レッド(ポケットモンスターSPECIAL)

登録日:2010/09/22(水) 14:12:31
更新日:2024/01/14 Sun 01:55:18
所要時間:約 7 分で読めます




ハンデのある相手に勝ったって、
そんなのうれしくないじゃんか!


漫画『ポケットモンスターSPECIAL』の登場人物。


○概要

モデルは初代ゲーム版の主人公。特徴として髪型がスネ夫の如く3本のトサカみたいになっている*1。これはキャラクターデザインをした初代作画担当の真斗氏によるとガンダムWのデュオがモデルらしい。
第1章&第2章はゲーム版と違ってキャップ帽は逆向きに被っていて、中のTシャツは黒、リュックもない。第3章ではキャップ帽を前に被る&中のシャツも白とゲーム版と完全に同じになり、バンダナを左足に巻いていた。
第5章からファイアレッド・リーフグリーン主人公の物と同じ服装に。

今更、大した秘密も無いだろうが何気に他の図鑑所有者と違って身内関連の話が皆無(ゲーム版の母親に該当するキャラもいない)。

人やポケモンに好かれ影響を与えやすい気質の為かトラブルに巻き込まれやすく、また本人の意図しないところで種を作ってしまう事がある。
主人公体質の影響か?

○プロフィール

メイン担当:第1章第5章
  誕生日:8月8日
   星座:獅子座
   年齢:16才(第6章時)
  血液型:O
  出身地:カントー地方マサラタウン


○性格

心の優しい熱血漢だが、物語当初はお調子者でうっかり屋な部分があり、度々痛い目に合う事があった。しかしカントーの冒険を通して立派なトレーナーへと成長していった。

例:
  • ロケット団を撃退したので助長してたらカスミに大敗。鼻っ柱を折られた。
  • 自分の強さを褒められたので有頂天になり、ブルーに不良品のアイテムを大量に掴まされた。
  • 不可抗力とは言えマサラがロケット団に襲われる原因を作ってしまう。

……うっかり屋過ぎだろ?

ときどき天然だったりする。

レッドの手持ち

該当項目を参照。

○各章での活躍

第1章

地元で一番強いと自負していたが、偶然見つけた幻のポケモン「ミュウ」にあっさりと負けショックを受ける。
このため、強くなる方法を探してオーキド博士を訪ねた。

留守中に不法侵入したことでオーキドから不信を買うが、すったもんだの末信用を勝ち取りポケモン図鑑とフシギダネを受け取った。
かくしてレッドは、究極のポケモントレーナーを目指し冒険の旅へと向かったのである。

そして旅の中で様々な戦いを経験する事になる。
ジムリーダーとの戦い」
「シルフカンパニーでのロケット団との決戦」
「最強のポケモン・ミュウツーとの死闘」
「ロケット団首領・サカキとの一騎打ち」
これらを経て、トレーナーとしても人間としても成長していった。

そして、トキワに立ち寄った際に出会った少女にトレーナーとして大切な事を教え、
「最強のポケモントレーナーでジムリーダー」になる事を約束。ポケモンリーグに挑む。

ポケモンリーグでは順当に勝ち進み決勝戦に進出。
グリーンを接戦の末に倒し9代目優勝者となる。


第2章

チャンピオンになって以降、多くの挑戦者を退けていた。
そんなある日、四天王のシバから挑戦状が送られ、レッドは意気揚々と戦いに向かうも、そこで行方不明に。

これが第2章の戦いの火種となる。

事件中、正義側のジムリーダー達の調査により、オツキミ山にて氷付けにされていた痕跡を発見。
しかし肝心の行方は分からずじまいに。

だが最終決戦の最中に再登場。サカキ*2によって救出されていた事が判明。
この時、使ってもなくならない「クチバ湾の進化の石」をサカキから受け取った。
シバとの再戦を制し、四天王トップ・ワタルとの決戦に挑むイエローを援護した。
この頃から異常な天然ぶりを発症。ある女の子に同棲を持ち掛けてしまう。


第3章

トキワジムのジムリーダー試験に合格。
だが、前章で受けた傷が重くジムリーダーを辞退。ジムリーダーにはグリーンが代わりに就任。

傷の静養のためにグリーンから借りたリザードンと共にシロガネ山の秘湯へ向かった。
それと同時に秘湯をカメックスの大砲に補給した。後にそれが逆転の一手に。

終盤、運命のスプーンの導きで最終決戦で戦線に復帰。
ブルーや後輩達をサポートした。

イエローが、トキワの森で出逢った女の子だと言う事にやっと気づく。

ラストで再び天然を発症。
某少女、カスミと三角関係のような感じになってしまうが、ゴールドの機転により回避に成功。
ゴールドと共に修業のため、シロガネ山に向かう。
この時のエピソードが後に「ポケモン・ザ・コミック」で『シロガネ山修行編』として収録された(単行本未収録)。

