登録日:2018/10/16 Tue 00:46:48
更新日:2024/02/22 Thu 02:55:11
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二回戦敗退のジンクスを、打ち破ってやる!
緑満高校とは、
パワプロクンポケット7に登場したライバル校のうちの一校である。
残念ながらアレンジチームでは使用できない。
◆概要
オリエント高校を打ち破り、二回戦へ進出した花丸高校。
そこで彼等を待ち受けていたのが、この緑満高校である。
この高校は、毎年甲子園に出場してはいる物の、何故か毎回二回戦で敗退してしまうというジンクスを抱えている。
湯田くん曰く、「この高校の選手達は個性的、かつ色物揃いでやんす」との事。
さて、この高校に所属している選手達。
言うまでもなく、
カプコンのゲームのキャラクター達が元ネタである。
現在のカプコンの看板ゲームシリーズの一つである
モンスターハンターシリーズ(一作目発売が04年3月。パワポケ7の約9か月前)のキャラがまだ影も形も無いあたりに時代の流れを感じるかも知れない。
「毎年二回戦敗退~」は、「カプコンのゲームは二作目以降は売り上げが振るわない」事と、「カプコン製ベルトスクロールアクションは二面ボスが強敵である」事にかけた物である。
先発投手は主に李勇が勤めており、メンバーの殆どが強震多用、三振、体当たりを所有しているのが大きな特徴。
パワーは全体的に高めだが、特殊能力「エラー」持ちどころかエラー回避がG1もチラホラいるなど守備事情はあまりよろしくない。
内野守備に関してほとんど崩壊状態にあり、さらに恐るべきことにメインポジション捕手の選手がいないという訳のわからないチーム。
一時期デビルスターズからメイン一塁手が消えたりしたこともしていたこともあったが、扇の要を欠くというのははっきり言って異常である。
◆試合前のやり取り
主人公「いよいよ準決勝だ!対戦相手は…緑満高校?」
湯田「このチームの選手達は個性的、かつ色物揃いでやんす。
頭がギザギザのヤツとか、パンツ一丁になっているヤツとか、空を飛んでいる赤いヤツとか。
あ!あの選手は逆さになって回転したでやんす!」
主人公「何をいってるんだ!?」
衛具是「何を騒いでいる。」
主人公「貴方がキャプテンですか?」
衛具是「そうだ。俺達は毎年甲子園に出場しているが、毎回二回戦で敗退している…今年こそジンクスを打ち破ってやる!」
◆試合後のやり取り
主人公「負けてしまった!こんな色物チームに負けてしまうなんて!」
衛具是「これでジンクスを破ったぞ!」
主人公「やったあ!勝ったぞ!」
湯田「次はいよいよ決勝戦でやんす!」
衛具是「ああ、やっぱりジンクスは破れなかったか…。」
◆選手達
【投手陣】
球速は2人除いて140キロ台であり150キロ以上を投げる選手はいない。
コントロールは最も高い選手でCで全体的にはあまり高くない。
打力は投手だけあってあまり高くないが、何かとアレな野手陣と比べると守備能力はやや安定している。何人か内野にコンバートするべき。
元ネタ:
ストリートファイターシリーズの
春麗
上記で湯田くんが言っていた「逆さになって~」は、この選手の事である。
140キロと速球と変化量2の3つの変化球を操る。スタミナはDと低め。
足が
B13と結構速く守備能力も高い。チーム事情的に内野手になった方がいいのでは…
元ネタ:鉄騎(操縦ゲーム)
変化量5のフォークが武器。
元ネタ:
魔界村シリーズのレッドアリーマー
湯田くんが言っていた「空を飛んでいる赤いヤツ」は、この選手の事である。
コントロールスタミナ共に
Fと低く球速は130キロとチーム最低だが変化量2の変化球を4つ操る。
特殊能力のピンチ×と打たれ弱いはこいつにボコられてゲームを投げたプレイヤーの事だろうか。
何気に走力が
B13の俊足。
元ネタ:ウォーザードのタバサ
変化量1の変化球を4つ操るが球速は134キロ。
元ネタ:
