ウルトラマンルーブ

登録日:2018/10/21 Sun 11:31:24
更新日:2024/03/04 Mon 22:51:20
所要時間:約 5 分で読めます




※推奨BGM:「戦い 優勢」


なんて強さなんだ、あの怪獣…!

このままじゃ負けちまう!

思い出してカツ兄!イサ兄!
お母さんが言ってた事を!

そうだ…兄弟2人なら!

何でもできる!


次回 ウルトラマンRB


まとうは


俺色に染め上げろ!ルーブ!!










\ウルトラマン!/


【光】



\ウルトラマンベリアル!/


【闇】



弾けろ!最強の力!


【火】

【水】

【風】

【土】


キワミクリスタル!


セレクト!

クリスタル!


兄弟の力を一つに!


【極】



まとうは極!金色の宇宙!



画像出典:ウルトラマンR/B(2018年7月7日~)第15話「まとうは極」より
©円谷プロ、「ウルトラマンR/B」製作委員会

ウルトラマンルーブ!!



ウルトラマンルーブは、特撮テレビドラマ『ウルトラマンR/B』に登場するウルトラ戦士の一人。


プロフィール

身長:53m
体重:4万6千t
最大飛行速度:マッハ8.6
最大走力:マッハ2.5
水中潜航速度:マッハ1.8
地中潜航速度:マッハ1.6
最大ジャンプ力:820m
腕の力:9万t
握力:5万t

声:平田雄也&小池亮介



概要

湊カツミ ウルトラマンロッソ 湊イサミ ウルトラマンブルが、ルーブジャイロとキワミクリスタルを使って合体変身することで出現する第3のウルトラマン。
その成り立ちからスーパーウルトラマンに分類される。
スーパーウルトラマンとしてはテレビシリーズでレギュラーとして登場するのはウルトラマンギンガストリウム以来となる。

公式での名前の英語表記(R/Bの読み)は「Ultraman Ruebe」となっており、造語と思われる。

銀と黒を基調にしたボディに金のラインが走るシンプルなデザインを持ち、フォルムはロッソとブルの折衷となっている。
が、パッと見では両者との関連が分かりづらく、愛染マコトことチェレーザも初見では「誰?」と首をかしげていた*1
細かいポイントとしては、カラータイマーの周囲に施されたプロテクター部に赤い結晶、両肘部に青い結晶にロッソとブルの要素があること、
頭部にはロッソの2本角とブルの1本角が合わさった3本角、ロッソ寄りの顔は面積に対して目が小さくやや中央寄りなことなどがある*2

スーパーウルトラマンではあるが、ロッソとブルの本来の姿がこれというわけではなく、ウルトラマンサーガのような強化形態になる。
クリスタルチェンジによってタイプを使い分ける能力の一部であり、いわば光と闇のクリスタルを同時に使うタイプチェンジである。
このため予めウルトラマンロッソとウルトラマンブルに変身する必要はなく、映画『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』では人間体から直接合体変身を行っている。
なお、逆にこの形態から分離した場合、基本形態への強制的なタイプチェンジとなり、分離後の姿はロッソフレイムとブルアクアになる。
活動時間やエネルギーの残量もロッソとブルに依存しており、両者のカラータイマーが赤になってから変身した第21話ではルーブのカラータイマーが最初から点滅状態になっていた。

美剣サキの言葉によれば先代ロッソとブル、そしてグルジオ惑星O-50から力を授かった3人の戦士であり、かつてのルーゴサイトとの戦いでも終始3人で戦っていたらしい。
なお、この形態は湊兄弟の絆の力によって発現したパワーアップ形態であり、先代ロッソとブルは光と闇のクリスタルを使えず、ルーブへの変身能力を持っていなかった。
イサミとカツミがジャイロを通して見た光景にルーブが登場しなかったことや、ウルトラマンルーブ降臨の際にサキが驚いた表情を見せていたのはこのため。
一応、ルーブへの変身自体は光と闇のクリスタルの仕様であるものの、2人の戦士がクリスタルを使いこなせて初めて変身できる一つの境地であった。

この形態のインナースペースは金色で、虹色の粒子が舞う中でカツミとイサミが静かに並び立つ方式。
新世代ヒーローズの中では珍しく、合体前には何かとかわされていた私語もぱったりとなくなっている(喋るのは基本的に技名呼称くらい)。
掛け声の変化やその能力と相まって、ロッソ&ブルで強調されていた、ウルトラマンゼロウルトラマンエックスなどの「人間味の強いウルトラ戦士」とは逆に、
皮肉にもチェレーザが望んでいた「神秘の巨人・ウルトラマン」としての側面が強く出ていると言える。

