メイド(千年戦争アイギス)

登録日:2018/10/18 (木) 00:43:22
更新日:2023/06/22 Thu 20:30:24
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DMMのブラウザゲーム千年戦争アイギスに登場するクラスの一つ。

メイド→(覚醒)メイド長→(第二覚醒)バトルメイドorアーマーメイド

クラスの特徴

1ブロックの近接ユニット。
そのイメージ通り、特定の条件を満たすユニットを「主人」としサポートする。

具体的なクラス特性は「編成するだけで主人の能力を強化、配置中に主人が死亡した場合撤退扱いとする、配置された主人1人につき自身の攻防+20%(5人まで)」。
主人の定義や強化の内容はそれぞれが持つアビリティ『侍女の忠誠(○○)』および覚醒アビリティ『侍女の献身(○○)』により定義されており、全員異なっている。
基本的に「主人」に自身を含まない傾向にあったが、今となっては例外も複数いる。
この特徴からクラス内での差異が非常に強く、上位レアリティであっても他のメイドの代役は務められない個性派揃いである。
特性の似ているクラスに鍛冶職人が居るが、そちらは攻防バフに特化している代わりに撤退支援が無く、主人の人数による強化もされないため使い勝手は異なる。

どのメイドもサポートだけではなく攻撃を行う武闘派。スキルは全て自身の強化であり、主人にも効果が及ぶものは意外と少ない。
サポートメインのクラスであるためステータスは全体的に高くはないが、主人の数に応じて自己強化されるため、数を並べやすい主人の場合はエース級の戦闘力を持つことも可能になっている。
またグラフィック上での所持武器も統一性は無く、各メイドごとに異なっている。

第二覚醒はバトルメイドとアーマーメイド。
バトルメイドは自身のコスト・HP・防御が下がり、攻撃力が大きく上がる。
本人の攻撃性能が上がるが耐久力は下がるのでここは一長一短だが、コストの減少により早期に配置しやすくなるのがサポート職としては特に大きなメリット。
アーマーメイドは防御を中心にステータスが上がるほか、ブロック数が2になり状態異常を無効化する。
こちらは防御寄りの強化がされるため居座りやすくなるのは嬉しい。また常時複数ブロックの麻痺無効ユニットは希少なので、その点でも活用ができる。

ユニット一覧

ゴールド

  • ちびセーラ

プラチナ

  • 術士女官シャーリー
2015年10月に召喚に実装されたメイド。
武器は拳(手甲)で、覚醒するとそれに雷を纏わているグラフィックとなる。
さらには覚醒スキルでハンマー、第二覚醒では大きめの小手に加えてファスナーのような謎の飛翔武器を使う。

主人はメイジビショップサモナーエレメンタラー
アビリティ『侍女の忠誠(術士)』『侍女の献身(術士)』により
編成時にメイジのスキル効果時間、ビショップとエレメンタラーの攻撃力を強化し、サモナーのコストを下げる。

スキルは『雷牙』。自身のHPと攻撃力を上げ、8回攻撃した相手を麻痺させる。
覚醒スキル『ライトニングハンマー』になると全体的に強化されるが初動・再使用が悪化する。
比較的珍しい麻痺スキルであり強敵をブロックできるほどのHPも得られるため悪くは無い。
ただ主人の大半が魔法系であるため、そういう意味ではややちぐはぐ*1

第二覚醒はアーマーメイド。
主人がいずれも遠距離型ユニットであることを考えると、
ブロッカーとしての適性を引き上げる方向性は噛み合っている。

  • 召使いアイリーン
イベント「闇ギルドの召使い」の報酬。
眼鏡をかけた大人しい普通のメイド……のように振る舞っているが、闇ギルドの前ギルド長に仕えており暗殺や諜報など闇の仕事を一通りこなすことができる。
冷酷な一面は眼鏡を外したときにのみ露わにする、というある意味でお約束なキャラ。
元ははみ出し者の互助や一般人との緩衝が主な活動であった闇ギルドだが、新ギルド長に代わったことで魔物と組み世界の支配を目指す組織へと変わってしまった。
アイリーンは殺害された前ギルド長の遺志を継ぎ、今の闇ギルドを止めるために王子配下に入っている。
武器はこちらも拳(手甲)で、スキル中は投げナイフを使う。