サイバーボッツのRライトニング/19シリーズのライトニング
149キロの速球しか投げられず特殊能力もないヤバい奴。
元ネタ:マキシモのマキシモ/ヴァンパイアシリーズの
デミトリ・マキシモフ
非常に高いスタミナ
A200に加え148キロの速球と2種の変化量4の変化球を投げる。
しかしコントロールがG50と非常に低く、マイナス能力が四球+寸前×+ランナー×+一発と四重苦であるため相乗効果を引き起こすヤバい奴。
エラー回避が
G1でエラー持ちのためフィールディングは良くない。
元ネタ:
ロックマンエグゼシリーズの
光熱斗/
ロックマンのライト博士かライトット
ピンチ〇と打たれ強いを持ってるので熱斗な気がする。
141キロの速球と2種の変化球を操る。
野手としてはパワーこそ低いが他はDや
Cでまとまっており卒がない。野手やってくれよ…
【野手陣】
パワーB越えはそれなりにいるので打線はそこそこ。
だが内野守備がファイヤーフォーメーションってぐらいヤバい。味方にとって恐怖である。
元ネタ:
ロックマンエグゼシリーズ
フルネームは、衛具是岩男。
帽子に『六』とあるが、これは気にしないで頂きたい。
バスターは装備していないし、電脳世界は関係ない。
ミートとエラー回避以外が
Bで特殊能力は送球○のみ。
そこそこの能力だが少し地味。
元ネタ:
逆転裁判シリーズの
成歩堂龍一
湯田くんが言っていた「頭がギザギザのヤツ」は、この選手の事である。
キャッチャー◎を持つチーム唯一の捕手だが、色分け通りメインは遊撃手でサブポジが捕手と二塁手。
しかも
エラー回避G1でエラー持ちの守らせてはいけないヤバい奴である。弁護士が被告人(投手)の罪を引き受けてどうする。
他にサブポジを含めて捕手ができる選手がいないのでこいつが一番マシと言う始末。
まあ本職の遊撃手としても走肩守Dに加え上述の致命的欠陥があるので世紀末なのだが。
元ネタ:
鬼武者シリーズの
明智左馬介
パワーが
B115で他の能力もD以上とバランスが良い。
元ネタ:
Devil May Cryの
ダンテ/ガイアマスターの魔王ダンテ/
ロストワールド(CS移植はフォゴットンワールド)のラスボス天帝
パワーと走力と肩力が
Bなのだが
守備力がEでエラー回避がG1なので遊撃手としてはヤバい奴。
他と比べればエラーを持っていないだけが救い。
元ネタ:ヴァンパイアシリーズのザベル・ザ・ロック
パワーと走力はBと高いのだがこのチームの遊撃手の例に漏れず守備力がG2でエラー回避がG1でエラー持ちのヤバい奴。
元ネタ:
ストリートファイターシリーズの
ザンギエフ
湯田君が言っていた「パンツ一丁になっているヤツ。」とは恐らく彼の事である。
パワー
A160と肩力
B13で他はからっきしという脳筋選手。代打でよく出てくる。
下の大蘭徒と並ぶチームの主砲なのだが
一塁手としてはエラー回避がG1のエラー持ちというヤバい奴。
元ネタ:
魔界村シリーズのアーサー/ナイツ・オブ・ザ・ラウンドのアーサー
走力が
B13と高めで他がほぼオール
Cだが
例によって遊撃手でエラー持ち。
守備力が
C10でエラー回避が
E6なだけまだ大分マシな方で
ギリギリヤバい奴は回避できている…かもしれない。
チームで唯一人気者を取得しており、後にプロ入りすることもありチームのスター選手的な位置付けかもしれない。
元ネタ:
ファイナルファイトシリーズ、並びにマッスルボマーシリーズのマイク・ハガー
大体斬鬼江怖と同じなのだがこちらの方がパワーが10低い
A150で肩力が高く
A15。
一塁手でエラー回避がG1のエラー持ちというヤバい奴なのも同じ。
元ネタ:
バイオハザードのタイラント
黒人選手かつチームの主砲でパワーは
A170で走力が
B13の肩力が
A14と身体能力は高いが
二塁手で守備とエラー回避がG1で当然の様にエラーも持つヤバい奴。
ただ立って真正面の球を受けるどころか、それすら通り越して
ウェスカーみたく俊敏に避けてるの域に入るのでは…?