なお、変身時のジャイロ操作、および戦闘中の基本動作はカツミ1人が担当する。
そのために残されたイサミはカツミのすぐ傍で勇ましい顔をして変身プロセスを眺めながら決め台詞を言うだけという、少々シュールな光景に。

「じゃあ2人でジャイロを引っ張ればいいじゃん」と思う人がいるかもしれないが、そうすると子供が玩具版で再現遊びができなくなる(自分の他にもう一人必要になる)し、引くタイミングを合わせるのもめんどくさいため、仕方がない話とは言える。
一応、キワミクリスタルをセットするときなどの演出はイサミの立ち位置が右に左に変わっており、「2人」を強く意識した演出になっているのがせめてもの救い。

ちなみに同じ合体ウルトラマンかつインナースペースのあるウルトラマンギンガビクトリーの場合は、変身シーンではショウも参加し、
その後の技の発動の操作は礼堂ヒカルだけになるとはいえ、ショウはショウでビクトリーランサーを振り回すため、
ルーブのような意見はほとんど出ていなかった。……それを考えると2人とも同じ変身アイテムを使う故のシュールさと言えるかもしれない?

変身時のぐんぐんカットは虹色のオーロラを背にブルと同じく左腕を挙げるもの。
ぐんぐんカットが終わって画面が切り替わると右腕を挙げたポーズに構え直し、同時に肘先と胸部にある赤と青の部分が光る。


戦闘能力

スーパーウルトラマンだけあってその力は圧倒的。専用武器のルーブコウリンを振るって敵を圧倒する。
初登場時の爆撃骨獣 グルジオキング戦では火炎攻撃を素手で押し返し、格闘で揺るがし、ルーブコウリンを抑え付けられても強引に切り裂く、と単純にパワーだけ見ても相当な強化を果たしている。
この形態になると大抵の相手と互角以上に渡り合えるようになるため、苦戦した相手は少ない。
『セレクト!絆のクリスタル』にて上位互換形態のウルトラマングルーブが登場したが、こちらは主に格闘戦で無双する描写が多いのに対し、
グルーブは純粋なスペックの高さを活かした戦闘が多く、ある程度の使い分けがなされている。

ただ、基本的にはロッソとブルの戦いは二者のコンビネーションによる連携戦闘が基本であるため、
この形態では全属性包括によりスペック自体は上がるが手数が減る・幅広い属性攻撃が行えないという別の問題がある*3
幾多の戦いを経てロッソとブルの実力も上がっているため、ルーブへの合体がなくても強敵と渡り合うことはできるが、
パワーや技の威力に関してはルーブのほうが断然上なので、ルーブの圧倒的な力が必要なときのみ合体を行なっている。

欠点は素の防御性能がイマイチなことで、ガードして受けた攻撃では大したダメージを受けていないが、
強力な攻撃を直に食らったときのダメージが大きく、カラータイマーが青のまま敗北したことが二度ある。
というか、『R/B』シリーズの映像作品においてカラータイマーが青のときにしか負けていない。
カラータイマーが赤に変わって明らかにピンチだった描写も最終回のみで、普段はカラータイマーが赤になる前にある程度敵を追い詰めている。

ちなみにカラータイマーの音はロッソとブルのカラータイマー音を合わせたものだが、ロッソとブルのカラータイマーは同時に鳴り出すことが多いため、耳で聞く分には大して変わらない。

ルーブジャイロとルーブクリスタルを用いての各種技の発動も問題なく可能で、こちらは技や使用するクリスタルによってカツミとイサミが交代する。
この際、普段使っているルーブクリスタルの力はキワミクリスタルで使用されているため、ルーブ専用のクリスタルが使用される。

また、兄弟2人の精神的同調が必須条件であるため、コンビネーションが悪化すると変身自体できない。


★キワミクリスタル


弾けろ!最強の力!

音声:???