主人はバンデットローグ、さらに覚醒後にパイレーツシーフが追加される。
アビリティ『侍女の忠誠(無法者)』『侍女の献身(無法者)』により
編成時にバンデットの最大HP、ローグのスキル効果時間、パイレーツの攻撃力を強化し、シーフのコストを下げる。

スキルは『徒手戦闘術』。自身の攻撃と防御を上げる。
上昇率は最大2倍とかなり大きく、そのわりにスキルの回転も悪くはない。
覚醒スキルは『投剣戦闘術』。攻防を上げたうえで遠距離攻撃するようになる。
主人に近接クラスを含んでおり、その後ろから攻撃できると考えると良好なスキル。

第二覚醒はバトルメイド。遠距離攻撃主体で考えるなら耐久力の低下はさほど問題にならず、
コスト削減と攻撃力上昇でアタッカーとして活躍しやすくなる。

  • 妖魔の侍女リーナ
2017年8月に召喚に実装されたゴブリンのメイド。
アイギス世界のゴブリンは女性であっても人間の感覚からすると醜い容姿であり、ゴブリンクイーンやその娘である3姉妹も「ゴブリンの女性版」としか言いようのない姿をしている。
そんな中でリーナは例外的に人間に比較的近い容姿を持っているのだが、逆にゴブリンから見て"醜い"容姿として母親や姉たちにいじめられた末に捨てられてしまったようだ。
ちなみにリーナの母親はゴブリンクイーンであり、本来の身分的には彼女も姫ということになる。
一方で王子が「本当にクイーンの実の娘なのか?」と疑問を持つ場面もあり、出生に関しては謎も多い。

通常攻撃では魔界の花らしき植物の入ったバスケットで殴る。
覚醒するとサービスワゴン(レストランなどで料理を運ぶためのアレ)で殴るようになり、第二覚醒では小さいテーブルで殴る。。
また弓を持っており、こちらはスキル中に使用する。

主人はエルフ(ハーフエルフとダークエルフ含む)、ドワーフ、ゴブリン、オーク、獣人。
アビリティ『侍女の忠誠(亜人)』『侍女の献身(亜人)』により
編成時にエルフとドワーフとゴブリンの攻撃力、オークの最大HPを強化し、獣人への状態異常を無効にする。
クラスではなく種族(属性)による指定であり、これらのみで編成を組んでもわりとバランスが取れる点で優秀。
実装当初は主人にゴブリンが含まれていなかったのだが、のちに上方修正として追加された。
リーナ自身がゴブリンであるため、これにより初の「自身を主人に含むメイド」となった。
ちなみに2018年10月現在、リーナ以外に味方ゴブリンはいない*2

スキルは『黒ゴブリン式速射弓術』。攻撃の待ち時間を短縮し遠距離攻撃を行う。
覚醒スキル『妖魔のおもてなし』ではさらに自身と主人全員の攻防を強化する。
黒弓ゴブといえばその驚異的な性能で数多の王子を葬ってきた強敵だが、
それに匹敵する速度で遠距離攻撃を行ってくれる頼もしいスキルとなっている。
主人が数を並べやすい、自身も主人に含む、という点でクラス特性の自己バフを受けやすいこともそれを後押ししている。
また数少ない主人へのバフスキルであり、サポーターとしても優秀な効果を持つ。

第二覚醒はバトルメイド。やはり遠距離アタッカーとしての役割を強化できるのは嬉しい。

  • 帝国武術女官マリカ
帝国限定召喚で実装された白の帝国所属のメイド。
設定上はプリンセスのアンジェリーネ付き。元々は殺し屋で、アンジェリーネを暗殺しようとした所を返り討ちにされ、実力で上り詰めて自分に仕えるよう勧誘された過去を持つ。今でも主の身の回りの世話に加えて暗殺や諜報もお役目としているらしい。
「武術女官」の肩書き通り、メイドながら刀を持ち高い戦闘力を持っている。筋肉好きで、腕相撲では王子を軽く下す実力の持ち主。