元ネタ:弥七(昔のカプコンのゲームの定番アイテム)
パワーが低く他もバランスこそ取れているものの目立った能力はないが、バント◎を持つバント要員。
元ネタ:戦場の狼のスーパー・ジョー
エラー回避のみEでほぼオールD。
ポジション分布
※太字はサブポジなし、紫字、青字は守備またはエラー回避の低い方がGまたはF、赤背景はエラー持ち
つまり黒文字白背景以外は守らせてはダメな奴。
ポジション |
メイン |
サブ |
捕手 |
|
成歩道 |
一塁手 |
斬鬼江怖、破我亜、佐間輔 |
飛龍 |
二塁手 |
大蘭徒 |
孫尊、座辺留、成歩道 |
三塁手 |
飛龍 |
佐間輔、孫尊 |
遊撃手 |
阿佐、断帝、孫尊、座辺留、成歩道 |
|
外野手 |
衛具是、弥七、枢波錠、慈流 |
|
なんだこのチーム…もう全員有罪でいいんじゃないかな
メインポジションもやたら一遊に偏っていて他が手薄。特に捕手。しかも内野全体がまともに守れる奴がおらず壊滅気味。
遊撃手は無駄に数だけは多いがどいつもこいつも悪い意味でファンタジスタ揃いでロクな奴がいない。得点圏にランナーさえいなければまだ仕事をしてくれる阿佐はまだマシな部類。
スタメン内野手のエラー回避は全員F以下、おまけに三塁手以外全員エラーを持っており得点圏にランナーがいる時その真骨頂が発揮され大変な事になる。
◆後の展開
但し、基本能力は若干ながらも低下してしまっている。
能力が一回り上昇し、特殊能力も威圧感やアベレージヒッターなどを取得し大幅に強化されている。
◆余談
頭の帽子に書かれている『六』は、本来なら『緑』とするべきである。
つまり、これは言うまでもなく、スタッフのミスによる物である。
また、攻略本の座談会でも同様の間違いをしており、『満』の部分が『万』、つまり『緑満高校』と表記すべき部分が『緑万高校』となっていた。
メインポジションが捕手の選手が1人もいないというのが特徴のチームだが、2作後の
パワプロクンポケット9では
メインどころかサブすら三塁手を守れる選手がいないキングコブラ―ズが登場する。
2回戦えるのだが1戦目では唯一の三塁手であった松尾が2戦目ではメイン外野手(サブポジションなし)になるというチームに大穴を空けるような意味不明なコンバートが行われている。
また、コナミつながりで「ときめきメモリアル1」「ときめきメモリアル2」では、甲子園での二回戦の相手は「加不紺高校」である。
「1」においては甲子園に出場可能な部活経験値が甲子園三回戦までの勝利に必要な値と同値なので、まず敗北する事はなく、二回戦で敗北するジンクスから逃れられない高校である。「緑満高校」の元ネタはここにもあるのかもしれない。
追記・修正は二回戦敗退のジンクスを打ち破ってからお願いします。
- 二作目というがエグゼも逆転裁判もバイオも派手にこけたのは四作目だった模様 -- 名無しさん (2018-10-16 13:24:45)
- その後阿佐は輝 -- 名無しさん (2018-10-16 19:06:47)
- 正捕手がおらずサブポジに捕手持ちも鳴歩道しかいない上にこいつがキャッチャー◎があるとはいえ肩守DDでエラー回避Gのエラー持ちと言うキャッチャー事情が世紀末。 -- 名無しさん (2018-10-16 20:36:04)
- ヤバさをわかりやすくしておきました -- 名無しさん (2018-10-17 18:22:26)
- ↑4 コケたというより灰汁が強かったと言ってくれ。逆裁はともかくエグゼとバイオ4作目はコアなファンがいるからな -- 名無しさん (2021-05-28 07:32:46)
- デミトリとザベルがいるのにモリガンは居ないのか -- 名無しさん (2021-06-13 18:17:50)
- ナルホドくんがメインがショートなのに捕手やらされてるのは原作再現っぽいんだよなあ、元々演劇志望だったらしいし -- 名無しさん (2022-09-17 09:43:30)
- 頭がギザギザのヤツはナルホド君の可能性もあるよな。原作でそう言われてるもん -- 名無しさん (2024-02-12 07:27:34)
最終更新:2024年02月22日 02:55