『極』の属性を持つ大型のルーブクリスタル。
初回は『光』の属性を持つウルトラマンクリスタル『闇』の属性を持つベリアルクリスタルをイサミ、カツミがそれぞれルーブジャイロにセットし、
トリガーを3回引くことで発生した合成エネルギーにタロウギンガティガビクトリーのクリスタルが融合することで出現した。


待機状態では表面にルーブの顔が刻印されており、展開すると前面カバーが発光、3つの角が展開され「極」の文字がでかでかと浮かび上がる。
ジャイロにセットした際に兄弟の背後に浮かび上がるビジョンは、クリスタルを構成する6人のウルトラ戦士のものとなっている。
二度目以降はキワミクリスタルを既に生成済みのバンクとなっているが、兄弟の背後に6人のウルトラマンが浮かび上がるビジョンは同じなので、
二度目以降も変身に使うクリスタルの力は全て使われていると考えて良いだろう。

ウルトラマンウルトラマンベリアルのクリスタルはサキから 湊アサヒ を介して渡されたもので、他のクリスタルの6倍のパワーを持っている。
「際限なき強さを持つ」光と闇の力だけに、当初はコンビネーションの悪化とそれに伴う精神バランスの崩れもあって湊兄弟はこのクリスタルを使えなかった。


★ルーブコウリン


画像出典:ウルトラマンR/B(2018年7月7日~) 第15話「まとうは極」より
©円谷プロ、「ウルトラマンR/B」製作委員会

カラータイマー部の円状のプロテクターから召喚される専用武器。
八つ裂き光輪をモチーフとしたフォルムを持つ円月輪型のアイテムで、そのまま切断武器として使用可能。
起動すると格納されていた6枚のブレードが展開し、回転させることで切断力を上げ追い打ちをかけることもできる。というか見ていて殺る気満々すぎ!

子供が玩具で真似しても困るからか敵に対して投げつけたりはせず、そのまま手に持って使用する。
遠隔攻撃に使う際は丸ノコ状の光輪を発生させて飛ばすようになっている。
中央にはルーブクリスタルをセットするためのスロットがあり、ここにキワミクリスタルか、別のルーブクリスタルを装填することで必殺技が発動する。

その威力から第16話アバンタイトルでもイサミが「あれこそ究極の力って感じだよ!」と自慢するが、
カツミからも「それだけ大きな責任ができたってことだぞ、イサミ!」とツッコまれている。

カツミが手にすると「ルーブコウリンロッソ、イサミが手にすると「「ルーブコウリンブルの2モードに変化。
前者ではパワーが、後者ではスピードが強化される他、発動する技もロッソ/ブルを反映したものに変化する。
殺気全開の丸鋸状の光輪、絆の力と聞いて某トリニティフュージョンを連想した人もいるとか……。

ただあちらと違ってルーブコウリンは変身アイテムは兼用しておらず、あくまでも武器である。
そのため、実は新世代ヒーローズでは地味に初の新装備・新武器を使わない強化形態となる。


★マコトクリスタル

愛染マコト……ではなく、湊兄弟の妹・アサヒの真の姿たるルーブクリスタル。
『真』と書かれた文字を中心に、の3色の円が周囲を囲んだ形となっている。
ルーブを追い詰めるルーゴサイトの前にサキ/グリージョのジャイロを手にしたアサヒが躍り出た瞬間、ジャイロが輝きこの姿となりカツミの手に託された。

劇中で使用されたのは角が閉じている状態であり、展開するとキワミクリスタル同様星型に角が広がるデザインとなる。
こちらは左右2本が青、真ん中1本が赤であり、ルーブコウリンに装填するとキワミクリスタル装填時に比べてより統一された外見になる。

アサヒがマコトクリスタルと分離して人間の肉体を得た後は次元の狭間に眠っていたが、劇場版にて兄妹の絆の力で復活。
3体融合でグルーブに変身するためのアイテムとなり、角を展開してルーブジャイロにセット、トリガーを3回引くことでグルーブに合体する。
キワミクリスタルとは逆に、属性の文字は展開前の蓋の中心部分に描かれており、展開状態では真ん中にグルーブの顔が描かれている。
閉じた状態ではルーブの必殺技、展開状態ではグルーブへの変身・必殺技に使用される。


使用技

ルービウム光線

ルービウム光線っ!!