オーキド博士から、そのバトルの才能から「闘う者」と称された。


第5章

久しぶりに帰省したマサラで「図鑑の所有権を剥奪する」というオーキドのメッセージを受け取る。

しぶしぶながら図鑑を放棄するも、行方不明のオーキド博士を探しナナシマへと向かう。
そこで待っていたのは新幹部を携え復活したサカキとロケット団、そして謎のポケモン「デオキシス」だった。

デオキシスとの不思議な共振に不安を感じつつも、ナナシマ全体を襲撃するロケット団にグリーンや四天王カンナと共に立ち向かう。

その中でレッドはデオキシスと戦うも惨敗。
ナナシマ住民に疫病神扱いされ、図鑑所有者でなくなった自分に意気消沈、家族の為にそれでも立ち上がったグリーンやブルーと違い自分は誰のために戦えば良いのかと苦悩する。
しかし、再会したミュウツーに諭され自分自身の為に再び戦いへと向かう。

オーキドを救い、新たな図鑑を手にしたレッドはサカキと再び一騎打ちを行う事になる。
互いのトレーナーとしての誇りを賭け、ミュウツー対デオキシスのタイマン勝負となった。そこで自分とデオキシスの不思議な縁を知る。

最終的には勝利を掴むも、敵の奇襲によりイエローを抱えながら仲間と共に石にされてしまう。


第6章

“石像”としてバトルフロンティアに運び込まれる。
終盤、幻のポケモン「ジラーチ」のねがいごとで復活。

後輩の図鑑所持者達と力を合わせ、事件解決の戦力となる。

三度、天然発動。
図鑑所有者でトーナメントを行う発端を作る。エメラルド涙目。


第13章

第5章の事件を引き起こした「ルビー」と「サファイア」なる二つの石*3が、再び宝珠へと変化していったことを保管していたマサキから聞いたレッドは、
ブルーと共にそれを奪った二人の男を追ってホウエン地方にたどり着いた。

だが、ゲンシカイキした超古代ポケモン二体の攻撃を食らいブルーもろとも失神。サカキに助けられた。
迫りつつある巨大隕石を前に、レッドは釈然としない思いを抱えつつも呉越同舟で戦いに挑み、
カントー・ジョウト・ホウエンの総力を合わせて隕石を撃破することに成功した。

なお時系列的には第7章の前の話だが、この時点でメガシンカを継承していた。



◇台詞集

「ハンデのある相手に勝ったって、そんなのうれしくないじゃんか!」

「いっくら強いポケモンをつれてたって、いっくら力があったって…ポケモンと仲良くできなきゃ楽しくないのに…。」

「いいかい?ポケモンはやさしくて、でもこわい生き物だ。」
「ポケモンを使って悪いことしようとする人が飼い主では、ポケモンも悪い子に育っちゃう。」
「正しい、優しい気持ちで育てれば、いつまでも友だちでいてくれる。…わかるよね!?」

「いっそ、みんなで暮らすか!?」

「目の前でオレたちの友だちがあれほどつらい目にあったんだ。戦う理由としては…十分だ!!」

「どうせ一度は逃げ出したオレなんだ!かっこ悪くったっていい!」
「行こう!『自分探しの戦い』へ!」

「『戦いの場にあるものすべてを使いバトルを組み立てろ』…そう教えてくれたのは…、サカキ!!たしかおまえだったよな!!!」

「…オレか?オレは…、レッド。マサラの図鑑所有者レッド!"戦う者"だ!!」

「いっそ、全員でトーナメントでもすっか!?」


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最終更新:2024年01月14日 01:55

*1 この関係か穴久保版の赤井勇(レッド)やアニポケ(漫画『電撃!ピカチュウ』版を含む)のサトシなどと違い、ゲーム版主人公の特徴の横に突き出たツンツン髪が再現されてない。

*2 この時本人はサカキの顔を確認できなかった為、判らなかった

*3 第4章の事件で使用された、「紅色の宝珠」と「藍色の宝珠」が砕けたもの。サカキの手でホウエンの風土を再現するのに活用された。