。
変身前はやる気なさげな彼も変身後はしっかりとグリッドマンのサポートをこなす。
第7話でグリッドマンと合体、上空での高速戦闘に特化した大空合体超人スカイグリッドマンとなる。
敵を「ラッキースモークスクリーン」で攪乱し、レーダー機能にも特化している。

  • フルパワーグリッドマン
グリッドマンが上記4人のアシストウェポンと全合体して誕生した超合体超人。
ゴッテゴテの見た目はヒーローものというよりロボットもので、実際劇中でとあるキャラに「もうただのロボットじゃん」と言われている。
詳細は個別項目で。

  • 合体戦神 パワードゼノン
上記4人のアシストウェポンが合体した巨大ロボ。
特撮版のゴッドゼノンよろしくパワフルな格闘戦が得意。
詳細は個別項目で。





■関連人物

  • 翔直人
『電光超人グリッドマン』においてグリッドマンと一体化する中学生の少年。
知能はいまいちだが、正義感と勇気は強く誰かを守るためなら自らの危険も顧みない勇敢な少年。
グリッドマン自身も直人の事を深く信頼・尊敬しており、最終回で別れの挨拶をする際、
一平やゆか、武史には改まった様子で「君」や「ちゃん」を付けていたが、文字通りの一心同体となって戦った直人には変わらず呼び捨てで呼びかけていた。

『SSSS GRIDMAN』においてグリッドマンと一体化する高校生の少年。
記憶を失っているため詳細は現状不明だが、直人に勝るとも劣らない勇気と正義感は本物。
何やら使命を担っていると思われるが、グリッドマンがそれを語らない(記憶喪失で語れない)ため、使命が何なのかも不明。

  • 鴉帽子
戦国グリッドマン』においてグリッドマンと一体化する少年。
戦国の世で、血の繋がらない孤児の妹を護りながら生活しており、その強い想いがグリッドマンに共鳴し一体化、鎧武者のような形態に変化させた。

  • 珠姫
上記の鴉帽子の義妹であり、同作のヒロイン。
一見、グリッドマンと無関係に見えるが……。

  • ヒカリ・カイザキ
ダイアクロン VS. グリッドマン』においてグリッドマンと一体化する少女。
弟を亡くした過去からヒーローを信じることが出来なくなっていたが正義感は本物で、ヒーローなんていない現実で人々を守るためにダイアクロン隊で活動している。
前述の通り彼女が幼い頃弟と共に夢見たヒーロー「シルバークラティオン」のデータがプライマルファイターの元となった。

戦姫絶唱シンフォギアシリーズ』の主人公である高校生の少女。
ゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』における『SSSS GRIDMAN』のコラボイベント「夢を唄う英雄」で共演した際、一時的に一体化した。
上記4名と違って、グリッドマンの力で巨大化した響がグリッドマンを模した形状に変化したシンフォギアを纏うという特殊な形式を取っている。
響が纏うシンフォギアの聖遺物であるガングニールは、プライマルファイター・フルパワーグリッドマンの2つの形態を模した形状に変化しており、
後者は必殺技を放つ際、本物よろしくガングニールが黄金に染まるという演出が入る。ただし顔などは生身なので、なんとなくハイパーモード感が漂う。

  • ヒタチ・イズル
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』の主人公。ヒーローに憧れるザンネン5ことチームラビッツのリーダー。
ゲーム『スーパーロボット大戦30』にて共演し、多くの敵勢力に立ち向かう。


■余談

没になった『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』にも登場する予定だったが、このグリッドマンが電光超人グリッドマンと同一人物かは不明。
というかその辺が決まる前に没になったため、曖昧な設定なのだ。
そのため『F』のあらすじには「グリッドマン(かつてのグリッドマンとは別人?) 」とハッキリしない文が書かれている。

演じた緑川氏はグリッドマン当時新人声優であり、本役が初めての特撮出演である。
『SSSS.GRIDMAN ~Past & Future~』で語った所、当時本作のナレーションをしていた真地勇志氏から特撮の掛け声は喉を潰しやすいから気を付けるようにアドバイスを受けたらしい。

緑川氏はグリッドマンの事を「あまり深い事を考えていない無垢なイメージ」「ピュアでカッコいいヒーロー」と語っている。
またアニメで再度演じるうえで原作での演技を確認せずに演じている。
というのも当時新人で話数によって演技が変わっていたので、確認する事で現在自分の中に残っているイメージが崩れないように、あえて今の自分で演技をする事にしたとの事。
そのほか当時は素で高いトーンだったが今では無理なので、意識して高めに演じているとの事。

『SSSS.GRIDMAN』のグリッドマンは特撮版と同一人物だが、当初繋がりがあるかは決めていなかった。
初期設定ではアレクシスとの戦いでバラバラになり不完全となっただけで、その完全な姿は特撮版との繋がりはなかったのだ。
しかしグリッドマンの声優を誰に頼もうかという段階になった際に、監督ができたら緑川氏に頼みたいなと考え、
無事緑川氏がオファーを引き受けてくれたので、じゃあ特撮版と同一人物でいこうとなったのである。
そして原作と同一人物だと強すぎるので記憶喪失となった。





Wiki篭り……君の使命を思い出してくれ!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • グリッドマン
  • 電光超人グリッドマン
  • SSSS.GRIDMAN
  • 緑川光
  • ヒーロー
  • 二次元
  • 異世界人
  • 天然
  • 説明不足
  • ライトニングアタッカー
  • エージェント
  • ハイパーエージェント
  • アクセスコードはGRIDMAN
  • GRIDOMAN←ではない
  • 最大の敵は処理落ち
  • 円谷ヒーロー
  • 夢のヒーロー
  • グリッドマン同盟
  • Special Signature to Save a Soul
  • 戦国グリッドマン
  • エネルギー生命体

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年02月17日 14:42

*1 なお、この回の一平の打ち間違いは有名だが、それ以前でも何度も普通打ち込めているのでこの回限りだったりする。

*2 コンピューターワールドに住むコンポイドという生命体で、アノシラスの友達。今でいう初音ミクのような存在。

*3 追加アーマーの元になったのは同作で融合したヒカリ・カイザキが亡弟と共に空想していたヒーロー「シルバークラティオン」のイメージ。

*4 かつて裕太と共に戦ったのがこの姿だったからなのか、一体化する前から裕太にプライマルファイターへの適性があったのかは不明。

*5 その際、一部装甲が変化してフィクサービーム噴射口と思しき部分が露出している。