画像出典:ウルトラマンR/B(2018年7月7日~) 第22話「異次元かあさん」より
©円谷プロ、「ウルトラマンR/B」製作委員会

ルーブが単体で放つ必殺技。
両腕にエネルギーを集めた後、赤・青・黄の光の軌跡が集まり、腕を十字に組むことで7色の粒子を帯びた金色の必殺光線が放たれる。
この時、肘先の青いパーツと、胸部の赤いパーツが光る。
第16話以降のOPに使用シーンが存在しており、本編では第22話で初使用。カミソリデマーガを粉砕した。

ニュージェネレーションバリア

\ニュージェネレーションヒーロー!/

画像出典:ウルトラマンR/B(2018年7月7日~) 第15話「まとうは極」より
©円谷プロ、「ウルトラマンR/B」製作委員会

「新」の属性を持つニュージェネレーションヒーローズクリスタルをルーブジャイロに装填し、レバーを3回引くことで発動。
両手にエネルギーを集めて腕を広げると、周囲にウルトラマンギンガウルトラマンビクトリー、エックス、ウルトラマンオーブ オーブオリジンウルトラマンジード プリミティブ)の幻影が出現。
そして両手を前にかざすことで発動する。
技名こそ「バリア」ではあるが、その実態は……

画像出典:ウルトラマンR/B(2018年7月7日~) 第15話「まとうは極」より
©円谷プロ、「ウルトラマンR/B」製作委員会

それぞれの必殺光線を一斉射して敵の攻撃を押し返す(どころか押し返しきって光線が直撃する)という完全な攻撃技
バリアとは一体……*4

ちなみにこのクリスタルも、ジードの時のウルトラ六兄弟カプセル同様、出所が不明。
一応こちらの場合、素材元といえるクリスタル自体は揃ってはいる*5

コウリンプロテクション
ルーブコウリンを模した小型のバリアを展開し、攻撃を防ぐ。
攻撃のエネルギーを吸収し、弾き返すことも可能。

ルーブボルテックバスター

高まれ!究極の力!

ルーブコウリンロッソにキワミクリスタルを装填することで発動。
インナースペース内でカツミがルーブコウリンを前に構え、後ろに手をかざすことで虹色に輝く巨大な螺旋状の破壊光線を放つ。
グルジオキングを始めとする多くの敵を粉砕した。

ルーブコウリンショット
ルーブコウリンブルにキワミクリスタルを装填することで発動。
インナースペース内でイサミがルーブコウリンの刀身にエネルギーを収束させ、円盤投げのようにフルスイングすることで虹色の軌跡と共に光輪を投げ放つ。
ネロンガを文字通り真っ二つに両断したほか、『ギャラクシーファイト』ではルービウム光線への繋ぎとして使われた。

シン・ボルテックバスター

マコトクリスタル!
輝け!希望の光!!

カツミがルーブコウリンロッソにマコトクリスタルを装填することで発動。
イサミと共にルーブコウリンを構え、赤・青・金の3色が入り混じった螺旋状の光線を放つ。
発射する際はトリプルオリジウム光線のように、インナースペースの2人の背後にアサヒのイメージが浮かび上がる。
基本的にはボルテックバスターと同じだが、威力がケタ違いに上がっており、ルーゴサイトが放つ「ゲネシスレクイエム」を一方的に押し返して撃破・消滅に追い込んだ。

ルーブコウリンブルに対応した「シン・コウリンショット」も存在するが、使用されてはいない。


劇中での活躍

第15話以降、かなりの頻度で登場しているが、変身を試みることすらなかったエピソード2話ほどもある。
第18話ではルーブで戦うまでもない相手であったため変身せず、終盤の第24話ではドラマパートが大半を占めていたため、出番がなかった。

  • 第15話「まとうは極」
前話で負けたグルジオキングとの再戦で初変身。
これによりようやく作品タイトルを回収した。

2つのクリスタルが発端となった言い争いからコンビネーションが悪化した湊兄弟だったが、アサヒの仲裁などの紆余曲折を経て仲直りし再び変身。
グルジオキングとの第2ラウンドが始まる。

連携を取り戻してもなお、スペックの単純な違いからグルジオキングに圧倒されるが、
アサヒが伝えた母・ミオの『兄弟ふたりなら何でもできる』という言葉で覚悟を決めた2人にウルトラマンとベリアルのクリスタルが呼応。
キワミクリスタルの召喚に成功し、ウルトラマンルーブへと合体変身を遂げた。

跳ね上がった戦闘力に物を言わせてグルジオキングを一方的に追い詰め、最後にはルーブボルテックバスターで完全粉砕。
見事な逆転勝利を遂げたのであった。愛染さん、お疲れさんです。