主人は帝国出身ユニット。
アビリティ『侍女の忠誠(帝国)』『侍女の献身(帝国)』により
編成時に帝国出身ユニットの攻撃・防御・射程を強化する。
リーナと同じく自身を主人に含むメイドであり、こちらは実装時からそうなっている。
また帝国の死亡時撤退(撤退支援)持ちは妖狐のキュウビに続き2人目となる。
リーナと同じく属性指定であり、帝国ユニット中心ないしオンリーで編成を組みやすく、同様にクラス特性の自己バフも受けやすい。また射程の編成バフは全ユニットで見てもなかなか希少で、特に射程が短めの近接遠距離ユニットを多く擁する帝国には嬉しい効果である。

スキルは『居合斬り』。攻撃力を上げて敵を中確率で即死させる。
暗殺が通りやすい雑魚や中ボスクラスまでの処理に適正がある。
覚醒スキルは『居合斬り・刹那』。持続の無い単発スキルとなり、ブロック中の敵全員に攻撃力5倍の貫通&高確率即死攻撃を行う。
こちらは単発高威力であるためボスクラスの敵に適正がある。
ただし他のメイドと同じく耐久力は低いので、強敵を暗殺し損ねて抱えた状態が長引くとあっという間に落ちてしまうので注意が必要。

第二覚醒はアーマーメイド。2ブロック化により覚醒スキルとの相性が良い。
配置バフをうければ壁ユニとして申し分ないステータスになるため、暗殺型ボスキラーとして最前線で戦える。

  • 東国武装女中サクラ

  • 浜辺の武術女官マリカ

  • 王宮侍女ソーマ

ブラック

  • 王宮侍女武官セーラ
長柄の斧を武器とし、「侍女武官」として文・武・家事いずれも完璧レベル。

主人は王子、皇帝、プリンセス系クラス。
「プリンセス系クラス」とはプリンセス(千年戦争アイギス)に記載されている全クラスを指している。要するにクラス名に「プリンセス」を含むクラスのこと。
アビリティ『侍女の忠誠(王子・皇帝・姫)』により編成時に主人のHPを強化する。
覚醒アビリティ『侍女の献身(王子・皇帝・姫)』ではさらに攻撃と防御も強化。
加えていずれにも配置中に王子と皇帝のコストを下げる効果が含まれている。
特に固定で編成に含まれ戦力的にも重要な王子を強化できるのが大きい。

スキルは『宮廷槍斧術・守の型』。自身と主人の防御力を上げる。
覚醒スキル『宮廷槍斧術・攻守の型』。主人の攻防を上げ、自身は攻撃を上げて物理攻撃100%回避。
通常スキルの方が勝っている部分もあるが、ここまで差があると覚醒スキル一択と言ってもいいだろう。
物理100%回避が30秒も持続するため、ボス級の敵を止めつつ遠距離攻撃可能な主人を強化して一緒に攻撃する、といった連携もやりやすくなる。

第二覚醒はブラックなので選択可能。
バトルメイドはコスト減少により展開が速くなる。王子と皇帝のコストを下げるアビリティがあるためメリットは大きい。耐久力の減少は物理100%回避により補えるうえ、攻撃面が伸びるのも相性が良い。
アーマーメイドは物理100%回避の2ブロックという強烈な個性を獲得する。加えて状態異常無効が付くためブロッカーとしての適性が高い。

  • 神癒の召使アリエル
2018年12月に開催されたエウシュリーの最新作「封緘のグラセスタ」とのコラボを記念して実装されたメイド。
イラストと好感度イベントのテキストをエウシュリー側が担当しているが、キャラ自体はアイギスの世界観に含まれているオリジナルキャラになっており、コラボキャラとは違って恒常的に召喚(ガチャ)から入手可能になっている。
つまりはソルジャーのアルティアやメイジアーマーのグレースと同じような扱い。

エウシュリー監修のメイドということで、天使属性を持つメイド天使になっている。
天使属性でエンジェルではないキャラは初。
とはいえ天使系バフは今のところすべてエンジェルクラスの指定なので、現状であまり意味はない。
明言はされていないが、天使に追われていた上に未覚醒時に翼が黒いので堕天使なのは間違いないだろう。
彼女の話から察するに、地上に降臨した時にたまたま出会って世話になった人と関わっているうちに人間を守りたいと思ったため堕天使になったものと思われる。
天使なのに何故かメイドを志しているのもその人と関わるうちに志すようになったため。
出会ってすぐに「私のご主人様になりなさい」と言い出す強気なツンデレ系だが、それは陰での努力に裏打ちされたものでもある。