  • 第16話「この瞬間が絆」
サキの召喚により久々のTV作品登場となったネロンガを相手に変身。
アサヒの声援を受けて立ち上がったロッソグランドとブルウインドの合わせ技で透明化を破ったところでルーブに変身。
ネロンガの電撃攻撃を完全に攻略し、ルーブコウリンショットでトドメを刺した。
強化形態としては実にシンプルな出番となったが、合体前の2人でも十分強くなっているということだろう。

  • 第17話「みんなが友だち」
巨大化した三面怪人 ダダ戦で変身。
両目からの怪光線でブルアクアのバリアをかき消しては瞬間移動で翻弄するダダに対してクリスタルチェンジ。
ロッソグランドとブルウインドの合わせ技で動きを封じを封じた後ルーブに変身。
ルーブコウリンで怪光線をはじき返し、ルーブボルテックバスターでダダの手にした縮小光線銃を弾き飛ばす。
銃が暴発した勢いで光線を受け元の大きさに戻ったダダは、大御所様こと快獣ブースカのおしおきを受けて怪人標本にされるのだった。

  • 第19話「善人と悪人」
キングジョー戦で変身。
予めロッソとブルで装甲にダメージを与えておいてから変身。
ルーブボルテックバスターで破損部を狙い撃ちしてキングジョーをぶち抜いた。
ルーブになってもキングジョーのパワーには一時苦戦したが、今回はサキが援護を行い、キングジョーの動きを封じたため無事に撃破となった。

……のも束の間、サキがアイゼンテック本社の装備を使用し、ルーブの背後から強力なビームを不意打ちで浴びせたため、カラータイマーが赤になる間も無く変身が解除されてしまった。
意外な形でのルーブ初黒星となった。

  • 第20話「星屑の記憶」
サキが変身したグランドキングメガロスに対抗すべく変身……しようとするも、
カツミの心に迷いがあった*6為にキワミクリスタルを発動できず、まさかの変身失敗となった。

  • 第21話「あめ玉とおまんじゅう」
冒頭ではルーブへの合体ができない中、グランドキングメガロスの攻撃を跳ね返すことで倒すという、ロッソとブルの地力を見せる。
ただし、直後にロッソとブルは力尽き、戦いはほぼ引き分け同然となる。

本編でもやはりカツミが原因で合体できず、サキの変身したホロボロスに苦戦を強いられるが、
「自分たちは誰よりもまず家族を守り、そして地球も守る」ということを思い出した結果再び連携を取り戻し、再度合体できるようになった。
ルーブに合体した後は一気に形成逆転となり、ホロボロスを撃破寸前まで追い詰めたが、アサヒがサキに懐いていることに配慮し、トドメは刺さずに終わった。

  • 第22話「異次元かあさん」
カミソリデマーガの体が硬く、ロッソとブルでは歯が立たないと判断してルーブに変身。
変身前は苦戦していたが変身後は圧倒して追い詰め、攻撃を物ともせず、ルービウム光線を放って粉砕した。

なお、カミソリデマーガは起死回生の一手でカッター状の光線を立て続けに放ち、ルーブは一時爆炎に包まれたが、
このときカミソリデマーガはいかにも「これで自分の勝ちだ」と言わんばかりのやり切った感溢れるリアクションを見せていた。

  • 第23話「滅びのクリスタル」
グルジオレギーナに変身したサキを止めるべく変身。
苦戦と言えるほどのこと戦いではなかったが、トドメのルーブボルテックバスターを放つときに一瞬だけ躊躇する素振りを見せていた。
結果的に防御されて耐えられてしまい、反撃のエルガトリオキャノンを受けて変身が解除されてしまう。
第19話に引き続き、またもやカラータイマーが青の状態で敗北を喫した。

  • 第25話「朝日のあたる家」
最後の敵、ルーゴサイト戦で変身。
冒頭で変身した時はサキの最期を目の当たりにした2人が焦っていたこともあって攻撃が全く通用せず、尾から放たれた多数の光線を浴びてルーブへの合体が解かれてしまう。
更なる攻撃を受ける前にミオがインナースペース内のルーブジャイロをロック。
ロッソとブルは強制的に変身解除したためカツミとイサミは難を逃れたものの、ルーブとしてはまたまたカラータイマーが青の状態で負けたに等しい結果となった。

その後のリターンマッチでは2人が冷静さを取り戻し、ルーゴサイトの攻撃を受ける瞬間、咄嗟にルーブへと変身して攻撃をガードしてみせた。
ルーブへと変身してからはそのスペックの高さを活かして善戦し、地上と空中で戦いを繰り広げる。
ルーゴサイトの必殺光線「ゲネシスレクイエム」も一度はルービウム光線で相殺したが、二発目は反応が間に合わずに被弾して墜落。
結局大きな有効打を与えられないままカラータイマーも赤へと変わり、ピンチに陥る。

しかし、アサヒが「マコトクリスタル」を発動させ、ルーブは土壇場でパワーアップ。
「マコトクリスタル」を使って「シン・ボルテックバスター」を放ち、ルーゴサイトの「ゲネシスレクイエム」を押し返してそのままルーゴサイトの体をぶち抜き、見事勝利を収めた。

スネークダークネスとのリターンマッチで変身。本編ではなかった人間体からの直接変身となった。
この際もいつも通りカツミ・イサミがタッチして「オレ色に染め上げろ!ルーブ!」と叫び、2人で一旦ジャイロを出している。
イサミのジャイロは直接使わないのだが、2人のジャイロの力で変身するものなので、別に矛盾した描写ではない。

ジードやアサヒの変身したグルジオレギーナと連携しつつ、スネークダークネスと互角に戦ってはいたが、
スネークダークネスの加勢に現れたウルトラマントレギアのギアギダージを喰らうと変身が解除されてしまった。
カラータイマーが青のときにしか負けないジンクス再び。
この時一緒に戦っていたジード ロイヤルメガマスターもタイプチェンジが解除されてしまっている。


妹を守り続けてくれたゼロさんに変わって!

ここからはお兄ちゃん達の反撃だ!

ウルトラダークキラーのダークキラーゾーンでピンチに陥っていたロッソとブルが、ゼロ達の姿に奮起したグリージョの力によってエネルギーを回復した際に逆転の一手として変身。
「Hands」及び「Ready to beat」をBGMに、ウルトラマンゼロダークネスとウルトラダークキラーを圧倒した。
ダークネスワイドゼロショットを片手で防ぎ、ゼロダークネスとダークキラーの2人を同時に相手にしながら格闘戦で無双。
最後はそれぞれルーブ・ボルテックバスターとルービウム光線で撃破した。

Episode 3にてロッソとブルの状態でギンガ、ビクトリーと共にアブソリュートタルタロス相手に戦い、その中でギンガビクトリーに合体変身した2人に続く形で変身。
タルタロスが亡霊魔導士 レイバトスに気を取られていた隙を突く形でウルトラフュージョンシュートとルービウム光線の同時攻撃を繰り出したが、かわされた挙句アブソリュート・デストラクションの一撃を受けて敗退。
続くEpisode 4ではタルタロスの策略によって復活したグア・スペクター(完全体)を相手に、各々の最強の姿となった他の新世代ヒーローズと総出で立ち向かうも、その圧倒的な力の前に苦戦を強いられてしまう。
その後、「ギナ・スペクターを救いたい」というグリージョの思いに応えるべく、グルーブを経由しつつ、ウルトラマンレイガに合体変身する形で出番が終了した。


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最終更新:2024年03月04日 22:51

*1 スーパーウルトラマンは基本的に誰か一人を基準にするか、合体元の戦士の特徴が出にくいので、この辺りはむしろ合体前のディテールをまんま合わせたギンガビクトリーが異端。

*2 比較的目つきを鋭く、小さめにデザインされる傾向がある後藤正行氏のウルトラマンでも特に小さい。寄り目気味とも言われるレベル。

*3 事実、第16話のネロンガ戦はロッソとブルの連携攻撃で透明化を解除、第19話のキングジョー戦では連携攻撃で装甲に傷を入れており、それぞれルーブでの攻撃を容易にするための糸口を予め作っている。

*4 ルーブ本体はバリアを張る動作を取ってはいる。

*5 出現するウルトラマンの中ではジードのクリスタルのみ未登場だが、プリミティブへのフュージョンライズに使用されるウルトラマンとベリアルの力は登場している。

*6 この時、カツミはサキの過去を知って同情するも、イサミに「地球を爆破するような奴に同情することなんてない」と言われており、サキの心情とイサミの正論との間で板挟みになっていた。