主人はヒーラー神官戦士ビショップ、アコライト(ルーン含む)。
アビリティ『侍女の忠誠(聖職者)』『侍女の献身(聖職者)』により編成時に主人のHPと攻撃力と射程を強化する。
他のコラボキャラが初出であるアコライトが対象に含まれている点が珍しい。
非コラボのアコライトの追加も期待されていたが、同特性のルーンアコライトが新設される形で実現し、アリエルの主人にそれが追加される形となった。

当初は全体的に使い勝手が悪かったためか、のちに大幅な強化が加わっている。
スキルは『聖なる福音』。自身と主人の攻防を上げ、自身はブロック数0になり遠距離攻撃する。自動発動+永続。
当初は攻防上昇のみで永続でも自動発動でもなかったので別物と言ってもいい変化となった。
攻撃力は低めとはいえ0ブロ近接遠距離は何かと便利。バフも永続するのも嬉しい。
覚醒スキルは『天使の羽隠れ』。自身と主人の攻防と魔法耐性を上げ隠密状態にする。3回目の使用から永続化。
こちらは当初はバフが自身のみ、隠密化が主人のみ、永続化も無しであった。
倍率高めのバフが主人にもかかるようになったこともかなり大きいが、永続隠密化が非常に特徴的。

第二覚醒はブラックなので選択可能。
通常スキル重視ならバトルメイド、覚醒スキル重視ならアーマーメイドが有利。
特にアーマーメイドは覚醒スキルにとって弱点となる麻痺を防げるのが大きい。

回復役強化としては風水使いを含まないのがかなり痛い。
さらに同時実装のコラボキャラであるリリカも対象外なのも残念なところ。
とはいえ強化修正が入った今では特に、主人に対する強化としては申し分ない内容ではある。
アリエルを主体とした部隊、通称「アリエルパ」は、まずアリエルを置いて覚醒スキルを永続化させたのち、隠密化した主人たちを前線に送り込むという戦法で、面白いうえに実用性も比較的高め。
ヒーラー以外の主人は攻撃役としても動けるのもそれを後押ししている。
ヒーラーのロベルトのスキル覚醒にロマンを追い求めることも可能。

  • 水着の筆頭侍女セーラ

サファイア

  • 庭番女官ヒカゲ
小説版2巻の購入特典であり、1巻の特典でもあったプリンセスのカグヤに仕えている。
これが初めて実装されたメイドであったため、メイドというクラス名は適切なのか、という疑問を抱いた王子もいたという。
カグヤの近習であると同時に、密かに御庭番として護衛もしている。
武器は扇を使用している。

主人はもちろんカグヤただ一人の名指し。
アビリティ『侍女の忠誠(カグヤ)』『侍女の献身(カグヤ)』により
編成時にカグヤの攻撃・防御を強化しコストを下げる。

スキルは『扇蝶の舞』。攻撃力を上げ2ブロック2体同時攻撃となる。
殲滅力は増すがブロック数が上がる割に耐久面が変わらない点には注意が必要。
覚醒スキルは『真・扇蝶の舞』。防御も上がるようになるが1回しか使えなくなる。
ヒカゲがどの程度戦場に居座り、どの程度スキルを使うのかを考慮して覚醒するか決めることになる。

第二覚醒はバトルメイド。耐久面が落ちることから覚醒スキルの方が適しているか。
コスト減少と攻撃面の強化により、序盤に出しての雑魚敵処理に適任となる。

最初期のメイドということもあって、後に実装された特性である「主人からの配置バフ」を非常に受けにくい点が不遇。
一応、カグヤを5人揃えて出せば強引にフルバフ状態にできなくもない。
が、当然戦力バランスは劣悪になるし、そもそもカグヤを複数入手する時点で非現実的。

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最終更新:2023年06月22日 20:30

*1 麻痺状態の敵は物理攻撃に弱くなる

*2 義賊サヨがスキル中のみゴブリンの姿になるが、リーナのバフの対象にはならない